第16話、張均の諫言

文字数 4,313文字

 征賊の将は功なって、洛陽へ凱旋した。

 洛陽の城府は、挙げて、遠征の兵馬を迎え、市は五彩旗に染まり、夜は万燈にいろどられ、城内城下、七日七夜というもの酒の泉と音楽の狂いと、酔どれの歌などで沸くばかりであった。

 王城の府、洛陽は千万戸という。さすがに古い伝統の都だけに、物資は富み、文化は絢爛(けんらん)だった。佳人貴顕たちの往来は目を奪うばかり美しい。帝城は金壁にかこまれ、瑠璃(るり)の瓦を重ね、百官の驢車(ろしゃ)は、翡翠門(ひすいもん)に花のよどむような雑鬧(ざっとう)を呈している。天下のどこに一人の飢民でもあるか、今の時代を乱兆と悲しむいわれがあるのか、この殷賑(いんしん)に立って、(さかん)なる夕べの楽音を耳にし、万斛(ばんこく)の油が一夜にともされるという騒曲の灯の、宵早き有様を眺むれば、むしろ、世を憂え嘆く者のことばが不思議なくらいである。

 けれど。

 二十里の野外、そこに(つら)なる外城の壁からもし一歩出てみるならば、秋は更けて、木も草も枯れ、いたずらに高き城壁に、(つる)草の離々たる葉のみわずかに紅く、日暮れれば花々の闇一色、夜()ければ颯々(さっさつ)の秋風ばかり()いて、所々の水辺に、寒げに啼く牛の仔と、灰色の空をかすめる(こう)の影を時たまに仰ぐくらいなものであった。

 そこに。

 無口に(たむろ)している人間が、枯れ木や草をあつめて焚火をしながら、わずかに朝夕の霜の寒さをしのいでいた。

 劉備たちの義軍であった。

 義軍は、外城の門の一つに立って、門番の役を命じられている。

 といえば、まだ体裁はよいが、正規の官軍でなし、官職のない将卒なので、征賊の将が洛陽に凱旋の日も、ここに停められて、内城から先へは入れないのであった。

 (こう)が飛んでゆく。

 野芙蓉(のふよう)にゆらぐ秋風が白い。

「…………」

 劉備も関羽も、この頃は、無口であった。

 あわれな卒伍は、まだ洛陽の温かい菜の味も知らない。土龍(もぐら)のように、鉄門の蔭に、かがまっていた。

 張飛も黙然と、水ばなをすすっては、時折、ひどく虚無に(とら)われたような顔をして、空行く鴻の影を見ていた。


「劉備殿。もし、劉備殿ではありませんか」

 呼びかける人があった。

 その日、劉備玄徳は、朱雋(しゅしゅん)の官邸を訪ねることがあって、王城内の禁門の辺りを歩いていた。

 振向いてみると、それは郎中張均(ろうちゅうちょうきん)であった。張均は今、参内するところらしく、従者に輿(こし)をかつがせそれに乗っていたが、劉備の姿を見かけたので、

(くつ)を」と従者に命じて、輿から身をおろしていた。

「どなたかと思うたら、張均閣下でいらっしゃいましたか」

 劉備は、あいさつをした。

 張均は、監軍の勅使として、朱雋(しゅしゅん)の元へ巡察に来たことがある。その折、お互いに世事を話し合ったりしたこともある間柄であった。


「思いがけない所でお目にかかりましたな、ご健勝のていで、何よりに存じます」


 と、久濶(きゆうかつ)()べた。

 郎中張均(ちょうきん)は、そういう劉備の、従者も連れていない、しかも、かつて見た征衣のまま、この寒空を孤影悄然と歩いている様子をいぶかしげに打眺めて、


「貴公は今どこに何をしておられるのですか。少しお痩せになっているようにも見えるが」


 と、かえって劉備の境遇を反問した。

 劉備は、ありのままに、なにぶんにも自分には官職がないし、部下は私兵と見なされているので、凱旋の後も、外城より入るを許されず、また、忠誠の兵たちにも、この冬に向って、一枚の暖かい軍衣、一片の賞禄をもわけ与えることができないので、せめて外城の門衛に立っていても、霜をしのぐに足る暖衣と食糧とを恵まれんことを乞うために、きょう朱雋(しゅしゅん)将軍の官宅まで、願書をたずさえて出向いて来たところです、と話した。

