第54話、張飛、呂布の馬、二百頭を盗む

文字数 5,398文字

 次の日、陳珪(ちんけい)は、また静かに、病床に横臥していたが、つらつら険悪な世上のうごきを考えると小沛(しようはい)にいる劉備玄徳(りゅうげんとく)の位置は、実に危険なものに思われてならなかった。
「呂布は前門の虎だし、袁術(えんじゅつ)は後門の狼にも等しい。その二人に挟まれていては、いつかきっと、そのいずれかに喰われてしまうにきまっている」

 彼は心配のあまり、病床で筆をとって、一書をしたため、使いを立てて呂布の手もとへ上申した。その意見書には、こういう献策がかいてあった。


近ごろ、老生の聞く所によると、袁術は、玉璽(ぎょくじ)を手にいれ、不日天子の称を(おか)さんとしている由です。

明らかな大逆です。

この際、あなたとしては、ご息女の輿入れをお見合わせになったのを幸いに、急兵を派して、まだ旅途にある使者の韓胤(かんいん)(から)め捕り、許都の朝廷へさし立てて、順逆を明らかにしておくべきではありませんか。

曹操(そうそう)は、あなたの功を認めるでしょう。あなたは、官軍たるの強みを持ち、曹操の兵を左翼に、劉備玄徳を右翼として、大逆の賊を討ち(はら)うべきです。

今こそ、その(とき)です。

曠世の英名をあげて、同時に一代の大計をさだめる今を、むなしく逸してはいけません。こういう機会は、二度と参りますまい。


「……あなた、何を考えこんでいらっしゃるのですか」


 妻の厳氏は、呂布の肩ごしにそれをさしのぞいて陳珪の意見書を共に読んでしまった。


「いや、陳珪のいうところも、一理あるから、どうしようかと思案していたのさ」


「死にかけている病人の意見などに動かされて、せっかくの良縁を、あなたは破棄してしまうおつもりですか」


「なかなか辛辣だな。むすめは、どうしている」


「泣いておりますよ、可哀そうに……」

「弱ったなあ」


 呂布はつぶやきながら、吏士たちの詰めている政閣のほうへ出て行った。

 すると何事か、そこで吏士たちがさわいでいた。

 侍臣に訊かせてみると、

「小沛の劉備が、どこからか、続々と、馬を買いこんでいるといっているのです」

 と、告げた。

 呂布は、大口あいて笑った。


「武将が、馬を買入れるのは、いざという時の心がけで、なにも、目にかどを立ててさわぐこともあるまい――わしも良馬を集めたいと思って、先ごろ、宋憲(そうけん)以下の者どもを山東へつかわしてあるが、彼らも、もう帰ってくる時分だろう」


 それから三日目だった。

 山東地方へ軍馬を求めに出張していた宋憲と、その他の役人どもは、まるで狐にでもつままれたような恰好で、ぼんやり城中へ帰ってきた。

「軍馬はたくさん集めてきたか。さっそく逸物を五、六頭ひいて見せい」


「申し訳ございません」
 と、宋憲と役人は、彼の怒りを恐れながら、頭をすりつけて答えた。
「名馬三百匹をひいて、一昨夜、小沛の境までかかりました所、一団の強盗があらわれて、そのうち二百頭以上の逸物ばかり奪い去ってしまいました。……われら、きのうも今日も、必死になって、後をさがしましたが、山賊どもも、馬の群れも、まったく行方がわかりませんので、むなしく残りの馬だけひいて、ひとまず立ち帰って参りました」

