第34話、袁術の陰謀

文字数 4,450文字

 遷都(せんと)以後、日を()るに従って、長安の都は、おいおいに王城街の繁華を呈し、秩序も大いにあらたまって来た。

 董卓(とうたく)の豪勢なることは、ここへ(うつ)ってからも、相変らずだった。

 彼は、天子を擁して、天子の後見をもって任じ、(くらい)は諸大臣の上にあった。自ら太政相国(だいじょうしょうこく)と称し、宮門の出入には、金花の車蓋(しゃがい)に万珠の(れん)を垂れこめ、轣音(れきおん)揺々(ようよう)と、行装の綺羅(きら)と勢威を内外に誇り示した。

 ある日。

 彼の腹心たる李儒(りじゅ)が、彼に告げた。


「相国、先頃から、袁紹(えんしょう)と公孫とが、盤河(ばんが)を挟んで戦っていますが」

「ム。そうらしいな。どんな形勢だ」


「袁紹のほうが、やや負け色で、盤河からだいぶ退いたようですが、なお、両軍とも対陣のまま、一ヵ月の余も過しております」


「やるがいい、両軍とも、わしに(そむ)いたやつだ」


「いや、ここ久しく、朝廷におかれても、遷都後の内政にいそがしく、天下の事は抛擲(ほうてき)した形になっていますが、それでは、帝室のご威光を(あまね)からしめるわけにゆきません」


「なにか、策があるのか」


「相国から奏上して、天子の(みことのり)をうけ、勅使を盤河へつかわして、休戦をすすめ、両者を和睦(わぼく)させるべきかと存じます」


「なるほど」


「両方とも、おびただしい痛手をうけて、戦い疲れている折ですから、和睦の勅使を下せば、よろこんで承知するでしょう。――そしてその恩徳は、自然、相国へ対して、帰服することとなって来ましょう」


「おおいにもっともだ」


 董卓は、早速、帝に奏して、詔を奏請し、馬日磾(ばじってい)を勅使として下した。

 勅使馬日磾(ばじってい)は、まず袁紹の陣へ行って、旨を伝え、それから公孫瓚の所へ行って、董相国(とうしょうこく)の和解仲裁の意をもたらした。

「袁紹さえ異存なくば」


 と、一方がいえば、一方も、


「彼が兵を退()くならば」


 との云い分で、両方とも、渡りに舟とばかり、勅命に従った。

 そこで馬日磾(ばじってい)は、盤河橋畔(ばんがきょうはん)の一亭に、両軍の大将をよんで、手を握らせ、杯を交わしあって、都へ帰った。

 袁紹も、公孫瓚も、同日に兵馬をまとめて、おのおの帰国したが、その後、公孫瓚は、長安へ感謝の表を上せて、そのついでに、劉備玄徳を、平原(へいげん)(しょう)に封じられたいという願いを上奏した。

 朝廷のゆるしは間もなく届いた。公孫瓚は、それを以て、


「貴下に示す自分の微志である」

 と、劉備に酬いた。

 劉備は、恩を謝して、平原へ立つことになったが、その送別の宴が開かれて、散会した後、ひそかに、彼の宿舎を訪れて来た者がある。趙雲子龍であった。

 趙雲は、劉備の顔を見ると、

「もう、今宵かぎり、お別れですなあ」

 と、いかにも名残り惜しげに、眼に涙すらたたえて云った。


「せっかく陣中でよい友を得たと思ったのに、たちまち、平原へ帰ることになり、なにやら自分もお別れしとうない心地がする」

「そういっていただけるとありがたい」


「もし、再会のご縁があったら、親しく今日の(よしみ)をまた温めましょう。私の去った後は、なおのこと、どうか公孫瓚殿を助けてあげて下さい」


「わかりました」


 涙ながらにその場を去った。


 翌日。

 劉備は、張飛、関羽などの率いる一軍の先に立って、平原へ帰った。――即ち、その時から彼は平原(へいげん)(しょう)として、ようやく、一地方の相たる印綬(いんじゅ)を帯びたのだった。


