第98話、十万本の矢

文字数 7,261文字

 曹操は彼の帰りを待ちかねていた。周瑜の降伏を少なからず期待していたのである。だが、立ち帰ってきた蒋幹は、


「どうもその事はうまく行きませんでした」

 と、まず復命した。

 あきらかに、曹操の面は失望の色におおわれた。しかし――と、蒋幹は唇を舐めてそれに云い足し、

「より以上な大事を、呉の陣中から拾ってきました。これをもって、いささかお慰めください」


 と、周瑜の寝室から奪ってきた書簡の一つを差し出した。

 味方の水軍都督蔡瑁(さいぼう)張允(ちょういん)のふたりが、敵へ通謀して、しかも曹操の首を打つことは、逆意でも裏切りでもなく、故主劉表(りゅうひょう)の復讐であると、それには揚言しているではないか。


「すぐ、二人を呼べ」


 彼の忿怒(ふんぬ)は、尋常でなかった。武士の群れはたちまち走って、二人を捕えて来た。――犬畜生でも見るように、曹操は、はッたと両名を()めつけて、


「出しぬけに、先手を喰って貴様たちは、さぞ度胆(どぎも)をつぶしたろう。身のほどわきまえぬ悪計を企むと、運命というやつは、たいがい逆に転んでくるものだ。――誰でもよしっ、この剣をもって、そいつらの細首を打ち落せ」

 と、佩剣(はいけん)を武士に授けた。

 蔡瑁、張允は仰天して、

「何をご立腹なのか、それがしどもには考えもつきません。理由を仰せ聞かせ下さい」


 と、蒼白になっていった。

 曹操は耳をかさず、


「ふてぶてしい下司(げす)ども、これを見ろ。これは誰の書簡だ」


 と、例の一通を、二人の眼の前に投げつけた。蔡瑁は見るやいなや、


「あっ、偽書だ。こんな、敵の謀略にのって」


 と、跳び上がったが、その叫びも終らないうちに、後ろにまわっていた武士の手から、戛然(かつぜん)、大剣は鳴って、その首すじへ振り落された。つづいて、逃げようとした張允の首も、一刀両断のもとに転がっていた。


 その後すぐ呉の諜報機関は、蔡瑁、張允の二将が曹操に殺されて、敵の水軍司令部は、すっかり首脳部を入れ替えたという事実を知った。

 周瑜(しゅうゆ)は、それを聞いて、


「どうだ、おれの計略は、名人が弓を引いて、()ける鳥を射的(いあ)てたようにあたったろうが」


 と、魯粛(ろしゅく)へ誇った。

 よほど得意だったとみえて、なお問わず語りに、


「あの蔡瑁(さいぼう)張允(ちょういん)のふたりが、水軍を統率している間は油断がならぬと、先夜のこと以来、憂えていたが、これでもう魏の船手も怖るるに足らん。早晩、曹操の運命は、この(たなごころ)のうちにあろう」


 と、いって、またふと、


「――だが、この深謀を、わが計と知るものは、今のところ、味方にもないが、或いは孔明だけはどう考えているかわからん。ひとつ、ご辺がさあらぬ顔して、孔明を訪れ、彼がこのことを、なんと批判するか探ってみぬか。それも後々の備えに心得ておく必要があるからな」

 と、つけ加えた。

 翌日、魯粛は、孔明の船住居を訪れた。一艘の船を江岸につないで、孔明は船窓の(れん)を垂れていた。

「この頃は、軍務に忙しく、ついご無沙汰していましたが、お変りありませんか」


「見らるる如く、至って無聊(ぶりょう)です。それよりも、さすがは周都督ですな」


「え、なにがです?」


「あなたがご存じないわけがないが」


「いや、なんのことでしょう。何事をさして、仰っしゃるのか」


「つまり周都督が、あなたをここにつかわして、私の胸をさぐらせようとなすったそのことです」


「えっ……?」


 魯粛は、色を失って、茫然、孔明の顔をしばらく眺めていたが、


「先生。……どうしてそれをご承知なのですか」


「蒋幹をすら首尾よくあざむき得た周都督の叡智(えいち)ではありませんか、おのずと知れ渡るものです」


「いや、どうも、先生の明察には愕きました」
「ともあれ、蒋幹を逆に用いて、蔡瑁、張允を除いたことは、周都督として、まことに大成功でした。仄聞(そくぶん)するに、曹操は二人の亡きあとへ、毛玠(もうかい)于禁(うきん)を登用して、水軍の都督に任じ、もっぱら士気の刷新と調練に旦暮(たんぼ)も怠らず――とかいわれていますが、元来、毛玠も于禁も船軍の大将という器ではありません。やがて自ら破滅を求め、収拾にも窮せんこと火をみるより明らかです」