「なに、強盗の一団に、良馬ばかり二百頭も奪われてしまったというのか」


 呂布の額には、そういううちにもう青筋が立っていた。


(ごく)つぶしめ。貴様たちは日頃、なんのために(ろく)を喰っているか」


 呂布は、声荒らげて、宋憲らの責任を(ただ)した。


「――大事な軍馬を数多強盗に奪われましたと、のめのめと面を揃えて立帰ってくる役人がどこにあるっ。強盗などを見かけたら即座に召捕るのが汝ら、吏たる者の職分ではないか」
「お怒りは、重々、ごもっともでございまするが」
 と、宋憲は、怒れる獅子王の前に、ひれ伏したまま言い訳した。
「何ぶんにも、その強盗が、ただの野盗や山賊などではございません、いずれも屈強な男ばかりでみな覆面しておりましたが、中にもひときわ背のすぐれた頭目などは、われわれどもを、まるで小児の如く取って投げ、近寄ることもどうすることもできません。――しかもその行動はおそろしく迅速で、規律正しく、われわれの乗馬を奪って跳びのるが早いか、その頭目の号令一下に、馬の群れに鞭を加え、風のように逃げてしまったのです。……あまりに鮮やかなので、不審に思って、内々、取調べてみますと、われわれの手には及ばなかったはずです。――その覆面の強盗どもは、実は、小沛の劉備玄徳の義弟、張飛(ちょうひ)という者と、その部下たちでありました」

「なに。それが張飛だったと……?」


 呂布の忿怒(ふんぬ)は、小沛の方へ向けられた。しかしまだ多少疑って、


「たしかか。――たしかにそれに相違ないか」
 と、念を押した。
「決して、偽りはありません」
「うぬっ」
 と、呂布は歯を噛んで、席を突っ立ち、
「おれの堪忍はやぶれた」

 と、咆哮(ほうこう)した。

 城中の大将たちは、直ちに呼びだされた。呂布は立ったままでいた。そして一同そこに立ち揃うと、

「劉備へ宣戦する! すぐさま小沛へ押し寄せろ」


 命を下すや否、彼も甲冑をつけて、赤兎馬に(またが)り、軍勢をひいて小沛の県城へ迫った。

 驚いたのは、劉備である。


「何ゆえに?」


 理由がわからない。

 しかし事態は急だ。防がずにいられない。

 彼も、兵を従えて、城外へすすみ出た。そして大音をあげて、

「呂将軍、呂将軍。この(てい)はそも、何事ですか。故なく兵をうごかし給うは近頃、奇怪なことに思われますが」


「ほざくな、劉備」


 呂布は、姿を見せた。
「この恩知らず! 先に、この呂布が、轅門(えんもん)(ほこ)を射て、危ういところを、汝の一命を救ってやったのに、それに酬いるに、わが軍馬二百余頭を、張飛に盗ませるとは何事だ。偽君子め! 汝は強盗を義弟として、財を蓄える気か」

 ひどい侮辱である。

 劉備は顔色を変えたが、身に覚えないことなので、茫然、口をつぐんでいた。すると張飛はうしろから(ほこ)をさげて進み出で、劉備の前に立ちふさがって云い放った。


(しみ)ッたれ()! 二百匹ばかりの軍馬がなんだ。あの馬を奪りあげたのは、かくいう張飛だが、われをさして強盗とは聞き捨てならん。おれが強盗なら汝は糞賊(ふんぞく)だ」

「なに、糞賊?」


 呂布もまごついた。世にさまざまな賊もあるが、まだ糞賊というのは聞いたこともない。張飛のことばは無茶である。


「そうではないか! 汝は元来、寄る()なく、この徐州へ頼ってきた流寓(りゅうぐう)の客にすぎぬ。劉兄のお蔭で、いつのまにか徐州城に居直ってしまい、太守面(たいしゅづら)をしているのみか、国税もすべて横領し、むすめの嫁入り支度といっては、民の膏血(こうけつ)をしぼり、この天下多難の(とき)に、眷族(けんぞく)そろって、能もなく、大糞ばかりたれている。されば汝ごとき者を、国賊というのももったいない。糞賊というのだ。わかったか呂布っ」


