第124話、落鳳坡

文字数 4,296文字

 蜀に入る前は、蜀は弱しと聞いていた。国に人物なしという評も信じていた。ところが、案外である。士卒は強く、人材は多い。

 真の国力は、その国に事が起ってみないと分らない。

 龐統はふとそんなことを感じながら、客の永年にあらためて礼をほどこし、また法正をも誘って、


「せっかく先生の来臨(らいりん)(りゅう)皇叔にもおひき合せしたいが」


 と、いうと、法正は、


「どうだね永年。涪城(ふじょう)まで行ってくれるか」

 と、友に訊く。

 永年はきっぱりと、


「行くとも、云いにきたのだ。劉備に会えるならなお張り合いがある」

 と、いう。

 三名は連れ立って、早速、涪城へ上った。劉備に会うと、永年はたちまち胸をひらいて云った。

「この眼で小生がみるところでは、涪水の線にあるお味方は、実に、危ない死地に(さら)されてある。あれはご承知の上のことか」

「黄忠、魏延の二陣をさして仰せあるか」


「もちろん」


「危ないとは、何故ですか」


「あの辺一帯の平地は、広袤(こうぼう)として、一目にちょっと気づかれぬが、仔細に地勢を察するなら、湖の底にいるも同じだということがわかるはずだ」


「え。湖の底に」


「されば、涪江(ふこう)の流れは、数十里の長堤に防がれておるが、ひとたび堤を切らんか、水は低きに従って、あの辺り一円深さ一丈余の湖底と化し、一人も助かるものはあるまい」

 劉備は驚いた。龐統もさすがにすぐ覚った。


「よくぞご忠言下された」


 敬って、彼を幕賓(ばくひん)となし、すぐ早馬をやって、魏延、黄忠の陣へ、

「堤防に心せよ」

 と警報した。

 こういう注意があったため、魏延の陣地でも、黄忠のほうでも、連絡を密にして、昼夜巡見を怠らずにいた。


 そのため、雒城(らくじょう)鋤鍬(すきくわ)部隊は、毎夜のように堤防をうかがうが、どうしてもこれの決潰(けっかい)に手を下すことができない。

 とかくするうち一夜、雨風が烈しく吹きすさんだ。


「こよいこそは」

 と、五千の鋤鍬部隊は、墨のような夜をひそかに出て、涪江の堤に接近し、無二無三堤を()って、濁水を地にみなぎらせんと働いた。

 ところが、思いもよらず、うしろのほうから、突如として伏兵が起った。暗さは暗し、敵の行動も人数もわからずで、鋤鍬部隊の五千は、同士討ちを起すやら、方角をちがえて後戻りしてくるやら、大混乱の中に、この夜の大将であった冷苞も見失ってしまった。

 冷苞は、逃げ走る途中、魏延に待たれて、またまた彼の手に生捕られてしまったのだった。

 蜀の呉蘭、雷同の二将は、それと知って、彼を奪り返すべく、雒城(らくじょう)を出て追いかけたが、道に黄忠の待つものあって、これまた散々に追い退けられてしまった。

 で、冷苞は、翌る日ふたたび捕虜として、涪城へ送られた。

 劉備は、彼の不信を責めて、

「予は、貴殿に武人として礼を与え、また貴殿に仁義をもって(ゆる)した。しかるに、汝はその反対なものをもって予に酬いた。いまは汝の首を斬るも、一匹の蠅をたたくほどな憐愍(れんびん)も感じ得ない」


 云い渡すと、すぐ将士に渡して城外で、首を刎ねさせた。

 魏延、黄忠へは、賞状を送り、幕賓(ばくひん)の永年には、結果を告げて、


「実に、あなたの一言は、わが軍に幸いした」


 と、あつく礼遇した。

 この前後、荊州から馬良が使いに来た。馬良は、荊州の留守をまもる孔明の命をうけ、その書簡を肌深く秘めて遥々(はるばる)もたらして来たのであった。


「おお、孔明からか」

 劉備は、孔明の書簡をひらくと、読み入った。

 龐統(ほうとう)はその側にいた。

 側に人のいるのも忘れて、劉備は繰り返し繰り返し、孔明の書簡に心をとられている。

 その真情の濃さ。遠く離れているせいもあろうが、何たる君臣の仲の美しさか。


「…………」

 龐統は胸のうちでため息をおぼえた。ふしぎなため息ではある。彼自身でさえ、自分のうちにこんな性格があったろうかと怪しまれるような気持が抑えきれなかった。それは嫉妬(しっと)に似た感情だった。


