第21話、何進死す

文字数 6,746文字

 一方。宮城内の十常侍らも、何進が諸州へ文を出し、董卓が、都附近まできて駐軍しているなどの大事を、知っていた。何太后を使い、何とか生きながらえたが、このままでは、十常侍らが宮廷から排除されるのは目に見えていた。


「董卓には、貸しがある」

 張譲は黄巾賊の討伐の際、賄賂を受け取り董卓の不手際をごまかし出世させた話をした。


「なら協力し」

「では、連絡を取り」


 と、十常侍は董卓に密使を送り、陰謀を進めた。

 張譲らはひそかに、槍や鉄弓をたずさえた禁中の兵を、嘉徳門や長楽宮の内門にまでみっしり伏せておいて、何太后をだまし何進を召す親書を書かせた。

 宮門を出た使者は平和時のように、わざと美車金鞍(びしゃきんあん)をかがやかせ、なにも知らぬ顔して、書を何進の館門へとどけた。

「いけません」

 何進の側臣たちは、即座に十常侍らの陥穽(かんせい)看破(みやぶ)って諫めた。


「太后の御詔(ごしょう)とて、この際、信用はできません。近頃、十常侍が怪しい動きをしていると、聞いております。危ない限りです」


 こういわれると、それに対して自分にない器量を見せたいのが何進の性格であった。


「なにをいう。宮中の病廃を正し、政権の正大を期し、やがては天下に臨まんとするこの何進である。十常侍らの(ともがら)が我に何かせん。それどころか、あいつらは、わしの情けによって生きながらえているようなものであろう。彼らごとき廟鼠輩(びょうそはい)を怖れて、太后の御詔を断るなど、天下の笑いものになろう」


 変にその日は強がった。

 すぐ車騎の用意を命じ、その代り鉄甲の精兵五百に、物々しく護衛させて、参内に出向いた。果たせるかな、青鎖門(せいさもん)まで来ると、


「兵馬は禁門に入ることならん。門外にて待ちませい」


 と隔てられ、何進は、数名の従者だけつれて入った。それでも彼は傲然(ごうぜん)、胸をそらし、威風を示して歩いて行ったが、嘉徳門のあたりまでかかると、


「豚殺し待てっ」

 と、物陰から呶鳴られて、あっとたじろぐ間に、前後左右、十常侍一味の軍士たちに取巻かれていた。

 躍りでた張譲(ちょうじょう)は、


「何進っ、汝は元来、洛陽の裏町に、豚を屠殺して、からくも生きていた貧賤ではなかったか。それを、今日の栄位まで昇ったのは、そもそも誰のおかげと思うか。われわれが陰に陽に、汝の妹を天子に(すす)め奉り、汝をも推挙したおかげであるぞ。――この恩知らずめ!」

