86.小鳥遊にライバル6

愛歌も次から次へと大変だわなぁ〜

ま、オレの分まで幸せになって欲しいが、、、

あ、愛歌ちゃん、、、

は、はい。

《小田桐さんから愛歌ちゃんに呼び方変わった？！》

あの、、、私も田所君と呼んだほうがいいですか？

ああ、なんでもいいよ。

その、、、愛歌ちゃんは、小鳥遊のことが好き？

正直、そういうことを考える暇が今までなくて、流れでここまで来ちゃった感じです。

オレの知る限り、小鳥遊は男から見てもカッコイイし、イイヤツだし。

女の子と付き合うのも愛歌ちゃんが初めてだし、告白する時も有言実行だったし。

オレに対する対抗心も本物だよね〜（笑）

でだ、何をするのも一生懸命で普通以上なのが小鳥遊で、オレは何をしても普通。

それでも、愛歌ちゃんのためなら永遠に友達でもイイし、頑張るから！！！！

恋人、、、でなくてもいいってことですか？

愛歌ちゃんの幸せが一番、だよ。

セフレでも、ですか？

そ、そ、そ、そ、そういうのなし。

おーい！！！！

なに、タラタラ歩いてるんだよ！

小鳥遊が、買い物とか食事作るとか考えられないんだけど、、、

愛歌のために、ホットミルクとかサンドイッチとかも作ったぞ。

夜は焼肉か鍋。

一緒に洗い物とか楽しいぞぃ。

私、何してもダメな子ですよねー

そんなことない！！！！

ん、、、

(小鳥遊と田所は睨みあう)