「先生。孔明は留守にあっても絶えず予の身の上を案じているらしい。くれぐれ身命をつつしみ給えと(したた)めてある。荊州は至極無事と書いてある。呉が張魯に軍需的支援を盛んに行っているようで、葭萌関(かぼうかん)の守りを心配しているようだ」

「ほ。そうですか」


 龐統は気のない返辞をした。


「――で、つらつら思うに、大事は急を思ってはならない。しばらくは、攻め手を抑え、涪水(ふすい)葭萌関(かぼうかん)の守りを厚くして、蜀攻めの仕切り直しをするべきじゃないだろうか」

「どうでしょう」


 龐統はしばらく答えない。

 彼は彼自身と胸のなかで闘っていた。抑えようもなく心の底にむらむら起ってくるふしぎな(ねた)み心を自ら()じて、打ち払おうと努めていたが、結果は、われにもなくその理性と反対なことを口にだしていた。


「これは意外な御意、いま征馬をここまですすめながら、孔明の一片の書簡にお心を惑わされ給うなどとは、何たることですか」


 ここまでいうと、龐統はもう()(こう)に孔明の説に反対を唱える者になっていた。おそらく孔明は蜀において、この龐統が大功を納めてしまいそうな形勢をみて、ひそかにそれをそねんでいるにちがいない。で、何のかのと、意見を提出して、留守にいても劉備の心をつかみ、西蜀征伐の功の一半を逸すまいという心があるにきまっている。

 龐統は、こう取っていた。いつになく彼は舌にねばりをもって、なお劉備へいった。


葭萌関(かぼうかん)の守りは、孟達、霍峻(かくしゅん)に任せておけば良いでしょう。いつまでも魏延、黄忠を涪水(ふすい)の線に立たせておくは下策です。時間が経てばたつほど、蜀はその守りをかためます。速やかに、兵を進めるべきでしょう」

 励まされて、劉備は、次の日涪城(ふじょう)を発し、前線へ赴いた。


雒城(らくじょう)の要害はまさに蜀第一の嶮。いかにせばこの不落の誇りを破り得ようか」


 以前、張松から彼に贈った西蜀四十一州図をひろげて、劉備はそれと睨みあっていた。

 法正がまた一本の絵図を携えてきて、


雒山(らくざん)の北に、一すじの秘密路(かくしみち)があります。それを踏み越えれば、雒城の東門に達すということです。――またあの山脈の南にも一道の間道があって、それを進めば同じく雒城の西門に出るという。――この絵図と、張松の絵図とを、照し合せてごらん下さい」


 仔細に見くらべると、まさにその通りであった。

 劉備は、信念を得て、


「軍を二つに分ち、統先生には北方の道をすすむがいい。予は一手をひきいて南から山を越えてゆき、目ざす雒城で落ち会おう」
 と、いった。

 龐統もその策を了承した。

 ところが陣払いして立つ朝、彼の馬が妙に狂って、右の前脚を折った。そのため不吉にも彼は落馬の憂き目をみた。

 龐統が落馬したのを見て、劉備は馬から降りて、彼を(たす)け起した。



「軍師、なぜこんな癖の悪い馬に乗られるのか。馬をかえては如何(いかが)