 と、面罵した。

 何進は、真ッ蒼になって、

「しまった!」

 と口走ったが、時すでに遅しである。諸所の宮門はみな閉ざされ、逃げまわるにも鉄槍に身を囲まれて、一尺の隙もなかった。


「――わッっ。だっ!」


 何進はなにか絶叫した。空へでも飛び上がってしまう気であったか、躍り上がって、体を三度ほどぐるぐるまわした。

 経たりと倒れ込み、そのまま、槍に突き刺され命を落とした。


「下郎っ。思い知ったか」


 張譲(ちょうじょう)は吐き捨てるように言った。

 青鎮門外ではわいわいと騒がしい声が起っていた。なにかしら宮門の中におかしな空気を感じだしたものとみえ、阿進が連れてきた兵が、


「何将軍はまだ退出になりませんか」

「将軍に急用ができましたから、早くお車に召されたいと告げて下さい」


 などと喚いて動揺していた。

 すると、城門の墻壁(しょうへき)の上から、武装の宮兵が一名首を出して、


「やかましいッ。鎮まれ。汝らの主人何進は、謀叛(むほん)のかどによって査問に付せられ、ただ今、かくの如く罪に服して処置は終った。これを車にのせて立帰れっ」


 なにか蹴鞠(けまり)ほどの黒い物がそこからほうられてきたので、外にいた面々は、急いで拾い上げてみると、唇を噛んだ蒼い何進の生首であった。


 何進の幕将で中軍の校尉袁紹(えんしょう)は、何進が殺され首をはねられた事を聞き、


「おのれ」
 怒りをあらわにし、五百の精兵を駆って、なだれこんだ。

「十常侍をみなごろしにしろ」

宦官(かんがん)どもをころせ」


 華麗な宮殿は、たちまち土足の暴兵に占領された。いつの間にか火の手が上がり、それはあっという間に広がり、炎と、黒煙と、悲鳴と矢うなりの旋風(つむじかぜ)であった。


(うぬ)もかっ」

「おのれもかっ」


 宦官と見た者は、見つかり次第に殺された。宮中深く棲んでいた十常侍の輩なので、兵はどれが誰だかよく分らないが、(ひげ)のない男だの、俳優のようににやけて美装している内官は、みんなそれと見なして首を刎ねたり突き殺したりした。

 十常侍趙忠(ちょうちゅう)郭勝(かくしょう)などという連中も、西宮翠花門(せいきゅうすいかもん)まで逃げ転んできたが、鉄弓に射止められて、虫の息で這っているところを、ずたずたに斬りきざまれ、手足は翠花楼の大屋根にいる(からす)へ投げられ、首は西苑の湖中へ跳ねとばされた。

 天日も(くら)く、地は燃ゆる。

 女人たちの棲む後宮の悲鳴は、雲にこだまし地底まで届くようだった。

 その中を、十常侍一派の張譲は、新帝と何太后と、新帝の弟にあたる協皇子――帝が即位してからは、陳留王(ちんりゅうおう)といわれている――の三人を黒煙のうちから救け出して、北宮翡翠門(ひすいもん)からいち早く逃げ出す準備をしていた。

 ところへ。

 (ほこ)を引っさげ、身を鎧い、悍馬に泡を噛ませてきた一老将がある。宮門に変ありと、火の手を見るとともに馳せつけてきた中郎将盧植であった。


「待てっ毒賊。帝を擁し、太后をとって、何地(いずち)へゆかんとするかっ」


 大喝して、馬上から降りるまに張譲たちは、新帝と陳留王の馬車に鞭打って逃げてしまった。

 ただ何太后が乗る馬車だけは、盧植の手にひき留められた。


 洛陽の巷にも火が降っていた。兵乱は今にも全市に及ぶであろうと、家財商品を負って避難する民衆で混乱は極まっている。その中を――張譲らの馬と、新帝、皇弟を乗せた(くるま)は、逃げまどう老父を()き、幼子を蹴とばして、躍るが如く、城門の郊外遠くまで逃げ落ちてきた。

 けれど、輦の車輪はこわれ、張譲らの馬も傷ついたり、ぬかるみへ脚を入れたりして、みな徒歩(かち)にならなければならなかった。


「――ああ」

 帝は、時々、よろめいた。

 そして大きく嘆息された。

 かえりみれば、洛陽の空は、夜になってまだ赤かった。


「もう少しのご辛抱です」


 張譲らは、帝を離すまいとした。帝を擁することが自分らの強味だからである。

 草原の果てに、北邙山(ほくぼうざん)が見えた。夜は暗い。もう三(こう)に近いであろう。すると一隊の人馬が来た。


「追っ手か」
 張譲は帝をちらりと見た。

 幼い子供をつれて逃げていては、とても逃げきれぬ。捕まれば張譲はすぐに首をはねられるだろう。帝は惜しいが命には代えられない。張譲は帝とその弟、陳留王(ちんりゅうおう)を置いて、草むらに逃げ込んだ。

 

「張譲、どこにいくのだ」


 陳留王(ちんりゅうおう)の押し殺した声を無視して、張譲は配下をつれて逃げてしまった。

 張譲に置いて行かれた帝と、帝の弟の陳留王(ちんりゅうおう)は、河原の草の(うち)へ抱き合って、しばし近づく兵馬に耳をすましておられた。

 やがて河を越えて驟雨のように馳け去って行ったのは、河南の中部掾史(ちゅうぶえんし)閔貢(びんこう)の兵馬であったが、なにも気づかず、またたくまに闇に消え去ってしまった。

 しゅく、しゅく……と新帝は草むらの中で泣き声をもらした。

 皇弟陳留王は、わりあいにしっかりした声で、

「ああ飢餓(きが)をお覚えになりましたね。ごもっともです。私も、今朝から水一滴のんでいませんし、馴れない道を、夢中で歩いてきたので、身を起そうとしてもただ身がふるえるばかりです」
と、慰めて――
「けれど、この河原の草の中で、このまま夜を明かすこともできません。ことに、ひどい夜露、お体にもさわります。――歩けるだけ歩いてみましょう。どこか民家でもあるかもしれません」
「うん」

