第23話、呂布の裏切り

文字数 4,450文字

「やあ、貴公か」
 李粛が呂布の陣営をたずねると、呂布は、手を打ってよろこび、
「君と俺とは、同郷の友だがその後お互いに消息も聞かない。いったい今はどうしているのか」

 と、帳中へ迎え入れた。

 李粛も、久濶(きゅうかつ)(じょ)して、

「自分は漢朝に仕えて、今では虎賁(こほん)中郎将の職を奉じている。君も、社稷(しゃしょく)を扶けて大いに国事に尽していると聞いて、実は今夜、祝いに来たわけだ」
 その時、呂布はふと耳をそばだてて、李粛へ訊いた。
「先ほどちらりと見たんだが、今、陣外にいなないたのは、君の乗馬か、啼き声もそうだが、素晴らしい名馬を持っているじゃないか」
「いや、外につないであるのは、自分の乗用ではない。貴殿に進上するために、わざわざ従者に曳かせて来たのだ。気に入るかどうか、見てくれ給え」

 と、外へ誘った。

 呂布は、赤兎馬(せきとば)を一見すると、

「これは稀代の逸駿だ」
 と驚嘆して、
「こんな贈り物を受けても、おれはなにも酬いるものがないが」

 と、陣中ながら酒宴をもうけて歓待に努める様子は、心の底からよろこんでいるふうだった。

 酒、たけなわの頃を計って、

「だが呂布君。折角、君に贈った馬だが、赤兎馬のことは、君の父がよく知っておるから、必ず君の手からとり上げてしまうだろう。それが残念だな」


 李粛がいうと、


「養父のことか。そんなことは無いと思うが」
 歯切れはいささか悪かった。養父との間だが、あまりうまくいっていないような雰囲気を出していた。

「思えば、君ほど武勇才略を備えながら、(かき)(うち)の羊みたいに飼われているのは、実に惜しいものだ」


「けれど、父亡き後、久しく丁原の邸に養われてきた身だから、今さら、どうにもならん」


「ならん? ……そうかなあ」


「おれだって、若いし、大いに雄才を伸ばしてみたい気もするが」


「そこだ、呂布君。良禽(りょうきん)は木を選んで()むという。日月は(うつ)りやすし。空しく青春の時を過すのは愚かではないか」


「む、む。……では李君。貴公のみるところでは、今の朝臣の中で、英雄とゆるしてよい人は、一体誰だと思うか」


 李粛は一言のもとに、


「それは、董卓(とうたく)将軍さ」
 といった。
「賢を敬い、士に篤く、寛仁徳望を兼備している英傑といえば董卓をおいては、ほかに人物はない。必ずや将来大業をなす人はまずあの将軍だろうな」
「そうか……」
「貴殿はどう思う」
「いや、実はこの呂布も、町中で董卓殿の兵が闊歩しているところを見ると、今一番勢いのあるのは董卓殿ではないかと思うのだが、何しろ養父の丁原と仲が悪いし、それに縁もないしな」

 聞きもあえず李粛は、たずさえてきた金銀珠玉をそれに取りだして、


「これも、その董卓公から、貴公へ礼物として送られた物だ。赤兎馬と共にな。実は、私はその使いとして来たわけだ」


「えっ。これを」

「赤兎馬もご自身の愛馬で、一城とも取換えられぬ――といっておられるほど秘蔵していた馬だが、ご辺の武勇を慕って、どうか上げてくれというお言葉じゃ」


「ああ。それまでにこの呂布を評価してくれるのか。何をもって、おれは知己の篤い志に酬いたらいいのか」


「いや、それはやすいことだ。耳を貸し給え」

 と、李粛はすり寄りささやいた。


「しかし、それは」


「野心を持ち、事をなすことは、武人として恥ではない。むしろ事を起こさず、槍を錆びつかせ、埋没し腐ってしまう方が、武人の恥ではないかな」



 陣帳風暗く、夜は()けかけていた。兵はみな(ねむ)りに落ち、時おり、馴れぬ(うまや)につながれた赤兎馬が、静寂(しじま)を破って、(ひづめ)の音をさせているだけだった。

