第150話、張飛

文字数 4,789文字


 張飛の一身にも一奇禍が起った。張飛はその頃、閬中(ろうちゅう)(四川省閬中)にいたが、車騎将軍領司隷校尉(りょうしれいこうい)に叙封され、また閬州(ろうしゅう)一円の(ぼく)を兼任すべしとの恩命に接したのであった。

「わが家兄(かけい)は、万乗の御位についても、なおこの至らない愚弟をお忘れないとみえる」


 感情のつよい彼は、そういって勅使の前で()いた。

 関羽の死が聞えて以来、張飛はことに感情づよくなっていた。酔うては怒り、()めては(ののし)り、または独り()いて、呉の空を睨み、


(いつかきっと、義兄貴(あにき)のうらみをはらしてくるるぞ)

 と剣をたたき、歯をくいしばっていたりすることがままあった。陣中の兵は、この激情にふれて、よく撲られたり、蹴られたりした。故に、将士のあいだには、ひそかに張飛に遺恨を抱く者すらあるような空気だった。

 恩爵(おんしゃく)の勅に接した日も、張飛は勅使をもてなした後で、

「なぜ、蜀の朝臣どもは、帝にすすめて、一日もはやく、呉を伐たんのか」


 と、まるで勅使のせいのように激論をふっかけた。

 斗酒を傾けてもなお飽かない張飛であった。こめかみの筋を太らせて、顔ばかりか眼の内まで朱くして、勅使に(つば)を飛ばして云った。


「いったい、朝廷の臣ばかりでなく、孔明なども実に腑抜(ふぬ)けの旗頭(はたがしら)だ。聞けば、孔明はこんど皇帝の補佐たる丞相(じょうしょう)の任についたそうだが、彼を始め、蜀朝の文武は、栄爵(えいしゃく)に甘んじて、もう戦争の苦しみなどは、ひそかに(いと)っておるんじゃないか。……実に、嘆かわしい小人どもではある。不肖、張飛の如きにまで、今日、有難い恩爵を賜わって、不平どころか、有難いと思うことは人一倍も感じておるが、それにつけても、関羽が世にいないことを思うと、呉に対して、いよいよ報復の(いくさ)を誓わずにおれん。……無念だ、残念だ、呉を亡ぼさぬうちに、自分たちのみが、こんな恩命に温まって無事泰平に暮しておるのは、相済まなくて仕方がない。地下の関羽が、どんなに歯ぎしりしているかと思うと……」

 張飛は哭きだした。

 酔いと感情が、極点に達すると、彼はいつも、悲憤して哭くのが癖であった。

 けれど、彼のことばは、決して一場の酔言ではなく、そうした気持は、常に抱いているものに違いない。

 その証拠には、やがて勅使が帰ると、すぐその後で、蜀の蹶起(けっき)をうながさんと、彼も直ちに成都へ上っている。

 ふかく桃園の盟を守って、ともに誓っていることは、皇帝劉備といえども今も同じであった。身の老齢を思い、一たん人生の晩節を悟って、

(我れ呉と(とも)に生きず)

 と、宣言してからの彼は、以来毎日のように練兵場へ行幸(みゆき)して、みずから兵を(えっ)し、軍馬を訓練し、ひたすらその日を期していた。

 けれど、孔明を始め、社稷(しゃしょく)の将来を思う文武の百官は、

(陛下には、まだ九五(きゅうご)の御位について日も浅いのに、ふたたびここで大戦を起すなどは、決して、宗廟(そうびょう)の政を重んずるゆえんでない)と、反対の説が多く、ために、劉備も心ならずも、出兵を遷延している状態であった。

