第47話、二虎競食の計、駆虎呑狼の計

文字数 5,592文字

 軍師、謀士。

 そのほか、錚々(そうそう)たる幕僚の将たちが、痛烈に会飲していた。

 真ン中に、曹操がいた。面上、虹のごとき気宇を立って、大いに天下を談じていたが、たまたま劉備玄徳(りゅうびげんとく)のうわさが出た。

「あれも、いつのまにか、徐州の太守となりすましているが、聞くところによると、呂布を小沛(しょうはい)に置いて扶持(ふち)しているそうだ。――呂布の勇と、劉備の器量が、結びついているのは、ちと将来の憂いかと思う。もし両人が一致して、力を此方へ集中して来ると、今でもちとうるさいことになる。――なにか、未然にそれを防止する策はないか」

 曹操がいうと、


「いと易いこと。それがしに精兵五万をおさずけ下さい。呂布の首と、劉備の首を、鞍の両側に吊るし帰って来ます」

 と、許褚(きょちょ)がいった。

 すると、

「はっはっ、勇を誇る許褚殿とて、さすがにそれは難しいですぞ」

 荀彧である。

 許褚は口をつぐんでしまった。彼は自分がまだ、智者の間に伍しては、一野人にすぎないことを知っていた。

「だめでしょうか、私の策は」
「む、いや、だめではないが、まぁ、だめであろう」
 許褚の謙虚な様子に荀彧は少し気を使った。

 曹操は、(おもて)を向けかえて、

「荀彧。――ではそちの考えを聞こうじゃないか。なにか名案があるか」

「ないこともありません」


 荀彧は、衿を正した。
「今のところ――ここしばらくは、私は不戦論者です。なぜなら、遷都のあと、宮門そのほか、(かたち)はやっと整えましたが、莫大な建築、兵備施設などに、多くを費やしたばかりのところです。それに、呂布はさておき、劉備玄徳には、領土的野心はあまりないようで、陶謙が太守を譲ろうとしたところ何度か断ったという話もあります。呂布の場合は、野心はあるものの人望がなく、こちらを攻められるほどの兵数を集められません。ですから、当面は領地を求め攻めてくるようなことはないでしょう」
「む、む……して」
「ですから、劉備、呂布に対しては、どこまでも外交的な手腕をもって、彼らを自滅に導くをもって上策とします」
「偽って彼らと交友を結べというか」
「いいえ、それがしの考えているのは、二()競食(きょうしょく)の計という策略です」
「二虎競食の計とは」
「たとえば、ここに二匹の猛虎が、おのおの、山月にうそぶいて風雲を待っていると仮定しましょう。二虎、ともに飢えています。よって、これにほかから(かん)ばしい餌を投げ与えてごらんなさい。二虎は猛然、本性をあらわして()みあいましょう。必ず一虎は倒れ、一虎は勝てりといえども満身(きず)だらけになります。――かくて二虎の皮を獲ることはきわめて容易となるではございませんか」
「むむ。いかにも」
「――で、劉備は、今徐州を領しているものの、まだ正式に、詔勅をもってゆるされてはおりません、それを()として、この際、彼に勅を下し、あわせて、密旨を添えて、呂布を殺せと命じるのです」
「なるほど」
「それが、劉備の手によって完全になされれば、彼は自分の手で、自分の片腕を断ち切ることになり――万一、失敗して、手を焼けば、呂布は怒って、必ずあの暴勇をふるい、劉備を生かしてはおかないでしょう」

「うむ!」


 曹操は、大きくうなずいたのみで、後の談話はもうそのことに触れなかった。

 が、彼の肚はきまっていたのである。それから数日の後には、帝の詔勅を乞うて、勅使が、徐州へ向って立った。同時に、その使者が曹操の密書をもあわせて(たずさ)えていた。

