167.高校進学
文字数 801文字
小鳥遊〜!!!!
新学期早々だけど、担任が職員室で呼んでるぞ。
オレも同席しろって、、、
実はね、小鳥遊君の志望校欄が空欄だったから気になってね。
今、愛歌ちゃんと同棲中でしょ?
それで成績が下がってる訳ではないけど、小鳥遊君は、愛歌ちゃんと一緒の高校進学とか考えてる?
すみません。
今のところ白紙です。
少し考える時間をもらえると、、、
今から始めれば、小鳥遊君なら、偏差値の高い高校も行けると思うよ。
それじゃあ、、、志望校決まったら教えてね。
田所君も相談相手になってあげてくれる?
了解です!
進学のことですか?
2人が職員室へ行ったと聞いたもので、、、
愛歌ちゃんは進学先をどこにしたの?
専門学校と通信制高校のダブルスクールです。
母親がお金は出してくれると言ってくれたので、、、
愛歌ちゃんは、やる事、もう見つけてるんだね。
エライエライ!
小鳥遊君とは、高校は別々ですね。
すぐに小鳥遊君なら新しい彼女できそうです!
あ、私、図書館で勉強しますので、では、、、
ま、小鳥遊の女子人気を考えると、愛歌と同棲しながら別々の高校に通うのは無理があるよなぁ〜
中学卒業と同時に別居するんだな!
《愛歌ちゃん、何の専門学校に入るんだろ?》
田所、ボクも図書館で勉強していくよ。じゃあな。
愛歌のことが気になるんだろ?
オレも図書館行くよ。
《愛歌ちゃんが、ポケットWi-Hiとノートパソコンを持参?何の勉強してるのかなぁ?》
あれ?
小鳥遊君と田所君、図書館で勉強ですか?
愛歌ちゃんが何の勉強してるのかなぁって思って、、、
ああ、ユニティーで簡単なゲーム制作をしています。
ゲーム制作、、、
プログラムを自分で1から勉強?
そうです。
《愛歌ちゃんにボクって必要なのかなぁ????》
小鳥遊、完全にノックアウト食らったな、、、しっかりしろ。