第5話、張飛

文字数 4,807文字

 白馬は林の細道を西北へ向ってまっしぐらに駆けて行った。秋風に舞う木の葉は、鞍上の劉備(りゅうび)芙蓉(ふよう)の影を、かすめた。

 やがて広い野に出た。

 ばらばらと声がした。

「オ。あれへ行くぞ」

「女をのせて――」

「では違うのか」

「いや、やはり劉備だ」

「どっちでもいい。逃がすな。女も逃がすな」

 賊兵の声であった。

 林の陰を出たとたんに、黄巾賊の一隊に早くも見つかってしまった。

 獣群の声が、白馬の影を追いつめて来た。

 劉備は、振り向いて、


「追いつかれたか」
 思わずつぶやいたので、彼と白馬の脚とを唯一の頼みにしがみついていた芙蓉は、

「ああ、もう……」


 消え入るようにおののいた。


「大丈夫、大丈夫。ただ、振り落されないように、馬の(たてがみ)に、必死でつかまっておいでなさい」

 と、いって、(むち)打った。

 芙蓉はもう返事もしない。ぐったりと鬣に顔をうつ伏せている。


「河まで行けば、県軍のいる河まで行けば! ……」


 劉備の打ちつづけていた生木(なまき)の鞭は、皮がはげて白木になっていた。

 低い斜面のうねりを躍り越えた。遠くに帯のように流れが見えてきた。しめたと、劉備は勇気をもり返したが、河畔まで来てもそこには何物の影もなかった。宵に(たむろ)していたという県軍は、陣を払って何処かへ去ってしまったらしいのである。

 驚き立ち尽くしていた劉備の元に、

「待てッ」


 馬にのった影が、六騎七騎と、彼の前後を包囲してきた。黄巾賊の小方(しょうほう)小頭目(しょうとうもく))らである。

 馬を持たない徒歩の卒どもは、馬の足に追いつけなくて、途中であえいでしまったらしいが、李朱氾(りしゅはん)をはじめとして、騎馬の小方たち七、八騎はたちまち追いついた。

 まずい、と再び馬にむち打った劉備に、

「止れッ」
「射るぞ」

 と、鉄弓の(つる)をはなれた矢は、白馬の喉に突きささった。

 喉に矢を立てた白馬は、棹立(さおだ)ちに躍り上がって、いななくと、横ざまに倒れた。芙蓉(ふよう)の身も、劉備の体も、共に大地へほうり捨てられた。

 そのまま芙蓉は身動きもできなかったが、劉備は立ち上がって、

「何だっ!」

 と、さけんだ。彼は今日まで、自分にそんな大きな声量があろうとは知らなかった。百獣も(ひる)むような大喝(だいかつ)が、口から無意識に出ていたのである。

 賊は、ぎょっとし、劉備の大きな眼の光におどろき、馬は彼の大喝に、(ひづめ)をすくめて止った。

 だが、それは一瞬、

「何を、青二才」
「手むかう気か」
 馬を跳びおりた賊は、鉄弓を捨てて大剣を抜くもあり、槍を舞わして、劉備へいきなり突っかけてくるものもあった。

「もうこれまでか」


 避けようもない賊の包囲だ。身には寸鉄も帯びていない。少年時代から片時もはなさず持っていた父の遺物(かたみ)の剣も、先に賊将の馬元義に()られてしまった。

 劉備は、しかし、


「ただでは死なぬ」

 と、石ころをつかむが早いか、近づく者の顔へ投げつけた。

 見くびっていた賊の一名は、不意を喰らって、

「あッ」と、鼻ばしらをおさえた。

 劉備は、飛びついて、その槍を奪った。そして大音声に、

「民を悩ます害虫ども、もはや(ゆる)しはおかぬ。楼桑村( ろうろうそん)の劉備玄徳が腕のほどを見よ」

 といって、捨身になった。

 賊の小方、李朱氾(りしゅはん)は笑って、

「この百姓めが」

 と半月槍をふるってきた。

 もとより劉備はさして武術の達人ではない。田舎の楼桑村(ろうそうそん)で、多少の武技の稽古はしたこともあるが、それとて程の知れたものだ。武技を磨いて身を立てることよりも、(むしろ)を織って母を養うことのほうが常に彼の急務であった。