 何から何まで先をいわれて、魯粛は口をひらくこともせず、ただ呆れ顔していた。そして非常に間のわるい気もするので、無用な世間ばなしなどを持ち出し、辛くも座談をつくろってほうほうの態に立ち帰ろうとした。

 彼の帰りかけるとき、孔明は、船の外まで送って来て、こう彼の口を(いまし)めた。


「本陣へお戻りになっても、すでに孔明がこのたびの計を知っていたということは、周都督へも、どうかいわないでおいて下さい。――もし、それと聞けば、都督はまた必ずこの孔明を害そうとなさるにちがいない。人間の心理というものはふしぎなものに作用されがちですからな」

 魯粛は、うなずいて彼と別れて来たが、周瑜(しゅうゆ)の顔を見ると、隠していられなかった。――ありのままを話した。

「孔明の烱眼(けいがん)には、まったく(きも)をつぶされました。あながち、きょうばかりではありませんが」

 魯粛の話を聞いて、周瑜はいよいよ孔明を怖れた。烱眼(けいがん)明察、彼のごとき者を、呉の陣中に養っておくことは、呉の内情や軍の機密を、思いのまま探ってくれと、こちらから頼んで、保護してやっているようなものである――と思った。

 と、いって、今さら。

 孔明を夏口へ帰さんか、これまた後日の(わずら)いたるや必定である。たとい劉備を呉の翼下(よくか)にいれても、彼の如き大才が劉備についていては、決して、いつまでそれに甘んじているはずはない。

 その時に到れば、孔明が今日、呉の内情を見ていることが、ことごとく呉の不利となって返って来るだろう。――()かず、いかなる手段と犠牲を覚悟しても、いまのうちに孔明の息の根をとめてしまうに限る!

「……そうだ、それに限る!」


 周瑜が独りして大きく呟いたので、魯粛はあやしみながら、


「都督。それに限るとは、何のことですか」

 と、たずねた。

 周瑜は、笑って、

「訊くまでもあるまい。孔明を殺すことだ。断じて彼を生かしておけんという信念をおれは改めてここに固めた」


「理由なく彼を殺せば、一世の非難をうけましょう。呉は信義のない国であると(うた)われては、呉のために、どうでしょうか」


「いや、私怨をもって殺すのはいけないだろう。しかし公道を以て、公然殺す方法がなくもあるまい」


 数日の後、軍議がひらかれた。呉の諸大将はもちろん、孔明も席に列していた。かねて企むところのある周瑜(しゅうゆ)は、評議の末に、ふと話題をとらえて、


「先生、水上の戦いに用うる武器としては、何をいちばん多量に備えておくべきでしょうか」


 と、孔明をかえりみて質問した。


「将来は、船軍(ふないくさ)にも、特殊な武器が発明されるかもしれませんが、やはり現状では、弩弓(いしゆみ)に優るものはありますまい」


 孔明の答えを、思うつぼと、うなずいて見せながら、周瑜はなお言葉を重ねた。


「むかし周の太公望は、自ら陣中で工匠(たくみ)を督して、多くの武器をつくらせたと聞きますが、先生もひとつ呉のために、十万の矢をつくっていただけまいか。もとより鍛冶、矢柄師(やがらし)塗師(ぬりし)などの工匠はいくらでもお使いになって」


