サークル、部活、同好会
文字数 577文字
酔っぱらい神獣も唱える「うえーい」
それは、良く分からないけど便利な言葉。
教室で友達が出来ないからこそ、ふわっとしたサークル部屋のドアを叩く。
そう、FUJIYAMAでの夜にクッキーで餌付けされたサークルの部屋のドアを。
毒親育ちは、割と飢えを経験している。
だから、食べ物を与えてくれる人には弱い。
毒を食らわば皿までペロリシャス。
いや、サークルに興味を持った理由はそれだけじゃありませんよ?
活動が緩い割に、生協のある建物に部室があって便利だなって。
部室の為に入部する学生も少なくはないと思いますよ?
特に、理系大学で実験が長引くとか、地方から来た学生が多い場合とか、牛の出産の為に帰るに帰れない学部生とか。
部室を第二の自宅として使う学生、私物が増えだすと誰かが怒るまで止まらない。
なんなら、動物を部室に持ち込む「それ、卒業したらどうする気だ」と言う輩まで出現するとかしないとか。
何にせよ、緩めのサークルに参加、それなりに知人を増やし、就活のネタにもなりました。
友達が増えたかは謎だけどな。
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