第45話、献帝の受難

文字数 5,772文字

 李傕の陣中には、巫女(みこ)がたくさんいた。みな重く用いられ、絶えず帷幕(いばく)に出入りして、なにか事あるごとに、祭壇に向って、(いの)りをしたり、調伏(ちょうぶく)の火を焚いたり、神降(かみおろ)しなどして、

「神さまのお告げには」と、妖しげなご託宣を、李傕へ授けるのであった。

 李傕は、おそろしく信用する。何をやるにもすぐ巫女を呼ぶ。そして神さまのお告げを聴く。

 巫女の降す神は邪神とみえ、李傕は天道も人道も怖れない。いよいよ乱を好んで、郭汜(かくし)といがみあい、兵を殺し、民衆を苦しめてかえりみなかった

 彼と同郷の産、皇甫酈(こうほれき)は、或る時、彼を陣中に訪れて、

「無用な乱は、いい加減にやめてはどうです。君も国家の上将として、爵禄(しゃくろく)を極め、何不足もないはずなのに」

 李傕は、嘲笑って、


「君は、何しに来たか」


 と、反問した。

 皇甫酈もニヤリとして、


「どうも、将軍はすこし神懸(かみがか)りにかかっているようだから、将軍に()いている邪神を(はら)い落して上げようと思って来た」

 と、答えた。

 彼は、弁舌家なので、滔々(とうとう)(ぜつ)をふるい、私闘のために人民を苦しめたり、天子を監禁したりしている彼の罪を鳴らし、今にして悔い改めなければ、ついに、天罰があたるといった。

 李傕は、いきなり剣を抜いて、彼の顔に突きつけ、

「帰れっ。――まだ口を開いていると、これを呑ませるぞ」
 と、どなりつけた。そして、
「――さては、天子の密旨をうけて、おれに和睦をすすめに来たな。天子のご都合はよいか知らぬが、おれには都合が悪い。誰かこの諜者(まわしもの)をくれてやるから、試し斬りに用いたい者はいないか」

 すると、騎都尉(きとい)楊奉(ようほう)が、


「それがしにお下げください。内密のお差向けとは申せ、将軍が勅使を虐殺したと聞えたら、天下の諸侯は、敵方の郭汜(かくし)へみな味方しましょう。将軍は世の同情を失います」


「勝手にしろ」


「では」

 と、楊奉は、皇甫酈を、外へ連れ出して放してやった。

 皇甫酈は、まったく、帝のお頼みをうけて、和睦の勧告に来たのだったが、失敗に終ったのでそこから西涼へ落ちてしまった。

 だが、途々(みちみち)

「大逆無道の李傕は、今に天子をも殺しかねない人非人だ。あんな天理に(そむ)いた畜生は、必ずよい死に方はしないだろう」

 と、云いふらした。

 ひそかに、帝に近づいていた賈詡も、暗に、世間の悪評を裏書きするようなことを、兵の間にささやいて、李傕の兵力を、内部から切りくずしていた。

「謀士賈詡さえ、ああ云うくらいだから、見込みはない」

 脱走して、他国や郷土へ落ちてゆく兵がぼつぼつ増えだした。

 そういう兵には、

「おまえたちの忠節は、天子もお知りになっておる。時節を待て。そのうちに、触れが廻るであろうから」

 と、云いふくめた。

 一隊、一隊と、目に見えて、李傕の兵は、夜の明けるたび減って行った。


 李傕は、煩悶(はんもん)していた。夜が明けるたび営中の兵が減って行く。


「なにが原因か?」


 考えても、分からなかった。



「おう楊奉」


「やあ、宋果(そうか)か」


 楊奉は宋果に話があると、呼び出されていた。

「なに……。ちょっと、貴公に内密で話したいと思って」


「なんだ? 君らしくもなく、ふさいでいるじゃないか」


「楽しまないのは、この宋果ばかりではない。おれの部下も、営内の兵は皆、あんなに元気がない。これというのも、われわれの大将が将士を愛する道を知らないからだ――悪いことはみな兵のせいにし、よいことがあれば、巫女の霊験と思っている」