 折ふし張飛は成都へ出てきた。

 その日も劉備は朝廷を出て、練兵場の演武堂におると聞き、彼は禁門に入るまえにすぐそこへ行って帝に拝謁した。

 その時張飛は、玉座の下に拝伏するや、帝の御足を抱いて、声を放って()いたということである。

 劉備もまた張飛の背を撫でて、

「よく参った。関羽はすでに世に亡く、桃園に会した義兄弟も今はそちとただ二人ぞ。体は壮健か」

 と(こま)やかに彼の悲情を慰めた。

 張飛が、(こぶし)を握って、

「陛下には、なおその(かみ)の盟をお忘れありませんか。不肖も、関羽の仇を報ぜぬうちは、いかなる富貴も栄爵も少しも心の楽しみとはなりません」


 と涙を払っていうと、劉備もともに悲涙をたたえて、


(ちん)の心も同じである。いつの日にか必ず汝と共に呉へ攻め行くであろう」

 と、いった。

 張飛は雀躍(こおど)りして、

「陛下にそのご勇気があるならば、いつの日かなどといっていないで、すぐにも張飛はお供いたしたいと思います。はや平和の日になれて、ひたすら小我の安逸へ(はし)ろうとする文官や一部の武人にさえぎられていたら、生あるうちに、この恨みを胸からそそぐ日はないでしょう」
「そうだ。その通りだ」

 と劉備はこの一瞬に勇断を(ふる)って、ついに張飛へ直接大命を降してしまったのである。


「直ちに、そちは軍備して閬中(ろうちゅう)から南へ出でよ。朕、また大軍をひきいて、江州に出で、汝と合し、呉を伐つであろう」


 張飛は、(かしら)を叩いて歓び、階を跳び下りて、すぐ閬中へ帰って行った。

 けれども、帝の軍備には、たちまち内部の反対が燃えた。

「無用無用」
 趙雲が、反対してはばかる色もなく諫めた。

「呉はいま()つべからずです。魏を伐てば呉は自然に亡ぶものでしょう。もし魏を後にして、呉へかからば、かならず魏呉同体となって蜀は苦境に立たざるを得ないだろうと思われます」


「何をいうぞ、趙雲」


 劉備はその切れ長い(まなじり)から彼を一(べん)して、むしろ叱るが如くいった。


「呉は(とも)に天を(いただ)かざるの仇敵だ。(ちん)の義弟を討ったばかりでなく、朕の麾下を脱した傅士仁、糜芳(びほう)潘璋(はんしょう)、馬忠らの徒がみな拠って棲息しておる国ではないか。その肉を(くら)い、九族を亡ぼし、以て悪逆の末路を世に示さなければ、朕が大蜀皇帝として立った意義はない」


「あいや、骨肉のうらみも、不忠の臣の膺懲(ようちょう)も、要するに、それは陛下の御私憤にすぎません。蜀帝国の運命はもっと重うございます」


「関羽は国家の重鎮、馬忠、傅士仁(ふしじん)の徒はことごとく国賊。その正邪を正し、怨みをそそぐは、当然、国家の意志ではないか。なんで私情の怒りというか。民もみな怒りきるほどの敵愾心(てきがいしん)と、戦いの名分が明らかにあってこそ、初めて戦いには勝つものだ。汝の言は、理としては聞えるが、尊ぶには足らん」


 蜀帝の決意は固かった。

 孔明もまた、(ひょう)を奉った。

 ――呉を伐つもよいが、いまはその時でありません。

 と、極力諫奏したが、ついに劉備を思い止まらすことはできなかった。

 頑として、劉備は耳もかさなかった。彼の温和で保守的な性格からいえば、晩年のこの挙はまったく別人のような観がある。


 その後、蜀帝の勅使は、ひそかに南蛮(なんばん)(雲南・昆明)へ往来した。

 そして南蛮兵五万余を借り出すことに成功した。



 蜀の章武元年七月の上旬、蜀軍七十五万は、成都を発した。

 このうちには、かねて南蛮から援軍に借りうけておいた赤髪黒奴(せきはつこくど)蛮夷隊(ばんいたい)もまじっていた。


「御身は、太子を(もり)して、留守しておれ」

 と、孔明は成都に残した。

 馬超、馬岱(ばたい)の従兄弟も、鎮北将軍魏延(ぎえん)とともに、漢中の守備にのこされた。ただし漢中の地は、前線へ兵糧を送るためにも、重要な部署ではあった。

 で、発向した出征軍は、先陣に黄忠(こうちゅう)、副将に馮習(ふうしゅう)、張南。中軍護尉に趙融(ちょうゆう)廖淳(りょうじゅん)。うしろ備えには直臣の諸大将。宗徒(むねと)の旗本など、堅陣雲の如く、蜀の峡中(きょうちゅう)から南へ南へと押し流れて行った。