「ほ……」
 張均は、驚いた顔して、

「では、あなたは、官職も与えられず、また、こんどの恩賞にもあずかっていないんですか」


 と、重ねて(ただ)した。
「はい、沙汰を待てとのことに、外城の門に(たむろ)しています。けれどもう冬は来るし、部下が不愍(ふびん)なので、訴えに出てきたわけです」
「それは初めて知りました。皇甫嵩(こうほすう)将軍は、功によって、益州(えきしゅう)の太守に封ぜられ、朱雋は都へ凱旋するとただちに車騎将軍となり河南の(いん)に封ぜられている。あの孫堅さえ内縁あって、別部司馬(べつぶしば)に叙せられたほどだ。――いかに功がないといっても、貴君の功は孫堅以下ではない。いや、それどころか、その功は朱雋以上、こんどの掃匪征賊の戦で、最も苦戦に当って、忠誠をあらわした軍は、貴下の義軍であったといってもよいのに」
「…………」

 劉備の面にも、鬱々(うつうつ)たるものがあった。ただ、彼は、朝廷の命なるがままに、思うまいとしているふうだった。そして部下の不愍を身の不遇以上にあわれと思いしめて噛んでいた唇の態であった。


「いや、よろしい」


 やがて張均はつよくいった。


「それも、これも、思い当ることがある。地方の騒賊を(はら)っても、社稷(しゃしょく)鼠巣(そそう)を掃わなかったら、四海の平安を長く保つことはできぬ。賞罰の区々不公平な点ばかりでなく、嘆くべきことが実に多い。――貴君のことについては、特に帝へ奏聞(そうもん)しておこう。そのうちに明朗な恩浴をこうむることもあろうから、まあ気を腐らせずに待つがよい」

 郎中張均は、そう慰めて、劉備とわかれ、やがて参内して、帝に拝謁した。


 めずらしく帝のお側には誰もいなかった。

 帝は、玉座からいわれた。


「張郎中。きょうは何か、(ちん)に、折入って懇願あるということだから、近臣はみな遠ざけておいたぞ。気がねなく思うことを申すがよい」


 張均は、階下に拝跪(はいき)して、


「帝のご聡明を信じて、臣張均は今日こそ、あえて、お気に入らぬことをも申しあげなければなりません。照々として、公明な御心をもて、暫時、お聴きくださいまし」


「なんじゃ」


「ほかでもありませんが、十常侍(じょうじ)らのことについてです」


 十常侍ときくと、帝のお眸はすぐ横へ向いた。

 御気色がわるい――

 張均には分っていたが、ここを(おか)して真実の言をすすめるのが忠臣の道だと信じた。


「臣が多くを申しあげないでも、ご聡明な帝には、()くお気づきと存じますが、天下も今、ようやく平静に返ろうとして地方の乱賊も終熄(しゅうそく)したところです。この際、どうか君側の奸を(はら)い、ご粛正を上よりも示して、人民たちに暗天の憂えなからしめ、業に安んじ、ご徳政を謳歌するように、ご賢慮仰ぎたくぞんじまする」


「張郎中。なんできょうに限って、突然そんなことを云いだすのか」


「いや、十常侍らが政事を(みだ)して帝の御徳を(くろ)うし奉っている事はきょうのことではありません。私のみの憂いではありません。天下万民の怨みとするところです」


「怨み?」


「はい。たとえば、こんどの黄巾の乱でも、その賞罰には、十常侍らの私心が、いろいろ働いていると聞いています。賄賂(まいない)をうけた者には、功なき者へも官禄を与え、しからざる者は、罪なくても官を(おと)し、いやもう、ひどい沙汰です。先ほども義軍の将が、何の褒美も音沙汰もなく城の外に置かれたままになっていました」