 帝は微かにうなずいた。

 二人は、衣の(たもと)と袂とを結び合わせ、「迷わないように」と、闇を歩いた。

 (いばら)か、野棗(のなつめ)か、とげばかりが脚を刺した。帝も陳留王も生れて初めて、こうした世のあることを知ったので、生きた気もちもなかった。


「ああ、蛍が……」


 陳留王は声をもらした。

 大きな蛍の群れが、風のまにまに一かたまりになって、眼のまえをふわふわ飛んでゆく、蛍の光でも非常に心づよくなった。

 夜が明けかけた――

 もう歩けない。

 新帝はよろめいたまま起き上がらなかった。陳留王も、

「ああ」と、腰をついてしまった。

 昏々(こんこん)と、しばらくは眠っていた。誰かそのうちに起す者があった。


「どこから来た?」

 と、訊ねるのである。

 見まわすと、古びた荘院の土塀が近くにある。そこの(あるじ)のようだった。

「いったい、そなた達は、何人(なにびと)のお子か」


 と、重ねて問う。

 陳留王は、まだしっかりした声を持っていた。帝を指さして、

「先頃、ご即位されたばかりの新帝陛下です。宮廷で乱が起こり、宮門から遁れてきたが、侍臣たちはみなちりぢりになり、ようやく、私がお供をしてこれまで来たのです」

 と、いった。

 主は、仰天して、

「それで、あなたは」

「わしは、帝の弟、陳留王という者である」


「では……」


 主は、驚きあわてた様で、帝を扶けて、荘院のうちへ迎え入れた。古びた田舎(やしき)である。


「申しおくれました。自分は、先朝にお仕え申していた司徒(しと)崔烈(さいれつ)の弟で、崔毅(さいき)という者であります。十常侍の徒輩が、あまりにも賢を追い邪を容れて、目をおおうばかりな暴状に、官吏がいやになって、()に隠れていた者でございます」


 崔毅(さいき)の家をかこむ木立の空に、炊煙があがっていた。

 帝と陳留王のふたりを(かく)しておいた茅屋(あばらや)の板戸を開いて、崔毅は、


「田舎です、なにもありませんが、飢えをおしのぎ遊ばすだけと(おぼ)()して、この(かゆ)など一時召上がっていてください」

 と、食事を捧げた。

 帝も、皇弟も、浅ましきばかりがつがつと粥をすすられた。

 崔毅は涙を催して、

「安心して、お眠りください。外はてまえが見張っておりますから」

 と、告げて退がった。


 帝と陳留王を見捨てて、逃げた張譲は董卓の陣に身を寄せていた。
「して、帝は」
 董卓は地面に跪く張譲を見下ろしながらいった。
「それが、はぐれてしまって」
「ほう、はぐれたねぇ」
「追ってに見つかりそうになり、それで」
「見捨ててきたと」
「……」
 張譲は下をうつむき答えられなかった。
「きみ、それじゃ、役にたたんよ」
「し、しかし、私は、阿進を殺したのだ。おぬしと謀って殺したではないか」
 張譲は董卓にすがりつかんばかりにいった。

 阿進を殺し、帝を董卓の元に連れてくる。そういう密約をかわしていた。

「知らんなぁ。わしは知らん」
「しかし、密約を」
「そんなものわしは知らんよ。仮にあったところで、都は大火事だ。消し炭になっているところだろう」
 笑った。
「まさか、お前が火を」
「知らん知らん、わしは何も知らん。知っているのは、お前さんだけだな」
「下郎め」
 兵に取り押さえられ、張譲は首をはねられた。







