102.  《 ハイタッチの日 》 2023/12/6

文字数 971文字




2023年11月17日 大谷翔平選手二度目の満票MVP決定の映像で我が家は揺れた。
とはいえ、大谷選手の度重なる快挙は今更揺れを生じるほどのインパクトはない、当然の結果と思っている、そのことで揺れたのではない。
受賞シーンの映像に映っていた彼の愛犬(だと思った)が可愛い、愛らしい、ちょっとビーグルに似ている。
グランドスラムのような決定打は大谷選手との笑顔のハイタッチだった・・・「うちの子にもさせたい」、これが震源地である。

「うちの子」とは三代目ビーグル犬でCOCOという名前のお嬢さんである。
現在(2023年12月)で2歳9か月のおてんば盛り、最近ちょっとポッチャリになったとはいえ近所では評判の美人さんだ。

早速ハイタッチを教える、COCOはハイタッチのコマンドもすぐに覚え差し出した掌に掌を合わせる、ただしご褒美付きだけど。
一般的なドッグトレーニングでは、ご褒美として小さな食べ物を用意するものだ、褒めて抱きしめてあげるというのは綺麗ごとに過ぎない。
あっという間にハイタッチを覚えたCOCO、家族としては誰かに自慢したくなるのは自然の成り行きだ・・・SHOHEI と同じだよって。

ふと思った。
「今ごろきっと、日本各地でハイタッチを教えられて練習して、食欲を満たしている愛犬が沢山いるのだろうな」と。

「人と同じことをしない」主義のぼくとしては、痛恨のミスだった。
いくらハイタッチに過ぎないとはいえ、愛するCOCOに不躾で大変失礼なことをしたことを深く反省している。
ということで、ご期待しているであろう(していないか?) COCOのハイタッチ画像は添付しない、その代わり、SHOHEIがご褒美をこっそり入れていた小物入れとよく似たものにする。
TV画面でSHOHEIがガマグチに入れたおやつをハイタッチの時に食べさせていたあれだ、これならきっと差別化になるに違いない。

数日間、ポケットにガマグチを入れ、時折「ハイタッチッ」とコマンドしておやつを与えていた。
そのうち、COCOがぼくのポケットの周りから離れなくなったことが一つ目、COCOがまたちょっとポッチャリになったことが二つ目、そして三つ目はいま述べた人まねしない生き方という理由から、ハイタッチを取りやめた。

SHOHEIの愛犬ハイタッチ騒動に振り回された数日を反省してやまない 今日である。
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