「ううム。……まったく、ああいう大将の下にいたら、将士も情けないものだ。われわれは常に、十死に一生をひろい、草を喰い石に臥し修羅の中に生命をさらして働いている者だが……その働きはあの巫女にも及ばないのだから」


「楊奉。――お互いに部下をあずかる将校として部下が可哀そうじゃないか」


「でも仕方があるまい」


「それで実は、君に……」

 と、同僚の宋果は、一大決心を、楊奉の耳へささやいた。

 叛乱(はんらん)を起そうというのだ。楊奉も異存はない。天子を扶けだしてやろうとなった。

 その夜の二(こう)に、宋果は、中軍から火の手をあげる合図だった。――楊奉は、外部にあって、兵を伏せていた。

 ところが、時刻になっても、火の手はあがらない。物見を出してうかがわせると、事前に発覚して、宋果は、李傕に捕われて、もう首を刎ねられてしまったとある。

「しまった」

 と、狼狽しているところへ、李傕の討手が、楊奉の陣へ殺到して来た。すべてが喰い違って、楊奉は度を失い、四更の頃まで抗戦したが、さんざんに打負かされて、彼はついに夜明けとともに、何処(いずこ)ともなく落ちのびてしまった。

 李傕の方では、凱歌をあげたが、実はかえって大きな味方の一勢力を失ったのだ。――日をおうに従って、彼の兵力はいちじるしく衰弱を呈してきた。

 一方、郭汜軍も、ようやく、戦い疲れていた。そこへ、陝西(せんせい)地方にいた驃騎将軍の張済(ちょうさい)が、大軍を率いて仲裁に馳け上り、和睦を押しつけた。

 いやといえば、新手の張済軍に叩きのめされるおそれがあるので、

「今は、共に協力して政事(まつりごと)をたて直そう」

 と、和解した。

 質となっていた百官も解放され、帝もはじめて眉をひらいた。帝は張済の功を(よみ)し、張済を驃騎将軍(ひょうきしょうぐん)に命じた。

「長安は大廃しました。弘農(こうのう)(陝西省・西安附近)へお(うつ)りあってはいかがです」

 張済のすすめに、帝も御心をうごかした。

 帝には、洛陽の旧都を慕うこと切なるものがあった。春夏秋冬、洛陽の地には忘れがたい魅力があった。

 弘農は、旧都に近い。御意(ぎょい)はたちまち決った。

 張済は長安に残り、荒廃した長安の立て直しを図った。

 帝の護衛には李傕がついた。

 折しも、秋の半ば、帝と皇后の(くるま)は長い戟を揃えた御林軍の残兵と李傕の兵に守られて、長安の廃墟を後に、曠茫(こうぼう)たる山野の空へと行幸せられた。

 行けども行けども満目の曠野である。時しも秋の半ば、御車(みくるま)(すだれ)は破れ、詩もなく笑い声もなく、あるはただ、惨心のみであった。

 旅の雨にあせた帝の御衣には(しらみ)がわいていた。皇后のお(ぐし)には油の艶も絶え、お涙の痩せをかくすお化粧の料もなかった。

「ここは何処か」

 吹く風の身に沁みるまま帝は簾のうちから訊かれた。薄暮の野に、白い一水が蜿々(うねうね)と流れていた。


覇陵橋(はりょうきょう)(ほとり)です」


 李傕(りかく)が答えた。

 間もなく、その橋の上へ、御車がかかった。すると、一団の兵馬が、行手をふさぎ、

「車上の人間は何ものだ」と、咎めた。

 侍中郎の楊琦(ようき)が、馬をすすめ、


「これは、漢の天子の弘農(こうのう)還幸(かんこう)せらるる御車である。不敬すな!」