 帝の御気色は、いよいよ曇って見えた。けれど、帝は何もいわれなかった。

 十常侍というのは、十人の内官のことだった。民間の者は、彼らを宦官(かんがん)と称した。君側の権をにぎり後宮(こうきゅう)にも勢力があった。

 議郎(ぎろう)張譲(ちょうじょう)議郎(ぎろう)趙忠(ちょうちゅう)議郎(ぎろう)段珪(だんけい)議郎(ぎろう)夏輝(かき)――などという十名が中心となって、枢密(すうみつ)に結束をつくっていた。議郎とは、参議という意味の役である。だからどんな枢密の政事にもあずかった。帝はまだお若くあられるし、そういう古池のぬしみたいな老獪と曲者(くせもの)がそろっているので、彼らが遂行しようと思うことは、どんな悪政でもやって通した。

 霊帝はその悪弊に気づかれていても、いかんともする(すべ)をご存じない。何というお答えもでなかった。ただ眼を宮中の(にわ)へそらしておられた。


「――ご断行なさいませ。今がその時です。陛下、ひとえに、ご賢慮をお決し下さいませ」

 張均は、口を()くし、われとわが忠誠の情熱に、(まなじり)に涙をたたえて諫言した。

 遂には、玉座に迫って、帝の御衣(ぎょい)にすがって、泣訴(きゅうそ)した。帝は、当惑そうに、


「では、張郎中、(ちん)に、どうせいというのか」

 と、問われた。

 ここぞと、張均は、

「十常侍らを獄に下して、その首を刎ね、南郊に()けて、諸人に罪文と共に示し給われば、人心おのずから平安となって、天下は安泰するでしょう」
「それほどまでか。わかった。調べておこう」
 帝は、張均を下がらせた。
 帝と張均の話を帳の影で聞いている者がいた。十常侍の手のものである。

 十常侍の手のものは、すぐに、それを知らせた。十常侍は、「油断しておると、とんでもない忠義ぶった奴が現れる」と額を寄せ企みを重ねた。十常侍は、帝の調べが及ぶ前に、先回って勲功の再調査と追加の恩賞を発表した。その際、劉備の師である盧植の処罰に関しても見直された。

 そうやって、ぬらりぬらりと、十常侍は権力の座にとどまり続けた。

 

 二回目の恩賞の中に、劉備玄徳の名前もあった。

 それによって、劉備は、中山府(ちゅうざんふ)(河北省・定県)の安喜県(あんきけん)()という官職についた。

 県尉(けんい)といえば、片田舎の一警察署長といったような官職にすぎなかったが、帝命をもって叙せられたことであるから、それでも劉備は、ふかく恩を謝して、関羽、張飛を従えて、即座に、任地へ出発した。

 もちろん、一官吏となったのであるから、多くの兵をつれてゆくことは許されないし、必要もないので五百余の兵は、それぞれに話を聞き、故郷への帰還を望むものはそれをかなえ、軍に残ることを望むものは、王城の軍府に託して、編入してもらい、劉備に付いていきたいと望むものの中から、ほんの二十人ばかりを従者として選び連れて行った。

