第38話、呂布と王允

文字数 4,025文字

 大奸を(ちゅう)して、万歳の声は、禁門の内から長安の市街にまで溢れ伝わったが、なお、

「このままではすむまい」

「どうなることか」と、戦々兢々(せんせんきょうきょう)たる人心の不安は去りきれなかった。

 呂布は、云った。


「今日まで、董卓のそばを離れず、常に、董卓の悪行を(たす)けていたのは、あの李儒(りじゅ)という男だ。あれは生かしておけん」


「そうだ。誰か行って、丞相府から李儒を(から)め捕って来い」


 王允が命じると、


「それがしが参ろう」


 李粛は答えるや否、兵をひいて、丞相府へ馳せ向った。

 すると、その門へ入らぬうちに、丞相府の内から、一団の武士に囲まれて、悲鳴をあげながら、引きずり出されて来るあわれな男があった。

 見ると、李儒だった。

 丞相府の下部(しもべ)たちは、


「日頃、憎しと思う奴なので、董太師が討たれたりと聞くや否、かくの如く、われわれの手で搦め、これから禁門へつきだしに行くところでした。どうか、われわれには、お(とが)めなきよう、お扱いねがいます」

 と、訴えた。

 李粛は、なんの労もなく、李儒を生擒(いけど)ったので、すぐ引っさげて、禁門に献じた。

「問題だとは思っていたが、まさか女のことで、国が滅ぶとはな」

 李儒は、王允の前で、うなだれた様子であったが、突然笑いだし、


「いや、ははっ、そうか、そうではないのか。お前か、お前の策謀か。王允」


 王允は、直ちに、李儒の首を()ねた。


「街頭に()けろ」

 と、それを刑吏へ下げた。

 それから、

郿塢(びう)の城には、董卓の一族と、日頃養いおいた大軍がいる。誰か進んでそれを掃討してくれる者はいないか」


 すると、声に応じて、


「それがしが参る」


 と、真っ先に立った者がある。

 呂布であった。


「呂布ならば」と、誰も皆、心にゆるしたが、王允は、李粛、皇甫嵩(こうほすう)にも、兵をさずけ、約三万余騎の兵が、やがて郿塢へさして下って行った。

 郿塢には、郭汜(かくし)張済(ちょうさい)李傕(りかく)などの大将が一万余の兵を擁して、留守を護っていたが、

「董太師には、禁廷において、無残な最期を遂げられた」

 との飛報を聞くと、愕然、騒ぎだして、都の討手が着かないうちに、総勢、涼州(りょうしゅう)方面へ落ちてしまった。

 呂布は、第一番に、郿塢の城中へ乗込んだ。

 彼は、何者にも目をくれなかった。

 ひたむきに、奥へ走った。

 そして、秘園の帳内を覗きまわって、



貂蝉(ちょうせん)っ、貂蝉っ……」

 と、彼女のすがたを血眼で捜し求めた。

 貂蝉は、後堂の一室に、黙然とたたずんでいた。呂布は、走りよって、


「おいっ、歓べ」


 と、固く抱擁した。


「呂布様、董卓はどうなりましたか」


「死んだ。俺が殺した」


「そうですか」


「さあ、怪我をしては大変だ。長安へお前を送ろう」


 呂布は彼女の体を引っ抱えて、後堂から走り出した。城内にはもう皇甫嵩や李粛の兵がなだれ入って、殺戮(さつりく)狼藉(ろうぜき)、放火、奪財(だつざい)、あらゆる暴力を、抵抗なき者へ下していた。