 ――ところが。

 ここに蜀にとって悲しむべき一事件が突発した。それは張飛の一身に起った不測の事態である。

 あれから閬中(ろうちゅう)の自領へ急いで帰った張飛は、すでに呉を呑むごとき気概で、陣の将士に、

「すぐ出陣の用意をしろ」
 と令し、また部下の将、范疆(はんきょう)、張達のふたりを招いて、
「このたび討呉の一戦は、義兄(あに)関羽の(とむら)い合戦だ。兵船の(とばり)から武具、旗、甲、戦袍(ひたたれ)の類まで、すべて白となし、白旗白袍(はっきはくほう)の軍装で出向こうと思う。ついては、おまえ達が奉仕して、三日のあいだにそれを調えろ。四日の早天には閬中(ろうちゅう)を出発するから、違背なくいたせよ」
 と、いいつけた。
「……は」

 とはいったが、ふたりは眼をまろくした。無理な日限である。どう考えたってできるわけではない、とすぐ思ったからだった。

 けれど、張飛の性質を知っているので、一たん引退がって協議してみた。そしてふたたび張飛の前に来て、

「少なくも十日のご猶予を下さい。とうてい、そんな短時日には、できるわけがございません」


 と、事情を訴えた。


「なに、できない」


 張飛は、酒へ火が落ちたように、かっと青筋を立てた。側には、参謀たちもいて、すでに作戦にかかり、彼の気もちは、もう戦場にある日と変りないものになっていたのである。


「出陣を前に、便々と十日も猶予しておられようか。わが命に違反なす奴、懲らしめてやれ」


 兵に命じて、ふたりを縛り、陣前の大樹にくくりつけた。

 のみならず、張飛は、(むち)をもって二人を(なぐ)った。味方の者の見ている前で、このことを与えられた范疆(はんきょう)張達(ちょうたつ)は、絶対なる侮辱を覚えたにちがいない。

 けれども二人は、やがて悲鳴の中から、罪を謝してさけんだ。

「おゆるし下さい。やります。きっと三日のうちに、ご用命の物を調達いたします」

 至極単純な張飛は、


「それみろ、やればできるくせに。放してやるから、必死になって、調えろ」

 と、縄を解いてやった。

 その夜、彼は諸将と共に、酒を飲んで眠った。平常もありがちなことだが、その晩はわけても大酔したらしく、帳中へはいると床のうえに、(いびき)をかいて寝てしまったのである。

 すると、二更の頃。

 ふたりの怪漢が忍びこんで、やや久しく帳内の壁にへばりついていた。范疆(はんきょう)張達(ちょうたつ)だった。張達(ちょうたつ)は、張飛の寝息を充分にうかがいすまし、懐中(ふところ)の短剣をぎらりと持つや否、


「うぬ!」

 と一声、やにわに寝姿へおどりかかって張飛の寝首を掻いてしまった。

 首をさげて、飛鳥の如く、外の闇へ走ったかと思うと、閬江(ろうこう)のほとりに待たせてあった一船へ跳びこみ、一家一族数十人とともに、流れを下って、ついに呉の国へ(はし)ってしまった。

 実に惜しむべきは、張飛の死であった。好漢惜しむらくは性情(せいじょう)()であり短慮であった。まだまだ彼の勇は蜀のために用うる日は多かったのに、桃園の花燃ゆる日から始まって、ここにその人生を終った。年五十五であったという。