 

 丁原は、燈火(ともしび)をかかげて、書物を見ていた。何者か入ってきた様子に、

「誰だ」

 と、振向いた。

 血相の変った呂布が剣を抜いて突っ立っていた。愕然(がくぜん)と立ち、

「呂布ではないか。何事だ、その顔は」


「何事でもない。なんで汝がごとき凡爺(ぼんや)の子となって()ちん」


「ばッ、ばかっ。もう一度いってみい」


「うるさい」

 呂布は、躍りかかるや否や、一刀のもとに、丁原を斬り伏せ、その首を落した。

 黒血は燈火を消し、夜は惨として暗澹であった。

 呂布は、狂える如く、中軍に立って、


「丁原を斬った。丁原は不仁なるゆえに、これを斬った。志ある者はわれにつけ。不服な者は、我を去れっ」


 と、大呼して馳けた。

 中軍は騒ぎ立った。去る者、従う者、混乱を極めたが、半ばは、ぜひなく呂布についてとどまった。

 この騒ぎが揚ると、


「大事成れり」

 と、李粛は手を打っていた。

 やがて直ちに、呂布を伴い、董卓(とうたく)の陣へ帰ってきて、事の次第を報告すると、


「でかしたり李粛」


 と、董卓のよろこびもまた、非常なものであった。

 翌日、特に、呂布のために盛宴をひらいて、董卓自身が出迎えるというほどの歓待ぶりであった。

 呂布は、贈られたところの赤兎馬にまたがって来たが、鞍をおりて、

「士はおのれを知る者の為に死すといいます。今、暗きを捨てて明らかなるに仕う日に会い、こんなうれしいことはありません」

 と、拝跪(はいき)していった。

 董卓もまた、


「今、大業の途に、貴殿のごとき俊猛をわが軍に迎えて、旱苗(かんびょう)に雨を見るような気がする」


 と、手をとって、酒宴の席へ迎え入れた。

 呂布は、有頂天になった。

 しかもまた、黄金の(よろい)錦袍(きんぽう)とをその日の引出物として貰った。恐るべき毒にまわされて、呂布は有頂天に酔った。好漢、惜しむらくは眼前の慾望にくらんで、遂に、青雲の大志を踏み誤ってしまった。


 呂布は、(おり)に入った。

 董卓はもう怖ろしい者があるのを知らない。その威勢は、旭日のように(さかん)だった。

 自分は、前将軍を領し、弟の董旻(とうびん)を、左将軍に任じ、呂布を騎都尉(きとい)中郎将の都亭侯(とていこう)に封じた。

 思うことができないことはない。

 ――が、まだ一つ、残っている問題がある。帝位の廃立である。李儒も特に反対はしなかった。

「よろしい。今度は断行しよう」

 董卓は、省中に大饗宴を催して再び百官を一堂に招いた。



 洛陽の都会人は、宴楽が好きである。わけて朝廷の百官は皆、舞楽をたしなみ、酒を愛し、長夜にわたるも辞さない酔客が多かった。

(――今日は、この間の饗宴の時よりも、だいぶ(なご)やかに浮いているな)


 董卓は、大会場の空気を見まわして、そう察していた。

 時分は好し――と、


「諸卿!」

 彼は、卓から起って、一場の挨拶を試みた。

 初めの演舌は、至極、主人側としてのお座なりなものであったから、人々はみな一斉に酒盞(しゅさん)をあげて、拍手の音も、しばし鳴りもやまなかった。

 董卓は、その沸騰ぶりを、自分への人気と見て、


「さて。――いつぞやは遂に諸公のご明判を仰いで議決するまでに至らなかったが、きょうはこの盛会と吉日を(ぼく)して、過日、未解決におわった大問題をぜひ一決して、さらに(さん)を重ねたいと思うのであるが、諸公のお考えは如何であるか」