      ×     ×     ×

 ここに、南陽の太守で、袁術(えんじゅつ)という者がある。

 袁紹の弟である。

 かつては、兄袁紹の旗下にあって、兵糧方を支配していた男だ。

 南陽へ帰ってからも、兄からはなんの恩禄をくれる様子もないので、


()しからぬ」

 と、不平でいっぱいだった。

 彼は、書面を送って、

「先頃からの賞として、冀北(きほく)の名馬千匹を賜わりたい。くれなければ考えがある」


 と兄へ申入れた。

 袁紹は、弟の強請(ゆすり)がましい恩賞の要求に、腹を立てたか、一匹の馬も送ってよこさないばかりか、それについての返辞も与えなかった。

 袁術は大いに怨んで、それ以来、兄弟不和となっていたが、兵馬の資財はすべて兄のほうから仰いでいたので、たちまち、経済的に苦しくなって来た。

 で、荊州(けいしゅう)劉表(りゅうひょう)へ使いをやって、兵糧米二万(こく)の借用を申しこむと、劉表からも(てい)よく断られてしまった。


「こいつも兄の指し金だな」


 袁術は、憤怒を発して、とうとう自暴自棄の(ちょう)をあらわした。

 彼の密使は、暗夜ひそかに、呉へ渡って、呉の孫堅へ一書を送った。

 文面は、こうであった。



異日、印を奪わん為、洛陽の帰途を()ち、公を苦しめたるものは袁紹(えんしょう)謀事(はかりごと)なり。今また、劉表と議し、江東を襲って、公の地を(かす)めんと(くわだ)つ。いうに忍びず、ただ、公は速やかに兵を興して荊州を取れ。われもまた兵を以て助けん。公荊州を得、われ冀州(きしゅう)を取らば、二(しゅう)()に報ずるなり。誤ち給うなかれ。


 ここは揚子江支流の流域で、城下の市街は、海のような太湖(たいこ)に臨んでいた。孫堅のいる長沙城(ちょうさじょう)湖南省(こなんしょう))はその水利に恵まれて、文化も兵備も活発だった。

 程普(ていふ)は、その日旅先から帰ってきた。

 ふと見ると、大江(たいこう)の岸にはおよそ四、五百艘の軍船が並んでおびただしい食糧や武器や馬匹などをつみこんでいるのでびっくりした。


「いったい、どこにそんな大戦が起るというのか」


 従者をして、船手方の者にただしてみると、よく分らないが、孫堅将軍の命令が下り、荊州(揚子江沿岸)の方面の戦争にゆくらしいとのことだった。


「はてな」

 程普(ていふ)はにわかに、私邸へ帰るのを見合わせて、途中から登城した。そして同僚の幕将たちにわけを聞いていよいよ驚いた。

 彼はさっそく太守の孫堅に(えっ)して、その無謀を諫めた。


「承れば、袁術(えんじゅつ)(しめ)し合わせて、劉表、袁紹を討とうとの軍備だそうですが、一片の密書を信じて、彼と運命を共にするのは、危ない限りではありますまいか」


 孫堅は笑って、


「いや程普、それくらいなことは、自分も心得ておるよ。袁術はもとより(いつわ)り多き小人だ。――しかし、私は彼の力をたのんで兵を興すのではない。自分の力をもってするのだ」


「けれど、兵を挙げるには、正しい名分がなければなりません」


「袁紹は先に、洛陽において、私をあのように恥かしめたではないか。また、劉表はそのさしずをうけて、私の軍隊を途中で(はば)み、さんざんにこの孫堅を苦しめた。今、その恥と怨みとをそそぐのだ」


 孫堅の意思が硬いと見て、程普も、それ以上、諫言(かんげん)のことばもなく、自らまたすすんで軍備を督励した。

 吉日をえらんで、五百余艘の兵船は、大江を発するばかりとなった。


 この沙汰が、荊州の劉表へ聞えたので、劉表は、「すわこそ」と、軍議を開いて、その対策を諸将にたずねた。

 時に、蒯良(かいりょう)という一将がすすみ出て、意見を吐いた。


「なにも驚き騒ぐほどな敵ではありません。よろしく江夏城(こうかじょう)黄祖(こうそ)をもって、要害をふせがせ、荊州襄陽(じょうよう)の大軍をこぞって、後軍に固く備えおかれれば、大江を隔てて孫堅もさして自由な働きはできますまい」


 人々も皆、

「もっともな説」と、同意して、国中の兵力をあつめ、それぞれ防備の完璧を期していた。


 湖南の水、湖北の岸、揚子江の流域はようやく波さわがしい(きざ)しをあらわした。

 孫堅方では、その出陣にあたって、閨門(けいもん)の女性やその子達をめぐって、家庭的な一波紋が起っていた。

 彼の正室である呉氏の腹には、四人の子があった。

 長男の孫策、(あざな)伯符(はくふ)

 第二子孫権、字は仲謀。

 第三男、孫翊(そんよく)

 第四男、孫匡(そんきょう)