 張飛の悪たれが終るか終らない咄嗟(とっさ)だった。

 呂布は()ッと満面の髯も髪もさかだてて、画桿(がかん)大戟(おおほこ)をふりかぶるやいな、


「下郎っ」

 と、凄まじい怒りを見せて打ってかかった。

 張飛は、乗ったる馬を(さお)立ちに交わしながら、

「よいしょッ」

 と、相手の()れた戟へ、声をかけてやった。

 揶揄(やゆ)された呂布は、いよいよ烈火のようになって、


「おのれ」


 と、さらに、戟を持ち直し、正しく馬首を向け直すと、張飛も、


「さあ、おいで」


 と、一丈八尺の(ほこ)を構えて、(きょ)のごとき(まなこ)を、呂布に向けた。

 これは天下の偉観といってもよかろう。張飛も呂布も、当代、いずれ劣らぬ勇猛の典型である。

 張飛は、徹底的に、呂布という(おとこ)が嫌いだった。呂布を見ると、なんでもない日頃の場合でも、むらむらと闘志を挑発させられる。同様に、呂布のほうでも、常々、張飛の顔を見ると、ヘドを催すような不快に襲われる。

 かくの如く憎み合っている両豪が、今や、戦場という時と所を得て、(むか)い合ったのであるからその戦闘の激烈であったことは言語に絶している。

 戟を交わすこと二百余合、流汗は馬背にしたたり、双方の喚きは、雲に(こだま)するばかりだった。しかもなお、勝敗はつかず、馬蹄のためにあたりの土は掘り返り、陽はいつのまにか暮れんとしている。

「張飛、張飛っ。なぜ引揚げぬか。家兄の命令になぜ従わん」


 後ろのほうで、関羽の声がした。

 気がついて、彼が前後を見まわすと、もう薄暮の戦場にのこっているのは、自分ひとりだけであった。

 そして敵兵の影を遠巻きに退路をつつみ、草靄(くさもや)が白く野を流れていた。

「オーッ。――関羽かっ」


 張飛は答えながら、なおも、呂布と戦っていたが、なるほど、味方の陣地のほうで遠く退()き鐘が鳴り響いている――。


「はやく来い。そんな敵は打ちすてて引揚げろ」


 関羽は、彼のために、遠巻きの敵の一角を斬りくずしていた。張飛もいささか(あわ)てて、


「呂布、明日また来い」

 と云いすてて馳けだした。

 何か、呂布の罵る声がうしろで聞えたが、もう双方の姿もおぼろな夕闇となっていた。関羽は、彼のすがたを見ると馳け寄ってきて、

「家兄がご立腹だぞ」

 と、ささやいた。

 県城へ引揚げてくると、劉備はすぐ張飛を呼んで詰問した。

「またも其方は禍いをひき起したな。――一体、盗んだ馬は、どこに置いてあるのか」

「城外の前の境内にみなつないであります」


「道ならぬ手段をもって得た馬を劉備の(うまや)につなぐことはできない。――関羽、その馬をことごとく呂布へ送り返せ」


 関羽はその晩二百余頭の馬をすべて呂布の陣へ送り返した。

 呂布は、それで機嫌を直して、兵を引こうとしたが、陳宮がそばから諫めた。

「劉備はさておき、関羽張飛はあなたの敵です。劉備が義弟を切り捨てることはないでしょうから、今劉備を殺さなければ、あの、糞賊呼ばわりの張飛がいつ何をするかわかりませんよ」
 そう聞くと、呂布の脳裏に張飛のひげ面が浮かび、怒りがこみ上げてきた。
「許せん」
 そのまま、息もつかず翌日にわたって、攻め立てたので、小勢の県城は、たちまち危なくなった。