 と、現皇帝の廃位と陳留王の即位推戴(そくいすいたい)のことを、突然、いいだした。

 熱湯が()めたように、饗宴の席は、一時にしんとしてしまった。


「…………」

「…………」

 誰も彼も、この重大問題となると(おし)のように黙ってしまった。

 すると、一つの席から、

「否! 否!」と叫んだ者がある。

 中軍の校尉袁紹(えんしょう)であった。

 袁紹は、敢然、反対の口火を切っていった。


「董将軍。――あなたは何がために、好んで平地に波瀾を招くか。一度ならず二度までも、現皇帝を廃して、陳留王をして御位にかわらしめんなどと、陰謀めいたことを提議されるのか」


「陰謀とは何か」

「廃帝の議をひそかに計るのが陰謀でなくてなんだ」


「いつ密議したか。朝廷の百官を前において自分は信ずるところをいっておるのだ」


「この宴は私席である。朝議を議するならば、なぜ帝の玉座の前で、なお多くの重臣や、太后のご出座をも仰いでせんか」


「えいっ、やかましいっ。私席で嫌なら、汝よりまず去れ」


 董卓は怒鳴った。


「私席で話す内容ではないのが問題であろう。帝に徒なす盗人め!」


「いったな、貴様はこの董卓の剣は切れないと思っておるのか」


 董卓は剣の柄に手を添えた。

「暴言だっ。――諸君っ、今の声を、なんと聞くか」


 座席を振り返ってみても、みな目をそらすばかりで反応はなかった。


「ははっ、お前に賛同する者など誰もおらんではないか」


「ああ。妖雷声をなす、天日も()(くら)だ」


「世まい言を申しておると、一刀両断だぞ。去れっ、去れっ」


「誰がおるか、こんな所に」


 袁紹は、身をふるわせながら、席を蹴って飛び出した。

 その夜のうち、彼は、官へ辞表を出して、遠く冀州(きしゅう)の地へ(はし)ってしまった。


 席を蹴って、袁紹が出て行ってしまうと、董卓は、やにわに、剣を抜いて、

「他に反対する者はおるか。(そむ)く者は、軍法をもって問わん」


 剣をあげて、雷の如くいった。

 並いる百官も、慴伏(しょうふく)して、もう誰ひとり反対をさけぶ者もなかった。

 董卓は、かくて、威圧的に百官に宣誓させて、また、

侍中(じちゅう)周毖(しゅうひ)! 校尉伍瓊(ごけい)! 議郎何顒(かぎょう)! ――」


 と、いちいち役名と名を呼びあげて、その起立を見ながら厳命を発した。

「我に(そむ)いた袁紹(えんしょう)は、必ずや夜のうちに、本国冀州へさして逃げて帰る心にちがいない。彼にも兵力があるから油断はするな。すぐ精兵を率いて追い討ちに打って取れ」


「はっ」
 三将のうち、二人は命を奉じて、すぐ去りかけたが、侍中、周毖のみは、

「おそれながら、仰せはご短慮かと存じます。上策とは思われません」


「周毖っ。汝も背く者か」


「いえ、袁紹の首一つをとるために、大乱の生じるのを怖れるからです。彼は平常、恩徳を布き、門下には吏人(やくにん)も多く、国には財があります。袁紹叛旗(はんき)を立てたりと聞えれば、山東の国々ことごとく騒いで、それらが、一時にものをいいますぞ」

「ぜひもない。予に背く者は討つあるのみだ」


「ですが、元来、袁紹という人物は、思慮はあるようでも、決断のない男です。それに天下の大勢を知らず、ただ憤怒に駆られてこの席を出たものの、あれは一種の恐怖です。それよりもっか、足元を固めることが重要かと、袁紹は喰らわすに利をもってし、彼を一郡の太守に封じ、そっとしておくに限ります」


