夏休みは、まるっと八月九月

文字数 979文字

地域によって違う夏休み期間。
北海道は短く、暑い地域ほど長い夏休み。
クーラーの導入で、教室は涼しいところも増えたけどにゃ。
とは言え、登下校は暑いでしょう?
朝はまだ涼しいにしても、低学年が帰る時間は昼間なんだし。
マラソンにゃんて、夏場は夜に走っても大変だもんにゃ。
長距離を走るのは冬にやれば良い、駅伝みたいに。
小中とマラソン大会は冬場でしたし。
運動するにも、適温ってあるよにゃ。
運動会も、時期をずらしている学校がある位ですし。
九月の暑いうちに、天国と地獄を流している学校なんて、地獄を味わう子供が多いと思えていかん。
カステラ地獄の運動会
惨事のおやつは飴よ降れ
その点、大学ってのは良いものです。
運動会自体が無いし、暑い盛りは休みだし。
夏場は、移動するだけでも消耗するもんにゃ。
で、なんで休みが長いかと言うと、
 長い休み期間に学外実習させる為
なんですね、獣医学部だからどこかで動物に触れて来いと。
どこかで、って。
大学一年目は、担任が割り振った牧場で四日間牛と戯れねば単位が貰えないのです。
なお、必修科目の為、回避不可能。
夜中に抜け出して、食べ物を確保しにいくあれかにゃ?
担任は「野菜が少なくて便秘になる」と愚痴っていた食事ですが、ろくな食事で育たなかった毒親育ちにとっては十分過ぎる程に十分なご飯でした。
実習先の牧場では、富士宮焼きそばまで頂きましたし。
素敵なB級グルメ!
朝ごはんと夕ご飯は、合宿場で食べて、バスに乗ってそれぞれの牧場へ。
昼ご飯は担任が弁当を配って回るのですが、焼きそばが振る舞われた日は、班のメンバー(女:二人 男:一人)は弁当を残しまくっていましたね。
もったいないにゃ!
残った弁当は堆肥場の牛オソマに混ぜ込んで堆肥になり、やがて堆肥として売られました。
売られるところまでは知りませんが、かもすのにも時間が掛かりますし。
堆肥も人の役にたつから発酵かにゃ?
なんにせよ、再利用って素敵にゃ。
某漫画家は、沢山食べても「全カロリー消費してましたよ!」と言っていますが、牧場のソフトクリームに牛乳に焼きそばにと、酪農家ってのは腹を満たしやすい模様。
焼きそばは、地域によりますが。
まあ、ご当地メニューはバラバラだからこそご当地メニューだもんにゃ。
そんな訳で、美味しい学外実習は、山の涼しい気候の中、ゆるーりと行われたのでございます。
実においしゅうございました。
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登場人物紹介

作者代理

 
眼鏡でコミュ症な田舎育ち
毒親育ちが故に歪んでいる

イマジニャリーフレンド

 
モフやかなツッコミ役

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