 必死になって、七人の賊を相手に、ややしばらくは、一命をささえていたが、そのうちに、槍を打落され、よろめいて倒れたところを、李朱氾に馬のりに組み敷かれて、李の大剣は、ついに、彼の胸いたに突きつけられた。

 その時、

 ――おおういっ。

 彼方から、


「――おおういっ。待ってくれい」

 呼ばわる声が近づいてきた。

 獣のような大声は、思わず賊の頭を振り向かせた。

 両手を振りながら韋駄天(いだてん)と、こなたへ馳けてくる人影が見える。その迅いことは、まるで疾風に一葉の木の葉が舞ってくるようだった。

 だがまたたく間に近づいてきたのを見ると、木の葉どころか身の(たけ)七尺もある巨漢(おおおとこ)だった。


「やっ、張卒(ちょうそつ)じゃないか」
「そうだ。近頃、卒の中に入った下ッ端の張飛(ちょうひ)だ」
 賊は、不審そうに、顔を見合せて云い合った。自分らの部下の中にいる張飛という一卒が何のようだと不思議に思った。また、他の大勢の歩卒は、騎馬に追いつけず皆、途中で遅れてしまったのに、張卒だけが、たとえひと足遅れたにせよ、このくらいの差で追いついてきたのだから、その脚力にも、賊将たちは驚いた。
「なんだ、張卒」

 李朱氾(りしゅはん)は、膝の下に、劉備の体を抑えつけ、右手に大剣を持って、振り向いていった。


「小方、小方。殺してはいけません。その人間は、わしに渡して下さい」

「何? ……誰の命令で貴様はそんなことをいうのか」


「卒の張飛の命令です」


「ばかっ。張飛は、貴様自身じゃないか。卒の分際で」


 と、いう言葉も終らぬ間に、そう(ののし)っていた李朱氾の体は、二丈も上の空へ飛んで行った。

 張飛が、李朱氾をつまみ上げて、宙へ投げ飛ばしたのである。

「やっ、こいつ」
「やい張卒、なんで貴様は、味方の李小方を投げおったか。おれ達のすることを邪魔だてするかっ」
「ふざけたまねを、成敗してくれる。それへ直れ」
 ひしめき寄ると、張は、
「わははははは。吠えろ吠えろ。(きも)をつぶした野良犬めらが」

「なに、野良犬だと」


「そうだ。その中に一匹でも、人間らしいのがおるつもりか」


「うぬ。新米(しんまい)の卒の分際で」


 叫んだ一人が、槍もろとも、躍りかかると、張飛は、団扇(うちわ)のような大きな手で、その横顔をはりつけるや否や、槍を引ッたくって、よろめく尻をしたたかに打ちのめした。

 槍の柄は折れ、打たれた賊は、腰骨がくだけたように、ぎゃっともんどり打った。

 思わぬ裏切者が出て、賊は狼狽したが、日頃から図抜けた巨漢(おおおとこ)の鈍物と、小馬鹿にしていた卒なので、その怪力を眼に見ても、まだ張飛の真価を信じられないでいた。

 張飛は、さながら岩壁のような胸いたをそらして、


「まだ来るか。無駄に命を捨てるより、おとなしく逃げ帰って、鴻家(こうけ)の姫と劉備(りゅうび)の身は、県城を焼かれて鴻家が亡びた後、黄巾賊の卒に潜り込んでいた張飛という者の手に渡しましたと、有態(ありてい)に報告しておけ」

「あっ! ……では汝は、鴻家の旧臣だな」


「そうだ。俺は県城の南門衛少督(なんもんえいしょうとく)を勤めていた鴻家の家臣で名は張飛(ちょうひ)(あざな)翼徳(よくとく)と申すものだ。わしが他県へ公用で留守の間に、黄巾賊の(やから)のために、県城は焼かれ、主君は殺され、領民は苦しめられ、一夜に城地は焦土と化してしまった。――その無念さ、いかにもして(うら)みをはらしてくれんものと、身を偽り、一時、其方どもの賊の中に、卒となって隠れていたのだ。――馬元義にも、また、総大将の兇賊張角にも、よく申しておけ。いずれいつかはきっと、張飛翼徳が思い知らせてくれるぞと」

