サークル合宿? だが断る!

文字数 655文字

獣医学部なもんで、家畜とふれあうサークルも存在するのです。
元々、治療までするのは儲けに関わる家畜の方が多かっただろうしにゃ。
とある文豪なんて、疥癬にかかった犬を置いて引っ越そうとした位だし。
今は家族扱いの犬も、昔は便利なセキュリティわんわん。
某漫画が流行る前は、獣医の存在すら広まってなかったかも知れない。年齢的に知らんけど。
いや、犬飼いなら狂犬病の予防接種は義務(だから獣医の存在を知っている)にゃろ。
犬病予防法(昭和25年8月26日法律第247号)
 狂犬病の予防および発生時の処置について定めた法律。
 1950年に施行。
狂犬病、哺乳類が罹患するのに、犬だけが不名誉な感じになっている不思議。
猫舌も同じようなもんだけどにゃ。
閑話休題。
所属したサークル、
 長期休みを利用して田舎に泊まって家畜の世話をしよう
が活動内容でした。
つまり、長期休みにしか大して活動せず、それに参加しなければ、居る意味が分からないメンバーとなる。
幽霊乙。
だけど、合宿するにも、移動費だけでお金がかかる。
そして、夏休みまでのバイト代ではそれを賄えない。
だから、参加は出来ないししたくもない。
そんな中、上手い事前述の学外実習期間が合宿と被りまして、喜々として不参加ごめんなさいしました。
まあ、授業と単位を捨ててまでサークル活動するのもアホらしいしにゃ。
必修の単位を落としたら留年にゃんだし。
そう。
なので、上手い事合宿不参加を決め込みつつ、図書館の開いていない時間に部室は使う。
上手いとこ取りのサークル活動をやってみたのです、初めての夏は。
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登場人物紹介

作者代理

 
眼鏡でコミュ症な田舎育ち
毒親育ちが故に歪んでいる

イマジニャリーフレンド

 
モフやかなツッコミ役

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