「どうしよう?」


 劉備が、左右に(はか)ると、孫乾(そんけん)がいった。


「この上はぜひもありません。いったん城を捨てて、許都(きょと)へ走り、中央にある曹操(そうそう)へたのんで、時をうかがい、今日の仇を報じようではありませんか」
 劉備は、彼の説に従って、その夜三更、搦手(からめて)から脱けだして、月の白い道を、腹心の者とわずかな手勢だけで、落ちのびて行った。
 張飛(ちょうひ)関羽(かんう)のふたりは、殿軍(しんがり)となって、二千余騎を県城の外にまとめ、

「この地を去る思い出に」


 とばかり、呂布(りょふ)の兵を踏みやぶり、その部将の魏続(ぎぞく)、宋憲などに手痛い打撃を与えて、


「これで幾らか胸がすいた」

 と、先へ落ちて行った劉備玄徳(りゅうげんとく)のあとを追い慕った。


 時は、建安元年の冬だった。

 国なく食なく、痩せた馬と、うらぶれた家の子郎党をひき連れた劉備玄徳は、やがて許昌(きょしょう)の都へたどり着いた。

 曹操(そうそう)は、しかし決してそれに無情ではなかった。

「劉備は、わが弟分である」

 といって、迎うるに賓客(ひんきゃく)の礼をとり、語るに上座を譲ってなぐさめた。

 なお、酒宴をもうけて、張飛や関羽をもねぎらった。

 劉備は、恩を謝して、日の暮れがた相府(しょうふ)を辞し、駅館へひきあげた。

 すると、その後ろ姿を見送りながら、曹操の腹心、荀彧(じゅんいく)は、

「劉備はさすがに噂にたがわぬ人物ですな」

 と、意味ありげに、独り言をもらした。

 曹操が黙然(もくねん)としていると、荀彧はその耳へ顔を寄せて、

「彼こそ将来怖るべき英雄です。今のうちに除いておかなければ、ゆく末、あなたにとっても、由々(ゆゆ)しい邪魔者となりはしませんか」

 と、暗に殺意を(そそ)った。

 曹操は、何か、びくとしたように、眼をあげた。

 ところへ、郭嘉(かくか)が来て、曹操からその相談をうけると、

「とんでもない事です――」といわんばかりな顔して、すぐ首を横に振った。
「彼がまだ無名のうちならとにかく、すでに今日では、義気仁愛のある人物として、劉備玄徳の名は相当に知られています。もしあなたが、彼を殺したら、天下の賢才(けんさい)は、あなたに対する尊敬を失い、あなたの(とな)えてきた大義も仁政も、嘘としか聞かなくなるでしょう。――一人の劉備を怖れて、将来の(わずら)いを除くために、四海の信望を失うなどは、()下策(げさく)というもので、私は絶対に賛成できません」
「予もそう思う。むしろ今逆境にある彼には、恩を恵むべきである」

