144.告白

ごめん、、、オレ、どうかしてた。

ううん。

謝るようなことじゃないです。

本当はこんな失礼なことを言ってはいけないんでしょうけど、私も田所君のこと好きです。

本当にいいのか？

オレとそういう関係を持って、、、

そういうつもりで来てるから、、、大丈夫。

愛歌、、、

オレは田所君ちに行くけど、小鳥遊君は1人で大丈夫かい？

あ、、、はい。

ただ、自分がどうすべきなのか分からないんです。

このまま、愛歌の前から消えた方がいいんでしょうか？

こういうときこそ、どっしり構えるといいと思う。

仮に、愛歌ちゃんと田所君が関係を持ったとしても、聞かない、知らない。

いい男は、そのくらいじゃ動じない。

小鳥遊君が、それができない度量だって言うなら別れな。

あれ、、、？

なんで涙が出てくるんだろう？

それは、小鳥遊が愛歌にとって1番ってことだよ。

愛歌、、、今日のところは、オレの負けってことで。

LINEで電話

あ、もしもし、小鳥遊？

愛歌が帰るって言ってるよ！

、、、愛歌？

なんでお前が、愛歌って呼び捨てにすんだよ。

オレの1番は愛歌ってことだよ。

認めたくないが、、、お前は愛歌の1番だってさ。

早く愛歌の迎えに来い。

早くしないと、何するかわからんぞ。