 荒れた(かし)いだ荘院の門に崔毅が立っていると、戛々(かつかつ)と、馬蹄の音が木立の下を踏んでくる。
「誰か?」

 どきっとしながらも、何くわぬ顔して、(ほうき)の手をうごかしていた。


「すまんが、家の主。なにか喰う物はないか。なければ湯なと一杯恵んでくれい」

 それは馬上の閔貢(びんこう)であった。

 崔毅は、彼の馬の鞍に結いつけてある生々しい首級を見て、


「お、おやすいことです。――ですが豪傑、その首は一体、誰の首です」

 閔貢は問われると、


「これは十常侍張譲などと共に、久しく廟堂に巣くって、天下の害をなした段珪という男だ」


「えっ、ではあなたはどなたですか」


「河南の掾史閔貢(えんしびんこう)という者だが、昨夜来、帝のお行方が知れないので、ほうぼうお捜し申しておるのだ」


「ああ、では!」


 崔毅は、手をあげて、奥のほうへ転んで行った。

 閔貢は怪しんで、馬をつなぎ、後から駈けて行った。


「お味方の豪傑が、お迎えにやって来ましたよ」


 崔毅の声に、藁の上で眠っていた帝と陳留王は、夢かとばかり狂喜した。そしてなお、閔貢の拝座するすがたを見ると、うれし泣きに抱き合って号泣された。


「天下一日も帝なかるべからずです。さあ、一刻も早く、都へご還幸なされませ」


 閔貢のことばに、崔毅は、自分の(うまや)から、一匹の痩馬(そうば)を曳いてきて、帝に献上した。

 閔貢は、自分の馬に、帝を乗せて、もう一頭に陳留王を乗せ、二騎の口輪をつかみ、門を出て、諸所へ散らかっている兵をよび集めた。

 二、三里ほど来ると、


「おお、帝はご無事でおわしたか」


 校尉袁紹(えんしょう)が馳せさんじた。

 また、司徒王允(おういん)、太尉楊彪(ようひょう)左軍校尉(さぐんこうい)淳于瓊(じゅんうけい)、右軍の趙萌(ちょうぼう)、同じく後軍校尉(ごぐんこうい)鮑信(ほうしん)などがめいめい数百騎をひきいて来合せ、帝にまみえて、みな()いた。


「還御を盛んにし、洛陽の市民にも安心させん」


 と、段珪の首を、早馬で先へ送り、洛陽の市街に(さら)し首として、同時に、帝のご無事と還幸を布告した。

 かくて帝の御駕(ぎょが)は、郊外の近くまでさしかかって来た。するとたちまち彼方の丘の陰から(さかん)なる兵気馬塵が立ち昇り、一隊の旌旗、天をおおって見えたので、

「や、や?」とばかり、随身の将卒百官、みな色を失って立ちすくんだ。

「敵か?」

「そも、何人(なにびと)の軍ぞ」

 帝をはじめ、茫然、疑い怖れているばかりだったが、時に袁紹(えんしょう)は馬をすすめ、


「それへ来るは、何者の軍隊か。帝いま、皇城に還り給う。道をふさぐは不敬ではないか」


 と、大喝した。

 すると、


「おうっ。吾なり」


 と吠えるが如き答が、正面へきた軍の真ん中に轟き聞えた。

 千(ぽん)の旗、錦繍(きんしゅう)幡旗(はんき)、さっと隊を開いたかと見れば駿馬は龍爪(りゅうそう)を掻いて、堂々たる鞍上の一偉夫を、袁紹の前へと馳け寄せてきた。

 これなん先頃から洛陽郊外に兵馬を()めたまま、何進が再三召し呼んでも動かなかった惑星(わくせい)の人――西涼(せいりょう)刺史(しし)董卓(とうたく)であった。

 董卓、(あざな)仲穎(ちゅうえい)、隴西郡(甘粛省岷県)の生れである。身長八尺、腰の太さ十囲という。肉脂豊重、豺智(さいち)の光り針がごとく人を刺す。

 袁紹(えんしょう)が、

「何者だっ」

 と、咎めたが、部将などは眼中にないといった態度で、


「天子はいずこに(おわ)すか」


 と、間近まで寄ってくる様子なのだ。帝は、戦慄されて、お答えもなし得ないし、百官も皆、怖れわななき、さすがの袁紹さえも、その容態の立派さに、呆っ気にとられて(はば)めもできなかった。