 といって、やがて朝廷に上がった日、劉備のため、予州(河南省)の牧を奏請して、直ちに任命を彼に伝えた。

 さらに。

 劉備が、任地へおもむく時には、兵三千と糧米一万(ごく)を贈り、

「君の前途を祝す予の寸志である」

 と、その行を盛んにした。

 劉備は、かさねがさねの好意に、深く礼をのべて立った。

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登場人物紹介

劉備玄徳

劉備玄徳

ひげ

劉備玄徳

劉備玄徳

諸葛孔明《しょかつこうめい》

張飛

張飛

髭あり

張飛

関羽

関羽


関平《かんぺい》

関羽の養子

趙雲

趙雲

張雲

黄忠《こうちゅう》

魏延《ぎえん》

馬超

厳顔《げんがん》

劉璋配下から劉備配下

龐統《ほうとう》

糜竺《びじく》

陶謙配下

後劉備の配下

糜芳《びほう》

糜竺《びじく》の弟

孫乾《そんけん》

陶謙配下

後劉備の配下

陳珪《ちんけい》

陳登の父親

陳登《ちんとう》

陶謙の配下から劉備の配下へ、

曹豹《そうひょう》

劉備の配下だったが、酒に酔った張飛に殴られ裏切る

周倉《しゅうそう》

もと黄巾の張宝《ちょうほう》の配下

関羽に仕える

劉辟《りゅうへき》

簡雍《かんよう》

劉備の配下

馬良《ばりょう》

劉備の配下

伊籍《いせき》

法正

劉璋配下

のち劉備配下

劉封

劉備の養子

孟達

劉璋配下

のち劉備配下

商人

宿屋の主人

馬元義

甘洪

李朱氾

黄巾族

老僧

芙蓉

芙蓉

糜夫人《びふじん》

甘夫人


劉備の母

劉備の母

役人


劉焉

幽州太守

張世平

商人

義軍

部下

黄巾族

程遠志

鄒靖

青州太守タイシュ龔景キョウケイ

盧植

朱雋

曹操

曹操

やけど

曹操

曹操


若い頃の曹操

曹丕《そうひ》

曹丕《そうひ》

曹嵩

曹操の父

曹洪


曹洪


曹徳

曹操の弟

曹仁

曹純

曹洪の弟

司馬懿《しばい》仲達《ちゅうたつ》

曹操配下


楽進

楽進

夏侯惇

夏侯惇《かこうじゅん》

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

韓浩《かんこう》

曹操配下

夏侯淵

夏侯淵《かこうえん》

典韋《てんい》

曹操の配下

悪来と言うあだ名で呼ばれる

劉曄《りゅうよう》

曹操配下

李典

曹操の配下

荀彧《じゅんいく》

曹操の配下

荀攸《じゅんゆう》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

徐晃《じょこう》

楊奉の配下、後曹操に仕える

史渙《しかん》

徐晃《じょこう》の部下

満寵《まんちょう》

曹操の配下

郭嘉《かくか》

曹操の配下

曹安民《そうあんみん》

曹操の甥

曹昂《そうこう》

曹操の長男

于禁《うきん》

曹操の配下

王垢《おうこう》

曹操の配下、糧米総官

程昱《ていいく》

曹操の配下

呂虔《りょけん》

曹操の配下

王必《おうひつ》

曹操の配下

車冑《しゃちゅう》

曹操の配下、一時的に徐州の太守

孔融《こうゆう》

曹操配下

劉岱《りゅうたい》

曹操配下

王忠《おうちゅう》

曹操配下

張遼

呂布の配下から曹操の配下へ

張遼

蒋幹《しょうかん》

曹操配下、周瑜と学友

張郃《ちょうこう》

袁紹の配下

賈詡

賈詡《かく》

董卓

李儒

董卓の懐刀

李粛

呂布を裏切らせる

華雄

胡軫

周毖

李傕

李別《りべつ》

李傕の甥

楊奉

李傕の配下、反乱を企むが失敗し逃走

韓暹《かんせん》

