ねずみ拭いが出るんですってー

文字数 1,235文字

やーねー。
北海道では猫拭いが出没した様ですが、獣医学部の飼育施設ではラットの細胞を採取する「ねずみ拭い」が毎日行われていました。
拭う程
ネズミチューチュー
電車かな
拭うと言っても、猫拭いの毛を綿棒で擦る……ではなく、粘膜細胞を擦って採取します。
短毛
中毛
長毛
超長毛
北海道では、アメリカンショートヘア―がアメリカンロングヘア―に進化する!
(進化と言うより適応して毛を伸ばしたんだろうが凄い)
 
ただし、猫っ毛には雪が鈴なりになるので、長毛は刈られる運命にあると言う。
毛刈りだ!
毛刈りだー!
新年早々に、ケツ周りと後肢の七割位をしっかり刈られた散歩中のトイプードルを見かけましたが、冬に毛刈りされて寒く無いんですかね、犬。
プードルって、水鳥を狩る際にはあのカット方法が良かったのであって、見た目の綺麗さの為に冬場に毛刈りしなくても……と思うのですが、東京初雪降る位に寒かったし。
北海道で飼われたヘアレスドッグは、暖炉の前から動かないと牛先生が描いていたけど、北海道みたいに寒くはなくても、小型犬って寒さに弱い生き物だよにゃあ。
チワワとか、良く震えているイメージありますしね。
南アメリカでは食料として小さいから運びやすくて便利だった犬から錬成されしチワワ……ブームになったが、良く鳴くから捨てられるチワワ……黒猫クイズでチクワを間違えて選択しちゃうチワワ……
最後。
地獄の拷問にも使われるチクワ。
禿げで髭なオッサンがそれしか持ってねえなチクワ。
唐突に通過していく大明神チクワ。
金を借りてまで買うもんじゃないのがチワワ。
飼育する為の金はどうするんだって話だよにゃ、あのコマーシャル。
ハスキーブームを起こした漫画は押し付けられたから仕方ない面もあります(そうでなければ話も始まらないし)が、金を借りてまで犬を買うのってどうなんだと。
千円でオマケたっぷりなもんさんならとにかく。
ただし、医療費は高くつく。
正にそれ。
命を預かるには愛だけでなく金が必要。
だから、養える金を先ず貯めろ、話はそれからだ。
犬は、登録も狂犬病予防もしなきゃならないしにゃ。
それに比べて、生きても数年なネズミ……実験に使われたら人間の都合で命を奪われるネズミ……
(やっと話がネズミに戻ったにゃ)
毎日、オスには無い穴を拭われ、何時かは無慈悲に首コキャされる運命にあるラット。その命が何かに役立つかは、研究が上手く行くかにかかっている。
つまり、大抵は無駄になる。
慈悲なんて、対実験動物には……切ないにゃ。
ただし、研究室所属メンバーに「ラットを餌にする生物を飼う人」が居ると、他の生き物の血肉にはなるのです。
猛禽類でも蛇でも良いよ、ラットを食べる生物なら。
ちょっと待て、持ち出して良いのかラット。
生まれたてのラットは冷凍して安楽死させていたのですが、それを餌にする目的で持ち帰っていた人も居たのは事実です。
とりあえず、卒業までは問題にはなっていませんでした。
とりあえず、て。
百○貴族に裏があるように、どんな世界にも裏はあるのです。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

作者代理

 
眼鏡でコミュ症な田舎育ち
毒親育ちが故に歪んでいる

イマジニャリーフレンド

 
モフやかなツッコミ役

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色