 大暑七月、蜀七十五万の軍は、すでに成都を離れて、蜿蜒(えんえん)と行軍をつづけていた。

 孔明は、帝に侍して、百里の外まで送ってきたが、


「ただ太子の身をたのむ。さらばぞ」


 と劉備に促されて、心なしか愁然(しゅうぜん)と、成都へ帰った。

 すると次の日。

 野営を張って、途中に陣していると、張飛の部下、呉班(ごはん)という者が、馬も人も汗にぬれて、追いついてきた。


「ごらん下さい。これを」


 息を()って、ただ一通の表をさし出した。劉備は一読するや否や、

「あっ? 張飛が!」


 ぐらぐらと(めま)いを覚えたらしく、あやうく昏絶(こんぜつ)しそうになった(ひたい)を抑えて、その後、


「ううむ……」


 と、ただ(うめ)いていた。

 手脚はおののき、顔色は真っ蒼に変り、額から冷たい汗をながしていたが、やがて、さんさんと涙して、


「関羽に続き張飛までも、ぜひもない宿命。せめてこよいは祭をせん。壇を設けよ」

 と、白い唇から力なく言った。


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登場人物紹介

劉備玄徳

劉備玄徳

ひげ

劉備玄徳

劉備玄徳

諸葛孔明《しょかつこうめい》

張飛

張飛

髭あり

張飛

関羽

関羽


関平《かんぺい》

関羽の養子

趙雲

趙雲

張雲

黄忠《こうちゅう》

魏延《ぎえん》

馬超

厳顔《げんがん》

劉璋配下から劉備配下

龐統《ほうとう》

糜竺《びじく》

陶謙配下

後劉備の配下

糜芳《びほう》

糜竺《びじく》の弟

孫乾《そんけん》

陶謙配下

後劉備の配下

陳珪《ちんけい》

陳登の父親

陳登《ちんとう》

陶謙の配下から劉備の配下へ、

曹豹《そうひょう》

劉備の配下だったが、酒に酔った張飛に殴られ裏切る

周倉《しゅうそう》

もと黄巾の張宝《ちょうほう》の配下

関羽に仕える

劉辟《りゅうへき》

簡雍《かんよう》

劉備の配下

馬良《ばりょう》

劉備の配下

伊籍《いせき》

法正

劉璋配下

のち劉備配下

劉封

劉備の養子

孟達

劉璋配下

のち劉備配下

商人

宿屋の主人

馬元義

甘洪

李朱氾

黄巾族

老僧

芙蓉

芙蓉

糜夫人《びふじん》

甘夫人


劉備の母

劉備の母

役人


劉焉

幽州太守

張世平

商人

義軍

部下

黄巾族

程遠志

鄒靖

青州太守タイシュ龔景キョウケイ

盧植

朱雋

曹操

曹操

やけど

曹操

曹操


若い頃の曹操

曹丕《そうひ》

曹丕《そうひ》

曹嵩

曹操の父

曹洪


曹洪


曹徳

曹操の弟

曹仁

曹純

曹洪の弟

司馬懿《しばい》仲達《ちゅうたつ》

曹操配下


楽進

楽進

夏侯惇

夏侯惇《かこうじゅん》

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

韓浩《かんこう》

曹操配下

夏侯淵

夏侯淵《かこうえん》

典韋《てんい》

曹操の配下

悪来と言うあだ名で呼ばれる

劉曄《りゅうよう》

曹操配下

李典

曹操の配下

荀彧《じゅんいく》

曹操の配下

荀攸《じゅんゆう》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

徐晃《じょこう》

楊奉の配下、後曹操に仕える

史渙《しかん》

徐晃《じょこう》の部下

満寵《まんちょう》

曹操の配下

郭嘉《かくか》

曹操の配下

曹安民《そうあんみん》

曹操の甥

曹昂《そうこう》

曹操の長男

于禁《うきん》

曹操の配下

王垢《おうこう》

曹操の配下、糧米総官

程昱《ていいく》

曹操の配下

呂虔《りょけん》

曹操の配下

王必《おうひつ》

曹操の配下

車冑《しゃちゅう》

曹操の配下、一時的に徐州の太守

