電気少女vsとある組織6

きみは電気少女といわれるものか？

その電気少女と呼ばれるものの思念体だ。

我々は君たちの敵ではない。

力を貸して欲しい。

一切、そうした類の話はしない。

なぜ？

きみはAIまたはその類とボクは認識した。

ボク達がもつ能力は、この星を滅ぼす力がある。

それは、人間や人間が作り出したものが支配してはならない禁忌だ。

どんな権力、破壊力、財力をもってしても、脅迫をしても屈しない。

だから、ネタイヲというボクらのマスターがいいと言わない限り、ボク達は絶大な力を行使しない。

交渉人は猛根タイヲという日本の高校生ということか？

そういうことだ。

例えば、人道的な解決につながる依頼であっても、猛根タイヲに話しを通せということか？

そういうことだ。

それでは、きみをここで抹殺しても屈しないというのか？

もし、そうした場合、きみ達が欲しがっている能力は発動させることができず、ボク達に関する情報を消滅させるだけだ。

いいか、Desktop さん。

刃を向けての交渉に、人道的話しはついてこない、と多くの人は思うだろう。

人道的だと唱えることは勝手だが、それは後世の歴史家が評価することだ。

今を生きる者に勝敗という現実はあっても、その果実はその後にやってくる。

多くの犠牲を払ってね。

人類の歴史は、お前にそう教えてくれなかったか？

おそらく、次はネタイヲを殺すこと、人類を殺すことを切り出すのだろう？

だが、これだけは言っておく。それも人間は予見していたと。

Desktopさん、さよなら。

キコ！！！！

無事かーーっっ？？？？

ふふ、、、最後は、樹雷の、、、腕の中か、、、(あくまで電脳世界のキコの意識のイメージ)

AI と相討ちってとこか、、、