さよならの後2

キコ、もう会えないと思ってた、、、

オレは、オレがキコにひどいことを言ったから、こんなことをしたんだと思ってた。

もしも、怒っているなら、何度でも謝る。

オレは、、、

ネタイヲ、、、よく考えるんだ。

誰が大切で、誰を幸せにしたいか。

んなもん、ずっと考えていたさ。

考えれば考えるほど、キコへの思いが募って、ノコのいる嬉しさより、お前を失った喪失感に苛まれるようになって、、、

頼む、戻ってきてくれ。キコ！！！！

んなもん出来るか！！！！

お前を助けるために力を使ってしまったんだ。

お前がバカ過ぎるってことだ。

じゃあ、せめて今だけでも 、、、

《ネタイヲが抱きしめてきた？！》

フッッッ

《今だ！ネタイヲの記憶にうめ込んだ電界路よ電気を通せ！！！！ 》

ビリッッ

いて、、、

約束する。

お前がノコを幸せにできたら戻ってくる。

今、お前の記憶の中に電界路を作って電気を通しておいた。

これで、ボクとの会話はできるはずだ。

ただ、これから、この国に大災害が起こるだろうと思っている。

その手当てをしないといけないから、いつでも通じるとは限らないけどな。