 と、叱咤した。

 すると、大将らしい者二人、はっと威に恐れて馬を降り、

「われわれどもは、郭汜(かくし)の指図によって、この橋を守り、非常を戒めている者でござるが、真の天子と見たならば、お通し申さん。願わくは拝をゆるされたい」

 楊琦は、御車の簾をかかげて見せた。帝のお姿をちらと仰ぐと、橋を固めていた兵は、われを忘れて、万歳を唱えた。

 御車が通ってしまった後から、郭汜が馳けつけて来た。そして、二人の大将を呼びつけるなり呶鳴りつけた。

「貴様たちは、なにをしていたのだ。なぜ御車を通したか」


「でも、橋を固めておれとのお指図はうけましたが、帝の玉体を奪い取れとはいいつかりませんでした」


「ばかっ。おれが、張済のいうに従って、一時兵を収めたのは、張済を欺くためで、心から李傕と和睦したのじゃない。――それくらいなことが、わが幕下でありながら分らんのかっ」


 と、二人の将を、立ちどころに(から)めて、その首を刎ねてしまった。

 そして、声荒く、


「帝を追えっ」


 と、(ののし)って、兵を率いて先へ急いだ。

 次の日、御車が華陰県(かいんけん)をすぐる頃に、後から(とき)の声が迫った。

 振向けば、郭汜の兵馬が、黄塵(こうじん)をあげて、狂奔してくる。帝は、あなとばかり声を放ち、皇后は怖れわなないて、帝の膝へしがみついてはや、泣き声をおろおろと洩らし給う。

 前後を護る御林の兵も、きわめて僅かしかいないし、李傕もすでに、長安で暴れていたほどの面影はない。

「郭汜だ。どうしよう」

「おお! もうそこへ」

 宮人たちは、逃げまどい、車の陰にひそみ、唯うろたえるのみだったが――時しもあれ一(ぴょう)の軍馬がまた、忽然(こつぜん)と、大地から湧きだしたように、彼方の疎林や丘の陰から、()を打鳴らして殺到した。

 意外。意外。

 帝を護る人々にも、帝の御車を追いかけて来た郭汜にも、それはまったく意外な者の出現だった。

 見れば――

 その勢一千余騎。まっ黒に馳け向って来る軍の上には「大漢楊奉(たいかんようほう)」と書いた旗がひらめいていた。

「あっ。楊奉?」

 誰も、その旗には、目をみはったであろう。先頃、李傕に(そむ)いて、長安から姿を消した楊奉を知らぬはない。――彼はその後、終南山(しゅうなんざん)にひそんでいたが、天子ここを通ると知って、にわかに手勢一千を(そっ)し、急雨の山を(くだ)るが如く、野を捲いて、これへ馳けて来たものだった。


 楊奉の部下に、徐晃(じょこう)(あざな)公明(こうめい)()ぶ勇士がある。

 栗色の駿馬(しゅんめ)に乗り、大斧をふりかぶって、郭汜(かくし)の人数を蹴ちらして来た。それに当る者は、ほとんど血煙と化して、満足な形骸(むくろ)も止めなかった。

 郭汜の手勢を潰滅(かいめつ)してしまうと楊奉はまた、その余勢で、

鑾輿(らんよ)を擁して逃亡せんとする李傕の賊どもを、一人も余さず君側から掃蕩してしまえ」


 と、徐晃にいいつけた。


「心得た」

 と、徐晃は、火焔の如き血の(おの)をふりかぶって、栗色の駒を向けてきた。

 御車を楯に隠れていた李傕とその部下は、戦う勇気もなくみな逃げ(はし)った。しかし、宮人たちは帝を捨てて逃げもならず、一斉に地上に坐って、楊奉の処置にまかせていた。