「そうか?」

 他の二人も、それに賛意を表した。


「では、袁紹を追い討ちにするのは、見あわせとしよう」


「それがいいです、上策と申すものです」


 口々からでる讃礼(さんらい)の声を聞くと、董卓はにわかに気が変って、


「使いを立てて、袁紹を渤海郡(ぼっかいぐん)の太守に任命すると伝えろ」


 と、厳命を変更した。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

劉備玄徳

劉備玄徳

ひげ

劉備玄徳

劉備玄徳

諸葛孔明《しょかつこうめい》

張飛

張飛

髭あり

張飛

関羽

関羽


関平《かんぺい》

関羽の養子

趙雲

趙雲

張雲

黄忠《こうちゅう》

魏延《ぎえん》

馬超

厳顔《げんがん》

劉璋配下から劉備配下

龐統《ほうとう》

糜竺《びじく》

陶謙配下

後劉備の配下

糜芳《びほう》

糜竺《びじく》の弟

孫乾《そんけん》

陶謙配下

後劉備の配下

陳珪《ちんけい》

陳登の父親

陳登《ちんとう》

陶謙の配下から劉備の配下へ、

曹豹《そうひょう》

劉備の配下だったが、酒に酔った張飛に殴られ裏切る

周倉《しゅうそう》

もと黄巾の張宝《ちょうほう》の配下

関羽に仕える

劉辟《りゅうへき》

簡雍《かんよう》

劉備の配下

馬良《ばりょう》

劉備の配下

伊籍《いせき》

法正

劉璋配下

のち劉備配下

劉封

劉備の養子

孟達

劉璋配下

のち劉備配下

商人

宿屋の主人

馬元義

甘洪

李朱氾

黄巾族

老僧

芙蓉

芙蓉

糜夫人《びふじん》

甘夫人


劉備の母

劉備の母

役人


劉焉

幽州太守

張世平

商人

義軍

部下

黄巾族

程遠志

鄒靖

青州太守タイシュ龔景キョウケイ

盧植

朱雋

曹操

曹操

やけど

曹操

曹操


若い頃の曹操

曹丕《そうひ》

曹丕《そうひ》

曹嵩

曹操の父

曹洪


曹洪


曹徳

曹操の弟

曹仁

曹純

曹洪の弟

司馬懿《しばい》仲達《ちゅうたつ》

曹操配下


楽進

楽進

夏侯惇

夏侯惇《かこうじゅん》

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

韓浩《かんこう》

曹操配下

夏侯淵

夏侯淵《かこうえん》

典韋《てんい》

曹操の配下

悪来と言うあだ名で呼ばれる

劉曄《りゅうよう》

曹操配下

李典

曹操の配下

荀彧《じゅんいく》

曹操の配下

荀攸《じゅんゆう》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

徐晃《じょこう》

楊奉の配下、後曹操に仕える

史渙《しかん》

徐晃《じょこう》の部下

満寵《まんちょう》

曹操の配下

郭嘉《かくか》

曹操の配下

曹安民《そうあんみん》

曹操の甥

曹昂《そうこう》

曹操の長男

于禁《うきん》

曹操の配下

王垢《おうこう》

曹操の配下、糧米総官

程昱《ていいく》

曹操の配下

呂虔《りょけん》

曹操の配下

王必《おうひつ》

曹操の配下

車冑《しゃちゅう》

曹操の配下、一時的に徐州の太守

孔融《こうゆう》

曹操配下

劉岱《りゅうたい》

曹操配下

王忠《おうちゅう》

曹操配下

張遼

呂布の配下から曹操の配下へ

張遼

蒋幹《しょうかん》

曹操配下、周瑜と学友

張郃《ちょうこう》

袁紹の配下

賈詡

賈詡《かく》

董卓

李儒

董卓の懐刀

李粛

呂布を裏切らせる

華雄

胡軫

周毖

李傕

李別《りべつ》

李傕の甥

楊奉

李傕の配下、反乱を企むが失敗し逃走

韓暹《かんせん》