 徐州城に、勅使を迎えた劉備玄徳は、勅拝の式がすむと、使者を別室にねぎらって、自身は静かに、平常の閣へもどってきた。

「なんであろうか」
 劉備は、使者から渡された曹操の私書を、早速、そこでひらいて見た。

「……呂布(りょふ)を?」


 彼は眼をみはった。

 何度も、繰返し繰返し読み直していると、後ろに立っていた張飛、関羽のふたりが、


「何事を曹操からいってよこしたのですか」

「まあ、これを見るがいい」


「呂布を殺せという密命ですな」


「そうじゃ」


「呂布は、兇勇のみで、もともと義も欠けている人間ですから、曹操のさしずをよい機として、この際、殺してしまうがよいでしょう」


「いや、彼はたのむ所がなくて、わが(ふところ)に投じてきた窮鳥(きゅうちょう)だ。それを殺すは、飼禽(かいどり)(くび)るようなもの。劉備こそ、義のない人間といわれよう。それにこれは、曹操の策謀であろう」


「ですが、不義の(おとこ)を生かしておけば、ろくなことはしませんぞ。国に及ぼす害は、誰が責めを負いますか」


「お前の言いたいことはわかるが、今のところ、呂布殿が我らに何かしたわけではない。それを罰すれば、それこそ不義になる。それはできん」


「絶対何かやらかしますぜ」

 張飛は、あくまでも、呂布討つべしと主張したが、劉備は、従う色もなかった。

 すると翌日、その呂布が、小沛(しょうはい)から出てきて登城した。


 呂布は、なにも知らない様子であった。

 彼はただその日、劉備玄徳に勅使が下って、正式に徐州の(ぼく)印綬(いんじゅ)を拝したと聞いたので、その祝辞をのべるために、劉備に会いに来たのである。

 で――しばらく劉備とはなしていたが、やがて辞して、長い廊を悠然と退がって来ると、

「待てっ。呂布」
 と、物陰で待ちかまえていた張飛が、その前へ躍り立って、

「一命は貰ったッ」


 と、いうや否、大剣を抜き払って、呂布の長躯をも、真二つの勢いで斬りつけて来た。


「あっ」


 呂布の(くつ)は、敷き詰めてある廊の瓦床(がしょう)を、ぱっと蹴った。さすがに油断はなかった。七尺近い大きな体躯も、軽々と、後ろに跳びかわしていた。


「貴様は張飛だなっ」


「見たら分ろう」


「なんで俺を殺そうとするか」


「世の中の害物を除くのだ」


「どうして、俺が世のなかの、害物か」


「義なく、節なく、離反(りはん)常なく、そのくせ、生半可(なまはんか)な武力のある奴。――ゆく末、国家のためにならぬから、殺してくれと、家兄劉備のところへ、曹操から依頼がきている。それでなくても平常から汝はこの張飛から見ると、傲慢不遜(ごうまんふそん)で気にくわぬところだ。覚悟をしちまえ」


「ふざけるなっ。貴様ごときに俺が、この首を授けてたまるか」


「あきらめの悪いやつが」


「待てっ、張飛」


「待たん!」

 戛然(かつぜん)と、二度目の剣が、空間に鳴った。

 斬り損ねたのである。

 誰か、うしろから張飛の(ひじ)を抑えて、抱きとめた者があったからである。


「ええいッ、誰だっ。邪魔するな」


「これっ、鎮まらぬかっ。愚者(おろかもの)めが」


「あっ。家兄か」


 劉備は、声を荒げ、


「誰が、いつ、そちに向って、呂布どのを殺せといいつけたか。呂布殿はこの劉備にとっては、大切な客分である。わが家の客に対して、剣を用いるのは、劉備に対して(ほこ)を向けるも同じであるぞ」
 と、叱りつけた。
「ちぇっ。こんな性根の悪い食客を、兄貴は一体、なんの弱味があってそうまで大事がるのか料簡(りょうけん)がわからない」