 龐統は腰をなでて起きあがりながら、


「年久しく乗り馴れている馬で、かつてこんな悪癖を出したことはないのですが」


 と、首を傾けた。

 劉備はふと眉を曇らせた。出陣に臨んでこんなことのあるのは決して吉兆ではない。自身の乗用していた素直な白馬の手綱をひいて、


「軍師。これへ乗ってゆくがいい。これなら過ちはない」

 と、彼に贈った。

 君恩のありがたさに、龐統もこの時ばかりは眼のうちに涙をためていた。拝謝して、白馬に乗換え、ここで劉備と別れて道を北へとった。


 蜀軍随一の名将張任(ちょうじん)、蜀中の勇将呉懿(ごい)劉璝(りゅうかい)などの将軍たちは、さきに味方の冷苞(れいほう)を討たれて、遺恨やるかたなく、雒城の内に額をあつめて、一意報復を議していたが、折から前衛の斥候隊から、劉備の大軍が南北二道にわかれて前進してくると伝えてきた。

 張任は各将軍と手筈をさだめ、自身は何か思うところあるか、屈強な射手三千人を選りすぐって、山道の嶮岨に伏せ、斥候(ものみ)の第二報を待ちかまえていた。

「見えました。確かに」

 やがて、斥候頭(ものみがしら)(あえ)ぎ喘ぎ、ここへ来て張任へ告げた。

「ご推察にたがわず、これへ向ってくる敵軍の大将らしき者は、まさしく鮮やかな月毛の白馬に乗っています。今しも、その大将の指揮の下に、敵全軍は、炎熱をおかして、えいやえいやとこれへ()じ登ってくる様子で――」

 聞くと、張任は、

「さてこそ!」


 膝を打って歓んだ。


「その白き馬に乗りたる者こそまぎれもなき劉備玄徳。これへかからば、白馬を目じるしに狙いをあつめ、矢数(やかず)のあるかぎりあびせかけろ」

 と、三千の射手に命じた。

 射手は、心得たりと、弩弓(どきゅう)(かけ)つらね、鉄弓の満を持し、敵の来るも遅しとばかり待っていた。

 ――時は、夏の末。

 草も木も猛暑に()えて、(あぶ)や蜂のうなりに肌を刺されながら、龐統の軍隊は、燃ゆるが如き顔を並べて、十歩()じては一息つき、二十歩しては汗をぬぐい、(あえ)ぎ喘ぎ踏み登ってきた。

 そのうちに、ふと前方を仰ぐと、両側の絶壁は迫り合って、樹木の枝は相交叉(あいこうさ)し、天もかくれるばかり鬱蒼たる嶮隘(けんあい)な道へさしかかった。

 陽かげに入って、龐統は、ほっと肌に汗の冷えをおぼえながら、

「おそらく、こんな嶮しい山道は、蜀のほかにはあるまい。ここはそも、何という地名の所か」


 と、途中で捕虜にした敵の兵にたずねた。

 降参の兵は、言下に、

落鳳坡(らくほうは)とよび申し候」と、答えた。


「なに、落鳳坡?」


 龐統は、なぜか、さっと面色を変えて、急に馬をとめた。


「わが道号は鳳雛(ほうすう)という。落鳳坡(らくほうは)とは、あら(いま)わし」


 よく周りを見てみると、兵を伏せるにふさわしい地形である。

 彼は馬を向け直した。そしてにわかに全軍へ向って、


「もどれ。もどれっ。道をかえて、ほかから越えろ」


 と、鞭をさしあげて振った。

 その鞭こそ、彼自身、死を呼ぶ合図となってしまった。

 突然、峰谷も崩るるばかり矢の轟きがこだました。


「あっ」

 身をかくす(ひま)もなく、矢風の中にいなないた彼の白馬とともに、たちまち(くれない)に染まり、雨よりしげき乱箭(らんせん)の下に、あわれむべし鳳雛(ほうすう)先生――龐統は、稀世の雄才をむなしく抱いて、白馬とともに(たお)れ死んだ。時、年まだ三十六歳の若さだった。