宋果《そうか》

李傕の配下、反乱を企むが失敗

郭汜《かくし》

郭汜夫人

樊稠《はんちゅう》

張済

張繍《ちょうしゅう》

張済《ちょうさい》の甥

胡車児《こしゃじ》

張繍《ちょうしゅう》配下

楊彪

董卓の長安遷都に反対

楊彪《ようひょう》の妻

黄琬

董卓の長安遷都に反対

荀爽

董卓の長安遷都に反対

伍瓊

董卓の長安遷都に反対

趙岑

長安までの殿軍を指揮

徐栄

張温

張宝

孫堅

呉郡富春(浙江省・富陽市)の出で、孫子の子孫

孫静

孫堅の弟

孫策

孫堅の長男

孫権《そんけん》

孫権

孫権

孫堅の次男

朱治《しゅち》

孫堅の配下

呂範《りょはん》

袁術の配下、孫策に力を貸し配下になる

周瑜《しゅうゆ》

孫策の配下

周瑜《しゅうゆ》

周瑜

張紘

孫策の配下

二張の一人

張昭

孫策の配下

二張の一人

蒋欽《しょうきん》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

孫権を守って傷を負った

陳武《ちんぶ》

孫策の部下

太史慈《たいしじ》

劉繇《りゅうよう》配下、後、孫策配下


元代

孫策の配下

祖茂

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

韓当

孫堅の配下

黄蓋

孫堅の部下

黄蓋《こうがい》

桓楷《かんかい》

孫堅の部下


魯粛《ろしゅく》

孫権配下

諸葛瑾《しょかつきん》

諸葛孔明《しょかつこうめい》の兄

孫権の配下


呂蒙《りょもう》

孫権配下

虞翻《ぐほん》

王朗の配下、後、孫策の配下

甘寧《かんねい》

劉表の元にいたが、重く用いられず、孫権の元へ

甘寧《かんねい》

凌統《りょうとう》

凌統《りょうとう》

孫権配下


陸遜《りくそん》

孫権配下

張均

督郵

霊帝

劉恢

何進

何后

潘隠

何進に通じている禁門の武官

袁紹

袁紹

劉《りゅう》夫人

袁譚《えんたん》

袁紹の嫡男

袁尚《えんしょう》

袁紹の三男

高幹

袁紹の甥

顔良

顔良

文醜

兪渉

逢紀

冀州を狙い策をねる。

麹義

田豊

審配

袁紹の配下

沮授《そじゅ》

袁紹配下

郭図《かくと》

袁紹配下


高覧《こうらん》

袁紹の配下

淳于瓊《じゅんうけい》

袁紹の配下

酒が好き

袁術

袁胤《えんいん》

袁術の甥

紀霊《きれい》

袁術の配下

荀正

袁術の配下

楊大将《ようたいしょう》

袁術の配下

韓胤《かんいん》

袁術の配下

閻象《えんしょう》

袁術配下

韓馥

冀州の牧

耿武

袁紹を国に迎え入れることを反対した人物。

鄭泰

張譲

陳留王

董卓により献帝となる。

献帝

献帝

伏皇后《ふくこうごう》

伏完《ふくかん》

伏皇后の父

楊琦《ようき》

侍中郎《じちゅうろう》

皇甫酈《こうほれき》

董昭《とうしょう》

董貴妃

献帝の妻、董昭の娘

王子服《おうじふく》

董承《とうじょう》の親友

馬騰《ばとう》

西涼の太守

崔毅

閔貢

鮑信

鮑忠

丁原

呂布


呂布

呂布

呂布

厳氏

呂布の正妻

陳宮

高順

呂布の配下

郝萌《かくほう》

呂布配下

曹性

呂布の配下

夏侯惇の目を射った人

宋憲

呂布の配下

侯成《こうせい》

呂布の配下


魏続《ぎぞく》

呂布の配下

王允

貂蝉《ちょうせん》

孫瑞《そんずい》

王允の仲間、董卓の暗殺を謀る

皇甫嵩《こうほすう》

丁管

越騎校尉の伍俘

橋玄

許子将

呂伯奢

衛弘

公孫瓉

北平の太守

公孫越

王匡

方悦

劉表

蔡夫人