「だまれ、無礼な」


「誰にですか」


「呂布どのに対して」


「なにをっ……ばかな」


 張飛は横へ(つば)を吐いた。しかし劉備に対しては、絶対に弟であり目下であるということを忘れない彼である。――じっと家兄に睨みつけられると、不平満々ながら、やがて沓音(くつおと)を鳴らして立去ってしまった。


「おゆるし下さい。……あの通りな駄々ッ児です。まるで子どものように単純な(おとこ)ですから」


 張飛の乱暴を詫び入りながら、劉備はもう一度、自分の室へ呂布を迎え直して、


「今、張飛が申したことばの中、曹操から貴君を刺せと密命があったということだけはほんとです。――が、私にはそんな意志がないし、また、()らざることを、貴君の耳へ入れてもと考えて、黙殺していたわけですが、お耳に入ったからには、明らかにしておきましょう」


 と、曹操から来た密書を、呂布に見せて、疑いを解いた。

 呂布も、彼の誠意に感じたと見えて、


「いやよく分った。察するところ、曹操は、あなたと自分との仲を裂こうと(はか)ったのでしょう」


「その通りです」


「呂布を信じて下さい。誓って呂布は、不義をしません」


 呂布は却って感激して退がった。――それらの様子を、ひそかにうかがっていた曹操の使者は、

「失敗だ。これでは、二虎競食の計もなんの意味もない」

 と、苦々(にがにが)しげに呟いていた。



 劉備はまた、その翌る日、勅使の泊っている駅館へ答礼に出向いて、
「呂布についてのご内命は、事にわかには参りかねます」

 と、仔細は書面にしたためて、謝恩の表と共に、使者へ託した。

 使者は、許都へ帰った。そしてありのまま復命した。

 曹操は荀彧(じゅんいく)をよんで、

「どうしたものだろう。さすがは劉備玄徳(りゅうげんとく)、うまくかわして、そちの策には懸からぬが」


「では、別の計を試してみましょう。袁術(えんじゅつ)へ、使いを()せて、こういわせます。――劉備、近ごろ天子に奏請して、南陽を攻め取らんと願い出ていると」
「むム」
「また、一方、劉備が方へも、再度の勅使を立て――袁術、朝廷に対して、違勅の(とが)あり、早々、兵を向けて南陽を討つべしと、詔を以て、命じます。正直真っ法の劉備、天子の命とあっては、違背(いはい)することはできますまい」

「袁術と戦わせ、疲弊させるのか」


「それもありますが、目的はそれではありません。(ひょう)へ向って、虎をけしかけ、虎の穴を留守とさせます。――留守の餌をねらう狼が何者か、すぐお察しがつきましょう」


