85、アリー・イブン・アビー・ターリブ(2)

文字数 707文字

アリー・イブン・アビー・ターリブについての続きです。作品集は下の画像から入って下さい。
610年頃にムハンマドはアッラーの啓示をはじめて受けたという。このときアリーは、ムハンマドの妻ハディージャに次ぐ2番目の信者としてイスラームを受け入れたとされる。
アリーが600年に生まれたとしてもまだ10歳以下ですね。
以後アリーはムハンマドとともにイスラームの布教につとめるが、ムスリムたちは度重なるマッカ市民の迫害により、622年にマディーナ(メディナ)への亡命(ヒジュラ)を強いられる。
新しい宗教や思想はすぐに受け入れられることはなく、迫害に苦しめられるのですね。
ムハンマドがマッカを出発する頃にはすでに事態は切迫しており、反対派は彼の殺害計画を練っていた。アリーはムハンマドがマッカを脱出した夜、刺客を欺くために身代わりとしてムハンマドの寝床に横たわった。やがて暗殺者たちが現れたが、彼らはムハンマドの不在を知ると失望し、アリーに危害を加えることもなく去った。アリーはムハンマドの指示によって、その後なお3日間にわたってマッカにとどまり、ムハンマドが知人から預かっていた金をすべて清算してからマディーナへと向かったという。
アリーはよく頑張っています。
ヒジュラ後、アリーはムハンマドの片腕として教団の運営やジハード(聖戦)に携わった。とくに戦場における活躍は目覚ましく、アリーはバドルの戦い、ウフドの戦い、ハンダクの戦いで次々に敵側の名高い勇士を倒し、ハイバルの戦いではイスラーム軍の誰も陥すことができなかったハイバル砦を陥落させるなど、勇将としての名声を次第に高めていった。
アリーはなかなか強いではないか、余は気に入った。
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