 楊奉は、やがて戟をおさめると、兵を整列させて、御車を遥拝させた。そして彼自身は、兜を手に持って、帝の簾下(れんか)にひざまずいて頓首していた。

 帝は、歓びのあまり御車を降りて、楊奉の手を取られた。

「危うきところを救いくれし汝の働きは、(ちん)肺腑(はいふ)に銘じ、永く忘れおかぬぞ」
 そして、また、
「先に、大斧を揮っていた目ざましき勇士は何者か」

 と、訊ねられた。

 楊奉は、徐晃をさしまねいて、

河東楊郡(かとうようぐん)の生れで徐晃、字を公明といい、それがしの部下です」


 と奏して、徐晃にも、光栄を(わか)った。

 その夜。

 帝の御車は、華陰(かいん)寧輯(ねいしゅう)という集落にある楊奉の陣所へ行って、営中にお泊りになった。

 夜明け方、そこを出発なさろうと準備していると、「敵だッ」と、思わぬ声が走った。

 朝討ちを狙って来た昨日の敵の逆襲だった。しかも昨日に数倍する大軍で()せて来たのである。

 楊奉におわれた李傕(りかく)と楊奉に粉砕された郭汜(かくし)とが、お互いに敗軍の将となり下がって、同傷の悲憤を憐れみ合い、

(ここはお互いに団結して、邪魔者の楊奉を除いてしまおうではないか。さもないと、二人とも、憂き目を見るにきまっている)と、にわかに、協力しだして、昨夜からひそかに蠢動(しゅんどう)し、近県の無頼漢や山賊の(たぐい)まで狩りあつめて、さてこそ、わあっと一度に営を取囲んだものだった。

 徐晃(じょこう)は、きのうに劣らぬ奮戦ぶりを示したが、味方は小勢だし、それに何といっても、帝の御車や宮人たちが足手まといとなって、刻々、危急にひんして来た。

 折から、幸いにも、帝の寵妃(ちょうひ)の父にあたる董承(とうじょう)という老将が、一隊の兵を率いて、帝の御車を慕って来たので、帝は、虎口を脱して、先へ逃げ落ちて行かれた。

「やるな、御車を」

「帝を渡せ」

 と、郭汜、李傕の部下は、叱咤されながら、御車を追いかけて来た。

 楊奉は、その敵が、雑多な雑軍なのを見て、

「珠玉、財物を、みな道へ捨てなさい」


 と、帝や随臣(ずいしん)にすすめた。

 皇后には、珠の冠や胸飾りを、帝には座右の符冊典籍(ふさくてんせき)までを、車の上から惜しげなく捨てられた。

 宮人や武将たちも、衣をはぎ、金帯をはずし、生命にはかえられないと、持つ物をみな撒き捨てて奔った。

「やあ、珠が落ちてる」

(かんざし)があった」

金襴(きんらん)(ほう)があるぞ」

 追いかけて来た兵は皆、餓狼(がろう)のごとく地上の財物に気をとられてそれを拾うに、われ勝ちな態だった。

「ばか者っ、進め! 帝の御車を追うんだっ。そんな物を拾っていてはならん」


 と、李傕や郭汜が、馬で蹴ちらして(わめ)いても、金襴や珠にたかっている蛆虫(うじむし)はそこを離れなかった。彼らには、帝王の(わだち)の跡を追うよりは手に抱えた百銭の財の方がはるかに大事だった。



 命からがら逃げた帝の一行は、山間の廃寺に隠れていた。

「すでに、李傕と郭汜の軍が先回りしているようです」

 物見の兵が言った。

 物見の兵に弘農への道を探らせたところ、すでに李傕と郭汜の兵が道を抑えていた。

「これでは、弘農にはいけませんな」
 廃寺のお堂で、帝の前で主だった者が集まっていた。雨漏りもひどく、床下から所々竹が突きだしている。
「一度、長安に戻りますか」
 長安に戻れば、張済の兵がいる。
「おそらくそこにも、物見の兵が配置されているでしょう。見つかればすぐに追いつかれます」
「では、洛陽にかえろう」
 帝は力強く言った。
「しかし、あそこにはもはや何もありません」
「かまわぬ。李傕や郭汜に囲まれて生きるぐらいなら、いっそ何もない方がいい」
 誰も何も言いあらわせず、洛陽へ行くことが決まった。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

