102.4人と1匹で始めよう12
文字数 895文字
なんで、愛歌がついてくるの?
だって、メッチャかわいい子じゃないですか、、、
見たいですよ!!!!
オレがいるんで、愛歌ちゃんの心配はしなくていいから。
それじゃあ、オレと小鳥遊君とでコンビニ前に行くから、田所君と愛歌は隠れてて。
こんばんは、先輩。
突然お呼び出しして、すみません。
どうしてもお聞きしたいことがありまして、、、
夜遅いけど、森田さん1人?
はい。
それじゃあ、家まで送ってあげるよ。
先輩!!!!
《正面から抱きつき》
《オレはスルーなわけね》
先輩、私、出会ったときから、先輩のことが好きでした。
、、、、、、、
自分から先輩に告るなんて、エライ!
頑張れ!!!!
愛歌ちゃん、小鳥遊君はキミの彼氏じゃないのかな?
先輩には、お兄さんを亡くした彼女がいると聞きました。
でも、今日会ったとき、先輩のことを無視していました。
あの人は、本当に彼女なんですか?
彼女だと自信をもって答えたいけど、今はライバルが現れてね。
愛歌とは距離を置いているんだ。
それじゃあ、先輩、私と付き合って下さい。
ごめん。
中途半端なまま、他の誰かと付き合うことはできない。
それとも、いい加減な方がいい?
私、中途半端で、いい加減なのか。
ごめんね、隠れて見ていたなんて、フェアじゃないよね。
小鳥遊君、後輩の子を家まで送ってあげて下さい。
それから、キスくらいなら私は目をつぶるよ。
勇気出して告白してくれたんだもん。
あなたがいなければ、、、
《後輩の子に突き飛ばされる。動き出した車と接触事故!!!!》
愛歌!!!!
お願い、あの子がやったって言わないで、私の不注意でって、、、
あの子を送ってあげ、、、て。
《あーー意識が遠くなる》
小鳥遊、早く後輩を送ってやれよ。
100%お前のせいではないけどな、モテるお前に愛歌ちゃんを守れるのか、問いたいね。
早く行け。オレが怒りで殴りかかるかもしれないんでな。
愛歌ちゃんは、オレが病院に連れてくから。