 (いかずち)のような声だった。

 豹頭環眼(ひょうとうかんがん)、張飛が()めつけると、賊の小方らは、足もすくんでしまったが、まだ数をたのんで、


「鴻家の残兵だったか。そう聞けばなおのこと、生かしてはおけぬ」


 と、一度に打ってかかった。

 張飛は、腰の剣も抜かず、寄りつく者をとっては投げた。投げられた者は皆、脳骨(のうこつ)をくだき、眼窩(がんか)は飛びだし、またたくうちに碧血(へきけつ)の大地、惨として、二度と起き上がる者はいなかった。

 劉備は、茫然と、張飛の働きをながめていた。蹴れば雲を生じ、()ゆれば風が起るようだった。

(なんという豪傑だろう?)

 驚き見ていた。

 残る二、三人は、馬に飛びついて逃げうせたが、張飛は笑って追いもしなかった。そして(きびす)をめぐらすと、劉備のほうへ大股に近づいてきて、


「いや旅の人。えらい目に遭いましたなあ」
 と、何事もなかったような顔して話しかけた。そして直ぐ、腰に帯びていた二剣のうちの一つをはずし、また、懐中(ふところ)から見おぼえのある小壺を取り出して、

「これはあなたの物でしょう。賊に奪り上げられたあなたの剣と茶壺です。さあ取っておきなさい」


 と、劉の手へ渡した。


「これは、ありがとうございます」

 劉備は、失くした珠が返ってきたように、剣と茶壺の二品を、張飛の手から受取ると、幾度も感謝をあらわした。


「すでに命もないところを救っていただいた上に、この大事な二品まで、自分の手に戻るとは、なんだか、夢のような心地がします。大人(たいじん)のお名前は、さきほど聞きました。心に銘記しておいて、ご恩は生涯忘れません」

 と、いった。

 張飛は、首を振って、

「いやいや徳は()ならずで、貴公がそれがしの旧主、鴻家(こうけ)の姫を助けだしてくれた義心に対して、自分も義をもってお答え申したのみです。ちょうど最前、白馬にのって逃げた者があると、哨兵の知らせに、黄巾賊の将兵が泊っていたかの寺が、混雑におちた(すき)を狙って、夕刻見た貴公の、その二品を、馬元義と李朱氾の眠っていた内陣の壇から奪い返し、追手の卒と共にこれまで馳けてきたものです。貴公の孝心と、誠実を天もよみしと、自然お手に戻ったものでしょう」

 張飛の武勇に誇らない謙遜なことばに、劉備はいよいよ感じて、感銘のあまり二品のうちの剣のほうを差しだして、


「大人、失礼ですが、これはお礼として、あなたに差上げます。茶は、故郷(くに)に待っている母の土産なので、(わか)つことはできませんが、剣は、あなたのような義胆(ぎたん)の豪傑に持っていただけば、むしろ剣そのものも本望でしょう」

 と、再び、張飛の手へ授けて云った。

 張飛は、眼をみはって、


「えっ、この品をそれがしに、たまわると仰っしゃるのですか」


「どうか納めて下さい」


「自分は根からの武人ですから、実をいえば、この剣が世に稀な名刀だということは知っていましたので、欲しくてならなかったところですが、このような立派なものよろしいのですか」

「いや、命の恩人へ酬いるには、これをもってしても、まだ足りません。しかも剣の真価を、そこまで、分っていて下されば、なおさら、差上げても張合いがあり、自分としても満足です」


「そうですか。しからば、ほかならぬ品ですから、頂戴しておきます」
 と、張飛は、自身の剣をすぐ解き捨て、名剣を身に()いていかにもうれしそうであった。
「じゃあ早速ですが、まだ賊が押し返してくるにきまっている。それがしは鴻家のご息女を立てて、旧主の残兵を集め事を(はか)る考えですが――貴公も一刻もはやく、郷里へお帰りなさい」
「それでは」