宋果《そうか》

李傕の配下、反乱を企むが失敗

郭汜《かくし》

郭汜夫人

樊稠《はんちゅう》

張済

張繍《ちょうしゅう》

張済《ちょうさい》の甥

胡車児《こしゃじ》

張繍《ちょうしゅう》配下

楊彪

董卓の長安遷都に反対

楊彪《ようひょう》の妻

黄琬

董卓の長安遷都に反対

荀爽

董卓の長安遷都に反対

伍瓊

董卓の長安遷都に反対

趙岑

長安までの殿軍を指揮

徐栄

張温

張宝

孫堅

呉郡富春(浙江省・富陽市)の出で、孫子の子孫

孫静

孫堅の弟

孫策

孫堅の長男

孫権《そんけん》

孫権

孫権

孫堅の次男

朱治《しゅち》

孫堅の配下

呂範《りょはん》

袁術の配下、孫策に力を貸し配下になる

周瑜《しゅうゆ》

孫策の配下

周瑜《しゅうゆ》

周瑜

張紘

孫策の配下

二張の一人

張昭

孫策の配下

二張の一人

蒋欽《しょうきん》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

孫権を守って傷を負った

陳武《ちんぶ》

孫策の部下

太史慈《たいしじ》

劉繇《りゅうよう》配下、後、孫策配下


元代

孫策の配下

祖茂

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

韓当

孫堅の配下

黄蓋

孫堅の部下

黄蓋《こうがい》

桓楷《かんかい》

孫堅の部下


魯粛《ろしゅく》

孫権配下

諸葛瑾《しょかつきん》

諸葛孔明《しょかつこうめい》の兄

孫権の配下


呂蒙《りょもう》

孫権配下

虞翻《ぐほん》

王朗の配下、後、孫策の配下

甘寧《かんねい》

劉表の元にいたが、重く用いられず、孫権の元へ

甘寧《かんねい》

凌統《りょうとう》

凌統《りょうとう》

孫権配下


陸遜《りくそん》

孫権配下

張均

督郵

霊帝

劉恢

何進

何后

潘隠

何進に通じている禁門の武官

袁紹

袁紹

劉《りゅう》夫人

袁譚《えんたん》

袁紹の嫡男

袁尚《えんしょう》

袁紹の三男

高幹

袁紹の甥

顔良

顔良

文醜

兪渉

逢紀

冀州を狙い策をねる。

麹義

田豊

審配

袁紹の配下

沮授《そじゅ》

袁紹配下

郭図《かくと》

袁紹配下


高覧《こうらん》

袁紹の配下

淳于瓊《じゅんうけい》

袁紹の配下

酒が好き

袁術

袁胤《えんいん》

袁術の甥

紀霊《きれい》

袁術の配下

荀正

袁術の配下

楊大将《ようたいしょう》

袁術の配下

韓胤《かんいん》

袁術の配下

閻象《えんしょう》

袁術配下

韓馥

冀州の牧

耿武

袁紹を国に迎え入れることを反対した人物。

鄭泰

張譲

陳留王

董卓により献帝となる。

献帝

献帝

伏皇后《ふくこうごう》

伏完《ふくかん》

伏皇后の父

楊琦《ようき》

侍中郎《じちゅうろう》

皇甫酈《こうほれき》

董昭《とうしょう》

董貴妃

献帝の妻、董昭の娘

王子服《おうじふく》

董承《とうじょう》の親友

馬騰《ばとう》

西涼の太守

崔毅

閔貢

鮑信

鮑忠

丁原

呂布


呂布

呂布

呂布

厳氏

呂布の正妻

陳宮

高順

呂布の配下

郝萌《かくほう》

呂布配下

曹性

呂布の配下

夏侯惇の目を射った人

宋憲

呂布の配下

侯成《こうせい》

呂布の配下


魏続《ぎぞく》

呂布の配下

王允

貂蝉《ちょうせん》

孫瑞《そんずい》

王允の仲間、董卓の暗殺を謀る

皇甫嵩《こうほすう》

丁管

越騎校尉の伍俘

橋玄

許子将

呂伯奢

衛弘

公孫瓉

北平の太守

公孫越

王匡

方悦

劉表

蔡夫人