 金銀珠玉や穀倉やその他の財物に目を奪われている味方の人間どもが、呂布には馬鹿に見えた。

 彼は、貂蝉をしかと抱いて、乱軍の中を馳け出し、自分の金鞍(きんあん)に乗せて、一(べん)、長安へ帰って来た。

 郿塢(びう)城の大奥には、貂蝉のほかにも良家の美女八百余人が蓄えられてあった。

 繚乱(りょうらん)の百花は、暴風の如く、馳け入る兵に踏み荒され、七花八裂、狼藉(ろうぜき)を極めた。

 皇甫嵩(こうほすう)は、部下の兵が争うて奪うにまかせ、なお、


「董卓が一族は、老幼をわかたず、一人残らず斬り殺せ

と、厳命した。

 董卓の老母で今年九十幾歳という(おうな)は、よろめき出て、

(たす)け給え」と、悲鳴をあげながら、皇甫嵩の前へひれ伏したが、ひとりの兵が跳びかかったかと見るまにその首はもう落ちていた。

 わずか半日のまに、誅殺(ちゅうさつ)された一族の数は男女千五百余人に上ったという。

 それから金蔵を開いてみると、十庫の内に黄金二十三万斤、白銀八十九万斤が蓄えられてあった。また、そのほかの庫内からも金繍(きんしゅう)綾羅(りょうら)珠翠(しゅすい)珍宝(ちんぽう)、山を崩して運ぶ如く、続々と城外へ積み出された。

 王允は、長安から命を下して、

「すべて、長安へ移せ」

 と、いいつけた。

 また、穀倉の処分は、

「半ばを百姓に(ほどこ)し、半ばは官庫に納むべし」

 と、命令した。

 その米粟(べいぞく)の額も八百万石という大量であった。

 長安の民は賑わった。

 董卓が殺されてからは、天の奇瑞(きずい)か、自然の暗合か、数日の黒霧も明らかに()れ、風は()んで地は(なご)やかな光に()ち、久しぶりに昭々たる太陽を仰いだ。

「これから世の中がよくなろう」

 彼らは、他愛なく歓び合った。

 城内、城外の百姓町人は、老いも若きも、男も女も祭日のように、酒の瓶を開き、餅を作り(のき)彩聯(さいれん)を貼り、神に燈明を灯し、往来へ出て、夜も昼も舞い(うた)った。

「平和が来た」

「善政がやって来よう」

「これから夜も安く眠られる」

 そんな意味の(ことば)を、口々に唄い(はや)して、銅鑼(どら)をたたいて廻った。

 すると彼らは、街頭に(さら)してあった董卓の死骸に群れ集まって、

「董卓だ董卓だ」と、騒いだ。

「きょうまで、おれ達を苦しめた張本人」

「あら憎や」

 首は足から足へ蹴とばされ、また首のない(かばね)(ほぞ)に蝋燭をともして手をたたいた。

 生前、人いちばい肥満していた董卓なので、(あぶら)が煮えるのか、臍の燈明は、夜もすがら燃えて朝になってもまだ消えなかったということである。

 また。

 董卓の弟の董旻(とうびん)、兄の子の董璜(とうこう)のふたりも、手足を斬られて、市に(さら)された。

 こうして、ひとまず誅滅(ちゅうめつ)も片づいたので、王允は一日、都堂に百官をあつめて慶びの大宴を張った。

 するとそこへ、一人の吏が、

「何者か、董卓の腐った屍を抱いて、街路に嘆いている者があるそうです」

 と、告げて来たので、すぐ引っ捕えよと命じると、やがて縛られて来たのは、侍中(じちゅう)蔡邕(さいよう)であったから人々はみなびっくりした。

 蔡邕は、忠孝両全の士で、また曠世の逸才といわれる学者だった。だが、彼もただ一つ大きな過ちをした。それは董卓を主人に持ったことである。

 人々は、彼の人物を惜しんだが、王允は獄に下して、(ゆる)さなかった。そのうちに何者かのために獄の中で()め殺されてしまった。彼ばかりか、こういう惜しむべき人間もまた、幾多犠牲になったことか知れないであろう。