 劉備は、芙蓉(ふよう)の身を張飛に託し、自分は、賊の捨てた馬をひろってまたがった。

 張飛は、先に自分が解き捨てた剣を劉備に渡し、


「まだ故郷まで距離があるでしょう、こんな剣でも帯びておいでなされ」

 といった。

 そして張飛自身は、芙蓉の身を抱いて、賊が残した馬に移り、名残り惜しげに、

「いつかまた、再会の日もありましょうが、ではご機嫌よく」


「おお、きっとまた、会う日を待とう。あなたも武運めでたく、鴻家の再興を成しとげらるるように」


「ありがとう。では」

「おさらば――」


 芙蓉を抱えた張飛とは、相顧(あいかえ)りみながら、西と東に別れた。


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登場人物紹介

劉備玄徳

劉備玄徳

ひげ

劉備玄徳

劉備玄徳

諸葛孔明《しょかつこうめい》

張飛

張飛

髭あり

張飛

関羽

関羽


関平《かんぺい》

関羽の養子

趙雲

趙雲

張雲

黄忠《こうちゅう》

魏延《ぎえん》

馬超

厳顔《げんがん》

劉璋配下から劉備配下

龐統《ほうとう》

糜竺《びじく》

陶謙配下

後劉備の配下

糜芳《びほう》

糜竺《びじく》の弟

孫乾《そんけん》

陶謙配下

後劉備の配下

陳珪《ちんけい》

陳登の父親

陳登《ちんとう》

陶謙の配下から劉備の配下へ、

曹豹《そうひょう》

劉備の配下だったが、酒に酔った張飛に殴られ裏切る

周倉《しゅうそう》

もと黄巾の張宝《ちょうほう》の配下

関羽に仕える

劉辟《りゅうへき》

簡雍《かんよう》

劉備の配下

馬良《ばりょう》

劉備の配下

伊籍《いせき》

法正

劉璋配下

のち劉備配下

劉封

劉備の養子

孟達

劉璋配下

のち劉備配下

商人

宿屋の主人

馬元義

甘洪

李朱氾

黄巾族

老僧

芙蓉

芙蓉

糜夫人《びふじん》

甘夫人


劉備の母

劉備の母

役人


劉焉

幽州太守

張世平

商人

義軍

部下

黄巾族

程遠志

鄒靖

青州太守タイシュ龔景キョウケイ

盧植

朱雋

曹操

曹操

やけど

曹操

曹操


若い頃の曹操

曹丕《そうひ》

曹丕《そうひ》

曹嵩

曹操の父

曹洪


曹洪


曹徳

曹操の弟

曹仁

曹純

曹洪の弟

司馬懿《しばい》仲達《ちゅうたつ》

曹操配下


楽進

楽進

夏侯惇

夏侯惇《かこうじゅん》

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

韓浩《かんこう》

曹操配下

夏侯淵

夏侯淵《かこうえん》

典韋《てんい》

曹操の配下

悪来と言うあだ名で呼ばれる

劉曄《りゅうよう》

曹操配下

李典

曹操の配下

荀彧《じゅんいく》

曹操の配下

荀攸《じゅんゆう》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

徐晃《じょこう》

楊奉の配下、後曹操に仕える

史渙《しかん》

徐晃《じょこう》の部下

満寵《まんちょう》

曹操の配下

郭嘉《かくか》

曹操の配下

曹安民《そうあんみん》

曹操の甥

曹昂《そうこう》

曹操の長男

于禁《うきん》

曹操の配下

王垢《おうこう》

曹操の配下、糧米総官

程昱《ていいく》

曹操の配下

呂虔《りょけん》

曹操の配下

王必《おうひつ》

曹操の配下

車冑《しゃちゅう》

曹操の配下、一時的に徐州の太守

孔融《こうゆう》

曹操配下

劉岱《りゅうたい》

曹操配下

王忠《おうちゅう》

曹操配下

張遼

呂布の配下から曹操の配下へ

張遼

蒋幹《しょうかん》

曹操配下、周瑜と学友

張郃《ちょうこう》

袁紹の配下

賈詡