 張均は、自宅で持病の胃薬を飲んだところ、血を吐いて倒れそのまま亡くなった。薬師を買収した十常侍の仕業である。

 冬の日のことであった。


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登場人物紹介

劉備玄徳

劉備玄徳

ひげ

劉備玄徳

劉備玄徳

諸葛孔明《しょかつこうめい》

張飛

張飛

髭あり

張飛

関羽

関羽


関平《かんぺい》

関羽の養子

趙雲

趙雲

張雲

黄忠《こうちゅう》

魏延《ぎえん》

馬超

厳顔《げんがん》

劉璋配下から劉備配下

龐統《ほうとう》

糜竺《びじく》

陶謙配下

後劉備の配下

糜芳《びほう》

糜竺《びじく》の弟

孫乾《そんけん》

陶謙配下

後劉備の配下

陳珪《ちんけい》

陳登の父親

陳登《ちんとう》

陶謙の配下から劉備の配下へ、

曹豹《そうひょう》

劉備の配下だったが、酒に酔った張飛に殴られ裏切る

周倉《しゅうそう》

もと黄巾の張宝《ちょうほう》の配下

関羽に仕える

劉辟《りゅうへき》

簡雍《かんよう》

劉備の配下

馬良《ばりょう》

劉備の配下

伊籍《いせき》

法正

劉璋配下

のち劉備配下

劉封

劉備の養子

孟達

劉璋配下

のち劉備配下

商人

宿屋の主人

馬元義

甘洪

李朱氾

黄巾族

老僧

芙蓉

芙蓉

糜夫人《びふじん》

甘夫人


劉備の母

劉備の母

役人


劉焉

幽州太守

張世平

商人

義軍

部下

黄巾族

程遠志

鄒靖

青州太守タイシュ龔景キョウケイ

盧植

朱雋

曹操

曹操

やけど

曹操

曹操


若い頃の曹操

曹丕《そうひ》

曹丕《そうひ》

曹嵩

曹操の父

曹洪


曹洪


曹徳

曹操の弟

曹仁

曹純

曹洪の弟

司馬懿《しばい》仲達《ちゅうたつ》

曹操配下


楽進

楽進

夏侯惇

夏侯惇《かこうじゅん》

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

韓浩《かんこう》

曹操配下

夏侯淵

夏侯淵《かこうえん》

典韋《てんい》

曹操の配下

悪来と言うあだ名で呼ばれる

劉曄《りゅうよう》

曹操配下

李典

曹操の配下

荀彧《じゅんいく》

曹操の配下

荀攸《じゅんゆう》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

徐晃《じょこう》

楊奉の配下、後曹操に仕える

史渙《しかん》

徐晃《じょこう》の部下

満寵《まんちょう》

曹操の配下

郭嘉《かくか》

曹操の配下

曹安民《そうあんみん》

曹操の甥

曹昂《そうこう》

曹操の長男

于禁《うきん》

曹操の配下

王垢《おうこう》

曹操の配下、糧米総官

程昱《ていいく》

曹操の配下

呂虔《りょけん》

曹操の配下

王必《おうひつ》

曹操の配下

車冑《しゃちゅう》

曹操の配下、一時的に徐州の太守

孔融《こうゆう》

曹操配下

劉岱《りゅうたい》

曹操配下

王忠《おうちゅう》

曹操配下

張遼

呂布の配下から曹操の配下へ

張遼

蒋幹《しょうかん》

曹操配下、周瑜と学友

張郃《ちょうこう》

袁紹の配下

賈詡

賈詡《かく》

董卓

李儒

董卓の懐刀

李粛

呂布を裏切らせる

華雄

胡軫

周毖

李傕

李別《りべつ》

李傕の甥

楊奉

李傕の配下、反乱を企むが失敗し逃走

韓暹《かんせん》

宋果《そうか》

李傕の配下、反乱を企むが失敗

郭汜《かくし》

郭汜夫人

樊稠《はんちゅう》

張済

張繍《ちょうしゅう》