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

蒯良

劉表配下

蒯越《かいえつ》

劉表配下、蒯良の弟

黄祖

劉表配下

黄祖

陳生

劉表配下

張虎

劉表配下


蔡瑁《さいぼう》

劉表配下

呂公《りょこう》

劉表の配下

韓嵩《かんすう》

劉表の配下

牛輔

金を持って逃げようとして胡赤児《こせきじ》に殺される

胡赤児《こせきじ》

牛輔を殺し金を奪い、呂布に降伏するも呂布に殺される。

韓遂《かんすい》

并州《へいしゅう》の刺史《しし》

西涼の太守|馬騰《ばとう》と共に長安をせめる。

陶謙《とうけん》

徐州《じょしゅう》の太守

張闓《ちょうがい》

元黄巾族の陶謙の配下

何曼《かまん》

截天夜叉《せってんやしゃ》

黄巾の残党

何儀《かぎ》

黄巾の残党

田氏

濮陽《ぼくよう》の富豪

劉繇《りゅうよう》

楊州の刺史

張英

劉繇《りゅうよう》の配下


王朗《おうろう》

厳白虎《げんぱくこ》

東呉《とうご》の徳王《とくおう》と称す

厳与《げんよ》

厳白虎の弟

華陀《かだ》

医者

鄒氏《すうし》

未亡人

徐璆《じょきゅう》

袁術の甥、袁胤《えんいん》をとらえ、玉璽を曹操に送った

鄭玄《ていげん》

禰衡《ねいこう》

吉平

医者

慶童《けいどう》

董承の元で働く奴隷

陳震《ちんしん》

袁紹配下

龔都《きょうと》

郭常《かくじょう》

郭常《かくじょう》の、のら息子

裴元紹《はいげんしょう》

黄巾の残党

関定《かんてい》

許攸《きょゆう》

袁紹の配下であったが、曹操の配下へ

辛評《しんひょう》

辛毘《しんび》の兄

辛毘《しんび》

辛評《しんひょう》の弟

袁譚《えんたん》の配下、後、曹操の配下

呂曠《りょこう》

呂翔《りょしょう》の兄

呂翔《りょしょう》

呂曠《りょこう》の弟


李孚《りふ》

袁尚配下

王修

田疇《でんちゅう》

元袁紹の部下

公孫康《こうそんこう》

文聘《ぶんぺい》

劉表配下

王威

劉表配下

司馬徽《しばき》

道号を水鏡《すいきょう》先生

徐庶《じょしょ》

単福と名乗る

劉泌《りゅうひつ》

徐庶の母

崔州平《さいしゅうへい》

孔明の友人

諸葛均《しょかつきん》

石広元《せきこうげん》

孟公威《もうこうい》

媯覧《ぎらん》

戴員《たいいん》

孫翊《そんよく》

徐氏《じょし》

辺洪

陳就《ちんじゅ》

郄慮《げきりょ》

劉琮《りゅうそう》

劉表次男

李珪《りけい》

王粲《おうさん》

宋忠

淳于導《じゅんうどう》

曹仁《そうじん》の旗下《きか》

晏明

曹操配下

鍾縉《しょうしん》、鍾紳《しょうしん》

兄弟

夏侯覇《かこうは》

歩隲《ほしつ》

孫権配下

薛綜《せっそう》

孫権配下

厳畯《げんしゅん》

孫権配下


陸績《りくせき》

孫権の配下

程秉《ていへい》

孫権の配下

顧雍《こよう》

孫権配下

丁奉《ていほう》

孫権配下

徐盛《じょせい》

孫権配下

闞沢《かんたく》

孫権配下

蔡薫《さいくん》

蔡和《さいか》

蔡瑁の甥

蔡仲《さいちゅう》

蔡瑁の甥

毛玠《もうかい》

曹操配下

焦触《しょうしょく》

曹操配下

張南《ちょうなん》

曹操配下

馬延《ばえん》

曹操配下

張顗《ちょうぎ》

曹操配下

牛金《ぎゅうきん》

曹操配下


陳矯《ちんきょう》

曹操配下

劉度《りゅうど》

零陵の太守

劉延《りゅうえん》

劉度《りゅうど》の嫡子《ちゃくし》

邢道栄《けいどうえい》

劉度《りゅうど》配下

趙範《ちょうはん》

鮑龍《ほうりゅう》

陳応《ちんおう》

金旋《きんせん》