賈詡《かく》

董卓

李儒

董卓の懐刀

李粛

呂布を裏切らせる

華雄

胡軫

周毖

李傕

李別《りべつ》

李傕の甥

楊奉

李傕の配下、反乱を企むが失敗し逃走

韓暹《かんせん》

宋果《そうか》

李傕の配下、反乱を企むが失敗

郭汜《かくし》

郭汜夫人

樊稠《はんちゅう》

張済

張繍《ちょうしゅう》

張済《ちょうさい》の甥

胡車児《こしゃじ》

張繍《ちょうしゅう》配下

楊彪

董卓の長安遷都に反対

楊彪《ようひょう》の妻

黄琬

董卓の長安遷都に反対

荀爽

董卓の長安遷都に反対

伍瓊

董卓の長安遷都に反対

趙岑

長安までの殿軍を指揮

徐栄

張温

張宝

孫堅

呉郡富春(浙江省・富陽市)の出で、孫子の子孫

孫静

孫堅の弟

孫策

孫堅の長男

孫権《そんけん》

孫権

孫権

孫堅の次男

朱治《しゅち》

孫堅の配下

呂範《りょはん》

袁術の配下、孫策に力を貸し配下になる

周瑜《しゅうゆ》

孫策の配下

周瑜《しゅうゆ》

周瑜

張紘

孫策の配下

二張の一人

張昭

孫策の配下

二張の一人

蒋欽《しょうきん》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

孫権を守って傷を負った

陳武《ちんぶ》

孫策の部下

太史慈《たいしじ》

劉繇《りゅうよう》配下、後、孫策配下


元代

孫策の配下

祖茂

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

韓当

孫堅の配下

黄蓋

孫堅の部下

黄蓋《こうがい》

桓楷《かんかい》

孫堅の部下


魯粛《ろしゅく》

孫権配下

諸葛瑾《しょかつきん》

諸葛孔明《しょかつこうめい》の兄

孫権の配下


呂蒙《りょもう》

孫権配下

虞翻《ぐほん》

王朗の配下、後、孫策の配下

甘寧《かんねい》

劉表の元にいたが、重く用いられず、孫権の元へ

甘寧《かんねい》

凌統《りょうとう》

凌統《りょうとう》

孫権配下


陸遜《りくそん》

孫権配下

張均

督郵

霊帝

劉恢

何進

何后

潘隠

何進に通じている禁門の武官

袁紹

袁紹

劉《りゅう》夫人

袁譚《えんたん》

袁紹の嫡男

袁尚《えんしょう》

袁紹の三男

高幹

袁紹の甥

顔良

顔良

文醜

兪渉

逢紀

冀州を狙い策をねる。

麹義

田豊

審配

袁紹の配下

沮授《そじゅ》

袁紹配下

郭図《かくと》

袁紹配下


高覧《こうらん》

袁紹の配下

淳于瓊《じゅんうけい》

袁紹の配下

酒が好き

袁術

袁胤《えんいん》

袁術の甥

紀霊《きれい》

袁術の配下

荀正

袁術の配下

楊大将《ようたいしょう》

袁術の配下

韓胤《かんいん》

袁術の配下

閻象《えんしょう》

袁術配下

韓馥

冀州の牧

耿武

袁紹を国に迎え入れることを反対した人物。

鄭泰

張譲

陳留王

董卓により献帝となる。

献帝

献帝

伏皇后《ふくこうごう》

伏完《ふくかん》

伏皇后の父

楊琦《ようき》

侍中郎《じちゅうろう》

皇甫酈《こうほれき》

董昭《とうしょう》

董貴妃

献帝の妻、董昭の娘

王子服《おうじふく》

董承《とうじょう》の親友

馬騰《ばとう》

西涼の太守

崔毅

閔貢

鮑信

鮑忠

丁原

呂布


呂布

呂布

呂布

厳氏

呂布の正妻

陳宮

高順

呂布の配下

郝萌《かくほう》

呂布配下

曹性

呂布の配下

夏侯惇の目を射った人

宋憲

呂布の配下

侯成《こうせい》

呂布の配下


魏続《ぎぞく》

呂布の配下

王允

貂蝉《ちょうせん》

孫瑞《そんずい》

王允の仲間、董卓の暗殺を謀る

皇甫嵩《こうほすう》

