第81話 この星はどうなる

文字数 784文字

 細菌の蔓延、気候変動。その上ロシアのウクライナ侵攻。
誰も、あの戦争を止めさすことはできないの?できないのだろう。
日本の真珠湾攻撃のように、意をついたのではなく、予兆は十分に
あった。というよりずっと戦っていたという。子供までプーチンが
悪いのだという。容赦ないあの砲撃は、多くの国、民が心を痛めている。

 中国と台湾にしても、お互いに強気だから一触即発を案じている矢先、
アメリカの下院議長ペロン氏が訪台した。なぜ今なのか?棺桶に片足入れて
いる90のばばあには、理解できない。バイデン大統領も否定的だった筈。
党派分断が深まる米議会では、民主、共和両党が見出せる数少ない一地点
だと言う。その結果。今、台湾を囲むように6つの空、海、で軍事演習。
戦争さながらの四方の銃砲ならぬ新兵器に怯える民の心を察する。私の
世代は、戦争を知り、苦しめられ、生き延びてきたのだ。時は流れて
戦争を知らぬもの同士が、我が、我がと戦っているとしか映らない。

核を行使して、最後はノアの船であの星へ行こうと言うのか?

 核があるから、この地球に生きとし生けるもの皆安心できないのだ。
核保有国と核を持たない国の思惑も二分するだろう。安倍元総理が、憲法
改正に、意欲を燃やし続けた思い、わからぬでもない。同じ思いの日本人
が増えたとしても、核の脅威からだと思う。世界中が平和を望んでいる。
 アメリカは、どこまで日本を守ってくれるのだろうか? 
 日本はどうすれば良いのか。

地球儀を見て思う。こんなちっぽけな日本、潰されるのは瞬時だ。
 
 この地球上ではどこかで、絶えず戦いをしてきた。弱肉強食だ。

 この星は泣いている。その声は断末魔か?

  老婆が地球規模の話などしている時間はない。
日本の足元で、コロナと、国葬と内閣改造で鵜の目鷹の目だ。

 それでもウクライナに平和を。
 台湾の平和が続きますよにと、祈るしかない。8/5日


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