孔融《こうゆう》

曹操配下

劉岱《りゅうたい》

曹操配下

王忠《おうちゅう》

曹操配下

張遼

呂布の配下から曹操の配下へ

張遼

蒋幹《しょうかん》

曹操配下、周瑜と学友

張郃《ちょうこう》

袁紹の配下

賈詡

賈詡《かく》

董卓

李儒

董卓の懐刀

李粛

呂布を裏切らせる

華雄

胡軫

周毖

李傕

李別《りべつ》

李傕の甥

楊奉

李傕の配下、反乱を企むが失敗し逃走

韓暹《かんせん》

宋果《そうか》

李傕の配下、反乱を企むが失敗

郭汜《かくし》

郭汜夫人

樊稠《はんちゅう》

張済

張繍《ちょうしゅう》

張済《ちょうさい》の甥

胡車児《こしゃじ》

張繍《ちょうしゅう》配下

楊彪

董卓の長安遷都に反対

楊彪《ようひょう》の妻

黄琬

董卓の長安遷都に反対

荀爽

董卓の長安遷都に反対

伍瓊

董卓の長安遷都に反対

趙岑

長安までの殿軍を指揮

徐栄

張温

張宝

孫堅

呉郡富春(浙江省・富陽市)の出で、孫子の子孫

孫静

孫堅の弟

孫策

孫堅の長男

孫権《そんけん》

孫権

孫権

孫堅の次男

朱治《しゅち》

孫堅の配下

呂範《りょはん》

袁術の配下、孫策に力を貸し配下になる

周瑜《しゅうゆ》

孫策の配下

周瑜《しゅうゆ》

周瑜

張紘

孫策の配下

二張の一人

張昭

孫策の配下

二張の一人

蒋欽《しょうきん》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

孫権を守って傷を負った

陳武《ちんぶ》

孫策の部下

太史慈《たいしじ》

劉繇《りゅうよう》配下、後、孫策配下


元代

孫策の配下

祖茂

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

韓当

孫堅の配下

黄蓋

孫堅の部下

黄蓋《こうがい》

桓楷《かんかい》

孫堅の部下


魯粛《ろしゅく》

孫権配下

諸葛瑾《しょかつきん》

諸葛孔明《しょかつこうめい》の兄

孫権の配下


呂蒙《りょもう》

孫権配下

虞翻《ぐほん》

王朗の配下、後、孫策の配下

甘寧《かんねい》

劉表の元にいたが、重く用いられず、孫権の元へ

甘寧《かんねい》

凌統《りょうとう》

凌統《りょうとう》

孫権配下


陸遜《りくそん》

孫権配下

張均

督郵

霊帝

劉恢

何進

何后

潘隠

何進に通じている禁門の武官

袁紹

袁紹

劉《りゅう》夫人

袁譚《えんたん》

袁紹の嫡男

袁尚《えんしょう》

袁紹の三男

高幹

袁紹の甥

顔良

顔良

文醜

兪渉

逢紀

冀州を狙い策をねる。

麹義

田豊

審配

袁紹の配下

沮授《そじゅ》

袁紹配下

郭図《かくと》

袁紹配下


高覧《こうらん》

袁紹の配下

淳于瓊《じゅんうけい》

袁紹の配下

酒が好き

袁術

袁胤《えんいん》

袁術の甥

紀霊《きれい》

袁術の配下

荀正

袁術の配下

楊大将《ようたいしょう》

袁術の配下

韓胤《かんいん》

袁術の配下

閻象《えんしょう》

袁術配下

韓馥

冀州の牧

耿武

袁紹を国に迎え入れることを反対した人物。

鄭泰

張譲

陳留王

董卓により献帝となる。

献帝

献帝

伏皇后《ふくこうごう》

伏完《ふくかん》

伏皇后の父

楊琦《ようき》

侍中郎《じちゅうろう》

皇甫酈《こうほれき》

董昭《とうしょう》

董貴妃

献帝の妻、董昭の娘

王子服《おうじふく》

董承《とうじょう》の親友

馬騰《ばとう》

西涼の太守

崔毅

閔貢

鮑信

鮑忠

丁原

呂布


呂布

呂布

呂布

厳氏

呂布の正妻

陳宮

高順

呂布の配下

郝萌《かくほう》

呂布配下

曹性

呂布の配下

夏侯惇の目を射った人

宋憲

呂布の配下

侯成《こうせい》