丁管

越騎校尉の伍俘

橋玄

許子将

呂伯奢

衛弘

公孫瓉

北平の太守

公孫越

王匡

方悦

劉表

蔡夫人

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

蒯良

劉表配下

蒯越《かいえつ》

劉表配下、蒯良の弟

黄祖

劉表配下

黄祖

陳生

劉表配下

張虎

劉表配下


蔡瑁《さいぼう》

劉表配下

呂公《りょこう》

劉表の配下

韓嵩《かんすう》

劉表の配下

牛輔

金を持って逃げようとして胡赤児《こせきじ》に殺される

胡赤児《こせきじ》

牛輔を殺し金を奪い、呂布に降伏するも呂布に殺される。

韓遂《かんすい》

并州《へいしゅう》の刺史《しし》

西涼の太守|馬騰《ばとう》と共に長安をせめる。

陶謙《とうけん》

徐州《じょしゅう》の太守

張闓《ちょうがい》

元黄巾族の陶謙の配下

何曼《かまん》

截天夜叉《せってんやしゃ》

黄巾の残党

何儀《かぎ》

黄巾の残党

田氏

濮陽《ぼくよう》の富豪

劉繇《りゅうよう》

楊州の刺史

張英

劉繇《りゅうよう》の配下


王朗《おうろう》

厳白虎《げんぱくこ》

東呉《とうご》の徳王《とくおう》と称す

厳与《げんよ》

厳白虎の弟

華陀《かだ》

医者

鄒氏《すうし》

未亡人

徐璆《じょきゅう》

袁術の甥、袁胤《えんいん》をとらえ、玉璽を曹操に送った

鄭玄《ていげん》

禰衡《ねいこう》

吉平

医者

慶童《けいどう》

董承の元で働く奴隷

陳震《ちんしん》

袁紹配下

龔都《きょうと》

郭常《かくじょう》

郭常《かくじょう》の、のら息子

裴元紹《はいげんしょう》

黄巾の残党

関定《かんてい》

許攸《きょゆう》

袁紹の配下であったが、曹操の配下へ

辛評《しんひょう》

辛毘《しんび》の兄

辛毘《しんび》

辛評《しんひょう》の弟

袁譚《えんたん》の配下、後、曹操の配下

呂曠《りょこう》

呂翔《りょしょう》の兄

呂翔《りょしょう》

呂曠《りょこう》の弟


李孚《りふ》

袁尚配下

王修

田疇《でんちゅう》

元袁紹の部下

公孫康《こうそんこう》

文聘《ぶんぺい》

劉表配下

王威

劉表配下

司馬徽《しばき》

道号を水鏡《すいきょう》先生

徐庶《じょしょ》

単福と名乗る

劉泌《りゅうひつ》

徐庶の母

崔州平《さいしゅうへい》

孔明の友人

諸葛均《しょかつきん》

石広元《せきこうげん》

孟公威《もうこうい》

媯覧《ぎらん》

戴員《たいいん》

孫翊《そんよく》

徐氏《じょし》

辺洪

陳就《ちんじゅ》

郄慮《げきりょ》

劉琮《りゅうそう》

劉表次男

李珪《りけい》

王粲《おうさん》

宋忠

淳于導《じゅんうどう》

曹仁《そうじん》の旗下《きか》

晏明

曹操配下

鍾縉《しょうしん》、鍾紳《しょうしん》

兄弟

夏侯覇《かこうは》

歩隲《ほしつ》

孫権配下

薛綜《せっそう》

孫権配下

厳畯《げんしゅん》

孫権配下


陸績《りくせき》

孫権の配下

程秉《ていへい》

孫権の配下

顧雍《こよう》

孫権配下

丁奉《ていほう》

孫権配下

徐盛《じょせい》

孫権配下

闞沢《かんたく》

孫権配下

蔡薫《さいくん》

蔡和《さいか》

蔡瑁の甥

蔡仲《さいちゅう》

蔡瑁の甥

毛玠《もうかい》

曹操配下

焦触《しょうしょく》

曹操配下

張南《ちょうなん》

曹操配下

馬延《ばえん》

曹操配下

張顗《ちょうぎ》

曹操配下

牛金《ぎゅうきん》

曹操配下


陳矯《ちんきょう》

曹操配下

劉度《りゅうど》

零陵の太守

劉延《りゅうえん》

劉度《りゅうど》の嫡子《ちゃくし》

邢道栄《けいどうえい》

劉度《りゅうど》配下

