さる酉

文字数 873文字

生きている鶏で講義は行われませんでしたが、クリスマス時期に出回るタイプの鶏で講義が行われたことはあります。
ガチョウでも七面鳥でもない、日本の丸鶏クリスマス。
血抜きまではしてある鶏を、指示された手順でさばく。
今でも、鶏を飼っている家では、卵を産まなくなったらやるだろうそこまで難しくない作業です。
ヒヨちゃんは、
NOT 食用。
スーパーで売られていたクリスマス用丸鶏は、内臓は無いと思います。
しかし、一からさばくとなると、砂肝とかレバーとか金柑とか焼き鳥に使えそうな食材が中から取り出せます。
ぼんじりも食べられそうだにゃ。
骨は煮込めば出汁も取れる鶏、実に美味しい。
鶏ハムがブームになった位だし、美味しい肉だよにゃ。
肉は正義
 
と言いますし。
いっそ、七草粥ならぬ七肉丼とか流行れば良い。
凄く胃に負担がかかりそうだにゃ。
対新成人に「今の(若い)内にこってりしたもん食っとけ」的なアドバイスがあったらしいですが、スタミナをつけるには肉です肉。
たんぱく質不足は、筋力低下も招くから否定はしない。
カルニチン豊富な
・牛肉
・羊肉

 
糖質をエネルギーに変えるビタミンBが豊富な
・豚肉

 
低カロリー高たんぱくな
・鶏肉

 
鉄分豊富な
・鴨肉

 
肉によって豊富な栄養が違いますが、違うからこそ丼に寄せ盛り。
天丼なら、海老やら烏賊やら寄せ盛りするしアリ……か?
衣だらけの天ぷらの方が、肉より胃もたれしません?
そりゃ、衣が厚い分油を吸うし、油が古ければそれだけで体に悪いからにゃ。
そんな訳で、七肉の内一種は畑の肉こと大豆。
白いご飯の上に白いおから。
魚肉たる鮭をフレークにして乗せたら紅白っぽくて縁起も良し。
鮭と白米だけでも十分美味しそうにゃ……
その上に、少しの焼いた羊肉と鴨肉を手前に乗せる。
豚カツと衣の薄い鶏天を支え合う人の様な形で奥に配置。
牛肉のハンバーグを真ん中に置いたら七肉丼の完成です。
豚カツと鶏天の存在感。
天丼なら、エビがそそり立つ。
ならば、揚げ物は立たせておけと。
お値段的にも、牛肉、鴨肉、羊肉より豚肉、鶏肉はお手頃だから大き目で。
コスパ問題。
なんにせよ、鶏肉は良いものです。
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登場人物紹介

作者代理

 
眼鏡でコミュ症な田舎育ち
毒親育ちが故に歪んでいる

イマジニャリーフレンド

 
モフやかなツッコミ役

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