呂布の配下


魏続《ぎぞく》

呂布の配下

王允

貂蝉《ちょうせん》

孫瑞《そんずい》

王允の仲間、董卓の暗殺を謀る

皇甫嵩《こうほすう》

丁管

越騎校尉の伍俘

橋玄

許子将

呂伯奢

衛弘

公孫瓉

北平の太守

公孫越

王匡

方悦

劉表

蔡夫人

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

蒯良

劉表配下

蒯越《かいえつ》

劉表配下、蒯良の弟

黄祖

劉表配下

黄祖

陳生

劉表配下

張虎

劉表配下


蔡瑁《さいぼう》

劉表配下

呂公《りょこう》

劉表の配下

韓嵩《かんすう》

劉表の配下

牛輔

金を持って逃げようとして胡赤児《こせきじ》に殺される

胡赤児《こせきじ》

牛輔を殺し金を奪い、呂布に降伏するも呂布に殺される。

韓遂《かんすい》

并州《へいしゅう》の刺史《しし》

西涼の太守|馬騰《ばとう》と共に長安をせめる。

陶謙《とうけん》

徐州《じょしゅう》の太守

張闓《ちょうがい》

元黄巾族の陶謙の配下

何曼《かまん》

截天夜叉《せってんやしゃ》

黄巾の残党

何儀《かぎ》

黄巾の残党

田氏

濮陽《ぼくよう》の富豪

劉繇《りゅうよう》

楊州の刺史

張英

劉繇《りゅうよう》の配下


王朗《おうろう》

厳白虎《げんぱくこ》

東呉《とうご》の徳王《とくおう》と称す

厳与《げんよ》

厳白虎の弟

華陀《かだ》

医者

鄒氏《すうし》

未亡人

徐璆《じょきゅう》

袁術の甥、袁胤《えんいん》をとらえ、玉璽を曹操に送った

鄭玄《ていげん》

禰衡《ねいこう》

吉平

医者

慶童《けいどう》

董承の元で働く奴隷

陳震《ちんしん》

袁紹配下

龔都《きょうと》

郭常《かくじょう》

郭常《かくじょう》の、のら息子

裴元紹《はいげんしょう》

黄巾の残党

関定《かんてい》

許攸《きょゆう》

袁紹の配下であったが、曹操の配下へ

辛評《しんひょう》

辛毘《しんび》の兄

辛毘《しんび》

辛評《しんひょう》の弟

袁譚《えんたん》の配下、後、曹操の配下

呂曠《りょこう》

呂翔《りょしょう》の兄

呂翔《りょしょう》

呂曠《りょこう》の弟


李孚《りふ》

袁尚配下

王修

田疇《でんちゅう》

元袁紹の部下

公孫康《こうそんこう》

文聘《ぶんぺい》

劉表配下

王威

劉表配下

司馬徽《しばき》

道号を水鏡《すいきょう》先生

徐庶《じょしょ》

単福と名乗る

劉泌《りゅうひつ》

徐庶の母

崔州平《さいしゅうへい》

孔明の友人

諸葛均《しょかつきん》

石広元《せきこうげん》

孟公威《もうこうい》

媯覧《ぎらん》

戴員《たいいん》

孫翊《そんよく》

徐氏《じょし》

辺洪

陳就《ちんじゅ》

郄慮《げきりょ》

劉琮《りゅうそう》

劉表次男

李珪《りけい》

王粲《おうさん》

宋忠

淳于導《じゅんうどう》

曹仁《そうじん》の旗下《きか》

晏明

曹操配下

鍾縉《しょうしん》、鍾紳《しょうしん》

兄弟

夏侯覇《かこうは》

歩隲《ほしつ》

孫権配下

薛綜《せっそう》

孫権配下

厳畯《げんしゅん》

孫権配下


陸績《りくせき》

孫権の配下

程秉《ていへい》

孫権の配下

顧雍《こよう》

孫権配下

丁奉《ていほう》

孫権配下

徐盛《じょせい》

孫権配下

闞沢《かんたく》

孫権配下

蔡薫《さいくん》

蔡和《さいか》

蔡瑁の甥

蔡仲《さいちゅう》

蔡瑁の甥

毛玠《もうかい》

曹操配下

焦触《しょうしょく》

曹操配下

張南《ちょうなん》

曹操配下

馬延《ばえん》

曹操配下

張顗《ちょうぎ》

曹操配下

牛金《ぎゅうきん》

曹操配下


陳矯《ちんきょう》

曹操配下

劉度《りゅうど》

零陵の太守

劉延《りゅうえん》