「ご陣中には今、そんなに矢がご不足ですか」


「されば、江上の大戦となれば、いま貯蔵の矢数ぐらいは、またたく間に(つか)い果たして、不足を来すであろうと考えられる」


「よろしい。つくりましょう」


「十日のうちにできますか」


「十日?」


「無理は無理であろうが」


「いや、あすの変も知れぬ戦いの中。十日などと長い期間をおいては、その間に、どんなことが突発しようも知れますまい。十万の矢は、三日の間に、必ずつくり上げましょう」


「えっ、三日のうちに」


「そうです」


「陣中に戯言なし。よもお(たわむ)れではあるまいな」


「何でかかることに、戯れをいいましょう」


 散会した後の人なき所で、魯粛(ろしゅく)はそっと周瑜へいった。


「どうもおかしい。孔明のきょうの言葉は、肚にもない(いつわ)りではないでしょうか」


「諸人の前で、好んで不信の言を吐くはずはあるまい」


「でも、三日の間に、十万の矢がつくれるわけはありません」


「あまりに自分の才覚を誇り過ぎて、ついあんな大言を吐いてしまったのだろう。自ら生命(いのち)を呉へ送るものだ」


「思うに、夏口へ逃げ帰るつもりではないでしょうか」


「いかに生命が惜しくても、孔明たる者が、笑いをのこして、醜い逃げ隠れもなるまいが……しかし念のためだ、孔明の船へ行って、またそれとなく彼の気色をうかがって見給え」


 夜に入ったので、魯粛は、あくる朝、早目に起き(いで)て、孔明の船を訪ねた。

 孔明は、外にいて、大江の水で顔を洗っていた――やあ、お早ようと、晴々いいながら近づき、楊柳の下の一石に腰かけて、


「きのうは、ひどい目にあいましたよ。粛(けい)としたことが、どうもお人が悪い」


 と、平常の容子よりも、しごくのどかな顔つきに見える。

 魯粛も、強いて明るく、


「なぜですか。それがしが人が悪いとは」


「でも、大兄は、孔明があれほど固くお口止めしたのに、すぐありのまま、周都督へ私の意中をみなしゃべってしまったでしょう。ゆえに私は、周都督から油断のならぬ男と睨まれ、三日のうちに十万の矢をつくるべし――と難題を命じられてしまいました。もしできなかったら、軍法に照らされ、必ず斬罪に処せられましょう」

「これは迷惑な仰せを承るもの。都督が初め十日以内にといわれたのを、先生自ら三日のうちにして見せんと、好んで禍いを求められたのではありませんか。今さら、それがしにも、どうすることもできはしませぬ」


「いや、都督へ向って、約を解いて欲しいなどと、取りなしをおねがいする次第ではない。ご辺の支配下にある士卒五、六百人ばかりと、船二十余艘とを、しばらく孔明のためにお貸しねがいたいのだが」

「それをどうするので?」


「船ごとに、士卒三十人を乗せて、船体はすべて、青い布と、(つか)ねた(わら)でおおい、この岸に揃えて下されば、三日目までに、必ず十万の矢をつくりあげ、周都督の本陣まで運ばせます。――ただしまた、このことも、決して周都督にはご内密にねがいたい。或いは、都督がお許しなきやも知れませんから」


 魯粛は立ち帰って、またもその通りに周瑜(しゅうゆ)へ告げた。――余りにも孔明の云いぶんが奇怪でたまらないので、いったいどういう肚だろうかを、周瑜の意見に訊ねてみたい気もあったからである。


「……分らんなあ?」


 周瑜も首を傾けて考えこんだきりであった。こうなると、ふたりとも、孔明が何を考えて、そんな不可思議な準備を頼むのか、やらせてみたい気がしないでもない。


「どうしましょう」


「まあ、やるだけのことを、やらせて、見ていたらどうだ。――充分、警戒は要するが」


「では、ともかく、船二十艘に望みの兵を貸してみましょうか」


「むむ。……しかし、油断するな」


「心得ています」


 第二日目の日も過ぎて、三日目の夜となった。それまでに、二十艘の兵船は、孔明のさしず通り、藁と(ぬの)ですっかり偽装を終り、各船に兵三十人ずつ乗りこんで、むなしくなす事もなく、江岸につながれていた。