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

蒯良

劉表配下

蒯越《かいえつ》

劉表配下、蒯良の弟

黄祖

劉表配下

黄祖

陳生

劉表配下

張虎

劉表配下


蔡瑁《さいぼう》

劉表配下

呂公《りょこう》

劉表の配下

韓嵩《かんすう》

劉表の配下

牛輔

金を持って逃げようとして胡赤児《こせきじ》に殺される

胡赤児《こせきじ》

牛輔を殺し金を奪い、呂布に降伏するも呂布に殺される。

韓遂《かんすい》

并州《へいしゅう》の刺史《しし》

西涼の太守|馬騰《ばとう》と共に長安をせめる。

陶謙《とうけん》

徐州《じょしゅう》の太守

張闓《ちょうがい》

元黄巾族の陶謙の配下

何曼《かまん》

截天夜叉《せってんやしゃ》

黄巾の残党

何儀《かぎ》

黄巾の残党

田氏

濮陽《ぼくよう》の富豪

劉繇《りゅうよう》

楊州の刺史

張英

劉繇《りゅうよう》の配下


王朗《おうろう》

厳白虎《げんぱくこ》

東呉《とうご》の徳王《とくおう》と称す

厳与《げんよ》

厳白虎の弟

華陀《かだ》

医者

鄒氏《すうし》

未亡人

徐璆《じょきゅう》

袁術の甥、袁胤《えんいん》をとらえ、玉璽を曹操に送った

鄭玄《ていげん》

禰衡《ねいこう》

吉平

医者

慶童《けいどう》

董承の元で働く奴隷

陳震《ちんしん》

袁紹配下

龔都《きょうと》

郭常《かくじょう》

郭常《かくじょう》の、のら息子

裴元紹《はいげんしょう》

黄巾の残党

関定《かんてい》

許攸《きょゆう》

袁紹の配下であったが、曹操の配下へ

辛評《しんひょう》

辛毘《しんび》の兄

辛毘《しんび》

辛評《しんひょう》の弟

袁譚《えんたん》の配下、後、曹操の配下

呂曠《りょこう》

呂翔《りょしょう》の兄

呂翔《りょしょう》

呂曠《りょこう》の弟


李孚《りふ》

袁尚配下

王修

田疇《でんちゅう》

元袁紹の部下

公孫康《こうそんこう》

文聘《ぶんぺい》

劉表配下

王威

劉表配下

司馬徽《しばき》

道号を水鏡《すいきょう》先生

徐庶《じょしょ》

単福と名乗る

劉泌《りゅうひつ》

徐庶の母

崔州平《さいしゅうへい》

孔明の友人

諸葛均《しょかつきん》

石広元《せきこうげん》

孟公威《もうこうい》

媯覧《ぎらん》

戴員《たいいん》

孫翊《そんよく》

徐氏《じょし》

辺洪

陳就《ちんじゅ》

郄慮《げきりょ》

劉琮《りゅうそう》

劉表次男

李珪《りけい》

王粲《おうさん》

宋忠

淳于導《じゅんうどう》

曹仁《そうじん》の旗下《きか》

晏明

曹操配下

鍾縉《しょうしん》、鍾紳《しょうしん》

兄弟

夏侯覇《かこうは》

歩隲《ほしつ》

孫権配下

薛綜《せっそう》

孫権配下

厳畯《げんしゅん》

孫権配下


陸績《りくせき》

孫権の配下

程秉《ていへい》

孫権の配下

顧雍《こよう》

孫権配下

丁奉《ていほう》

孫権配下

徐盛《じょせい》

孫権配下

闞沢《かんたく》

孫権配下

蔡薫《さいくん》

蔡和《さいか》

蔡瑁の甥

蔡仲《さいちゅう》

蔡瑁の甥

毛玠《もうかい》

曹操配下

焦触《しょうしょく》

曹操配下

張南《ちょうなん》

曹操配下

馬延《ばえん》

曹操配下

張顗《ちょうぎ》

曹操配下

牛金《ぎゅうきん》

曹操配下


陳矯《ちんきょう》

曹操配下

劉度《りゅうど》

零陵の太守

劉延《りゅうえん》

劉度《りゅうど》の嫡子《ちゃくし》

邢道栄《けいどうえい》

劉度《りゅうど》配下

趙範《ちょうはん》

鮑龍《ほうりゅう》

陳応《ちんおう》

