サークル、部活、同好会

文字数 577文字

大学と言えば、うえーいする為のサークルがある。
うえーい、て。
酔っぱらい神獣も唱える「うえーい」
それは、良く分からないけど便利な言葉。
にゃるほどわからん。
教室で友達が出来ないからこそ、ふわっとしたサークル部屋のドアを叩く。
そう、FUJIYAMAでの夜にクッキーで餌付けされたサークルの部屋のドアを。
クッキーで餌付けって、何処の犬かにゃ?
毒親育ちは、割と飢えを経験している。
だから、食べ物を与えてくれる人には弱い。
毒入り餌にもホイホイされる野良みたいなことを。
毒を食らわば皿までペロリシャス。
いや、サークルに興味を持った理由はそれだけじゃありませんよ?
活動が緩い割に、生協のある建物に部室があって便利だなって。
理由が酷いにゃ。
部室の為に入部する学生も少なくはないと思いますよ?
特に、理系大学で実験が長引くとか、地方から来た学生が多い場合とか、牛の出産の為に帰るに帰れない学部生とか。
出産は突然に……って、何処の漆原か。
部室を第二の自宅として使う学生、私物が増えだすと誰かが怒るまで止まらない。
なんなら、動物を部室に持ち込む「それ、卒業したらどうする気だ」と言う輩まで出現するとかしないとか。
限度を知って欲しいにゃ。
何にせよ、緩めのサークルに参加、それなりに知人を増やし、就活のネタにもなりました。
友達が増えたかは謎だけどな。
人生って、しょっぱくて切ないにゃ。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

作者代理

 
眼鏡でコミュ症な田舎育ち
毒親育ちが故に歪んでいる

イマジニャリーフレンド

 
モフやかなツッコミ役

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色