 都堂の祝宴にも、ただひとり顔を見せなかった大将がある。

 呂布(りょふ)であった。

微恙(びよう)のため」と断ってきたが、病気とも思われない。

 長安の市民が七日七夜も踊り狂い、酒壺を叩いて、董卓の死を祝している時、彼は、門を閉じて、ひとり慟哭(どうこく)していた。


貂蝉(ちょうせん)、貂蝉っ……」


 それは、わが家の後園を、狂気のごとく彷徨(さまよ)いあるいている呂布の声だった。

 そして、小閣の内へかくれると、そこに横たえてある貂蝉の冷たい体を抱きあげてはまた、「なぜ死んだ」と、頬ずりした。

 貂蝉は、答えもせぬ。

 彼女は、郿塢(びう)城の炎の中から、呂布の手にかかえられて、この長安へ運ばれ、呂布の邸にかくされていたが、呂布がふたたび戦場へ出て行った後で、ひとり後園の小閣にはいって、見事、自刃してしまったのである。


「もう貂蝉(ちょうせん)も、おれのものだ。はれておれの妻となった」


 と、帰って来た呂布は、それまでの夢を打破られてしまった。

 貂蝉の自殺が、


「なぜ死んだか」


 彼には解けなかった。


「――貂蝉は、あんなにも、おれを想っていたのに。おれの妻となるのを楽しんでいたのに」


 と思い迷った。

 貂蝉は、何事も語らない。

 だが、その死顔には、なんの心残りもないようであった。

 ――すべきことを為しとげた。

 微笑の影すら(くち)のあたりに残っているように見えた。

 彼女の肉体は獣王の犠牲(にえ)にひとたびは供されたが、今は彼女自身のものに立ち返っていた。天然の麗質(れいしつ)は、死んでからよけいに(たま)のごとく(かがや)いていた。死屍の感はすこしもなく、生けるように美しかった。

 最後に誰の名をつぶやいたのであろうか。

 呂布には何もわからなかった。


「あ、ああ」


 王允は貂蝉が自死したと呂布から聞き涙を流した。


「なぜ、貂蝉は死んだのだ」


 頬はこけ、目にはくまができていた。呂布は憔悴しきった様子であった。


「おそらく、恥じたのでしょう」


「恥じたとは」


「己が、将軍にふさわしい女ではないと、思ったのではないでしょうか。己が殺させたと、将軍に董卓殺しの罪を背負わせてしまったと、己が生きている限り、そのそしりを将軍が受けることになる。そう、思い詰めてしまったのでしょう。少しでも、将軍の重荷を取り除こうと、将軍のため自ら命を絶ったのではないでしょうか」


「そのようなこと、俺は、お前がいてくれればそれで」


 呂布は声を上げて泣き散らした。


(そのようなことはない)


 もし貂蝉が生きていれば、必ず、事の黒幕を探る者があらわれるだろう。それはすぐにわかる。王允が、呂布と董卓、二人の仲を裂くために貂蝉を送り込んだ。それは呂布の耳にも必ず入る。だまされたと気づいた呂布はどうするだろうか。怒り狂い、王允に刃を向けるかもしれない。