金旋《きんせん》

武陵城太守

鞏志《きょうし》

韓玄《かんげん》

長沙の太守

宋謙《そうけん》

孫権の配下

戈定《かてい》

戈定《かてい》の弟

張遼の馬飼《うまかい》

喬国老《きょうこくろう》

二喬の父

呉夫人

馬騰

献帝

韓遂《かんすい》

黄奎

曹操の配下


李春香《りしゅんこう》

黄奎《こうけい》の姪

陳群《ちんぐん》

曹操の配下

龐徳《ほうとく》

馬岱《ばたい》

鍾繇《しょうよう》

曹操配下

鍾進《しょうしん》

鍾繇《しょうよう》の弟

曹操配下

丁斐《ていひ》

夢梅《むばい》

許褚

楊秋

侯選

李湛

楊阜《ようふ》

張魯《ちょうろ》

張衛《ちょうえい》

閻圃《えんほ》

劉璋《りゅうしょう》

張松《ちょうしょう》

劉璋配下

黄権《こうけん》

劉璋配下

のち劉備配下

王累《おうるい》

王累《おうるい》

李恢《りかい》

劉璋配下

のち劉備配下

鄧賢《とうけん》

劉璋配下

張任《ちょうじん》

劉璋配下

周善

孫権配下


呉妹君《ごまいくん》

董昭《とうしょう》

曹操配下

楊懐《ようかい》

劉璋配下

高沛《こうはい》

劉璋配下

劉巴《りゅうは》

劉璋配下

劉璝《りゅうかい》

劉璋配下

張粛《ちょうしゅく》

張松の兄


冷苞

劉璋配下

呉懿《ごい》

劉璋の舅

彭義《ほうぎ》

鄭度《ていど》

劉璋配下

韋康《いこう》

姜叙《きょうじょ》

夏侯淵《かこうえん》

趙昂《ちょうこう》

楊柏《ようはく》

張魯配下

楊松

楊柏《ようはく》の兄

張魯配下

費観《ひかん》

劉璋配下

穆順《ぼくじゅん》

楊昂《ようこう》

楊任

崔琰《さいえん》

曹操配下


雷同

郭淮《かくわい》

曹操配下

霍峻《かくしゅん》

劉備配下

夏侯尚《かこうしょう》

曹操配下

夏侯徳

曹操配下

夏侯尚《かこうしょう》の兄

陳式《ちんしき》

劉備配下

杜襲《としゅう》

曹操配下

慕容烈《ぼようれつ》

曹操配下

焦炳《しょうへい》

曹操配下

張翼

劉備配下

王平

曹操配下であったが、劉備配下へ。

曹彰《そうしょう》

楊修《ようしゅう》

曹操配下

夏侯惇

費詩《ひし》

劉備配下

王甫《おうほ》

劉備配下

呂常《りょじょう》

曹操配下

董衡《とうこう》

曹操配下

李氏《りし》

龐徳の妻

成何《せいか》

曹操配下

蒋済《しょうさい》

曹操配下

傅士仁《ふしじん》

劉備配下

徐商

曹操配下


廖化

劉備配下

趙累《ちょうるい》

劉備配下

朱然《しゅぜん》

孫権配下


潘璋

孫権配下

左咸《さかん》

孫権配下

馬忠

孫権配下

許靖《きょせい》

劉備配下

華歆《かきん》

曹操配下

呉押獄《ごおうごく》

典獄

司馬孚《しばふ》

司馬懿《しばい》の弟

賈逵《かき》


曹植


卞氏《べんし》

申耽《しんたん》

孟達の部下

范疆《はんきょう》

張飛の配下

張達

張飛の配下


関興《かんこう》

関羽の息子

張苞《ちょうほう》

張飛の息子

趙咨《ちょうし》

孫権配下

邢貞《けいてい》

孫桓《そんかん》

孫権の甥

呉班

張飛の配下

崔禹《さいう》

孫権配下

張南

劉備配下

淳于丹《じゅんうたん》

孫権配下

馮習

劉備配下


丁奉

孫権配下

傅彤《ふとう》

劉備配下

程畿《ていき》

劉備配下

趙融《ちょうゆう》

劉備配下

朱桓《しゅかん》

孫権配下


常雕《じょうちょう》

曹丕配下

吉川英治


ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色