「先生、いよいよ日限は、こよい限りですな」


 魯粛が、様子を見に来ると、孔明は待っていたように、


「そうです、こよい一夜となりました。ついては、大儀ながら粛兄にも、一緒に来ていただけますまいか」


「どこへですか」


「江北の岸へ」


「何をしに?」


「矢狩りに参るのです。矢狩りに……」


 孔明は、笑いながら、怪訝(けげん)がる魯粛の手をとって、船の内へ誘い入れた。


 夜靄(よもや)は深くたれこめていた。二十余艘の兵船は、おのおの、(ともづな)から纜を一聯に長くつなぎ合い、徐々と北方へ向って、遡航(そこう)していた。


「とんと、分りません」


「何がです」


「この船団の目的と、先生の心持が」


「は、は、は。今に自然お分りになりますよ」


 先頭の一船のうちには、孔明と魯粛が、細い燈火の下に、酒を酌み交わしていた。

 微かな火光も洩らすまいと、船窓にも入口にも(とばり)を垂れているが、時折どうと船体をうつ波音に灯も揺れ、杯の酒も揺れる。


「まるでこれは、覆面の船ですな、二十余艘すべて、藁と布で、くまなく船体を覆いかくしたところは」


「覆面の船。なるほど、覆面の船とは、おもしろい仰せではある」


「どうお用いになる気ですか、一体、これを」


 魯粛はしきりに知りたがって訊ねたが、孔明はただ、


「この深い夜靄がはれたら分りましょう。まあ、ご心配なく」


 と、ばかりで、杯を()めては、独り楽しんでいるかのようであった。

 しかし、魯粛としては、気が気ではなかった。舳艫(じくろ)を連ねて北進して行く船は、行けども行けどもさかのぼっている。


(もしやこのまま、二十余艘の軍船と兵と、この魯粛の身を土産に、夏口(かこう)まで行ってしまうつもりではあるまいか?)


 などと孔明の肚を疑って、魯粛はまったく安き思いもしなかった。



 その夜の靄は南岸の三江地方だけでなく、江北一帯もまったく深い晦冥(かいめい)につつまれて、陣々の篝火(かがりび)すらおぼろなほどだったから、


「かかる夜こそは、油断がならぬ。諸陣とも、一倍怠るなよ」


 と、曹操は宵のうちから、特に江岸の警備に対して、厳令を出していた。

 彼のあたまには始終、(呉兵は水上の戦によく馴れている。それに比して、わが魏の北兵は、演習が足りていない)という戒心があった。

 敵の数十倍もある大軍を擁しながらも、なお(おご)らず、深く(いまし)めているところは、さすがに曹操であり、驕慢が身を亡ぼした沢山な先輩や前人の例を見ているので、その(てつ)を踏むまいと、常に反省していることもよくうかがわれる。

 ――で、その夜のごときも、部下を督励したばかりでなく、彼自身も深更まで寝ていなかった。

 すると、案の定、夜も四更に近い頃、江上遠く、水寨のあたりで、(とき)の声がする。

「すわ!」

 と、彼と共に、不寝(ねず)の番をしていた徐晃(じょこう)張遼(ちょうりょう)の二将が、すぐ本陣から様子を見に駆けだしてみると、呉の船団が、突忽(とっこつ)と、夜靄を破って現れ、今し水寨へ迫ってきた――とのことに、張遼、徐晃は驚いて、


「呉軍の夜襲です」


 と、あわただしく曹操へ知らせた。


「あわてるに及ばぬ」


 かねて期したることと、曹操は自身出馬して、江岸の陣地へ臨み、張遼、徐晃をして、すぐさま各射手三千人の弩弓隊(どきゅうたい)を、三団に作らせ、水上の防寨や望楼に拠らせて一斉に射させた。

 吠える波と、矢たけびに夜は明けて、濃霧の一方から紅々(あかあか)と旭日の光がさしてきた頃、江上にあった怪船団の影はもう曹操の陣営から見えなくなっていた。


「曹丞相(じょうしょう)よ、夜来のご好意を感謝する。贈り物の矢はもう充分である。――おさらば!」


 孔明は、江を下ってゆく船上から、魏の水寨を振向いていった。

 彼を乗せた一艘を先頭として、二十余艘の船は、満身に矢を負って、その矢のごとく下江していた。

 厚い藁と布をもって包まれた船腹船楼には、ほとんど、船体が見えないほど、敵の射た矢が立っていた。


「計られたり!」


 と、あとでは曹操も気がついたのであろう、無数の軽舸(けいか)をもって追撃させたが、孔明はさっそくゆうべから無数に獲た矢をもって射返した。しかも水は急なり、順風は帆を扶けて、たちまち、相距(あいへだ)つこと二十余里、空しく魏船は、それを見送ってしまった。


「どうです粛兄。このたくさんな矢が、数えきれますか」


 孔明は、魯粛に話しかけた。――魯粛はゆうべから孔明の智謀をさとって、今はまったく、その神算鬼謀(しんさんきぼう)に、ただただ舌を巻いて心服するのみだった。


「とうてい、数えきれるものではありません。先生が三日のうちに、十万の矢をつくらんと約されたのは、つまりこのことでしたか」


「そうです。工匠を集めて、これだけのものをつくろうとすれば、十日でもむずかしいでしょう。なぜならば、周都督が工人どもの精励をわざと(さまた)げるからです。――都督の目的は、矢を獲るよりは、孔明の生命(いのち)を得んとなされているのですからな」