劉度《りゅうど》の嫡子《ちゃくし》

邢道栄《けいどうえい》

劉度《りゅうど》配下

趙範《ちょうはん》

鮑龍《ほうりゅう》

陳応《ちんおう》

金旋《きんせん》

武陵城太守

鞏志《きょうし》

韓玄《かんげん》

長沙の太守

宋謙《そうけん》

孫権の配下

戈定《かてい》

戈定《かてい》の弟

張遼の馬飼《うまかい》

喬国老《きょうこくろう》

二喬の父

呉夫人

馬騰

献帝

韓遂《かんすい》

黄奎

曹操の配下


李春香《りしゅんこう》

黄奎《こうけい》の姪

陳群《ちんぐん》

曹操の配下

龐徳《ほうとく》

馬岱《ばたい》

鍾繇《しょうよう》

曹操配下

鍾進《しょうしん》

鍾繇《しょうよう》の弟

曹操配下

丁斐《ていひ》

夢梅《むばい》

許褚

楊秋

侯選

李湛

楊阜《ようふ》

張魯《ちょうろ》

張衛《ちょうえい》

閻圃《えんほ》

劉璋《りゅうしょう》

張松《ちょうしょう》

劉璋配下

黄権《こうけん》

劉璋配下

のち劉備配下

王累《おうるい》

王累《おうるい》

李恢《りかい》

劉璋配下

のち劉備配下

鄧賢《とうけん》

劉璋配下

張任《ちょうじん》

劉璋配下

周善

孫権配下


呉妹君《ごまいくん》

董昭《とうしょう》

曹操配下

楊懐《ようかい》

劉璋配下

高沛《こうはい》

劉璋配下

劉巴《りゅうは》

劉璋配下

劉璝《りゅうかい》

劉璋配下

張粛《ちょうしゅく》

張松の兄


冷苞

劉璋配下

呉懿《ごい》

劉璋の舅

彭義《ほうぎ》

鄭度《ていど》

劉璋配下

韋康《いこう》

姜叙《きょうじょ》

夏侯淵《かこうえん》

趙昂《ちょうこう》

楊柏《ようはく》

張魯配下

楊松

楊柏《ようはく》の兄

張魯配下

費観《ひかん》

劉璋配下

穆順《ぼくじゅん》

楊昂《ようこう》

楊任

崔琰《さいえん》

曹操配下


雷同

郭淮《かくわい》

曹操配下

霍峻《かくしゅん》

劉備配下

夏侯尚《かこうしょう》

曹操配下

夏侯徳

曹操配下

夏侯尚《かこうしょう》の兄

陳式《ちんしき》

劉備配下

杜襲《としゅう》

曹操配下

慕容烈《ぼようれつ》

曹操配下

焦炳《しょうへい》

曹操配下

張翼

劉備配下

王平

曹操配下であったが、劉備配下へ。

曹彰《そうしょう》

楊修《ようしゅう》

曹操配下

夏侯惇

費詩《ひし》

劉備配下

王甫《おうほ》

劉備配下

呂常《りょじょう》

曹操配下

董衡《とうこう》

曹操配下

李氏《りし》

龐徳の妻

成何《せいか》

曹操配下

蒋済《しょうさい》

曹操配下

傅士仁《ふしじん》

劉備配下

徐商

曹操配下


廖化

劉備配下

趙累《ちょうるい》

劉備配下

朱然《しゅぜん》

孫権配下


潘璋

孫権配下

左咸《さかん》

孫権配下

馬忠

孫権配下

許靖《きょせい》

劉備配下

華歆《かきん》

曹操配下

呉押獄《ごおうごく》

典獄

司馬孚《しばふ》

司馬懿《しばい》の弟

賈逵《かき》


曹植


卞氏《べんし》

申耽《しんたん》

孟達の部下

范疆《はんきょう》

張飛の配下

張達

張飛の配下


関興《かんこう》

関羽の息子

張苞《ちょうほう》

張飛の息子

趙咨《ちょうし》

孫権配下

邢貞《けいてい》

孫桓《そんかん》

孫権の甥

呉班

張飛の配下

崔禹《さいう》

孫権配下

張南

劉備配下

淳于丹《じゅんうたん》

孫権配下

馮習

劉備配下


丁奉

孫権配下

傅彤《ふとう》

劉備配下

程畿《ていき》

劉備配下

趙融《ちょうゆう》

劉備配下

朱桓《しゅかん》

孫権配下


常雕《じょうちょう》

曹丕配下

吉川英治


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