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登場人物紹介

劉備玄徳

劉備玄徳

ひげ

劉備玄徳

劉備玄徳

諸葛孔明《しょかつこうめい》

張飛

張飛

髭あり

張飛

関羽

関羽


関平《かんぺい》

関羽の養子

趙雲

趙雲

張雲

黄忠《こうちゅう》

魏延《ぎえん》

馬超

厳顔《げんがん》

劉璋配下から劉備配下

龐統《ほうとう》

糜竺《びじく》

陶謙配下

後劉備の配下

糜芳《びほう》

糜竺《びじく》の弟

孫乾《そんけん》

陶謙配下

後劉備の配下

陳珪《ちんけい》

陳登の父親

陳登《ちんとう》

陶謙の配下から劉備の配下へ、

曹豹《そうひょう》

劉備の配下だったが、酒に酔った張飛に殴られ裏切る

周倉《しゅうそう》

もと黄巾の張宝《ちょうほう》の配下

関羽に仕える

劉辟《りゅうへき》

簡雍《かんよう》

劉備の配下

馬良《ばりょう》

劉備の配下

伊籍《いせき》

法正

劉璋配下

のち劉備配下

劉封

劉備の養子

孟達

劉璋配下

のち劉備配下

商人

宿屋の主人

馬元義

甘洪

李朱氾

黄巾族

老僧

芙蓉

芙蓉

糜夫人《びふじん》

甘夫人


劉備の母

劉備の母

役人


劉焉

幽州太守

張世平

商人

義軍

部下

黄巾族

程遠志

鄒靖

青州太守タイシュ龔景キョウケイ

盧植

朱雋

曹操

曹操

やけど

曹操

曹操


若い頃の曹操

曹丕《そうひ》

曹丕《そうひ》

曹嵩

曹操の父

曹洪


曹洪


曹徳

曹操の弟

曹仁

曹純

曹洪の弟

司馬懿《しばい》仲達《ちゅうたつ》

曹操配下


楽進

楽進

夏侯惇

夏侯惇《かこうじゅん》

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

韓浩《かんこう》

曹操配下

夏侯淵

夏侯淵《かこうえん》

典韋《てんい》

曹操の配下

悪来と言うあだ名で呼ばれる

劉曄《りゅうよう》

曹操配下

李典

曹操の配下

荀彧《じゅんいく》

曹操の配下

荀攸《じゅんゆう》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

徐晃《じょこう》

楊奉の配下、後曹操に仕える

史渙《しかん》

徐晃《じょこう》の部下

満寵《まんちょう》

曹操の配下

郭嘉《かくか》

曹操の配下

曹安民《そうあんみん》

曹操の甥

曹昂《そうこう》

曹操の長男

于禁《うきん》

曹操の配下

王垢《おうこう》

曹操の配下、糧米総官

程昱《ていいく》

曹操の配下

呂虔《りょけん》

曹操の配下

王必《おうひつ》

曹操の配下

車冑《しゃちゅう》

曹操の配下、一時的に徐州の太守

孔融《こうゆう》

曹操配下

劉岱《りゅうたい》

曹操配下

王忠《おうちゅう》

曹操配下

張遼

呂布の配下から曹操の配下へ

張遼

蒋幹《しょうかん》

曹操配下、周瑜と学友

張郃《ちょうこう》

袁紹の配下

賈詡

賈詡《かく》

董卓

李儒

董卓の懐刀

李粛

呂布を裏切らせる

華雄

胡軫

周毖

李傕

李別《りべつ》

李傕の甥

楊奉

李傕の配下、反乱を企むが失敗し逃走

韓暹《かんせん》

宋果《そうか》

李傕の配下、反乱を企むが失敗

郭汜《かくし》

郭汜夫人

樊稠《はんちゅう》

張済

張繍《ちょうしゅう》

張済《ちょうさい》の甥

胡車児《こしゃじ》

張繍《ちょうしゅう》配下

楊彪

董卓の長安遷都に反対

