鼻出しマスクのニュースで思い出した話

文字数 1,763文字

大学入試も時代によって変わり、コロナ禍においてはマスク装備が必須となる。
いくら喋らないからと言っても、息はするからにゃ。
科目ごとに空気の入れ替えはあるにしろ、密閉された空間で何時間も試験が行われるから、それだけで危険だからにゃ。
(息がしやすい=空気漏れ漏れな)防御力の低いマスクをしても、大声で喋られたら、
 
 いやいや、勢い強く息を吐いたらアカンて
 
とは思ってしまいますが。
不織布マスクが無かった頃は仕方ないが、そろそろ防御力の事を考えた方が良いのではないか?
夏場は暑いし(いくらかは収まりがちだったから)仕方ないけど、感染が増えてきた以上は、不織布を装備した方が防御力的に良かろう。
服だって、冬場に通気性を求めたら寒かろう?
通気性が良いと言うことは、息も漏れまくり汁も飛びまくりってやつでしょ?
汁言うな。
騒ぎになったアラフィフ受験生は、鼻を出していただけでなく咳もわざとらしくしまくって周囲の受験生に迷惑をかけた。
迷惑だから試験監督も注意しに行くし、注意しに行くからには会話も生まれるし、そうなれば余計に集中力は削がれるし、同室受験する羽目になった人達に救いはあるのか。
迷惑なアラフィフに耐えると言う、別の試験が同時進行って嫌だにゃ。
入試試験が行われる日、学部生は講義もないし、基本的には大学に居ません。
が、研究室に所属したら動物の世話は付いて回る。
そして、豚は餌を前にすると煩い。
煩いので、「試験の時間を避けて餌をやれ」と言われる位に静かに行われるべき試験だと言うのに、よりにもよってアラフィフの受験生が煩いと言うね。
「若気の至り」であれば許されることも、成人してから数十年も経った年齢では「どういう思考回路で生きてきたんだコイツ」になるよにゃ。
実際問題、ニュースで年齢が明かされてから擁護のコメントは減ったそうで。
 
さて、大学の定期試験は、問題用紙を持ち帰っていいものと持ち帰っては駄目なものがありました。
そして、その持ち帰ってはいけない試験で一悶着あった。
持ち帰るのは駄目とか、復習させる気皆無じゃねえか。
回収したって処分の手間が掛かるだけだし、問題は分かっても答えは調べなきゃ分からないのにね。
 
で、持ち帰っては駄目な試験で、早く退出して問題を持ちだしたのが居てねえ。
(番号順に座らされるから)持ち帰ったやつの席は隣でね。
わざわざ戻ってきたから、試験を監視していた先生が戻ってきた学生に対して叫ぶ叫ぶ。
学生側は「失格で良い」と認めているのに尚も叫ぶ。
 
「うるせえよ、黙れハゲ」と言いたいが、それを言ってしまったらこちらも失格になりそうだ。
ハゲは髪が少ない分、脳みそにダメージが行きやすくて怒りのおさめどころが迷子になりやすいのだろうか?
何度も学生側が「失格で良い」と伝えているのに何時まで怒鳴る気だ。
なんだ、騒いで学生の心を乱せば、追再試で大学に入る金が増えるからそれ目的か?
 
ハゲが叫び「続けた」理由は謎だが、迷惑でしかなかった。
そもそも、叫ぶ必要はあったのか。
全く無い。
わざわざ問題を持ち帰った学生の元にまで来ていた以上、叫ぶ必要はない。
小声にしないまでも、会話的なデシベルで充分。
ハゲると、頭が沸騰しやすくなるのだろうか?
中学の時も、直ぐキレるのはダントツでハゲだったし。
ハゲ遺伝子とキレやすい遺伝子は関わりが深いとでも言うのか。
そんな仮説、統計を取る時点でキレられそうだにゃ。
「更年期では、ホルモンバランスの変化から感情が不安定になりやすい」と言われる以上、ホルモン量と感情の変化は深く関わっている。
また、毛髪に関してもホルモンバランスが関係してくるので、ハゲとキレやすさの関係は何かしらある。
男性はホルモンの周期的な変化は分かりにくかろうが、女性においてはホルモンバランスの変化で体調が変わるのは、(十代ごろから)言葉で説明出来なくとも体感しているやつですし、ね?
「ね?」と言われても反応に困るにゃ。
ハゲ云々はとにかく、静かにしておくべき場面で騒ぐアラフィフって迷惑なのには変わりない。
本来なら、手本を見せるべき大人が多くの高校生の中で何をやらかしたんだって、ね?
まあ、年は生きてさえいれば勝手にとるからにゃ。
どんなに常識に欠けていても、年だけはとっちゃうからにゃ。
世にも奇妙な大人試験、あったら良いのに。
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登場人物紹介

作者代理

 
眼鏡でコミュ症な田舎育ち
毒親育ちが故に歪んでいる

イマジニャリーフレンド

 
モフやかなツッコミ役

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