「呂布か! なるほど、あの(おとこ)には狼性がある」


駆虎呑狼(くこどんろう)の計です」


「うム。……天子の御命をもってすれば、身うごきのつかない(おとこ)だ。さっそく運ぶがいい」

 南陽へ、急使が飛んだ。

 一方、それよりも急速に、二度目の勅使が、徐州城へ勅命をもたらした。劉備は、城を出て迎え、(しょう)を拝して、後に、諸臣に(はか)った。

「また、曹操の策略です。決してその手に乗ってはいけません」


 糜竺(びじく)は、(いさ)めた。

 劉備は沈湎(ちんめん)と考えこんでいたが、やがて面を上げると、


「いや、たとえ計りごとであっても、勅命とあっては、違背はならぬ。すぐ南陽へ進軍しよう」


 弱点か、美点か。

 果たして彼は、敵にも見抜かれていた通り、勅の一語に、身うごきがつかなかった。


 劉備の決意は固い。

 糜竺をはじめ諸臣は、皆それを知ったので口をつぐんだ。

 孫乾(そんけん)が云い出した。

「どうしても、勅を奉じて、南陽へご出陣あるならば、第一に、後の用心が肝要でありましょう。誰に徐州の留守をおあずけなさいますか」


「それがだ」


 関羽は、進み出て、


「願わくは、それがしに仰せつけ下さい。後顧の憂いなきよう必ず留守しておりまする」


 と、自薦して出た。


「いやいや、其方(そち)なら安心だが、其方は、朝夕事を議すにも、また何かにつけても、劉備の側になくてはならぬ者。……はて、どうしたものか?」


 と、劉備が沈思していると、つと、張飛は一歩進み出して、例のように快然と云った。


「家兄。この徐州城に人もなきように、なにをご思案あるか。不肖、張飛もこれに在る。それがしここに留まって死守いたそう。安んじてご出馬ねがいたい」


「いや、其方にはたのみがたい」


「なぜでござるか」


「そちの性は、進んで破るにはよいが、守るには適しない」


「そんな筈はござらん。張飛のどこが悪いと仰せあるか」


「生来、酒を好み、酔えば、すべてに軽率である。もっとも悪いのは、そうなると、人の諫めも聞かぬことだ。――其方を留めておいては、劉備もかえって、心がかりでならん。この役は、ほかの者に申しつけよう」

「あいや、家兄。そのご意見は(きも)に銘じ、自分も平素から反省しているところでござる。……そうだ、こういう折こそいい時ではある。今度のご出馬を機会として、張飛は断じて酒をやめます。――(はい)を砕いて禁酒する!」


 彼は常に所持している白玉(はくぎょく)(さかずき)を、一同の見ている前で、床に投げつけて打ち砕いた。

 その杯は、どこかの戦場で、張飛が分捕った物である。敵の大将でも落して行ったものか、夜光の名玉を磨いたような馬上杯で、(これ、天より張飛に賜うところの、一城にも(まさ)る恩賞なり)といって、常に肌身はなさず持って、酒席とあれば、それを取出して、愛用していた。

 酒を解さない者には、一箇の器物でしかないが、張飛にとっては、わが子にも等しい愛着であろう。その上に、禁酒の約を誓言したのである。その熾烈(しれつ)な心情に打たれ、劉備はついにこういって彼を許した。

