准教授の引っ越しと不用品

文字数 705文字

とある方の呟きで、「引っ越しの際に荷物を運ぶのは男手」みたいな内容が有ったので、
 
 学生を良い様にコキ使うハゲの話
 

をここに。
もはや、ハゲの准教授(以下、ハゲ)とも言わなくなったか。
百万のテーブルも持つ、金は十分にあるハゲ。
お高い家具は買えるくせに、業者に頼むと高いから男子大学生を捕まえて引っ越しの手伝いをさせる。
報酬は、ハゲの要らないもの。
実にケチなハゲ、そりゃあ髪の毛にも嫌われるって話です。
黒猫にゃまとでひっこしすると、猫さんにゃーにゃーもっふりもふもふ。
研究室に「先輩がバイト先からがめたク□ネコの緑色のジャケット」が(防寒具扱いで)ありましたが、学生は運び手じゃねえ。
そして、何故か娘の着なくなった服を私に与えてくるハゲ。
赤の他人の服をいきなりって。
ですよ。
古着屋で買うならとにかく、会ったことも無ければハゲの家族構成なんて知らないから娘が居たことすらそこで知った位の他人も他人。
何故、ケチなハゲは服を……恩を売りたかっただけか。
自己解決かい!
先輩方が引っ越す際に、食べ物や家電を研究室に置いていくのは理由が分かるし助かります。
が、捨てりゃ済む服を剥きだしで持ってくるって、どういう思考回路なんだハゲは。
ハゲが過ぎて、脳にまでダメージがあったんじゃにゃーの?
ハゲタカはハゲ故に日射病になるらしいですし、ハゲも脳にダメージがあったのでしょうね。
なお、貰った服はハゲの手前、ハゲが定年退職するまでは着て、その後に直ぐ捨てました。
一応着る優しさよ。
甘いだけですよ、ハゲに。
ハゲでも准教授ですからね、所属研究室の。
まあ、他のメンバーみたいに避けておけば、時間の無駄を随分省けたのは曲げようもない事実ですが。
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登場人物紹介

作者代理

 
眼鏡でコミュ症な田舎育ち
毒親育ちが故に歪んでいる

イマジニャリーフレンド

 
モフやかなツッコミ役

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