 貂蝉が董卓と呂布の仲を裂いた事と同じように、今度は、王允と呂布の仲を貂蝉が裂いてしまうのだ。

 貂蝉はそれを恐れ、自ら命を絶つことによって、すべてを闇に葬り去ろうとしたのだ。


「ああ」


 王允は貂蝉の思いを感じ、涙を流した。


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登場人物紹介

劉備玄徳

劉備玄徳

ひげ

劉備玄徳

劉備玄徳

諸葛孔明《しょかつこうめい》

張飛

張飛

髭あり

張飛

関羽

関羽


関平《かんぺい》

関羽の養子

趙雲

趙雲

張雲

黄忠《こうちゅう》

魏延《ぎえん》

馬超

厳顔《げんがん》

劉璋配下から劉備配下

龐統《ほうとう》

糜竺《びじく》

陶謙配下

後劉備の配下

糜芳《びほう》

糜竺《びじく》の弟

孫乾《そんけん》

陶謙配下

後劉備の配下

陳珪《ちんけい》

陳登の父親

陳登《ちんとう》

陶謙の配下から劉備の配下へ、

曹豹《そうひょう》

劉備の配下だったが、酒に酔った張飛に殴られ裏切る

周倉《しゅうそう》

もと黄巾の張宝《ちょうほう》の配下

関羽に仕える

劉辟《りゅうへき》

簡雍《かんよう》

劉備の配下

馬良《ばりょう》

劉備の配下

伊籍《いせき》

法正

劉璋配下

のち劉備配下

劉封

劉備の養子

孟達

劉璋配下

のち劉備配下

商人

宿屋の主人

馬元義

甘洪

李朱氾

黄巾族

老僧

芙蓉

芙蓉

糜夫人《びふじん》

甘夫人


劉備の母

劉備の母

役人


劉焉

幽州太守

張世平

商人

義軍

部下

黄巾族

程遠志

鄒靖

青州太守タイシュ龔景キョウケイ

盧植

朱雋

曹操

曹操

やけど

曹操

曹操


若い頃の曹操

曹丕《そうひ》

曹丕《そうひ》

曹嵩

曹操の父

曹洪


曹洪


曹徳

曹操の弟

曹仁

曹純

曹洪の弟

司馬懿《しばい》仲達《ちゅうたつ》

曹操配下


楽進

楽進

夏侯惇

夏侯惇《かこうじゅん》

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

韓浩《かんこう》

曹操配下

夏侯淵

夏侯淵《かこうえん》

典韋《てんい》

曹操の配下

悪来と言うあだ名で呼ばれる

劉曄《りゅうよう》

曹操配下

李典

曹操の配下

荀彧《じゅんいく》

曹操の配下

荀攸《じゅんゆう》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

徐晃《じょこう》

楊奉の配下、後曹操に仕える

史渙《しかん》

徐晃《じょこう》の部下

満寵《まんちょう》

曹操の配下

郭嘉《かくか》

曹操の配下

曹安民《そうあんみん》

曹操の甥

曹昂《そうこう》

曹操の長男

于禁《うきん》

曹操の配下

王垢《おうこう》

曹操の配下、糧米総官

程昱《ていいく》

曹操の配下

呂虔《りょけん》

曹操の配下

王必《おうひつ》

曹操の配下

車冑《しゃちゅう》

曹操の配下、一時的に徐州の太守

孔融《こうゆう》

曹操配下

劉岱《りゅうたい》

曹操配下

王忠《おうちゅう》

曹操配下

張遼

呂布の配下から曹操の配下へ

張遼

蒋幹《しょうかん》

曹操配下、周瑜と学友

張郃《ちょうこう》

袁紹の配下

賈詡

賈詡《かく》

董卓

李儒

董卓の懐刀

李粛

呂布を裏切らせる

華雄

胡軫

周毖

李傕

李別《りべつ》

李傕の甥

楊奉

李傕の配下、反乱を企むが失敗し逃走

韓暹《かんせん》

宋果《そうか》

李傕の配下、反乱を企むが失敗