 すると、帝の御駕のすぐうしろから、


「ひかえろッ」

 (すず)やかに叱った者がある。

 凜たる音声に、董卓も思わず馬をすこし退()いて、


「何。控えろと。――そういう者は誰だっ」
 と眼をみはった。
「おまえこそ、名をいえ」

 こういって前へ出てきたのは、皇弟の陳留王であった。帝よりも年下の紅顔の少年なのである。


「……あっ。皇弟の陳留王でいらっしゃいますな」


 董卓も、気がついてあわてて、馬上で礼儀をした。

 陳留王は、あくまで頭を高く、


「そうだ。そちは誰だ」


「西涼の刺史董卓です」


「その董卓が、何しに来たか。――聖駕(せいが)をお迎えに参ったのか、それとも奪い取ろうという気で来たか」


「はっ……」

「いずれだ!」


「お迎えに参ったのでござる」


「お迎えに参りながら、天子のこれにましますに、下馬せぬ無礼者があるかっ、なぜ、馬をおりん!」


 身なりは小さいが、王の声は実に峻烈であった。威厳に打たれたか、董卓は二言もなく、あわてて馬からとびおりて、道のかたわらに退き、謹んで帝の車駕を拝した。

 陳留王は、それを見ると、帝に代って、


「大儀であった」


 と、董卓へ言葉を下した。

 一行は難なく、洛陽へさして進んだ。心ひそかに舌を巻いたのは董卓であった。天性備わる陳留王の威風にふかく胆を奪われて、


(これは、今の帝を廃して、陳留王を御位に立てたほうが……)