劉備玄徳

劉備玄徳

ひげ

劉備玄徳

劉備玄徳

諸葛孔明《しょかつこうめい》

張飛

張飛

髭あり

張飛

関羽

関羽


関平《かんぺい》

関羽の養子

趙雲

趙雲

張雲

黄忠《こうちゅう》

魏延《ぎえん》

馬超

厳顔《げんがん》

劉璋配下から劉備配下

龐統《ほうとう》

糜竺《びじく》

陶謙配下

後劉備の配下

糜芳《びほう》

糜竺《びじく》の弟

孫乾《そんけん》

陶謙配下

後劉備の配下

陳珪《ちんけい》

陳登の父親

陳登《ちんとう》

陶謙の配下から劉備の配下へ、

曹豹《そうひょう》

劉備の配下だったが、酒に酔った張飛に殴られ裏切る

周倉《しゅうそう》

もと黄巾の張宝《ちょうほう》の配下

関羽に仕える

劉辟《りゅうへき》

簡雍《かんよう》

劉備の配下

馬良《ばりょう》

劉備の配下

伊籍《いせき》

法正

劉璋配下

のち劉備配下

劉封

劉備の養子

孟達

劉璋配下

のち劉備配下

商人

宿屋の主人

馬元義

甘洪

李朱氾

黄巾族

老僧

芙蓉

芙蓉

糜夫人《びふじん》

甘夫人


劉備の母

劉備の母

役人


劉焉

幽州太守

張世平

商人

義軍

部下

黄巾族

程遠志

鄒靖

青州太守タイシュ龔景キョウケイ

盧植

朱雋

曹操

曹操

やけど

曹操

曹操


若い頃の曹操

曹丕《そうひ》

曹丕《そうひ》

曹嵩

曹操の父

曹洪


曹洪


曹徳

曹操の弟

曹仁

曹純

曹洪の弟

司馬懿《しばい》仲達《ちゅうたつ》

曹操配下


楽進

楽進

夏侯惇

夏侯惇《かこうじゅん》

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

韓浩《かんこう》

曹操配下

夏侯淵

夏侯淵《かこうえん》

典韋《てんい》

曹操の配下

悪来と言うあだ名で呼ばれる

劉曄《りゅうよう》

曹操配下

李典

曹操の配下

荀彧《じゅんいく》

曹操の配下

荀攸《じゅんゆう》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

徐晃《じょこう》

楊奉の配下、後曹操に仕える

史渙《しかん》

徐晃《じょこう》の部下

満寵《まんちょう》

曹操の配下

郭嘉《かくか》

曹操の配下

曹安民《そうあんみん》

曹操の甥

曹昂《そうこう》

曹操の長男

于禁《うきん》

曹操の配下

王垢《おうこう》

曹操の配下、糧米総官

程昱《ていいく》

曹操の配下

呂虔《りょけん》

曹操の配下

王必《おうひつ》

曹操の配下

車冑《しゃちゅう》

曹操の配下、一時的に徐州の太守

孔融《こうゆう》

曹操配下

劉岱《りゅうたい》

曹操配下

王忠《おうちゅう》

曹操配下

張遼

呂布の配下から曹操の配下へ

張遼

蒋幹《しょうかん》

曹操配下、周瑜と学友

張郃《ちょうこう》

袁紹の配下

賈詡

賈詡《かく》

董卓

李儒

董卓の懐刀

李粛

呂布を裏切らせる

華雄

胡軫

周毖

李傕

李別《りべつ》

李傕の甥

楊奉

李傕の配下、反乱を企むが失敗し逃走

韓暹《かんせん》

宋果《そうか》

李傕の配下、反乱を企むが失敗

郭汜《かくし》

郭汜夫人

樊稠《はんちゅう》

張済

張繍《ちょうしゅう》

張済《ちょうさい》の甥

胡車児《こしゃじ》

張繍《ちょうしゅう》配下

楊彪

董卓の長安遷都に反対

楊彪《ようひょう》の妻

黄琬

董卓の長安遷都に反対

荀爽

董卓の長安遷都に反対

