基礎ゼミって、ちょっと婚活っぽい

文字数 999文字

大学と言えば卒論、卒論と言えば研究室。
高校でも、研究をしているところはあるらしいけどにゃ。
とは言え、メインはやっぱり大学か大学院か……じゃあないでしょうか。学ぶ方がメインの研究室は。
まあ、否定は出来ないにゃ。
推理漫画の動機にも関わって来る研究室。
最先端技術(当時)の研究をする裏側で、裏切られたと思って命を絶った男の親は藁人形に釘を刺す。
何がどうしてそうにゃった。
おのれみどり
おのれみどり
おのれみどりぃぃぃぃぃ!
唐突の地獄感。
昔話からしても、大切な人を奪われた恨みは動機となりうるってやつです。
今は幾らかマイルドになっているらしいですが、かちかちやま。
おじいさんも、何で止めを刺さずにおばあさんに委ねたのか。
狸汁を作るなら、生かしておく気はさらさらないのに不思議です。
ごんぎつねだと容赦ないのに不思議にゃ。
狸と狐、セットになることが多いのに狐の方が狡賢いキャラが多い様な?
うどんより蕎麦、かき揚げより油揚げの好きな身としては、紺のカップ麺推しですが。
黒いカレーも忘れずに。
で、内容によっては莫大な金を産む研究。
だから、無名な大学だろうと研究室選びは慎重にいかねばならないのです。
オーランチキ藻は金を産む藻だしにゃ。
そんな訳であるのが「基礎ゼミ」です。
研究室毎に四時間の枠、前半の二時間でお題を出して翌週にレポート提出。そのレポートを元に後半の二時間で講義をする。
そうやって、学生は自分に合う研究室を選ぶのです。
やたら時間がかかりそうにゃ。
そりゃあ掛かりますよ。
そして、たかだか四時間の講義の為に本を買わなきゃならないこともあって金銭的にきつい。
また金の話か。
金が無ければ生活もままならない。
例え、それが五百円の本であろうと、大学図書館にあるなら借りて済ませる。
そして、それは私だけでなく、前の週にその研究室の講義を受けた人が借りっ放しで借りられないと言う。
レンタル店と違って延滞金は必要ないからにゃ、図書館。
仕方がないので、情報センターから市立図書館の蔵書を検索、大学から一駅以上の距離にある図書館に向かいました。
ただ、借りる為のカードは無いし、学生証じゃ作れないって言われるしで……半ば泣き落としの様に身分証明を後にして貰いました。
何やってんの。
若さゆえのなんとやら、です。
身分を証明するには公的期間が発行したものでないと駄目。
そんなことも、ぶち当たらないと気付けない位に経験値が無かったのです。
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登場人物紹介

作者代理

 
眼鏡でコミュ症な田舎育ち
毒親育ちが故に歪んでいる

イマジニャリーフレンド

 
モフやかなツッコミ役

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