郭汜《かくし》

郭汜夫人

樊稠《はんちゅう》

張済

張繍《ちょうしゅう》

張済《ちょうさい》の甥

胡車児《こしゃじ》

張繍《ちょうしゅう》配下

楊彪

董卓の長安遷都に反対

楊彪《ようひょう》の妻

黄琬

董卓の長安遷都に反対

荀爽

董卓の長安遷都に反対

伍瓊

董卓の長安遷都に反対

趙岑

長安までの殿軍を指揮

徐栄

張温

張宝

孫堅

呉郡富春(浙江省・富陽市)の出で、孫子の子孫

孫静

孫堅の弟

孫策

孫堅の長男

孫権《そんけん》

孫権

孫権

孫堅の次男

朱治《しゅち》

孫堅の配下

呂範《りょはん》

袁術の配下、孫策に力を貸し配下になる

周瑜《しゅうゆ》

孫策の配下

周瑜《しゅうゆ》

周瑜

張紘

孫策の配下

二張の一人

張昭

孫策の配下

二張の一人

蒋欽《しょうきん》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

孫権を守って傷を負った

陳武《ちんぶ》

孫策の部下

太史慈《たいしじ》

劉繇《りゅうよう》配下、後、孫策配下


元代

孫策の配下

祖茂

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

韓当

孫堅の配下

黄蓋

孫堅の部下

黄蓋《こうがい》

桓楷《かんかい》

孫堅の部下


魯粛《ろしゅく》

孫権配下

諸葛瑾《しょかつきん》

諸葛孔明《しょかつこうめい》の兄

孫権の配下


呂蒙《りょもう》

孫権配下

虞翻《ぐほん》

王朗の配下、後、孫策の配下

甘寧《かんねい》

劉表の元にいたが、重く用いられず、孫権の元へ

甘寧《かんねい》

凌統《りょうとう》

凌統《りょうとう》

孫権配下


陸遜《りくそん》

孫権配下

張均

督郵

霊帝

劉恢

何進

何后

潘隠

何進に通じている禁門の武官

袁紹

袁紹

劉《りゅう》夫人

袁譚《えんたん》

袁紹の嫡男

袁尚《えんしょう》

袁紹の三男

高幹

袁紹の甥

顔良

顔良

文醜

兪渉

逢紀

冀州を狙い策をねる。

麹義

田豊

審配

袁紹の配下

沮授《そじゅ》

袁紹配下

郭図《かくと》

袁紹配下


高覧《こうらん》

袁紹の配下

淳于瓊《じゅんうけい》

袁紹の配下

酒が好き

袁術

袁胤《えんいん》

袁術の甥

紀霊《きれい》

袁術の配下

荀正

袁術の配下

楊大将《ようたいしょう》

袁術の配下

韓胤《かんいん》

袁術の配下

閻象《えんしょう》

袁術配下

韓馥

冀州の牧

耿武

袁紹を国に迎え入れることを反対した人物。

鄭泰

張譲

陳留王

董卓により献帝となる。

献帝

献帝

伏皇后《ふくこうごう》

伏完《ふくかん》

伏皇后の父

楊琦《ようき》

侍中郎《じちゅうろう》

皇甫酈《こうほれき》

董昭《とうしょう》

董貴妃

献帝の妻、董昭の娘

王子服《おうじふく》

董承《とうじょう》の親友

馬騰《ばとう》

西涼の太守

崔毅

閔貢

鮑信

鮑忠

丁原

呂布


呂布

呂布

呂布

厳氏

呂布の正妻

陳宮

高順

呂布の配下

郝萌《かくほう》

呂布配下

曹性

呂布の配下

夏侯惇の目を射った人

宋憲

呂布の配下

侯成《こうせい》

呂布の配下


魏続《ぎぞく》

呂布の配下

王允

貂蝉《ちょうせん》

孫瑞《そんずい》

王允の仲間、董卓の暗殺を謀る

皇甫嵩《こうほすう》

丁管

越騎校尉の伍俘

橋玄

許子将

呂伯奢

衛弘

公孫瓉

北平の太守

公孫越

王匡

方悦

劉表

蔡夫人

