あいつをどう思ってるか知らないが
前のエピソードへ「オヤジの雷」
文字数 222文字
それは、すでにお話しした僕や豹真のことを思い返してもらえれば分かりますよね。
力を持つ言葉が日常会話の中に含まれていればなおさらのことで、常に注意を払っていないと周りの人がとんでもない迷惑をこうむります。
★いいね!
ファンレターを書く
次のエピソードへ 辛い思い出
作品お気に入り
檜皮和洋(ひわだ かずひろ)
父と共に不思議な力を秘めて流浪する少年。頭はそこそこ切れるが引っ込み思案で、自分も他の人も傷つけるまいという思いから、常に重大な決断を回避しようとする癖がある。
しかし、追い詰められて発する力は地球の大気をも震撼させる。
樫井豹真(かしい ひょうま)
超自然の力と屈折した思いを秘めた、小柄ではあるが危険な少年。冷酷非道に見えるが、それは自分の力への誇りと、同じ力を持つ者たちへの熱い思いによる。
刀根理子(とね りこ)
冷淡な言葉の裏に、激しい上昇志向を秘めた少女。自分には厳しいが他人にも厳しく、たとえ年長者でも、直面する問題から逃げることを許さない。物静かだが、時機を捉えれば、やるべきことをやり遂げる。
ただし、最小限の手間で……。