 などの男ばかりだった。

 また、呉氏の妹にあたる孫堅の寵姫(ちょうき)からは、孫朗(そんろう)という男子と、(じん)という女子との二人が生れていた。

 また、兪氏(ゆし)という寵妾(ちょうしょう)にも、ひとりの子があった。孫韶(そんしょう)、字は公礼(こうれい)である。

 ――明日は出陣。

 と聞えた前夜のこと。その大勢の子らをひきいて、孫堅の弟、孫静は、なにか改まって、兄孫堅の元へたずねて来た。


「孫静か、――やあ大勢で揃って来たな。明日は出陣だ。みんなして門出を祝いに来たか」


 孫堅は、上機嫌だった。

 弟の孫静は、


「いや兄上」
 と改まって、

「あなたのお子たちをつれて、こう皆して参ったわけは、ご出戦をお(いさ)めにきたので、お祝いをのべに来たのではありません」


「なに。諫めに?」


「はい。もし大事なお身に、間違いでもあったら、この大勢の公達(きんだち)や姫たちは、どうなされますか。このお子たちの母たる呉夫人も、呉姫も、兪美人(ゆびじん)も、どうか思い止まって下さるようと、私を通じてのおすがりです」


「ばかをいえ、この()になって――」


「敗れた後、(ほこ)をおさめるよりはましでしょう」


「不吉なことを申すな」


「すみません、しかし兄上、これが、天下の乱にのぞんで億民の救生に起つという戦なら、私はお止めいたしません。たとえ三夫人の七人のお子がいかにお嘆きになろうとも、孫静が先に立ってご出陣を慶します。――けれどこんどの(いくさ)は、私怨です。自我の小慾と小義です。その為、兵を傷つけ、百姓を苦しめるようなお催しは、絶対にお見合せになったほうがよいと考えられますが」

「だまれ、おまえや女子供の知ったことじゃない」


「いや、そう仰っしゃっても」


「黙らぬかっ。――汝は今、名分のない戦といったが、誰か、孫堅の大腹中を知らんや。おれにも、救世治民(きゅうせいちみん)の大望はある。見よ、今に天下を縦横して、孫家の名を重からしめてみせるから」


「ああ」


 孫静は、ついに黙ってしまった。

 すると、呉夫人の子の長男孫策は、ことし紅顔十七歳の少年だったが、つかつかと前へ進んで、


「お父上が出陣なさるなら、ぜひ私も連れて行ってください。七人の兄弟のうちでは、私が年上ですから」

「よくいった。幼少からそちは兄弟中でも、英気すぐれ、物の役にも立つ子と、わしも見込んでいただけのものはあった。明日、わしの立つまでに、身仕度をしておるがよい」


 孫堅は、さらに、大勢の子と、弟とを見まわして、


「孫権は、叔父御の孫静と心をあわせて、よく留守を護っておれよ」

 と、次男の孫権に云い渡した。

 孫権は、


「はい」
 と、明瞭に答えて、父の顔を見つめた。
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登場人物紹介