趙範《ちょうはん》

鮑龍《ほうりゅう》

陳応《ちんおう》

金旋《きんせん》

武陵城太守

鞏志《きょうし》

韓玄《かんげん》

長沙の太守

宋謙《そうけん》

孫権の配下

戈定《かてい》

戈定《かてい》の弟

張遼の馬飼《うまかい》

喬国老《きょうこくろう》

二喬の父

呉夫人

馬騰

献帝

韓遂《かんすい》

黄奎

曹操の配下


李春香《りしゅんこう》

黄奎《こうけい》の姪

陳群《ちんぐん》

曹操の配下

龐徳《ほうとく》

馬岱《ばたい》

鍾繇《しょうよう》

曹操配下

鍾進《しょうしん》

鍾繇《しょうよう》の弟

曹操配下

丁斐《ていひ》

夢梅《むばい》

許褚

楊秋

侯選

李湛

楊阜《ようふ》

張魯《ちょうろ》

張衛《ちょうえい》

閻圃《えんほ》

劉璋《りゅうしょう》

張松《ちょうしょう》

劉璋配下

黄権《こうけん》

劉璋配下

のち劉備配下

王累《おうるい》

王累《おうるい》

李恢《りかい》

劉璋配下

のち劉備配下

鄧賢《とうけん》

劉璋配下

張任《ちょうじん》

劉璋配下

周善

孫権配下


呉妹君《ごまいくん》

董昭《とうしょう》

曹操配下

楊懐《ようかい》

劉璋配下

高沛《こうはい》

劉璋配下

劉巴《りゅうは》

劉璋配下

劉璝《りゅうかい》

劉璋配下

張粛《ちょうしゅく》

張松の兄


冷苞

劉璋配下

呉懿《ごい》

劉璋の舅

彭義《ほうぎ》

鄭度《ていど》

劉璋配下

韋康《いこう》

姜叙《きょうじょ》

夏侯淵《かこうえん》

趙昂《ちょうこう》

楊柏《ようはく》

張魯配下

楊松

楊柏《ようはく》の兄

張魯配下

費観《ひかん》

劉璋配下

穆順《ぼくじゅん》

楊昂《ようこう》

楊任

崔琰《さいえん》

曹操配下


雷同

郭淮《かくわい》

曹操配下

霍峻《かくしゅん》

劉備配下

夏侯尚《かこうしょう》

曹操配下

夏侯徳

曹操配下

夏侯尚《かこうしょう》の兄

陳式《ちんしき》

劉備配下

杜襲《としゅう》

曹操配下

慕容烈《ぼようれつ》

曹操配下

焦炳《しょうへい》

曹操配下

張翼

劉備配下

王平

曹操配下であったが、劉備配下へ。

曹彰《そうしょう》

楊修《ようしゅう》

曹操配下

夏侯惇

費詩《ひし》

劉備配下

王甫《おうほ》

劉備配下

呂常《りょじょう》

曹操配下

董衡《とうこう》

曹操配下

李氏《りし》

龐徳の妻

成何《せいか》

曹操配下

蒋済《しょうさい》

曹操配下

傅士仁《ふしじん》

劉備配下

徐商

曹操配下


廖化

劉備配下

趙累《ちょうるい》

劉備配下

朱然《しゅぜん》

孫権配下


潘璋

孫権配下

左咸《さかん》

孫権配下

馬忠

孫権配下

許靖《きょせい》

劉備配下

華歆《かきん》

曹操配下

呉押獄《ごおうごく》

典獄

司馬孚《しばふ》

司馬懿《しばい》の弟

賈逵《かき》


曹植


卞氏《べんし》

申耽《しんたん》

孟達の部下

范疆《はんきょう》

張飛の配下

張達

張飛の配下


関興《かんこう》

関羽の息子

張苞《ちょうほう》

張飛の息子

趙咨《ちょうし》

孫権配下

邢貞《けいてい》

孫桓《そんかん》

孫権の甥

呉班

張飛の配下

崔禹《さいう》

孫権配下

張南

劉備配下

淳于丹《じゅんうたん》

孫権配下

馮習

劉備配下


丁奉

孫権配下

傅彤《ふとう》

劉備配下

程畿《ていき》

劉備配下

趙融《ちょうゆう》

劉備配下

朱桓《しゅかん》

孫権配下


常雕《じょうちょう》

曹丕配下

吉川英治


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