1、自己紹介

文字数 1,239文字

今日から新しく『フェリペと学ぶ医学の歴史』のチャットノベルを始めます。小説がこの先フェリペが医者の家に引き取られ大学で医学を学ぶ予定なので、医学の歴史について知っておこうとチャットノベル形式でまとめることにしました。専門知識を伝えるというよりも、それぞれの人物に対してフェリペや他の亡霊の方々が何を感じるかを中心に書いていきます。
作品集には下の画像から入って下さい。
この画像はギリシャ神話に登場する医者アスクレピオスで、彼は神となり医学の象徴になっています。現代でもWHO(世界保健機関)のマークにこのヘビの巻き付いた杖が入っています。
では最初に皆さんに自己紹介をしてもらいます。名前と生きた年代、医学の知識などについて話をしてください。
僕の名前はフェリペ、15歳、1518年にスペインで生まれました。7歳から15歳まで修道院にある孤児院で暮らしました。小説では医者の家に引き取られていますが、このチャットノベルではまだ孤児院にいて、ニコラス先生から勉強を教えてもらっている設定です。
私の名前はニコラス、修道院の中にある病院で医者として働いている。フェリペと同じようにユダヤ人の血を引いていて、修道院の生活に馴染めないフェリペに勉強を教えるようになった。
余の名前はラミロ2世(1086ー1157)アラゴン王の亡霊の中でフェリペに初めて会った。余は修道院育ちなので、医学の知識はかなりあると思う。
余はハインリヒ7世(1211ー1242)フリードリヒ2世とアラゴン王女コンスタンサの長男として生まれた。生きている時は辛い経験をしているが、フェリペとは深い絆で結ばれている。医学の知識は王としての教養で習ったくらいだ。
余の名前はペドロ2世(1174ー1213)ラミロ2世の曾孫でハインリヒ7世の伯父になる。レコンキスタの英雄だったが、南フランスの領土争いに巻き込まれて戦死した。医学についても一通りは習ったが、余は戦術についてや剣術の稽古の方がずっと興味があったので、他のことはよく覚えていない。
私の名前はフアン1世(1350ー1396)皆さんよりずっと後の世代のアラゴン王です。不真面目王と呼ばれています。医学については王としての教養で習いましたが、鷹狩りに夢中になったので他のことはほとんど忘れています。
私の名前はニコラ、13世紀に生きた修道士で、ここの作者のガイドもしている。私は修道院では病人の世話や怪我の手当てもよく行い、アヴィセンナの本を読んで感激した。医学についてはかなりの知識がある。
僕の名前はアントニオ、ニコラさんより15歳年下で、ずっと同じ修道院に暮らしていました。ニコラさんと同じようにかなり長生きで死んだのは85歳位ですが、ニコラさんと最初に出会った15歳位の姿で出ています。医学についてはニコラさんからかなり詳しく教えてもらいましたが、あんまり覚えていないです。
このメンバーでこれから医学の歴史で有名な人物について紹介していきますので、よろしくお願いします。
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