 と、いう大野望が、早くもこの時、彼の胸には芽を(きざ)していた。


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登場人物紹介

劉備玄徳

劉備玄徳

ひげ

劉備玄徳

劉備玄徳

諸葛孔明《しょかつこうめい》

張飛

張飛

髭あり

張飛

関羽

関羽


関平《かんぺい》

関羽の養子

趙雲

趙雲

張雲

黄忠《こうちゅう》

魏延《ぎえん》

馬超

厳顔《げんがん》

劉璋配下から劉備配下

龐統《ほうとう》

糜竺《びじく》

陶謙配下

後劉備の配下

糜芳《びほう》

糜竺《びじく》の弟

孫乾《そんけん》

陶謙配下

後劉備の配下

陳珪《ちんけい》

陳登の父親

陳登《ちんとう》

陶謙の配下から劉備の配下へ、

曹豹《そうひょう》

劉備の配下だったが、酒に酔った張飛に殴られ裏切る

周倉《しゅうそう》

もと黄巾の張宝《ちょうほう》の配下

関羽に仕える

劉辟《りゅうへき》

簡雍《かんよう》

劉備の配下

馬良《ばりょう》

劉備の配下

伊籍《いせき》

法正

劉璋配下

のち劉備配下

劉封

劉備の養子

孟達

劉璋配下

のち劉備配下

商人

宿屋の主人

馬元義

甘洪

李朱氾

黄巾族

老僧

芙蓉

芙蓉

糜夫人《びふじん》

甘夫人


劉備の母

劉備の母

役人


劉焉

幽州太守

張世平

商人

義軍

部下

黄巾族

程遠志

鄒靖

青州太守タイシュ龔景キョウケイ

盧植

朱雋

曹操

曹操

やけど

曹操

曹操


若い頃の曹操

曹丕《そうひ》

曹丕《そうひ》

曹嵩

曹操の父

曹洪


曹洪


曹徳

曹操の弟

曹仁

曹純

曹洪の弟

司馬懿《しばい》仲達《ちゅうたつ》

曹操配下


楽進

楽進

夏侯惇

夏侯惇《かこうじゅん》

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

韓浩《かんこう》

曹操配下

夏侯淵

夏侯淵《かこうえん》

典韋《てんい》

曹操の配下

悪来と言うあだ名で呼ばれる

劉曄《りゅうよう》

曹操配下

李典

曹操の配下

荀彧《じゅんいく》

曹操の配下

荀攸《じゅんゆう》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

徐晃《じょこう》

楊奉の配下、後曹操に仕える

史渙《しかん》

徐晃《じょこう》の部下

満寵《まんちょう》

曹操の配下

郭嘉《かくか》

曹操の配下

曹安民《そうあんみん》

曹操の甥

曹昂《そうこう》

曹操の長男

于禁《うきん》

曹操の配下

王垢《おうこう》

曹操の配下、糧米総官

程昱《ていいく》

曹操の配下

呂虔《りょけん》

曹操の配下

王必《おうひつ》

曹操の配下

車冑《しゃちゅう》

曹操の配下、一時的に徐州の太守

孔融《こうゆう》

曹操配下

劉岱《りゅうたい》

曹操配下

王忠《おうちゅう》

曹操配下

張遼

呂布の配下から曹操の配下へ

張遼

蒋幹《しょうかん》

曹操配下、周瑜と学友

張郃《ちょうこう》

袁紹の配下

賈詡

賈詡《かく》

董卓

李儒

董卓の懐刀

李粛

呂布を裏切らせる

華雄

胡軫

周毖

李傕

李別《りべつ》

李傕の甥

楊奉

李傕の配下、反乱を企むが失敗し逃走

韓暹《かんせん》

宋果《そうか》

李傕の配下、反乱を企むが失敗

郭汜《かくし》

郭汜夫人

樊稠《はんちゅう》

張済

張繍《ちょうしゅう》

張済《ちょうさい》の甥

胡車児《こしゃじ》

張繍《ちょうしゅう》配下

楊彪

董卓の長安遷都に反対

楊彪《ようひょう》の妻

黄琬

董卓の長安遷都に反対

荀爽

董卓の長安遷都に反対

伍瓊

董卓の長安遷都に反対

趙岑

長安までの殿軍を指揮

徐栄

張温

張宝

孫堅

呉郡富春(浙江省・富陽市)の出で、孫子の子孫

孫静

孫堅の弟

孫策

孫堅の長男

孫権《そんけん》

孫権

孫権

孫堅の次男

朱治《しゅち》

孫堅の配下

呂範《りょはん》

袁術の配下、孫策に力を貸し配下になる

周瑜《しゅうゆ》

孫策の配下

周瑜《しゅうゆ》

周瑜

張紘

孫策の配下

二張の一人

張昭

孫策の配下

二張の一人

蒋欽《しょうきん》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

孫権を守って傷を負った

陳武《ちんぶ》

孫策の部下

太史慈《たいしじ》

劉繇《りゅうよう》配下、後、孫策配下


元代

孫策の配下

祖茂