楊彪《ようひょう》の妻

黄琬

董卓の長安遷都に反対

荀爽

董卓の長安遷都に反対

伍瓊

董卓の長安遷都に反対

趙岑

長安までの殿軍を指揮

徐栄

張温

張宝

孫堅

呉郡富春(浙江省・富陽市)の出で、孫子の子孫

孫静

孫堅の弟

孫策

孫堅の長男

孫権《そんけん》

孫権

孫権

孫堅の次男

朱治《しゅち》

孫堅の配下

呂範《りょはん》

袁術の配下、孫策に力を貸し配下になる

周瑜《しゅうゆ》

孫策の配下

周瑜《しゅうゆ》

周瑜

張紘

孫策の配下

二張の一人

張昭

孫策の配下

二張の一人

蒋欽《しょうきん》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

孫権を守って傷を負った

陳武《ちんぶ》

孫策の部下

太史慈《たいしじ》

劉繇《りゅうよう》配下、後、孫策配下


元代

孫策の配下

祖茂

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

韓当

孫堅の配下

黄蓋

孫堅の部下

黄蓋《こうがい》

桓楷《かんかい》

孫堅の部下


魯粛《ろしゅく》

孫権配下

諸葛瑾《しょかつきん》

諸葛孔明《しょかつこうめい》の兄

孫権の配下


呂蒙《りょもう》

孫権配下

虞翻《ぐほん》

王朗の配下、後、孫策の配下

甘寧《かんねい》

劉表の元にいたが、重く用いられず、孫権の元へ

甘寧《かんねい》

凌統《りょうとう》

凌統《りょうとう》

孫権配下


陸遜《りくそん》

孫権配下

張均

督郵

霊帝

劉恢

何進

何后

潘隠

何進に通じている禁門の武官

袁紹

袁紹

劉《りゅう》夫人

袁譚《えんたん》

袁紹の嫡男

袁尚《えんしょう》

袁紹の三男

高幹

袁紹の甥

顔良

顔良

文醜

兪渉

逢紀

冀州を狙い策をねる。

麹義

田豊

審配

袁紹の配下

沮授《そじゅ》

袁紹配下

郭図《かくと》

袁紹配下


高覧《こうらん》

袁紹の配下

淳于瓊《じゅんうけい》

袁紹の配下

酒が好き

袁術

袁胤《えんいん》

袁術の甥

紀霊《きれい》

袁術の配下

荀正

袁術の配下

楊大将《ようたいしょう》

袁術の配下

韓胤《かんいん》

袁術の配下

閻象《えんしょう》

袁術配下

韓馥

冀州の牧

耿武

袁紹を国に迎え入れることを反対した人物。

鄭泰

張譲

陳留王

董卓により献帝となる。

献帝

献帝

伏皇后《ふくこうごう》

伏完《ふくかん》

伏皇后の父

楊琦《ようき》

侍中郎《じちゅうろう》

皇甫酈《こうほれき》

董昭《とうしょう》

董貴妃

献帝の妻、董昭の娘

王子服《おうじふく》

董承《とうじょう》の親友

馬騰《ばとう》

西涼の太守

崔毅

閔貢

鮑信

鮑忠

丁原

呂布


呂布

呂布

呂布

厳氏

呂布の正妻

陳宮

高順

呂布の配下

郝萌《かくほう》

呂布配下

曹性

呂布の配下

夏侯惇の目を射った人

宋憲

呂布の配下

侯成《こうせい》

呂布の配下


魏続《ぎぞく》

呂布の配下

王允

貂蝉《ちょうせん》

孫瑞《そんずい》

王允の仲間、董卓の暗殺を謀る

皇甫嵩《こうほすう》

丁管

越騎校尉の伍俘

橋玄

許子将

呂伯奢

衛弘

公孫瓉

北平の太守

公孫越

王匡

方悦

劉表

蔡夫人

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

蒯良

劉表配下

蒯越《かいえつ》