「よくぞ申した。そちが自己の非を知って改めるからには、なんで劉備も(うれい)をいだこう。留守の役は、そちに頼む」


「ありがたく存じます。以後はきっと、酒を断ち、士卒を(あわれ)み、よく人の諫めに従って、粗暴なきようにいたしまする」


 情に感じ易い張飛は、劉備の恩を謝して、心からそう答えた。すると糜竺(びじく)が、


「そうはいうが、張飛の酒狂いは、二つの耳の如く、生れた時から持っている性質、すこし危ないものだな」

 と、冷やかした。

 張飛は怒って、

「何をいう。いつ俺が、俺の家兄に、信を裏切ったことがあるか」
 と、もう喧嘩腰になりかけた。

「まてまて、そういうところだ」


 劉備はなだめて、留守中は何事も堪忍(かんにん)を旨とせよと訓え、また、陳登(ちんとう)を軍師として、


「万事、よく陳登と談合して事を処するように」


 と云いのこし、やがて自身は、三万余騎を率いて、南陽へ攻めて行った。


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登場人物紹介

劉備玄徳

劉備玄徳

ひげ

劉備玄徳

劉備玄徳

諸葛孔明《しょかつこうめい》

張飛

張飛

髭あり

張飛

関羽

関羽


関平《かんぺい》

関羽の養子

趙雲

趙雲

張雲

黄忠《こうちゅう》

魏延《ぎえん》

馬超

厳顔《げんがん》

劉璋配下から劉備配下

龐統《ほうとう》

糜竺《びじく》

陶謙配下

後劉備の配下

糜芳《びほう》

糜竺《びじく》の弟

孫乾《そんけん》

陶謙配下

後劉備の配下

陳珪《ちんけい》

陳登の父親

陳登《ちんとう》

陶謙の配下から劉備の配下へ、

曹豹《そうひょう》

劉備の配下だったが、酒に酔った張飛に殴られ裏切る

周倉《しゅうそう》

もと黄巾の張宝《ちょうほう》の配下

関羽に仕える

劉辟《りゅうへき》

簡雍《かんよう》

劉備の配下

馬良《ばりょう》

劉備の配下

伊籍《いせき》

法正

劉璋配下

のち劉備配下

劉封

劉備の養子

孟達

劉璋配下

のち劉備配下

商人

宿屋の主人

馬元義

甘洪

李朱氾

黄巾族

老僧

芙蓉

芙蓉

糜夫人《びふじん》

甘夫人


劉備の母

劉備の母

役人


劉焉

幽州太守

張世平

商人

義軍

部下

黄巾族

程遠志

鄒靖

青州太守タイシュ龔景キョウケイ

盧植

朱雋

曹操

曹操

やけど

曹操

曹操


若い頃の曹操

曹丕《そうひ》

曹丕《そうひ》

曹嵩

曹操の父

曹洪


曹洪


曹徳

曹操の弟

曹仁

曹純

曹洪の弟

司馬懿《しばい》仲達《ちゅうたつ》

曹操配下


楽進

楽進

夏侯惇

夏侯惇《かこうじゅん》

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

韓浩《かんこう》

曹操配下

夏侯淵

夏侯淵《かこうえん》

典韋《てんい》

曹操の配下

悪来と言うあだ名で呼ばれる

劉曄《りゅうよう》

曹操配下

李典

曹操の配下

荀彧《じゅんいく》

曹操の配下

荀攸《じゅんゆう》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

徐晃《じょこう》

楊奉の配下、後曹操に仕える

史渙《しかん》

徐晃《じょこう》の部下

満寵《まんちょう》

曹操の配下

郭嘉《かくか》

曹操の配下

曹安民《そうあんみん》

曹操の甥

曹昂《そうこう》

曹操の長男

于禁《うきん》

曹操の配下

王垢《おうこう》

曹操の配下、糧米総官

程昱《ていいく》

曹操の配下

呂虔《りょけん》

曹操の配下

王必《おうひつ》

曹操の配下

車冑《しゃちゅう》

曹操の配下、一時的に徐州の太守

孔融《こうゆう》

曹操配下

劉岱《りゅうたい》