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

韓当

孫堅の配下

黄蓋

孫堅の部下

黄蓋《こうがい》

桓楷《かんかい》

孫堅の部下


魯粛《ろしゅく》

孫権配下

諸葛瑾《しょかつきん》

諸葛孔明《しょかつこうめい》の兄

孫権の配下


呂蒙《りょもう》

孫権配下

虞翻《ぐほん》

王朗の配下、後、孫策の配下

甘寧《かんねい》

劉表の元にいたが、重く用いられず、孫権の元へ

甘寧《かんねい》

凌統《りょうとう》

凌統《りょうとう》

孫権配下


陸遜《りくそん》

孫権配下

張均

督郵

霊帝

劉恢

何進

何后

潘隠

何進に通じている禁門の武官

袁紹

袁紹

劉《りゅう》夫人

袁譚《えんたん》

袁紹の嫡男

袁尚《えんしょう》

袁紹の三男

高幹

袁紹の甥

顔良

顔良

文醜

兪渉

逢紀

冀州を狙い策をねる。

麹義

田豊

審配

袁紹の配下

沮授《そじゅ》

袁紹配下

郭図《かくと》

袁紹配下


高覧《こうらん》

袁紹の配下

淳于瓊《じゅんうけい》

袁紹の配下

酒が好き

袁術

袁胤《えんいん》

袁術の甥

紀霊《きれい》

袁術の配下

荀正

袁術の配下

楊大将《ようたいしょう》

袁術の配下

韓胤《かんいん》

袁術の配下

閻象《えんしょう》

袁術配下

韓馥

冀州の牧

耿武

袁紹を国に迎え入れることを反対した人物。

鄭泰

張譲

陳留王

董卓により献帝となる。

献帝

献帝

伏皇后《ふくこうごう》

伏完《ふくかん》

伏皇后の父

楊琦《ようき》

侍中郎《じちゅうろう》

皇甫酈《こうほれき》

董昭《とうしょう》

董貴妃

献帝の妻、董昭の娘

王子服《おうじふく》

董承《とうじょう》の親友

馬騰《ばとう》

西涼の太守

崔毅

閔貢

鮑信

鮑忠

丁原

呂布


呂布

呂布

呂布

厳氏

呂布の正妻

陳宮

高順

呂布の配下

郝萌《かくほう》

呂布配下

曹性

呂布の配下

夏侯惇の目を射った人

宋憲

呂布の配下

侯成《こうせい》

呂布の配下


魏続《ぎぞく》

呂布の配下

王允

貂蝉《ちょうせん》

孫瑞《そんずい》

王允の仲間、董卓の暗殺を謀る

皇甫嵩《こうほすう》

丁管

越騎校尉の伍俘

橋玄

許子将

呂伯奢

衛弘

公孫瓉

北平の太守

公孫越

王匡

方悦

劉表

蔡夫人

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

蒯良

劉表配下

蒯越《かいえつ》

劉表配下、蒯良の弟

黄祖

劉表配下

黄祖

陳生

劉表配下

張虎

劉表配下


蔡瑁《さいぼう》

劉表配下

呂公《りょこう》

劉表の配下

韓嵩《かんすう》

劉表の配下

牛輔

金を持って逃げようとして胡赤児《こせきじ》に殺される

胡赤児《こせきじ》

牛輔を殺し金を奪い、呂布に降伏するも呂布に殺される。

韓遂《かんすい》

并州《へいしゅう》の刺史《しし》

西涼の太守|馬騰《ばとう》と共に長安をせめる。

陶謙《とうけん》

徐州《じょしゅう》の太守

張闓《ちょうがい》

元黄巾族の陶謙の配下

何曼《かまん》

截天夜叉《せってんやしゃ》

黄巾の残党

何儀《かぎ》

黄巾の残党

田氏

濮陽《ぼくよう》の富豪

劉繇《りゅうよう》

楊州の刺史

張英

劉繇《りゅうよう》の配下


王朗《おうろう》

厳白虎《げんぱくこ》

東呉《とうご》の徳王《とくおう》と称す

厳与《げんよ》

厳白虎の弟

華陀《かだ》

医者

鄒氏《すうし》

未亡人

徐璆《じょきゅう》

袁術の甥、袁胤《えんいん》をとらえ、玉璽を曹操に送った

鄭玄《ていげん》

禰衡《ねいこう》

吉平

医者

慶童《けいどう》

董承の元で働く奴隷

陳震《ちんしん》

袁紹配下

龔都《きょうと》

郭常《かくじょう》

郭常《かくじょう》の、のら息子

裴元紹《はいげんしょう》

黄巾の残党

関定《かんてい》

許攸《きょゆう》

袁紹の配下であったが、曹操の配下へ

辛評《しんひょう》

辛毘《しんび》の兄

辛毘《しんび》

辛評《しんひょう》の弟

袁譚《えんたん》の配下、後、曹操の配下

呂曠《りょこう》

呂翔《りょしょう》の兄

呂翔《りょしょう》

呂曠《りょこう》の弟


李孚《りふ》

袁尚配下

王修

田疇《でんちゅう》

元袁紹の部下

公孫康《こうそんこう》

文聘《ぶんぺい》

劉表配下

王威

劉表配下

司馬徽《しばき》

道号を水鏡《すいきょう》先生

徐庶《じょしょ》

単福と名乗る

劉泌《りゅうひつ》

徐庶の母

崔州平《さいしゅうへい》

孔明の友人

諸葛均《しょかつきん》