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

蒯良

劉表配下

蒯越《かいえつ》

劉表配下、蒯良の弟

黄祖

劉表配下

黄祖

陳生

劉表配下

張虎

劉表配下


蔡瑁《さいぼう》

劉表配下

呂公《りょこう》

劉表の配下

韓嵩《かんすう》

劉表の配下

牛輔

金を持って逃げようとして胡赤児《こせきじ》に殺される

胡赤児《こせきじ》

牛輔を殺し金を奪い、呂布に降伏するも呂布に殺される。

韓遂《かんすい》

并州《へいしゅう》の刺史《しし》

西涼の太守|馬騰《ばとう》と共に長安をせめる。

陶謙《とうけん》

徐州《じょしゅう》の太守

張闓《ちょうがい》

元黄巾族の陶謙の配下

何曼《かまん》

截天夜叉《せってんやしゃ》

黄巾の残党

何儀《かぎ》

黄巾の残党

田氏

濮陽《ぼくよう》の富豪

劉繇《りゅうよう》

楊州の刺史

張英

劉繇《りゅうよう》の配下


王朗《おうろう》

厳白虎《げんぱくこ》

東呉《とうご》の徳王《とくおう》と称す

厳与《げんよ》

厳白虎の弟

華陀《かだ》

医者

鄒氏《すうし》

未亡人

徐璆《じょきゅう》

袁術の甥、袁胤《えんいん》をとらえ、玉璽を曹操に送った

鄭玄《ていげん》

禰衡《ねいこう》

吉平

医者

慶童《けいどう》

董承の元で働く奴隷

陳震《ちんしん》

袁紹配下

龔都《きょうと》

郭常《かくじょう》

郭常《かくじょう》の、のら息子

裴元紹《はいげんしょう》

黄巾の残党

関定《かんてい》

許攸《きょゆう》

袁紹の配下であったが、曹操の配下へ

辛評《しんひょう》

辛毘《しんび》の兄

辛毘《しんび》

辛評《しんひょう》の弟

袁譚《えんたん》の配下、後、曹操の配下

呂曠《りょこう》

呂翔《りょしょう》の兄

呂翔《りょしょう》

呂曠《りょこう》の弟


李孚《りふ》

袁尚配下

王修

田疇《でんちゅう》

元袁紹の部下

公孫康《こうそんこう》

文聘《ぶんぺい》

劉表配下

王威

劉表配下

司馬徽《しばき》

道号を水鏡《すいきょう》先生

徐庶《じょしょ》

単福と名乗る

劉泌《りゅうひつ》

徐庶の母

崔州平《さいしゅうへい》

孔明の友人

諸葛均《しょかつきん》

石広元《せきこうげん》

孟公威《もうこうい》

媯覧《ぎらん》

戴員《たいいん》

孫翊《そんよく》

徐氏《じょし》

辺洪

陳就《ちんじゅ》

郄慮《げきりょ》

劉琮《りゅうそう》

劉表次男

李珪《りけい》

王粲《おうさん》

宋忠

淳于導《じゅんうどう》

曹仁《そうじん》の旗下《きか》

晏明

曹操配下

鍾縉《しょうしん》、鍾紳《しょうしん》

兄弟

夏侯覇《かこうは》

歩隲《ほしつ》

孫権配下

薛綜《せっそう》

孫権配下

厳畯《げんしゅん》

孫権配下


陸績《りくせき》

孫権の配下

程秉《ていへい》

孫権の配下

顧雍《こよう》

孫権配下

丁奉《ていほう》

孫権配下

徐盛《じょせい》

孫権配下

闞沢《かんたく》

孫権配下

蔡薫《さいくん》

蔡和《さいか》

蔡瑁の甥

蔡仲《さいちゅう》

蔡瑁の甥

毛玠《もうかい》

曹操配下

焦触《しょうしょく》

曹操配下

張南《ちょうなん》

曹操配下

馬延《ばえん》

曹操配下

張顗《ちょうぎ》

曹操配下

牛金《ぎゅうきん》

曹操配下


陳矯《ちんきょう》

曹操配下

劉度《りゅうど》

零陵の太守

劉延《りゅうえん》

劉度《りゅうど》の嫡子《ちゃくし》

邢道栄《けいどうえい》

劉度《りゅうど》配下

趙範《ちょうはん》

鮑龍《ほうりゅう》

陳応《ちんおう》

金旋《きんせん》

武陵城太守