伍瓊

董卓の長安遷都に反対

趙岑

長安までの殿軍を指揮

徐栄

張温

張宝

孫堅

呉郡富春(浙江省・富陽市)の出で、孫子の子孫

孫静

孫堅の弟

孫策

孫堅の長男

孫権《そんけん》

孫権

孫権

孫堅の次男

朱治《しゅち》

孫堅の配下

呂範《りょはん》

袁術の配下、孫策に力を貸し配下になる

周瑜《しゅうゆ》

孫策の配下

周瑜《しゅうゆ》

周瑜

張紘

孫策の配下

二張の一人

張昭

孫策の配下

二張の一人

蒋欽《しょうきん》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

孫権を守って傷を負った

陳武《ちんぶ》

孫策の部下

太史慈《たいしじ》

劉繇《りゅうよう》配下、後、孫策配下


元代

孫策の配下

祖茂

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

韓当

孫堅の配下

黄蓋

孫堅の部下

黄蓋《こうがい》

桓楷《かんかい》

孫堅の部下


魯粛《ろしゅく》

孫権配下

諸葛瑾《しょかつきん》

諸葛孔明《しょかつこうめい》の兄

孫権の配下


呂蒙《りょもう》

孫権配下

虞翻《ぐほん》

王朗の配下、後、孫策の配下

甘寧《かんねい》

劉表の元にいたが、重く用いられず、孫権の元へ

甘寧《かんねい》

凌統《りょうとう》

凌統《りょうとう》

孫権配下


陸遜《りくそん》

孫権配下

張均

督郵

霊帝

劉恢

何進

何后

潘隠

何進に通じている禁門の武官

袁紹

袁紹

劉《りゅう》夫人

袁譚《えんたん》

袁紹の嫡男

袁尚《えんしょう》

袁紹の三男

高幹

袁紹の甥

顔良

顔良

文醜

兪渉

逢紀

冀州を狙い策をねる。

麹義

田豊

審配

袁紹の配下

沮授《そじゅ》

袁紹配下

郭図《かくと》

袁紹配下


高覧《こうらん》

袁紹の配下

淳于瓊《じゅんうけい》

袁紹の配下

酒が好き

袁術

袁胤《えんいん》

袁術の甥

紀霊《きれい》

袁術の配下

荀正

袁術の配下

楊大将《ようたいしょう》

袁術の配下

韓胤《かんいん》

袁術の配下

閻象《えんしょう》

袁術配下

韓馥

冀州の牧

耿武

袁紹を国に迎え入れることを反対した人物。

鄭泰

張譲

陳留王

董卓により献帝となる。

献帝

献帝

伏皇后《ふくこうごう》

伏完《ふくかん》

伏皇后の父

楊琦《ようき》

侍中郎《じちゅうろう》

皇甫酈《こうほれき》

董昭《とうしょう》

董貴妃

献帝の妻、董昭の娘

王子服《おうじふく》

董承《とうじょう》の親友

馬騰《ばとう》

西涼の太守

崔毅

閔貢

鮑信

鮑忠

丁原

呂布


呂布

呂布

呂布

厳氏

呂布の正妻

陳宮

高順

呂布の配下

郝萌《かくほう》

呂布配下

曹性

呂布の配下

夏侯惇の目を射った人

宋憲

呂布の配下

侯成《こうせい》

呂布の配下


魏続《ぎぞく》

呂布の配下

王允

貂蝉《ちょうせん》

孫瑞《そんずい》

王允の仲間、董卓の暗殺を謀る

皇甫嵩《こうほすう》

丁管

越騎校尉の伍俘

橋玄

許子将

呂伯奢

衛弘

公孫瓉

北平の太守

公孫越

王匡

方悦

劉表

蔡夫人

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

蒯良

劉表配下

蒯越《かいえつ》

劉表配下、蒯良の弟

黄祖

劉表配下

黄祖

陳生

劉表配下

