「今日である」を始めるにあたって

文字数 510文字


第二部のタイトル「今日である」は 
真宗 藤代聴麿氏の言葉 「今日である あること難き 今日である」から頂戴した。
( This day, the opportunity of which is indeed difficult to have, is today.)
筆:白石光祐 (本願寺派)

いろいろな解釈ができる、
今日という日をしっかりと生きることの難しさ、
そのことに気づきながらも怠惰に流される人間のちっぽけな存在。
古希を過ぎること二年目、現在(2022年)の日本男子平均健康寿命の72歳になった。
毎日毎日、「病気」「老い」「死」を身近に感じながらも、
何事もなかったかのように一日を終える自分がいる。
 
「サンデー毎日記」は2015年の働き止め以降の五年間、自由気ままな生活の折に触れた感動に自分史要素を加味しながら書き記した56編のエッセイだった。

中締め終了してから2年、前述の藤後素麿氏の言葉が、理由もなく僕の胸を打った。
これからの人生は、健康寿命を全うした残り物なのか?
これからの日々こそが、自分に問われるのではないか?

もう一度、僕の思いを書き残していきたいと思った。
【今日である】毎日を過ごすことができるように。
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