「真に敬服しました。それにしても、夜来の大霧を、どうして前日からお知りになっておられたろうか。それとも偶然、ゆうべのような絶好な夜靄にめぐりあったのですか」


「およそ、将たる人は、天文に通じ、地理に(くわ)しく、陣団の奇門を知らずしては、いわゆる将器とはいわれますまい。雲霧の蒸発などは、大地の気温と、雲行風速を案じ合すれば、漁夫のごとき無智な者にすら、予測のつくことです。三日のうちと周都督へ約したのも、そうした気象の予感が自分にあったからなので、もう意地悪く周都督が、わざとこのことを、七日先や十日先に仰せだされたら、孔明もちと困ったにちがいありません」

 淡々として孔明は他人事(ひとごと)みたいに語るのである。すこしも智を慢じるふうは見えない。

 ただ今朝の雲霧を破って、洋々と中天にのぼる旭光を満顔にうけて独り甚だ心は楽しむかのように見えただけである。

 やがて、全船無事に、呉の北岸に帰り着いた。兵を督して、満船の矢を抜かせてみると、一船に約六、七千の矢が立っていた。総計十数万という量である。

 それを一本一本あらためて、(やじり)の鈍角となったのは除き、矢柄の折れたのも取捨て、すぐ使用できる物ばかりを、一把(ひとたば)一把に束ねて、十万の矢は、きれいに山となって積みあげられた。