劉表配下、蒯良の弟

黄祖

劉表配下

黄祖

陳生

劉表配下

張虎

劉表配下


蔡瑁《さいぼう》

劉表配下

呂公《りょこう》

劉表の配下

韓嵩《かんすう》

劉表の配下

牛輔

金を持って逃げようとして胡赤児《こせきじ》に殺される

胡赤児《こせきじ》

牛輔を殺し金を奪い、呂布に降伏するも呂布に殺される。

韓遂《かんすい》

并州《へいしゅう》の刺史《しし》

西涼の太守|馬騰《ばとう》と共に長安をせめる。

陶謙《とうけん》

徐州《じょしゅう》の太守

張闓《ちょうがい》

元黄巾族の陶謙の配下

何曼《かまん》

截天夜叉《せってんやしゃ》

黄巾の残党

何儀《かぎ》

黄巾の残党

田氏

濮陽《ぼくよう》の富豪

劉繇《りゅうよう》

楊州の刺史

張英

劉繇《りゅうよう》の配下


王朗《おうろう》

厳白虎《げんぱくこ》

東呉《とうご》の徳王《とくおう》と称す

厳与《げんよ》

厳白虎の弟

華陀《かだ》

医者

鄒氏《すうし》

未亡人

徐璆《じょきゅう》

袁術の甥、袁胤《えんいん》をとらえ、玉璽を曹操に送った

鄭玄《ていげん》

禰衡《ねいこう》

吉平

医者

慶童《けいどう》

董承の元で働く奴隷

陳震《ちんしん》

袁紹配下

龔都《きょうと》

郭常《かくじょう》

郭常《かくじょう》の、のら息子

裴元紹《はいげんしょう》

黄巾の残党

関定《かんてい》

許攸《きょゆう》

袁紹の配下であったが、曹操の配下へ

辛評《しんひょう》

辛毘《しんび》の兄

辛毘《しんび》

辛評《しんひょう》の弟

袁譚《えんたん》の配下、後、曹操の配下

呂曠《りょこう》

呂翔《りょしょう》の兄

呂翔《りょしょう》

呂曠《りょこう》の弟


李孚《りふ》

袁尚配下

王修

田疇《でんちゅう》

元袁紹の部下

公孫康《こうそんこう》

文聘《ぶんぺい》

劉表配下

王威

劉表配下

司馬徽《しばき》

道号を水鏡《すいきょう》先生

徐庶《じょしょ》

単福と名乗る

劉泌《りゅうひつ》

徐庶の母

崔州平《さいしゅうへい》

孔明の友人

諸葛均《しょかつきん》

石広元《せきこうげん》

孟公威《もうこうい》

媯覧《ぎらん》

戴員《たいいん》

孫翊《そんよく》

徐氏《じょし》

辺洪

陳就《ちんじゅ》

郄慮《げきりょ》

劉琮《りゅうそう》

劉表次男

李珪《りけい》

王粲《おうさん》

宋忠

淳于導《じゅんうどう》

曹仁《そうじん》の旗下《きか》

晏明

曹操配下

鍾縉《しょうしん》、鍾紳《しょうしん》

兄弟

夏侯覇《かこうは》

歩隲《ほしつ》

孫権配下

薛綜《せっそう》

孫権配下

厳畯《げんしゅん》

孫権配下


陸績《りくせき》

孫権の配下

程秉《ていへい》

孫権の配下

顧雍《こよう》

孫権配下

丁奉《ていほう》

孫権配下

徐盛《じょせい》

孫権配下

闞沢《かんたく》

孫権配下

蔡薫《さいくん》

蔡和《さいか》

蔡瑁の甥

蔡仲《さいちゅう》

蔡瑁の甥

毛玠《もうかい》

曹操配下

焦触《しょうしょく》

曹操配下

張南《ちょうなん》

曹操配下

馬延《ばえん》

曹操配下

張顗《ちょうぎ》

曹操配下

牛金《ぎゅうきん》

曹操配下


陳矯《ちんきょう》

曹操配下

劉度《りゅうど》

零陵の太守

劉延《りゅうえん》

劉度《りゅうど》の嫡子《ちゃくし》

邢道栄《けいどうえい》

劉度《りゅうど》配下

趙範《ちょうはん》

鮑龍《ほうりゅう》

陳応《ちんおう》

金旋《きんせん》

武陵城太守

鞏志《きょうし》

韓玄《かんげん》

長沙の太守