張済《ちょうさい》の甥

胡車児《こしゃじ》

張繍《ちょうしゅう》配下

楊彪

董卓の長安遷都に反対

楊彪《ようひょう》の妻

黄琬

董卓の長安遷都に反対

荀爽

董卓の長安遷都に反対

伍瓊

董卓の長安遷都に反対

趙岑

長安までの殿軍を指揮

徐栄

張温

張宝

孫堅

呉郡富春(浙江省・富陽市)の出で、孫子の子孫

孫静

孫堅の弟

孫策

孫堅の長男

孫権《そんけん》

孫権

孫権

孫堅の次男

朱治《しゅち》

孫堅の配下

呂範《りょはん》

袁術の配下、孫策に力を貸し配下になる

周瑜《しゅうゆ》

孫策の配下

周瑜《しゅうゆ》

周瑜

張紘

孫策の配下

二張の一人

張昭

孫策の配下

二張の一人

蒋欽《しょうきん》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

孫権を守って傷を負った

陳武《ちんぶ》

孫策の部下

太史慈《たいしじ》

劉繇《りゅうよう》配下、後、孫策配下


元代

孫策の配下

祖茂

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

韓当

孫堅の配下

黄蓋

孫堅の部下

黄蓋《こうがい》

桓楷《かんかい》

孫堅の部下


魯粛《ろしゅく》

孫権配下

諸葛瑾《しょかつきん》

諸葛孔明《しょかつこうめい》の兄

孫権の配下


呂蒙《りょもう》

孫権配下

虞翻《ぐほん》

王朗の配下、後、孫策の配下

甘寧《かんねい》

劉表の元にいたが、重く用いられず、孫権の元へ

甘寧《かんねい》

凌統《りょうとう》

凌統《りょうとう》

孫権配下


陸遜《りくそん》

孫権配下

張均

督郵

霊帝

劉恢

何進

何后

潘隠

何進に通じている禁門の武官

袁紹

袁紹

劉《りゅう》夫人

袁譚《えんたん》

袁紹の嫡男

袁尚《えんしょう》

袁紹の三男

高幹

袁紹の甥

顔良

顔良

文醜

兪渉

逢紀

冀州を狙い策をねる。

麹義

田豊

審配

袁紹の配下

沮授《そじゅ》

袁紹配下

郭図《かくと》

袁紹配下


高覧《こうらん》

袁紹の配下

淳于瓊《じゅんうけい》

袁紹の配下

酒が好き

袁術

袁胤《えんいん》

袁術の甥

紀霊《きれい》

袁術の配下

荀正

袁術の配下

楊大将《ようたいしょう》

袁術の配下

韓胤《かんいん》

袁術の配下

閻象《えんしょう》

袁術配下

韓馥

冀州の牧

耿武

袁紹を国に迎え入れることを反対した人物。

鄭泰

張譲

陳留王

董卓により献帝となる。

献帝

献帝

伏皇后《ふくこうごう》

伏完《ふくかん》

伏皇后の父

楊琦《ようき》

侍中郎《じちゅうろう》

皇甫酈《こうほれき》

董昭《とうしょう》

董貴妃

献帝の妻、董昭の娘

王子服《おうじふく》

董承《とうじょう》の親友

馬騰《ばとう》

西涼の太守

崔毅

閔貢

鮑信

鮑忠

丁原

呂布


呂布

呂布

呂布

厳氏

呂布の正妻

陳宮

高順

呂布の配下

郝萌《かくほう》

呂布配下

曹性

呂布の配下

夏侯惇の目を射った人

宋憲

呂布の配下

侯成《こうせい》

呂布の配下


魏続《ぎぞく》

呂布の配下

王允

貂蝉《ちょうせん》

孫瑞《そんずい》

王允の仲間、董卓の暗殺を謀る

皇甫嵩《こうほすう》

丁管

越騎校尉の伍俘

橋玄

許子将

呂伯奢

衛弘

公孫瓉

北平の太守

公孫越

王匡

方悦

劉表

蔡夫人

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