張虎

劉表配下


蔡瑁《さいぼう》

劉表配下

呂公《りょこう》

劉表の配下

韓嵩《かんすう》

劉表の配下

牛輔

金を持って逃げようとして胡赤児《こせきじ》に殺される

胡赤児《こせきじ》

牛輔を殺し金を奪い、呂布に降伏するも呂布に殺される。

韓遂《かんすい》

并州《へいしゅう》の刺史《しし》

西涼の太守|馬騰《ばとう》と共に長安をせめる。

陶謙《とうけん》

徐州《じょしゅう》の太守

張闓《ちょうがい》

元黄巾族の陶謙の配下

何曼《かまん》

截天夜叉《せってんやしゃ》

黄巾の残党

何儀《かぎ》

黄巾の残党

田氏

濮陽《ぼくよう》の富豪

劉繇《りゅうよう》

楊州の刺史

張英

劉繇《りゅうよう》の配下


王朗《おうろう》

厳白虎《げんぱくこ》

東呉《とうご》の徳王《とくおう》と称す

厳与《げんよ》

厳白虎の弟

華陀《かだ》

医者

鄒氏《すうし》

未亡人

徐璆《じょきゅう》

袁術の甥、袁胤《えんいん》をとらえ、玉璽を曹操に送った

鄭玄《ていげん》

禰衡《ねいこう》

吉平

医者

慶童《けいどう》

董承の元で働く奴隷

陳震《ちんしん》

袁紹配下

龔都《きょうと》

郭常《かくじょう》

郭常《かくじょう》の、のら息子

裴元紹《はいげんしょう》

黄巾の残党

関定《かんてい》

許攸《きょゆう》

袁紹の配下であったが、曹操の配下へ

辛評《しんひょう》

辛毘《しんび》の兄

辛毘《しんび》

辛評《しんひょう》の弟

袁譚《えんたん》の配下、後、曹操の配下

呂曠《りょこう》

呂翔《りょしょう》の兄

呂翔《りょしょう》

呂曠《りょこう》の弟


李孚《りふ》

袁尚配下

王修

田疇《でんちゅう》

元袁紹の部下

公孫康《こうそんこう》

文聘《ぶんぺい》

劉表配下

王威

劉表配下

司馬徽《しばき》

道号を水鏡《すいきょう》先生

徐庶《じょしょ》

単福と名乗る

劉泌《りゅうひつ》

徐庶の母

崔州平《さいしゅうへい》

孔明の友人

諸葛均《しょかつきん》

石広元《せきこうげん》

孟公威《もうこうい》

媯覧《ぎらん》

戴員《たいいん》

孫翊《そんよく》

徐氏《じょし》

辺洪

陳就《ちんじゅ》

郄慮《げきりょ》

劉琮《りゅうそう》

劉表次男

李珪《りけい》

王粲《おうさん》

宋忠

淳于導《じゅんうどう》

曹仁《そうじん》の旗下《きか》

晏明

曹操配下

鍾縉《しょうしん》、鍾紳《しょうしん》

兄弟

夏侯覇《かこうは》

歩隲《ほしつ》

孫権配下

薛綜《せっそう》

孫権配下

厳畯《げんしゅん》

孫権配下


陸績《りくせき》

孫権の配下

程秉《ていへい》

孫権の配下

顧雍《こよう》

孫権配下

丁奉《ていほう》

孫権配下

徐盛《じょせい》

孫権配下

闞沢《かんたく》

孫権配下

蔡薫《さいくん》

蔡和《さいか》

蔡瑁の甥

蔡仲《さいちゅう》

蔡瑁の甥

毛玠《もうかい》

曹操配下

焦触《しょうしょく》

曹操配下

張南《ちょうなん》

曹操配下

馬延《ばえん》

曹操配下

張顗《ちょうぎ》

曹操配下

牛金《ぎゅうきん》

曹操配下


陳矯《ちんきょう》

曹操配下

劉度《りゅうど》

零陵の太守

劉延《りゅうえん》

劉度《りゅうど》の嫡子《ちゃくし》

邢道栄《けいどうえい》

劉度《りゅうど》配下

趙範《ちょうはん》

鮑龍《ほうりゅう》

陳応《ちんおう》

金旋《きんせん》

武陵城太守

鞏志《きょうし》

韓玄《かんげん》

長沙の太守

宋謙《そうけん》

孫権の配下

