電気少女アマゾンin2

《空を飛んでると思いだすなぁ〜》

どうして、そんなに人間界のことが気になるんです？

気になる人間がいるからだね。

好きとかですか？

そんな単純じゃない。

好きでも嫌いでもない、気になるやつだね。

そいつは、バカだから、自分の命とか顧みないし、自分の好きな人にウソをついてまで、ボクを救おうとしてくれた。

だから、樹雷の力を借りて、何かを返したいんだ。

樹雷には申し訳ないけど、ボクのことを好きな素振りを見せてくれたら。

ボクの力を貸すことに問題はない。

恋人の振りだってなんだってするけどさ、、、

妖獣使いは妖獣の力を操るために自身のエネルギーが削られる。

それに、キコが耐えられるかどうか、、、

ネタイヲのそばにいると、力が湧いてくる。

それで、なんとかしないとな。

ボソッ…ボクがそばにいるんだけどね、、、

え？

ボクの気持ちにも気付いてもらえたらなぁ〜と思って。

樹雷、誰か好きな人いるの？

はいはい、もおーーーーっっっ

惚れた弱みだね、、、まったく。

ボソッ…キコ、一人で笑ってると気持ち悪いぞ。

ネタイヲ、うるさい！！！！