曹操配下

王忠《おうちゅう》

曹操配下

張遼

呂布の配下から曹操の配下へ

張遼

蒋幹《しょうかん》

曹操配下、周瑜と学友

張郃《ちょうこう》

袁紹の配下

賈詡

賈詡《かく》

董卓

李儒

董卓の懐刀

李粛

呂布を裏切らせる

華雄

胡軫

周毖

李傕

李別《りべつ》

李傕の甥

楊奉

李傕の配下、反乱を企むが失敗し逃走

韓暹《かんせん》

宋果《そうか》

李傕の配下、反乱を企むが失敗

郭汜《かくし》

郭汜夫人

樊稠《はんちゅう》

張済

張繍《ちょうしゅう》

張済《ちょうさい》の甥

胡車児《こしゃじ》

張繍《ちょうしゅう》配下

楊彪

董卓の長安遷都に反対

楊彪《ようひょう》の妻

黄琬

董卓の長安遷都に反対

荀爽

董卓の長安遷都に反対

伍瓊

董卓の長安遷都に反対

趙岑

長安までの殿軍を指揮

徐栄

張温

張宝

孫堅

呉郡富春(浙江省・富陽市)の出で、孫子の子孫

孫静

孫堅の弟

孫策

孫堅の長男

孫権《そんけん》

孫権

孫権

孫堅の次男

朱治《しゅち》

孫堅の配下

呂範《りょはん》

袁術の配下、孫策に力を貸し配下になる

周瑜《しゅうゆ》

孫策の配下

周瑜《しゅうゆ》

周瑜

張紘

孫策の配下

二張の一人

張昭

孫策の配下

二張の一人

蒋欽《しょうきん》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

孫権を守って傷を負った

陳武《ちんぶ》

孫策の部下

太史慈《たいしじ》

劉繇《りゅうよう》配下、後、孫策配下


元代

孫策の配下

祖茂

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

韓当

孫堅の配下

黄蓋

孫堅の部下

黄蓋《こうがい》

桓楷《かんかい》

孫堅の部下


魯粛《ろしゅく》

孫権配下

諸葛瑾《しょかつきん》

諸葛孔明《しょかつこうめい》の兄

孫権の配下


呂蒙《りょもう》

孫権配下

虞翻《ぐほん》

王朗の配下、後、孫策の配下

甘寧《かんねい》

劉表の元にいたが、重く用いられず、孫権の元へ

甘寧《かんねい》

凌統《りょうとう》

凌統《りょうとう》

孫権配下


陸遜《りくそん》

孫権配下

張均

督郵

霊帝

劉恢

何進

何后

潘隠

何進に通じている禁門の武官

袁紹

袁紹

劉《りゅう》夫人

袁譚《えんたん》

袁紹の嫡男

袁尚《えんしょう》

袁紹の三男

高幹

袁紹の甥

顔良

顔良

文醜

兪渉

逢紀

冀州を狙い策をねる。

麹義

田豊

審配

袁紹の配下

沮授《そじゅ》

袁紹配下

郭図《かくと》

袁紹配下


高覧《こうらん》

袁紹の配下

淳于瓊《じゅんうけい》

袁紹の配下

酒が好き

袁術

袁胤《えんいん》

袁術の甥

紀霊《きれい》

袁術の配下

荀正

袁術の配下

楊大将《ようたいしょう》

袁術の配下

韓胤《かんいん》

袁術の配下

閻象《えんしょう》

袁術配下

韓馥

冀州の牧

耿武

袁紹を国に迎え入れることを反対した人物。

鄭泰

張譲

陳留王

董卓により献帝となる。

献帝

献帝

伏皇后《ふくこうごう》

伏完《ふくかん》

伏皇后の父

楊琦《ようき》

侍中郎《じちゅうろう》

皇甫酈《こうほれき》

董昭《とうしょう》

董貴妃

献帝の妻、董昭の娘

王子服《おうじふく》

董承《とうじょう》の親友

馬騰《ばとう》

西涼の太守

崔毅

閔貢

鮑信

鮑忠

丁原

呂布


呂布

呂布

呂布

厳氏

呂布の正妻

陳宮

高順

呂布の配下

郝萌《かくほう》

呂布配下

曹性

呂布の配下

夏侯惇の目を射った人

宋憲

呂布の配下

侯成《こうせい》

呂布の配下


魏続《ぎぞく》

