カフェテリアだったよねって話
文字数 844文字
敷地は広くもないのに、大学祭以外にも関係者以外の入れる博物館。
あれ、昔はカフェテリアだったわって思い出。
いや、初代金田一少年がドラマのロケに来た大学だけどさ、七月二十一日から聴いていたラジオのラスト辺りで、たまたま見つけた呟きよ。
まあ、大学がリツした呟きなんだけどさ、博物館と言いつつ元はカフェテリアじゃねえかって。
いや、記念ホールって無きゃ気付かなかったんだけど。
呟きを読んだ時点では、新しい建物出来たのかなって思っていた。
が、どうやら位置的にもカフェテリアだったアソコじゃねえかって。
特に安くも無ければ美味しくもなく、カフェテリアのオシャレさもありゃしない店があったなって。
そりゃ、もう無い店だし、それだけ学生が必要としていなかった店でしょ?
学食って安いのが魅力だろうに、全然安くないから。
東大リベンジャー○で語られた赤門ラーメンと違って、お得感のあるメニューなんて無かった。
店員の笑顔もなんなら無かった。
いや、本当に魅力のない店だったから。
研究室棟の近くの食堂は、古めながらも美味しかったんですけど、カフェテリアの方は味は……
そりゃ、「不味いものでも割と平気な解毒前の味覚」ですら美味しく思えなかったって相当ですよ?
美味しいものに目覚めるのは、色々と美味しいものを食べて、解毒も進んだ後の話なんで。
あの建物、二階は同窓会の縄張りで、大学名入りの履歴書を貰いに行った回数の方が下手したら多いかも知れない。
毒親育ち故に志望動機が浮かばない為に、内定が決まるまでは貰いに行き続けた訳で。
まあ、簡単に内定を貰えたら就活生は悩まない。
博物館は一階だけっぽいから、二階は変わっていないだろうけど、客席と調理場を隔てる壁(?)はまんま残っているっぽくて笑いました。
展示エリアは扇状だし、無理矢理改修した感は否めない……
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