チンした芋です! と謎のもつ煮

文字数 915文字

バレンタインデーを前に、K談社からもつ煮さんが発売されます。
つっこんでやるなよ。
いえ、その呟きのおかげで(?)ハゲの准教授が教授室でモツを煮ていたのを思い出したので。
ここの運営にもK談社が関わっていることだし入りに使ったろうと。
安直な。
ハゲが作ったもつ煮ですが、教授室の外にまで臭いが流れてきてねえ。
器具を洗うのに教授室のシンクも使うから、そこに当たると余計に臭くてねえ。
何を煮ているのか気になって仕方なかったから、器具洗いのついでにそっと臭いの元を見たらモツ。
しかも、子宮らしき物体が切らずにそのまま鍋にINしてるって言う。
何というホラーか。
もつ煮、せめて切ってから煮ろと言うか、塊の状態で煮込んでその後どうやって食べるのかとか、そもそも簡易コンロを持ち込んでまで何故煮込んだのかとかつっこんだらキリがない。
自宅で煮りゃあ良いものを。
そうですよ、わざわざ簡易コンロを使わなくても、百万のテーブルがあるような家なら台所も広いだろうに。
簡易コンロ、冬場の鍋には便利だけどにゃ。
教授室には、他にも大きなレンジがありましてねえ。
なんか、芋をチンさせられましたわ。
インカの目覚め。
今の若い人には、レンチンは分からないんじゃにゃーの?
今世紀製造でも安いレンジはチンって言います。
全て電子制御の製品より、加熱したい分数に合わせて回した後、徐々に0に戻っていって「時間が来たら回路が切れて加熱も停止する」方が単純で安く作れるのでしょう。
単機能の方が確かにお安いにゃ。
とは言え、教授室のレンジ、ぐるっと回しただけじゃ、時間が来てもチーンと鳴るだけで加熱してくれなくてねえ。
わざわざやり方聞く羽目になったわ、ハゲに。
鳴るだけって、でかいだけのタイマーじゃねえか。
そう、しかも教授室のは学生用(卒業生が置いて行ったもの。ボタンでワット数も分数も楽に指定可能)より大きいから正にでかすぎタイマー。
その後、指示通りに操作して加熱が開始されたが、何故レンチンまでハゲの世話をしてやらにゃならなかったのか
断れば良かったのに。
そこが毒親育ちの駄目なところでねえ。
思えば、他の人達は上手く逃げていた。
毒親育ちは、人との距離感がどうもアレらしいです。
大変ですね。
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登場人物紹介

作者代理

 
眼鏡でコミュ症な田舎育ち
毒親育ちが故に歪んでいる

イマジニャリーフレンド

 
モフやかなツッコミ役

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