石広元《せきこうげん》

孟公威《もうこうい》

媯覧《ぎらん》

戴員《たいいん》

孫翊《そんよく》

徐氏《じょし》

辺洪

陳就《ちんじゅ》

郄慮《げきりょ》

劉琮《りゅうそう》

劉表次男

李珪《りけい》

王粲《おうさん》

宋忠

淳于導《じゅんうどう》

曹仁《そうじん》の旗下《きか》

晏明

曹操配下

鍾縉《しょうしん》、鍾紳《しょうしん》

兄弟

夏侯覇《かこうは》

歩隲《ほしつ》

孫権配下

薛綜《せっそう》

孫権配下

厳畯《げんしゅん》

孫権配下


陸績《りくせき》

孫権の配下

程秉《ていへい》

孫権の配下

顧雍《こよう》

孫権配下

丁奉《ていほう》

孫権配下

徐盛《じょせい》

孫権配下

闞沢《かんたく》

孫権配下

蔡薫《さいくん》

蔡和《さいか》

蔡瑁の甥

蔡仲《さいちゅう》

蔡瑁の甥

毛玠《もうかい》

曹操配下

焦触《しょうしょく》

曹操配下

張南《ちょうなん》

曹操配下

馬延《ばえん》

曹操配下

張顗《ちょうぎ》

曹操配下

牛金《ぎゅうきん》

曹操配下


陳矯《ちんきょう》

曹操配下

劉度《りゅうど》

零陵の太守

劉延《りゅうえん》

劉度《りゅうど》の嫡子《ちゃくし》

邢道栄《けいどうえい》

劉度《りゅうど》配下

趙範《ちょうはん》

鮑龍《ほうりゅう》

陳応《ちんおう》

金旋《きんせん》

武陵城太守

鞏志《きょうし》

韓玄《かんげん》

長沙の太守

宋謙《そうけん》

孫権の配下

戈定《かてい》

戈定《かてい》の弟

張遼の馬飼《うまかい》

喬国老《きょうこくろう》

二喬の父

呉夫人

馬騰

献帝

韓遂《かんすい》

黄奎

曹操の配下


李春香《りしゅんこう》

黄奎《こうけい》の姪

陳群《ちんぐん》

曹操の配下

龐徳《ほうとく》

馬岱《ばたい》

鍾繇《しょうよう》

曹操配下

鍾進《しょうしん》

鍾繇《しょうよう》の弟

曹操配下

丁斐《ていひ》

夢梅《むばい》

許褚

楊秋

侯選

李湛

楊阜《ようふ》

張魯《ちょうろ》

張衛《ちょうえい》

閻圃《えんほ》

劉璋《りゅうしょう》

張松《ちょうしょう》

劉璋配下

黄権《こうけん》

劉璋配下

のち劉備配下

王累《おうるい》

王累《おうるい》

李恢《りかい》

劉璋配下

のち劉備配下

鄧賢《とうけん》

劉璋配下

張任《ちょうじん》

劉璋配下

周善

孫権配下


呉妹君《ごまいくん》

董昭《とうしょう》

曹操配下

楊懐《ようかい》

劉璋配下

高沛《こうはい》

劉璋配下

劉巴《りゅうは》

劉璋配下

劉璝《りゅうかい》

劉璋配下

張粛《ちょうしゅく》

張松の兄


冷苞

劉璋配下

呉懿《ごい》

劉璋の舅

彭義《ほうぎ》

鄭度《ていど》

劉璋配下

韋康《いこう》

姜叙《きょうじょ》

夏侯淵《かこうえん》

趙昂《ちょうこう》

楊柏《ようはく》

張魯配下

楊松

楊柏《ようはく》の兄

張魯配下

費観《ひかん》

劉璋配下

穆順《ぼくじゅん》

楊昂《ようこう》

楊任

崔琰《さいえん》

曹操配下


雷同

郭淮《かくわい》

曹操配下

霍峻《かくしゅん》

劉備配下

夏侯尚《かこうしょう》

曹操配下

夏侯徳

曹操配下

夏侯尚《かこうしょう》の兄

陳式《ちんしき》

劉備配下

杜襲《としゅう》

曹操配下

慕容烈《ぼようれつ》

曹操配下

焦炳《しょうへい》

曹操配下

張翼

劉備配下

王平

曹操配下であったが、劉備配下へ。

曹彰《そうしょう》

楊修《ようしゅう》

曹操配下

夏侯惇

費詩《ひし》

劉備配下

王甫《おうほ》

劉備配下

呂常《りょじょう》

曹操配下

董衡《とうこう》

曹操配下

李氏《りし》

龐徳の妻

成何《せいか》

曹操配下

蒋済《しょうさい》

曹操配下

傅士仁《ふしじん》

劉備配下

徐商

曹操配下


廖化

劉備配下

趙累《ちょうるい》

劉備配下

朱然《しゅぜん》

孫権配下


潘璋

孫権配下

左咸《さかん》

孫権配下

馬忠

孫権配下

許靖《きょせい》

劉備配下

華歆《かきん》

曹操配下

呉押獄《ごおうごく》

典獄

司馬孚《しばふ》

司馬懿《しばい》の弟

賈逵《かき》


曹植


卞氏《べんし》

申耽《しんたん》

孟達の部下

范疆《はんきょう》

張飛の配下

張達

張飛の配下


関興《かんこう》

関羽の息子

張苞《ちょうほう》

張飛の息子

趙咨《ちょうし》

孫権配下

邢貞《けいてい》

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