呂布の配下

王允

貂蝉《ちょうせん》

孫瑞《そんずい》

王允の仲間、董卓の暗殺を謀る

皇甫嵩《こうほすう》

丁管

越騎校尉の伍俘

橋玄

許子将

呂伯奢

衛弘

公孫瓉

北平の太守

公孫越

王匡

方悦

劉表

蔡夫人

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

蒯良

劉表配下

蒯越《かいえつ》

劉表配下、蒯良の弟

黄祖

劉表配下

黄祖

陳生

劉表配下

張虎

劉表配下


蔡瑁《さいぼう》

劉表配下

呂公《りょこう》

劉表の配下

韓嵩《かんすう》

劉表の配下

牛輔

金を持って逃げようとして胡赤児《こせきじ》に殺される

胡赤児《こせきじ》

牛輔を殺し金を奪い、呂布に降伏するも呂布に殺される。

韓遂《かんすい》

并州《へいしゅう》の刺史《しし》

西涼の太守|馬騰《ばとう》と共に長安をせめる。

陶謙《とうけん》

徐州《じょしゅう》の太守

張闓《ちょうがい》

元黄巾族の陶謙の配下

何曼《かまん》

截天夜叉《せってんやしゃ》

黄巾の残党

何儀《かぎ》

黄巾の残党

田氏

濮陽《ぼくよう》の富豪

劉繇《りゅうよう》

楊州の刺史

張英

劉繇《りゅうよう》の配下


王朗《おうろう》

厳白虎《げんぱくこ》

東呉《とうご》の徳王《とくおう》と称す

厳与《げんよ》

厳白虎の弟

華陀《かだ》

医者

鄒氏《すうし》

未亡人

徐璆《じょきゅう》

袁術の甥、袁胤《えんいん》をとらえ、玉璽を曹操に送った

鄭玄《ていげん》

禰衡《ねいこう》

吉平

医者

慶童《けいどう》

董承の元で働く奴隷

陳震《ちんしん》

袁紹配下

龔都《きょうと》

郭常《かくじょう》

郭常《かくじょう》の、のら息子

裴元紹《はいげんしょう》

黄巾の残党

関定《かんてい》

許攸《きょゆう》

袁紹の配下であったが、曹操の配下へ

辛評《しんひょう》

辛毘《しんび》の兄

辛毘《しんび》

辛評《しんひょう》の弟

袁譚《えんたん》の配下、後、曹操の配下

呂曠《りょこう》

呂翔《りょしょう》の兄

呂翔《りょしょう》

呂曠《りょこう》の弟


李孚《りふ》

袁尚配下

王修

田疇《でんちゅう》

元袁紹の部下

公孫康《こうそんこう》

文聘《ぶんぺい》

劉表配下

王威

劉表配下

司馬徽《しばき》

道号を水鏡《すいきょう》先生

徐庶《じょしょ》

単福と名乗る

劉泌《りゅうひつ》

徐庶の母

崔州平《さいしゅうへい》

孔明の友人

諸葛均《しょかつきん》

石広元《せきこうげん》

孟公威《もうこうい》

媯覧《ぎらん》

戴員《たいいん》

孫翊《そんよく》

徐氏《じょし》

辺洪

陳就《ちんじゅ》

郄慮《げきりょ》

劉琮《りゅうそう》

劉表次男

李珪《りけい》

王粲《おうさん》

宋忠

淳于導《じゅんうどう》

曹仁《そうじん》の旗下《きか》

晏明

曹操配下

鍾縉《しょうしん》、鍾紳《しょうしん》

兄弟

夏侯覇《かこうは》

歩隲《ほしつ》

孫権配下

薛綜《せっそう》

孫権配下

厳畯《げんしゅん》

孫権配下


陸績《りくせき》

孫権の配下

程秉《ていへい》

孫権の配下

顧雍《こよう》

孫権配下

丁奉《ていほう》

孫権配下

徐盛《じょせい》

孫権配下

闞沢《かんたく》

孫権配下

蔡薫《さいくん》

蔡和《さいか》

蔡瑁の甥

蔡仲《さいちゅう》

蔡瑁の甥

毛玠《もうかい》

曹操配下

焦触《しょうしょく》

曹操配下

張南《ちょうなん》

曹操配下

馬延《ばえん》

曹操配下

張顗《ちょうぎ》

曹操配下

牛金《ぎゅうきん》

曹操配下


陳矯《ちんきょう》

曹操配下

劉度《りゅうど》

零陵の太守

劉延《りゅうえん》

劉度《りゅうど》の嫡子《ちゃくし》