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登場人物紹介

劉備玄徳

劉備玄徳

ひげ

劉備玄徳

劉備玄徳

諸葛孔明《しょかつこうめい》

張飛

張飛

髭あり

張飛

関羽

関羽


関平《かんぺい》

関羽の養子

趙雲

趙雲

張雲

黄忠《こうちゅう》

魏延《ぎえん》

馬超

厳顔《げんがん》

劉璋配下から劉備配下

龐統《ほうとう》

糜竺《びじく》

陶謙配下

後劉備の配下

糜芳《びほう》

糜竺《びじく》の弟

孫乾《そんけん》

陶謙配下

後劉備の配下

陳珪《ちんけい》

陳登の父親

陳登《ちんとう》

陶謙の配下から劉備の配下へ、

曹豹《そうひょう》

劉備の配下だったが、酒に酔った張飛に殴られ裏切る

周倉《しゅうそう》

もと黄巾の張宝《ちょうほう》の配下

関羽に仕える

劉辟《りゅうへき》

簡雍《かんよう》

劉備の配下

馬良《ばりょう》

劉備の配下

伊籍《いせき》

法正

劉璋配下

のち劉備配下

劉封

劉備の養子

孟達

劉璋配下

のち劉備配下

商人

宿屋の主人

馬元義

甘洪

李朱氾

黄巾族

老僧

芙蓉

芙蓉

糜夫人《びふじん》

甘夫人


劉備の母

劉備の母

役人


劉焉

幽州太守

張世平

商人

義軍

部下

黄巾族

程遠志

鄒靖

青州太守タイシュ龔景キョウケイ

盧植

朱雋

曹操

曹操

やけど

曹操

曹操


若い頃の曹操

曹丕《そうひ》

曹丕《そうひ》

曹嵩

曹操の父

曹洪


曹洪


曹徳

曹操の弟

曹仁

曹純

曹洪の弟

司馬懿《しばい》仲達《ちゅうたつ》

曹操配下


楽進

楽進

夏侯惇

夏侯惇《かこうじゅん》

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

韓浩《かんこう》

曹操配下

夏侯淵

夏侯淵《かこうえん》

典韋《てんい》

曹操の配下

悪来と言うあだ名で呼ばれる

劉曄《りゅうよう》

曹操配下

李典

曹操の配下

荀彧《じゅんいく》

曹操の配下

荀攸《じゅんゆう》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

徐晃《じょこう》

楊奉の配下、後曹操に仕える

史渙《しかん》

徐晃《じょこう》の部下

満寵《まんちょう》

曹操の配下

郭嘉《かくか》

曹操の配下

曹安民《そうあんみん》

曹操の甥

曹昂《そうこう》

曹操の長男

于禁《うきん》

曹操の配下

王垢《おうこう》

曹操の配下、糧米総官

程昱《ていいく》

曹操の配下

呂虔《りょけん》

曹操の配下

王必《おうひつ》

曹操の配下

車冑《しゃちゅう》

曹操の配下、一時的に徐州の太守

孔融《こうゆう》

曹操配下

劉岱《りゅうたい》

曹操配下

王忠《おうちゅう》

曹操配下

張遼

呂布の配下から曹操の配下へ

張遼

蒋幹《しょうかん》

曹操配下、周瑜と学友

張郃《ちょうこう》

袁紹の配下

賈詡

賈詡《かく》

董卓

李儒

董卓の懐刀

李粛

呂布を裏切らせる

華雄

胡軫

周毖

李傕

李別《りべつ》

李傕の甥

楊奉

李傕の配下、反乱を企むが失敗し逃走

韓暹《かんせん》

宋果《そうか》

李傕の配下、反乱を企むが失敗

郭汜《かくし》

郭汜夫人

樊稠《はんちゅう》

張済

張繍《ちょうしゅう》

張済《ちょうさい》の甥

胡車児《こしゃじ》

張繍《ちょうしゅう》配下

楊彪

董卓の長安遷都に反対

楊彪《ようひょう》の妻

黄琬

董卓の長安遷都に反対

荀爽

董卓の長安遷都に反対

伍瓊

董卓の長安遷都に反対

趙岑

長安までの殿軍を指揮

徐栄

張温

張宝

孫堅

呉郡富春(浙江省・富陽市)の出で、孫子の子孫

孫静

孫堅の弟

孫策

孫堅の長男

孫権《そんけん》

孫権

孫権

孫堅の次男

朱治《しゅち》

孫堅の配下

呂範《りょはん》

袁術の配下、孫策に力を貸し配下になる

周瑜《しゅうゆ》

孫策の配下

周瑜《しゅうゆ》

周瑜

張紘

孫策の配下

二張の一人

張昭

孫策の配下

二張の一人

蒋欽《しょうきん》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

孫権を守って傷を負った

陳武《ちんぶ》

孫策の部下

太史慈《たいしじ》

劉繇《りゅうよう》配下、後、孫策配下


元代

孫策の配下

祖茂

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

