とら卯

文字数 645文字

地獄では狼や獅子を兎どんがフルボッコしますが、現世のウサギは食われる側(被食者)です。
ピーターラビットにおけるパイのミミガーみ。
獣医学部だと、あの耳の血管で注射の練習をしました。
見えやすいんですよ、ウサギの耳の血管。
毛刈りの窓を作らなくても分かる、耳の血管。
血管が沢山走っているからこそ、体温調節も出来るってアレにゃ。
そんな授業にも使われたウサギですが、研究室で使わなくなったウサギを食べたらしいです。
先輩が持ち込んで食べたらしいです。
狸汁は臭くて癖になるらしいけど、ウサギの肉ってどんな味にゃの?
さあ?
なんせ、汚れた皿がテーブルに出しっぱなしで、ウサギ肉を食べたと聞いただけですので。
何度もありましたよ? 
「食うだけ食って、皿だけ残して放置するマナーのない人間」にイラっとさせられること。
おのれ、自己中。
残しておこうと言う気持ちのある奴なんていねえ。
但し、ハゲが持ってきた虫の甘露煮的な奴だけは残っていた。
揃って、食いたいものは食うが、皿はどうあっても放置する。
おのれ、自己中。
おのれ、自己中。
おのれ、自己中ぅー。
なお、虫の甘露煮は誰も食わずに豚に与えられました。
そして、豚も食べませんでした。
メロンの残りは、貪る様に食べたので、豚は味が分かるし好き嫌いもあるのが分かりました。
蓼食う虫も好き好き。
夫婦喧嘩は犬も食わぬ。
 
甘露煮虫は豚すら食わぬ←NEW!
一粒の種は一粒の種。
だが、狸の悪意が無ければ一粒のメロン種は沢山のメロンをぶーるぁぁぁあ!
 
豚の心も掴んだ良いメロン、食べたかったわ。
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登場人物紹介

作者代理

 
眼鏡でコミュ症な田舎育ち
毒親育ちが故に歪んでいる

イマジニャリーフレンド

 
モフやかなツッコミ役

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