宋謙《そうけん》

孫権の配下

戈定《かてい》

戈定《かてい》の弟

張遼の馬飼《うまかい》

喬国老《きょうこくろう》

二喬の父

呉夫人

馬騰

献帝

韓遂《かんすい》

黄奎

曹操の配下


李春香《りしゅんこう》

黄奎《こうけい》の姪

陳群《ちんぐん》

曹操の配下

龐徳《ほうとく》

馬岱《ばたい》

鍾繇《しょうよう》

曹操配下

鍾進《しょうしん》

鍾繇《しょうよう》の弟

曹操配下

丁斐《ていひ》

夢梅《むばい》

許褚

楊秋

侯選

李湛

楊阜《ようふ》

張魯《ちょうろ》

張衛《ちょうえい》

閻圃《えんほ》

劉璋《りゅうしょう》

張松《ちょうしょう》

劉璋配下

黄権《こうけん》

劉璋配下

のち劉備配下

王累《おうるい》

王累《おうるい》

李恢《りかい》

劉璋配下

のち劉備配下

鄧賢《とうけん》

劉璋配下

張任《ちょうじん》

劉璋配下

周善

孫権配下


呉妹君《ごまいくん》

董昭《とうしょう》

曹操配下

楊懐《ようかい》

劉璋配下

高沛《こうはい》

劉璋配下

劉巴《りゅうは》

劉璋配下

劉璝《りゅうかい》

劉璋配下

張粛《ちょうしゅく》

張松の兄


冷苞

劉璋配下

呉懿《ごい》

劉璋の舅

彭義《ほうぎ》

鄭度《ていど》

劉璋配下

韋康《いこう》

姜叙《きょうじょ》

夏侯淵《かこうえん》

趙昂《ちょうこう》

楊柏《ようはく》

張魯配下

楊松

楊柏《ようはく》の兄

張魯配下

費観《ひかん》

劉璋配下

穆順《ぼくじゅん》

楊昂《ようこう》

楊任

崔琰《さいえん》

曹操配下


雷同

郭淮《かくわい》

曹操配下

霍峻《かくしゅん》

劉備配下

夏侯尚《かこうしょう》

曹操配下

夏侯徳

曹操配下

夏侯尚《かこうしょう》の兄

陳式《ちんしき》

劉備配下

杜襲《としゅう》

曹操配下

慕容烈《ぼようれつ》

曹操配下

焦炳《しょうへい》

曹操配下

張翼

劉備配下

王平

曹操配下であったが、劉備配下へ。

曹彰《そうしょう》

楊修《ようしゅう》

曹操配下

夏侯惇

費詩《ひし》

劉備配下

王甫《おうほ》

劉備配下

呂常《りょじょう》

曹操配下

董衡《とうこう》

曹操配下

李氏《りし》

龐徳の妻

成何《せいか》

曹操配下

蒋済《しょうさい》

曹操配下

傅士仁《ふしじん》

劉備配下

徐商

曹操配下


廖化

劉備配下

趙累《ちょうるい》

劉備配下

朱然《しゅぜん》

孫権配下


潘璋

孫権配下

左咸《さかん》

孫権配下

馬忠

孫権配下

許靖《きょせい》

劉備配下

華歆《かきん》

曹操配下

呉押獄《ごおうごく》

典獄

司馬孚《しばふ》

司馬懿《しばい》の弟

賈逵《かき》


曹植


卞氏《べんし》

申耽《しんたん》

孟達の部下

范疆《はんきょう》

張飛の配下

張達

張飛の配下


関興《かんこう》

関羽の息子

張苞《ちょうほう》

張飛の息子

趙咨《ちょうし》

孫権配下

邢貞《けいてい》

孫桓《そんかん》

孫権の甥

呉班

張飛の配下

崔禹《さいう》

孫権配下

張南

劉備配下

淳于丹《じゅんうたん》

孫権配下

馮習

劉備配下


丁奉

孫権配下

傅彤《ふとう》

劉備配下

程畿《ていき》

劉備配下

趙融《ちょうゆう》

劉備配下

朱桓《しゅかん》

孫権配下


常雕《じょうちょう》

曹丕配下

吉川英治


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