蒯良

劉表配下

蒯越《かいえつ》

劉表配下、蒯良の弟

黄祖

劉表配下

黄祖

陳生

劉表配下

張虎

劉表配下


蔡瑁《さいぼう》

劉表配下

呂公《りょこう》

劉表の配下

韓嵩《かんすう》

劉表の配下

牛輔

金を持って逃げようとして胡赤児《こせきじ》に殺される

胡赤児《こせきじ》

牛輔を殺し金を奪い、呂布に降伏するも呂布に殺される。

韓遂《かんすい》

并州《へいしゅう》の刺史《しし》

西涼の太守|馬騰《ばとう》と共に長安をせめる。

陶謙《とうけん》

徐州《じょしゅう》の太守

張闓《ちょうがい》

元黄巾族の陶謙の配下

何曼《かまん》

截天夜叉《せってんやしゃ》

黄巾の残党

何儀《かぎ》

黄巾の残党

田氏

濮陽《ぼくよう》の富豪

劉繇《りゅうよう》

楊州の刺史

張英

劉繇《りゅうよう》の配下


王朗《おうろう》

厳白虎《げんぱくこ》

東呉《とうご》の徳王《とくおう》と称す

厳与《げんよ》

厳白虎の弟

華陀《かだ》

医者

鄒氏《すうし》

未亡人

徐璆《じょきゅう》

袁術の甥、袁胤《えんいん》をとらえ、玉璽を曹操に送った

鄭玄《ていげん》

禰衡《ねいこう》

吉平

医者

慶童《けいどう》

董承の元で働く奴隷

陳震《ちんしん》

袁紹配下

龔都《きょうと》

郭常《かくじょう》

郭常《かくじょう》の、のら息子

裴元紹《はいげんしょう》

黄巾の残党

関定《かんてい》

許攸《きょゆう》

袁紹の配下であったが、曹操の配下へ

辛評《しんひょう》

辛毘《しんび》の兄

辛毘《しんび》

辛評《しんひょう》の弟

袁譚《えんたん》の配下、後、曹操の配下

呂曠《りょこう》

呂翔《りょしょう》の兄

呂翔《りょしょう》

呂曠《りょこう》の弟


李孚《りふ》

袁尚配下

王修

田疇《でんちゅう》

元袁紹の部下

公孫康《こうそんこう》

文聘《ぶんぺい》

劉表配下

王威

劉表配下

司馬徽《しばき》

道号を水鏡《すいきょう》先生

徐庶《じょしょ》

単福と名乗る

劉泌《りゅうひつ》

徐庶の母

崔州平《さいしゅうへい》

孔明の友人

諸葛均《しょかつきん》

石広元《せきこうげん》

孟公威《もうこうい》

媯覧《ぎらん》

戴員《たいいん》

孫翊《そんよく》

徐氏《じょし》

辺洪

陳就《ちんじゅ》

郄慮《げきりょ》

劉琮《りゅうそう》

劉表次男

李珪《りけい》

王粲《おうさん》

宋忠

淳于導《じゅんうどう》

曹仁《そうじん》の旗下《きか》

晏明

曹操配下

鍾縉《しょうしん》、鍾紳《しょうしん》

兄弟

夏侯覇《かこうは》

歩隲《ほしつ》

孫権配下

薛綜《せっそう》

孫権配下

厳畯《げんしゅん》

孫権配下


陸績《りくせき》

孫権の配下

程秉《ていへい》

孫権の配下

顧雍《こよう》

孫権配下

丁奉《ていほう》

孫権配下

徐盛《じょせい》

孫権配下

闞沢《かんたく》

孫権配下

蔡薫《さいくん》

蔡和《さいか》

蔡瑁の甥

蔡仲《さいちゅう》

蔡瑁の甥

毛玠《もうかい》

曹操配下

焦触《しょうしょく》

曹操配下

張南《ちょうなん》

曹操配下

馬延《ばえん》

曹操配下

張顗《ちょうぎ》

曹操配下

牛金《ぎゅうきん》

曹操配下


陳矯《ちんきょう》

曹操配下

劉度《りゅうど》

零陵の太守

劉延《りゅうえん》

劉度《りゅうど》の嫡子《ちゃくし》

邢道栄《けいどうえい》

劉度《りゅうど》配下

趙範《ちょうはん》

鮑龍《ほうりゅう》

陳応《ちんおう》

金旋《きんせん》

武陵城太守

鞏志《きょうし》