韓当

孫堅の配下

黄蓋

孫堅の部下

黄蓋《こうがい》

桓楷《かんかい》

孫堅の部下


魯粛《ろしゅく》

孫権配下

諸葛瑾《しょかつきん》

諸葛孔明《しょかつこうめい》の兄

孫権の配下


呂蒙《りょもう》

孫権配下

虞翻《ぐほん》

王朗の配下、後、孫策の配下

甘寧《かんねい》

劉表の元にいたが、重く用いられず、孫権の元へ

甘寧《かんねい》

凌統《りょうとう》

凌統《りょうとう》

孫権配下


陸遜《りくそん》

孫権配下

張均

督郵

霊帝

劉恢

何進

何后

潘隠

何進に通じている禁門の武官

袁紹

袁紹

劉《りゅう》夫人

袁譚《えんたん》

袁紹の嫡男

袁尚《えんしょう》

袁紹の三男

高幹

袁紹の甥

顔良

顔良

文醜

兪渉

逢紀

冀州を狙い策をねる。

麹義

田豊

審配

袁紹の配下

沮授《そじゅ》

袁紹配下

郭図《かくと》

袁紹配下


高覧《こうらん》

袁紹の配下

淳于瓊《じゅんうけい》

袁紹の配下

酒が好き

袁術

袁胤《えんいん》

袁術の甥

紀霊《きれい》

袁術の配下

荀正

袁術の配下

楊大将《ようたいしょう》

袁術の配下

韓胤《かんいん》

袁術の配下

閻象《えんしょう》

袁術配下

韓馥

冀州の牧

耿武

袁紹を国に迎え入れることを反対した人物。

鄭泰

張譲

陳留王

董卓により献帝となる。

献帝

献帝

伏皇后《ふくこうごう》

伏完《ふくかん》

伏皇后の父

楊琦《ようき》

侍中郎《じちゅうろう》

皇甫酈《こうほれき》

董昭《とうしょう》

董貴妃

献帝の妻、董昭の娘

王子服《おうじふく》

董承《とうじょう》の親友

馬騰《ばとう》

西涼の太守

崔毅

閔貢

鮑信

鮑忠

丁原

呂布


呂布

呂布

呂布

厳氏

呂布の正妻

陳宮

高順

呂布の配下

郝萌《かくほう》

呂布配下

曹性

呂布の配下

夏侯惇の目を射った人

宋憲

呂布の配下

侯成《こうせい》

呂布の配下


魏続《ぎぞく》

呂布の配下

王允

貂蝉《ちょうせん》

孫瑞《そんずい》

王允の仲間、董卓の暗殺を謀る

皇甫嵩《こうほすう》

丁管

越騎校尉の伍俘

橋玄

許子将

呂伯奢

衛弘

公孫瓉

北平の太守

公孫越

王匡

方悦

劉表

蔡夫人

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

蒯良

劉表配下

蒯越《かいえつ》

劉表配下、蒯良の弟

黄祖

劉表配下

黄祖

陳生

劉表配下

張虎

劉表配下


蔡瑁《さいぼう》

劉表配下

呂公《りょこう》

劉表の配下

韓嵩《かんすう》

劉表の配下

牛輔

金を持って逃げようとして胡赤児《こせきじ》に殺される

胡赤児《こせきじ》

牛輔を殺し金を奪い、呂布に降伏するも呂布に殺される。

韓遂《かんすい》

并州《へいしゅう》の刺史《しし》

西涼の太守|馬騰《ばとう》と共に長安をせめる。

陶謙《とうけん》

徐州《じょしゅう》の太守

張闓《ちょうがい》

元黄巾族の陶謙の配下

何曼《かまん》

截天夜叉《せってんやしゃ》

黄巾の残党

何儀《かぎ》

黄巾の残党

田氏

濮陽《ぼくよう》の富豪

劉繇《りゅうよう》

楊州の刺史

張英

劉繇《りゅうよう》の配下


王朗《おうろう》

厳白虎《げんぱくこ》

東呉《とうご》の徳王《とくおう》と称す

厳与《げんよ》

厳白虎の弟

華陀《かだ》

医者

鄒氏《すうし》

未亡人

徐璆《じょきゅう》

袁術の甥、袁胤《えんいん》をとらえ、玉璽を曹操に送った

鄭玄《ていげん》

禰衡《ねいこう》

吉平

医者

慶童《けいどう》

董承の元で働く奴隷

陳震《ちんしん》

袁紹配下

龔都《きょうと》

郭常《かくじょう》

郭常《かくじょう》の、のら息子

裴元紹《はいげんしょう》

黄巾の残党

関定《かんてい》

許攸《きょゆう》

袁紹の配下であったが、曹操の配下へ

辛評《しんひょう》

辛毘《しんび》の兄

辛毘《しんび》

辛評《しんひょう》の弟

袁譚《えんたん》の配下、後、曹操の配下

呂曠《りょこう》

呂翔《りょしょう》の兄

呂翔《りょしょう》

呂曠《りょこう》の弟


李孚《りふ》

袁尚配下

王修

田疇《でんちゅう》

元袁紹の部下

公孫康《こうそんこう》

文聘《ぶんぺい》

劉表配下

王威

劉表配下

司馬徽《しばき》

道号を水鏡《すいきょう》先生

徐庶《じょしょ》

単福と名乗る

劉泌《りゅうひつ》

徐庶の母

崔州平《さいしゅうへい》

孔明の友人

諸葛均《しょかつきん》