鞏志《きょうし》

韓玄《かんげん》

長沙の太守

宋謙《そうけん》

孫権の配下

戈定《かてい》

戈定《かてい》の弟

張遼の馬飼《うまかい》

喬国老《きょうこくろう》

二喬の父

呉夫人

馬騰

献帝

韓遂《かんすい》

黄奎

曹操の配下


李春香《りしゅんこう》

黄奎《こうけい》の姪

陳群《ちんぐん》

曹操の配下

龐徳《ほうとく》

馬岱《ばたい》

鍾繇《しょうよう》

曹操配下

鍾進《しょうしん》

鍾繇《しょうよう》の弟

曹操配下

丁斐《ていひ》

夢梅《むばい》

許褚

楊秋

侯選

李湛

楊阜《ようふ》

張魯《ちょうろ》

張衛《ちょうえい》

閻圃《えんほ》

劉璋《りゅうしょう》

張松《ちょうしょう》

劉璋配下

黄権《こうけん》

劉璋配下

のち劉備配下

王累《おうるい》

王累《おうるい》

李恢《りかい》

劉璋配下

のち劉備配下

鄧賢《とうけん》

劉璋配下

張任《ちょうじん》

劉璋配下

周善

孫権配下


呉妹君《ごまいくん》

董昭《とうしょう》

曹操配下

楊懐《ようかい》

劉璋配下

高沛《こうはい》

劉璋配下

劉巴《りゅうは》

劉璋配下

劉璝《りゅうかい》

劉璋配下

張粛《ちょうしゅく》

張松の兄


冷苞

劉璋配下

呉懿《ごい》

劉璋の舅

彭義《ほうぎ》

鄭度《ていど》

劉璋配下

韋康《いこう》

姜叙《きょうじょ》

夏侯淵《かこうえん》

趙昂《ちょうこう》

楊柏《ようはく》

張魯配下

楊松

楊柏《ようはく》の兄

張魯配下

費観《ひかん》

劉璋配下

穆順《ぼくじゅん》

楊昂《ようこう》

楊任

崔琰《さいえん》

曹操配下


雷同

郭淮《かくわい》

曹操配下

霍峻《かくしゅん》

劉備配下

夏侯尚《かこうしょう》

曹操配下

夏侯徳

曹操配下

夏侯尚《かこうしょう》の兄

陳式《ちんしき》

劉備配下

杜襲《としゅう》

曹操配下

慕容烈《ぼようれつ》

曹操配下

焦炳《しょうへい》

曹操配下

張翼

劉備配下

王平

曹操配下であったが、劉備配下へ。

曹彰《そうしょう》

楊修《ようしゅう》

曹操配下

夏侯惇

費詩《ひし》

劉備配下

王甫《おうほ》

劉備配下

呂常《りょじょう》

曹操配下

董衡《とうこう》

曹操配下

李氏《りし》

龐徳の妻

成何《せいか》

曹操配下

蒋済《しょうさい》

曹操配下

傅士仁《ふしじん》

劉備配下

徐商

曹操配下


廖化

劉備配下

趙累《ちょうるい》

劉備配下

朱然《しゅぜん》

孫権配下


潘璋

孫権配下

左咸《さかん》

孫権配下

馬忠

孫権配下

許靖《きょせい》

劉備配下

華歆《かきん》

曹操配下

呉押獄《ごおうごく》

典獄

司馬孚《しばふ》

司馬懿《しばい》の弟

賈逵《かき》


曹植


卞氏《べんし》

申耽《しんたん》

孟達の部下

范疆《はんきょう》

張飛の配下

張達

張飛の配下


関興《かんこう》

関羽の息子

張苞《ちょうほう》

張飛の息子

趙咨《ちょうし》

孫権配下

邢貞《けいてい》

孫桓《そんかん》

孫権の甥

呉班

張飛の配下

崔禹《さいう》

孫権配下

張南

劉備配下

淳于丹《じゅんうたん》

孫権配下

馮習

劉備配下


丁奉

孫権配下

傅彤《ふとう》

劉備配下

程畿《ていき》

劉備配下

趙融《ちょうゆう》

劉備配下

朱桓《しゅかん》

孫権配下


常雕《じょうちょう》

曹丕配下

吉川英治


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