武陵城太守

鞏志《きょうし》

韓玄《かんげん》

長沙の太守

宋謙《そうけん》

孫権の配下

戈定《かてい》

戈定《かてい》の弟

張遼の馬飼《うまかい》

喬国老《きょうこくろう》

二喬の父

呉夫人

馬騰

献帝

韓遂《かんすい》

黄奎

曹操の配下


李春香《りしゅんこう》

黄奎《こうけい》の姪

陳群《ちんぐん》

曹操の配下

龐徳《ほうとく》

馬岱《ばたい》

鍾繇《しょうよう》

曹操配下

鍾進《しょうしん》

鍾繇《しょうよう》の弟

曹操配下

丁斐《ていひ》

夢梅《むばい》

許褚

楊秋

侯選

李湛

楊阜《ようふ》

張魯《ちょうろ》

張衛《ちょうえい》

閻圃《えんほ》

劉璋《りゅうしょう》

張松《ちょうしょう》

劉璋配下

黄権《こうけん》

劉璋配下

のち劉備配下

王累《おうるい》

王累《おうるい》

李恢《りかい》

劉璋配下

のち劉備配下

鄧賢《とうけん》

劉璋配下

張任《ちょうじん》

劉璋配下

周善

孫権配下


呉妹君《ごまいくん》

董昭《とうしょう》

曹操配下

楊懐《ようかい》

劉璋配下

高沛《こうはい》

劉璋配下

劉巴《りゅうは》

劉璋配下

劉璝《りゅうかい》

劉璋配下

張粛《ちょうしゅく》

張松の兄


冷苞

劉璋配下

呉懿《ごい》

劉璋の舅

彭義《ほうぎ》

鄭度《ていど》

劉璋配下

韋康《いこう》

姜叙《きょうじょ》

夏侯淵《かこうえん》

趙昂《ちょうこう》

楊柏《ようはく》

張魯配下

楊松

楊柏《ようはく》の兄

張魯配下

費観《ひかん》

劉璋配下

穆順《ぼくじゅん》

楊昂《ようこう》

楊任

崔琰《さいえん》

曹操配下


雷同

郭淮《かくわい》

曹操配下

霍峻《かくしゅん》

劉備配下

夏侯尚《かこうしょう》

曹操配下

夏侯徳

曹操配下

夏侯尚《かこうしょう》の兄

陳式《ちんしき》

劉備配下

杜襲《としゅう》

曹操配下

慕容烈《ぼようれつ》

曹操配下

焦炳《しょうへい》

曹操配下

張翼

劉備配下

王平

曹操配下であったが、劉備配下へ。

曹彰《そうしょう》

楊修《ようしゅう》

曹操配下

夏侯惇

費詩《ひし》

劉備配下

王甫《おうほ》

劉備配下

呂常《りょじょう》

曹操配下

董衡《とうこう》

曹操配下

李氏《りし》

龐徳の妻

成何《せいか》

曹操配下

蒋済《しょうさい》

曹操配下

傅士仁《ふしじん》

劉備配下

徐商

曹操配下


廖化

劉備配下

趙累《ちょうるい》

劉備配下

朱然《しゅぜん》

孫権配下


潘璋

孫権配下

左咸《さかん》

孫権配下

馬忠

孫権配下

許靖《きょせい》

劉備配下

華歆《かきん》

曹操配下

呉押獄《ごおうごく》

典獄

司馬孚《しばふ》

司馬懿《しばい》の弟

賈逵《かき》


曹植


卞氏《べんし》

申耽《しんたん》

孟達の部下

范疆《はんきょう》

張飛の配下

張達

張飛の配下


関興《かんこう》

関羽の息子

張苞《ちょうほう》

張飛の息子

趙咨《ちょうし》

孫権配下

邢貞《けいてい》

孫桓《そんかん》

孫権の甥

呉班

張飛の配下

崔禹《さいう》

孫権配下

張南

劉備配下

淳于丹《じゅんうたん》

孫権配下

馮習

劉備配下


丁奉

孫権配下

傅彤《ふとう》

劉備配下

程畿《ていき》

劉備配下

趙融《ちょうゆう》

劉備配下

朱桓《しゅかん》

孫権配下


常雕《じょうちょう》

曹丕配下

吉川英治


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