邢道栄《けいどうえい》

劉度《りゅうど》配下

趙範《ちょうはん》

鮑龍《ほうりゅう》

陳応《ちんおう》

金旋《きんせん》

武陵城太守

鞏志《きょうし》

韓玄《かんげん》

長沙の太守

宋謙《そうけん》

孫権の配下

戈定《かてい》

戈定《かてい》の弟

張遼の馬飼《うまかい》

喬国老《きょうこくろう》

二喬の父

呉夫人

馬騰

献帝

韓遂《かんすい》

黄奎

曹操の配下


李春香《りしゅんこう》

黄奎《こうけい》の姪

陳群《ちんぐん》

曹操の配下

龐徳《ほうとく》

馬岱《ばたい》

鍾繇《しょうよう》

曹操配下

鍾進《しょうしん》

鍾繇《しょうよう》の弟

曹操配下

丁斐《ていひ》

夢梅《むばい》

許褚

楊秋

侯選

李湛

楊阜《ようふ》

張魯《ちょうろ》

張衛《ちょうえい》

閻圃《えんほ》

劉璋《りゅうしょう》

張松《ちょうしょう》

劉璋配下

黄権《こうけん》

劉璋配下

のち劉備配下

王累《おうるい》

王累《おうるい》

李恢《りかい》

劉璋配下

のち劉備配下

鄧賢《とうけん》

劉璋配下

張任《ちょうじん》

劉璋配下

周善

孫権配下


呉妹君《ごまいくん》

董昭《とうしょう》

曹操配下

楊懐《ようかい》

劉璋配下

高沛《こうはい》

劉璋配下

劉巴《りゅうは》

劉璋配下

劉璝《りゅうかい》

劉璋配下

張粛《ちょうしゅく》

張松の兄


冷苞

劉璋配下

呉懿《ごい》

劉璋の舅

彭義《ほうぎ》

鄭度《ていど》

劉璋配下

韋康《いこう》

姜叙《きょうじょ》

夏侯淵《かこうえん》

趙昂《ちょうこう》

楊柏《ようはく》

張魯配下

楊松

楊柏《ようはく》の兄

張魯配下

費観《ひかん》

劉璋配下

穆順《ぼくじゅん》

楊昂《ようこう》

楊任

崔琰《さいえん》

曹操配下


雷同

郭淮《かくわい》

曹操配下

霍峻《かくしゅん》

劉備配下

夏侯尚《かこうしょう》

曹操配下

夏侯徳

曹操配下

夏侯尚《かこうしょう》の兄

陳式《ちんしき》

劉備配下

杜襲《としゅう》

曹操配下

慕容烈《ぼようれつ》

曹操配下

焦炳《しょうへい》

曹操配下

張翼

劉備配下

王平

曹操配下であったが、劉備配下へ。

曹彰《そうしょう》

楊修《ようしゅう》

曹操配下

夏侯惇

費詩《ひし》

劉備配下

王甫《おうほ》

劉備配下

呂常《りょじょう》

曹操配下

董衡《とうこう》

曹操配下

李氏《りし》

龐徳の妻

成何《せいか》

曹操配下

蒋済《しょうさい》

曹操配下

傅士仁《ふしじん》

劉備配下

徐商

曹操配下


廖化

劉備配下

趙累《ちょうるい》

劉備配下

朱然《しゅぜん》

孫権配下


潘璋

孫権配下

左咸《さかん》

孫権配下

馬忠

孫権配下

許靖《きょせい》

劉備配下

華歆《かきん》

曹操配下

呉押獄《ごおうごく》

典獄

司馬孚《しばふ》

司馬懿《しばい》の弟

賈逵《かき》


曹植


卞氏《べんし》

申耽《しんたん》

孟達の部下

范疆《はんきょう》

張飛の配下

張達

張飛の配下


関興《かんこう》

関羽の息子

張苞《ちょうほう》

張飛の息子

趙咨《ちょうし》

孫権配下

邢貞《けいてい》

孫桓《そんかん》

孫権の甥

呉班

張飛の配下

崔禹《さいう》

孫権配下

張南

劉備配下

淳于丹《じゅんうたん》

孫権配下

馮習

劉備配下


丁奉

孫権配下

傅彤《ふとう》

劉備配下

程畿《ていき》

劉備配下

趙融《ちょうゆう》

劉備配下

朱桓《しゅかん》

孫権配下


常雕《じょうちょう》

曹丕配下

吉川英治


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