韓玄《かんげん》

長沙の太守

宋謙《そうけん》

孫権の配下

戈定《かてい》

戈定《かてい》の弟

張遼の馬飼《うまかい》

喬国老《きょうこくろう》

二喬の父

呉夫人

馬騰

献帝

韓遂《かんすい》

黄奎

曹操の配下


李春香《りしゅんこう》

黄奎《こうけい》の姪

陳群《ちんぐん》

曹操の配下

龐徳《ほうとく》

馬岱《ばたい》

鍾繇《しょうよう》

曹操配下

鍾進《しょうしん》

鍾繇《しょうよう》の弟

曹操配下

丁斐《ていひ》

夢梅《むばい》

許褚

楊秋

侯選

李湛

楊阜《ようふ》

張魯《ちょうろ》

張衛《ちょうえい》

閻圃《えんほ》

劉璋《りゅうしょう》

張松《ちょうしょう》

劉璋配下

黄権《こうけん》

劉璋配下

のち劉備配下

王累《おうるい》

王累《おうるい》

李恢《りかい》

劉璋配下

のち劉備配下

鄧賢《とうけん》

劉璋配下

張任《ちょうじん》

劉璋配下

周善

孫権配下


呉妹君《ごまいくん》

董昭《とうしょう》

曹操配下

楊懐《ようかい》

劉璋配下

高沛《こうはい》

劉璋配下

劉巴《りゅうは》

劉璋配下

劉璝《りゅうかい》

劉璋配下

張粛《ちょうしゅく》

張松の兄


冷苞

劉璋配下

呉懿《ごい》

劉璋の舅

彭義《ほうぎ》

鄭度《ていど》

劉璋配下

韋康《いこう》

姜叙《きょうじょ》

夏侯淵《かこうえん》

趙昂《ちょうこう》

楊柏《ようはく》

張魯配下

楊松

楊柏《ようはく》の兄

張魯配下

費観《ひかん》

劉璋配下

穆順《ぼくじゅん》

楊昂《ようこう》

楊任

崔琰《さいえん》

曹操配下


雷同

郭淮《かくわい》

曹操配下

霍峻《かくしゅん》

劉備配下

夏侯尚《かこうしょう》

曹操配下

夏侯徳

曹操配下

夏侯尚《かこうしょう》の兄

陳式《ちんしき》

劉備配下

杜襲《としゅう》

曹操配下

慕容烈《ぼようれつ》

曹操配下

焦炳《しょうへい》

曹操配下

張翼

劉備配下

王平

曹操配下であったが、劉備配下へ。

曹彰《そうしょう》

楊修《ようしゅう》

曹操配下

夏侯惇

費詩《ひし》

劉備配下

王甫《おうほ》

劉備配下

呂常《りょじょう》

曹操配下

董衡《とうこう》

曹操配下

李氏《りし》

龐徳の妻

成何《せいか》

曹操配下

蒋済《しょうさい》

曹操配下

傅士仁《ふしじん》

劉備配下

徐商

曹操配下


廖化

劉備配下

趙累《ちょうるい》

劉備配下

朱然《しゅぜん》

孫権配下


潘璋

孫権配下

左咸《さかん》

孫権配下

馬忠

孫権配下

許靖《きょせい》

劉備配下

華歆《かきん》

曹操配下

呉押獄《ごおうごく》

典獄

司馬孚《しばふ》

司馬懿《しばい》の弟

賈逵《かき》


曹植


卞氏《べんし》

申耽《しんたん》

孟達の部下

范疆《はんきょう》

張飛の配下

張達

張飛の配下


関興《かんこう》

関羽の息子

張苞《ちょうほう》

張飛の息子

趙咨《ちょうし》

孫権配下

邢貞《けいてい》

孫桓《そんかん》

孫権の甥

呉班

張飛の配下

崔禹《さいう》

孫権配下

張南

劉備配下

淳于丹《じゅんうたん》

孫権配下

馮習

劉備配下


丁奉

孫権配下

傅彤《ふとう》

劉備配下

程畿《ていき》

劉備配下

趙融《ちょうゆう》

劉備配下

朱桓《しゅかん》

孫権配下


常雕《じょうちょう》

曹丕配下

吉川英治


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