戈定《かてい》

戈定《かてい》の弟

張遼の馬飼《うまかい》

喬国老《きょうこくろう》

二喬の父

呉夫人

馬騰

献帝

韓遂《かんすい》

黄奎

曹操の配下


李春香《りしゅんこう》

黄奎《こうけい》の姪

陳群《ちんぐん》

曹操の配下

龐徳《ほうとく》

馬岱《ばたい》

鍾繇《しょうよう》

曹操配下

鍾進《しょうしん》

鍾繇《しょうよう》の弟

曹操配下

丁斐《ていひ》

夢梅《むばい》

許褚

楊秋

侯選

李湛

楊阜《ようふ》

張魯《ちょうろ》

張衛《ちょうえい》

閻圃《えんほ》

劉璋《りゅうしょう》

張松《ちょうしょう》

劉璋配下

黄権《こうけん》

劉璋配下

のち劉備配下

王累《おうるい》

王累《おうるい》

李恢《りかい》

劉璋配下

のち劉備配下

鄧賢《とうけん》

劉璋配下

張任《ちょうじん》

劉璋配下

周善

孫権配下


呉妹君《ごまいくん》

董昭《とうしょう》

曹操配下

楊懐《ようかい》

劉璋配下

高沛《こうはい》

劉璋配下

劉巴《りゅうは》

劉璋配下

劉璝《りゅうかい》

劉璋配下

張粛《ちょうしゅく》

張松の兄


冷苞

劉璋配下

呉懿《ごい》

劉璋の舅

彭義《ほうぎ》

鄭度《ていど》

劉璋配下

韋康《いこう》

姜叙《きょうじょ》

夏侯淵《かこうえん》

趙昂《ちょうこう》

楊柏《ようはく》

張魯配下

楊松

楊柏《ようはく》の兄

張魯配下

費観《ひかん》

劉璋配下

穆順《ぼくじゅん》

楊昂《ようこう》

楊任

崔琰《さいえん》

曹操配下


雷同

郭淮《かくわい》

曹操配下

霍峻《かくしゅん》

劉備配下

夏侯尚《かこうしょう》

曹操配下

夏侯徳

曹操配下

夏侯尚《かこうしょう》の兄

陳式《ちんしき》

劉備配下

杜襲《としゅう》

曹操配下

慕容烈《ぼようれつ》

曹操配下

焦炳《しょうへい》

曹操配下

張翼

劉備配下

王平

曹操配下であったが、劉備配下へ。

曹彰《そうしょう》

楊修《ようしゅう》

曹操配下

夏侯惇

費詩《ひし》

劉備配下

王甫《おうほ》

劉備配下

呂常《りょじょう》

曹操配下

董衡《とうこう》

曹操配下

李氏《りし》

龐徳の妻

成何《せいか》

曹操配下

蒋済《しょうさい》

曹操配下

傅士仁《ふしじん》

劉備配下

徐商

曹操配下


廖化

劉備配下

趙累《ちょうるい》

劉備配下

朱然《しゅぜん》

孫権配下


潘璋

孫権配下

左咸《さかん》

孫権配下

馬忠

孫権配下

許靖《きょせい》

劉備配下

華歆《かきん》

曹操配下

呉押獄《ごおうごく》

典獄

司馬孚《しばふ》

司馬懿《しばい》の弟

賈逵《かき》


曹植


卞氏《べんし》

申耽《しんたん》

孟達の部下

范疆《はんきょう》

張飛の配下

張達

張飛の配下


関興《かんこう》

関羽の息子

張苞《ちょうほう》

張飛の息子

趙咨《ちょうし》

孫権配下

邢貞《けいてい》

孫桓《そんかん》

孫権の甥

呉班

張飛の配下

崔禹《さいう》

孫権配下

張南

劉備配下

淳于丹《じゅんうたん》

孫権配下

馮習

劉備配下


丁奉

孫権配下

傅彤《ふとう》

劉備配下

程畿《ていき》

劉備配下

趙融《ちょうゆう》

劉備配下

朱桓《しゅかん》

孫権配下


常雕《じょうちょう》

曹丕配下

吉川英治


ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色