石広元《せきこうげん》

孟公威《もうこうい》

媯覧《ぎらん》

戴員《たいいん》

孫翊《そんよく》

徐氏《じょし》

辺洪

陳就《ちんじゅ》

郄慮《げきりょ》

劉琮《りゅうそう》

劉表次男

李珪《りけい》

王粲《おうさん》

宋忠

淳于導《じゅんうどう》

曹仁《そうじん》の旗下《きか》

晏明

曹操配下

鍾縉《しょうしん》、鍾紳《しょうしん》

兄弟

夏侯覇《かこうは》

歩隲《ほしつ》

孫権配下

薛綜《せっそう》

孫権配下

厳畯《げんしゅん》

孫権配下


陸績《りくせき》

孫権の配下

程秉《ていへい》

孫権の配下

顧雍《こよう》

孫権配下

丁奉《ていほう》

孫権配下

徐盛《じょせい》

孫権配下

闞沢《かんたく》

孫権配下

蔡薫《さいくん》

蔡和《さいか》

蔡瑁の甥

蔡仲《さいちゅう》

蔡瑁の甥

毛玠《もうかい》

曹操配下

焦触《しょうしょく》

曹操配下

張南《ちょうなん》

曹操配下

馬延《ばえん》

曹操配下

張顗《ちょうぎ》

曹操配下

牛金《ぎゅうきん》

曹操配下


陳矯《ちんきょう》

曹操配下

劉度《りゅうど》

零陵の太守

劉延《りゅうえん》

劉度《りゅうど》の嫡子《ちゃくし》

邢道栄《けいどうえい》

劉度《りゅうど》配下

趙範《ちょうはん》

鮑龍《ほうりゅう》

陳応《ちんおう》

金旋《きんせん》

武陵城太守

鞏志《きょうし》

韓玄《かんげん》

長沙の太守

宋謙《そうけん》

孫権の配下

戈定《かてい》

戈定《かてい》の弟

張遼の馬飼《うまかい》

喬国老《きょうこくろう》

二喬の父

呉夫人

馬騰

献帝

韓遂《かんすい》

黄奎

曹操の配下


李春香《りしゅんこう》

黄奎《こうけい》の姪

陳群《ちんぐん》

曹操の配下

龐徳《ほうとく》

馬岱《ばたい》

鍾繇《しょうよう》

曹操配下

鍾進《しょうしん》

鍾繇《しょうよう》の弟

曹操配下

丁斐《ていひ》

夢梅《むばい》

許褚

楊秋

侯選

李湛

楊阜《ようふ》

張魯《ちょうろ》

張衛《ちょうえい》

閻圃《えんほ》

劉璋《りゅうしょう》

張松《ちょうしょう》

劉璋配下

黄権《こうけん》

劉璋配下

のち劉備配下

王累《おうるい》

王累《おうるい》

李恢《りかい》

劉璋配下

のち劉備配下

鄧賢《とうけん》

劉璋配下

張任《ちょうじん》

劉璋配下

周善

孫権配下


呉妹君《ごまいくん》

董昭《とうしょう》

曹操配下

楊懐《ようかい》

劉璋配下

高沛《こうはい》

劉璋配下

劉巴《りゅうは》

劉璋配下

劉璝《りゅうかい》

劉璋配下

張粛《ちょうしゅく》

張松の兄


冷苞

劉璋配下

呉懿《ごい》

劉璋の舅

彭義《ほうぎ》

鄭度《ていど》

劉璋配下

韋康《いこう》

姜叙《きょうじょ》

夏侯淵《かこうえん》

趙昂《ちょうこう》

楊柏《ようはく》

張魯配下

楊松

楊柏《ようはく》の兄

張魯配下

費観《ひかん》

劉璋配下

穆順《ぼくじゅん》

楊昂《ようこう》

楊任

崔琰《さいえん》

曹操配下


雷同

郭淮《かくわい》

曹操配下

霍峻《かくしゅん》

劉備配下

夏侯尚《かこうしょう》

曹操配下

夏侯徳

曹操配下

夏侯尚《かこうしょう》の兄

陳式《ちんしき》

劉備配下

杜襲《としゅう》

曹操配下

慕容烈《ぼようれつ》

曹操配下

焦炳《しょうへい》

曹操配下

張翼

劉備配下

王平

曹操配下であったが、劉備配下へ。

曹彰《そうしょう》

楊修《ようしゅう》

曹操配下

夏侯惇

費詩《ひし》

劉備配下

王甫《おうほ》

劉備配下

呂常《りょじょう》

曹操配下

董衡《とうこう》

曹操配下

李氏《りし》

龐徳の妻

成何《せいか》

曹操配下

蒋済《しょうさい》

曹操配下

傅士仁《ふしじん》

劉備配下

徐商

曹操配下


廖化

劉備配下

趙累《ちょうるい》

劉備配下

朱然《しゅぜん》

孫権配下


潘璋

孫権配下

左咸《さかん》

孫権配下

馬忠

孫権配下

許靖《きょせい》

劉備配下

華歆《かきん》

曹操配下

呉押獄《ごおうごく》

典獄

司馬孚《しばふ》

司馬懿《しばい》の弟

賈逵《かき》


曹植


卞氏《べんし》

申耽《しんたん》

孟達の部下

范疆《はんきょう》

張飛の配下

張達

張飛の配下


関興《かんこう》

関羽の息子

張苞《ちょうほう》

張飛の息子

趙咨《ちょうし》

孫権配下

邢貞《けいてい》

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