劉備玄徳

劉備玄徳

ひげ

劉備玄徳

劉備玄徳

諸葛孔明《しょかつこうめい》

張飛

張飛

髭あり

張飛

関羽

関羽


関平《かんぺい》

関羽の養子

趙雲

趙雲

張雲

黄忠《こうちゅう》

魏延《ぎえん》

馬超

厳顔《げんがん》

劉璋配下から劉備配下

龐統《ほうとう》

糜竺《びじく》

陶謙配下

後劉備の配下

糜芳《びほう》

糜竺《びじく》の弟

孫乾《そんけん》

陶謙配下

後劉備の配下

陳珪《ちんけい》

陳登の父親

陳登《ちんとう》

陶謙の配下から劉備の配下へ、

曹豹《そうひょう》

劉備の配下だったが、酒に酔った張飛に殴られ裏切る

周倉《しゅうそう》

もと黄巾の張宝《ちょうほう》の配下

関羽に仕える

劉辟《りゅうへき》

簡雍《かんよう》

劉備の配下

馬良《ばりょう》

劉備の配下

伊籍《いせき》

法正

劉璋配下

のち劉備配下

劉封

劉備の養子

孟達

劉璋配下

のち劉備配下

商人

宿屋の主人

馬元義

甘洪

李朱氾

黄巾族

老僧

芙蓉

芙蓉

糜夫人《びふじん》

甘夫人


劉備の母

劉備の母

役人


劉焉

幽州太守

張世平

商人

義軍

部下

黄巾族

程遠志

鄒靖

青州太守タイシュ龔景キョウケイ

盧植

朱雋

曹操

曹操

やけど

曹操

曹操


若い頃の曹操

曹丕《そうひ》

曹丕《そうひ》

曹嵩

曹操の父

曹洪


曹洪


曹徳

曹操の弟

曹仁

曹純

曹洪の弟

司馬懿《しばい》仲達《ちゅうたつ》

曹操配下


楽進

楽進

夏侯惇

夏侯惇《かこうじゅん》

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

韓浩《かんこう》

曹操配下

夏侯淵

夏侯淵《かこうえん》

典韋《てんい》

曹操の配下

悪来と言うあだ名で呼ばれる

劉曄《りゅうよう》

曹操配下

李典

曹操の配下

荀彧《じゅんいく》

曹操の配下

荀攸《じゅんゆう》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

徐晃《じょこう》

楊奉の配下、後曹操に仕える

史渙《しかん》

徐晃《じょこう》の部下

満寵《まんちょう》

曹操の配下

郭嘉《かくか》

曹操の配下

曹安民《そうあんみん》

曹操の甥

曹昂《そうこう》

曹操の長男

于禁《うきん》

曹操の配下

王垢《おうこう》

曹操の配下、糧米総官

程昱《ていいく》

曹操の配下

呂虔《りょけん》

曹操の配下

王必《おうひつ》

曹操の配下

車冑《しゃちゅう》

曹操の配下、一時的に徐州の太守

孔融《こうゆう》

曹操配下

劉岱《りゅうたい》

曹操配下

王忠《おうちゅう》

曹操配下

張遼

呂布の配下から曹操の配下へ

張遼

蒋幹《しょうかん》

曹操配下、周瑜と学友

張郃《ちょうこう》

袁紹の配下

賈詡

賈詡《かく》

董卓

李儒

董卓の懐刀

李粛

呂布を裏切らせる

華雄

胡軫

周毖

李傕

李別《りべつ》

李傕の甥

楊奉

李傕の配下、反乱を企むが失敗し逃走

韓暹《かんせん》

宋果《そうか》

李傕の配下、反乱を企むが失敗

郭汜《かくし》

郭汜夫人

樊稠《はんちゅう》

張済

張繍《ちょうしゅう》

張済《ちょうさい》の甥

胡車児《こしゃじ》

張繍《ちょうしゅう》配下

楊彪

董卓の長安遷都に反対

楊彪《ようひょう》の妻

黄琬

董卓の長安遷都に反対

荀爽

董卓の長安遷都に反対

伍瓊

董卓の長安遷都に反対

趙岑

長安までの殿軍を指揮

徐栄

張温

張宝

孫堅

呉郡富春(浙江省・富陽市)の出で、孫子の子孫

孫静

孫堅の弟

孫策

孫堅の長男

孫権《そんけん》

孫権

孫権

孫堅の次男

朱治《しゅち》

孫堅の配下

呂範《りょはん》

袁術の配下、孫策に力を貸し配下になる

周瑜《しゅうゆ》

孫策の配下

周瑜《しゅうゆ》

周瑜

張紘

孫策の配下

二張の一人

張昭

孫策の配下

二張の一人

蒋欽《しょうきん》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

孫権を守って傷を負った

陳武《ちんぶ》

孫策の部下

太史慈《たいしじ》

劉繇《りゅうよう》配下、後、孫策配下


元代

孫策の配下

祖茂

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

韓当

孫堅の配下

黄蓋

孫堅の部下

黄蓋《こうがい》

桓楷《かんかい》

孫堅の部下


魯粛《ろしゅく》

孫権配下

諸葛瑾《しょかつきん》

諸葛孔明《しょかつこうめい》の兄

孫権の配下


呂蒙《りょもう》

孫権配下

虞翻《ぐほん》

王朗の配下、後、孫策の配下

甘寧《かんねい》

劉表の元にいたが、重く用いられず、孫権の元へ

甘寧《かんねい》

凌統《りょうとう》

凌統《りょうとう》

孫権配下


陸遜《りくそん》

孫権配下

張均

督郵

霊帝

劉恢

何進

何后

潘隠

何進に通じている禁門の武官

袁紹

袁紹

劉《りゅう》夫人

袁譚《えんたん》

袁紹の嫡男

袁尚《えんしょう》

袁紹の三男

高幹

袁紹の甥

顔良

顔良

文醜

兪渉

逢紀

冀州を狙い策をねる。

麹義

田豊

審配

袁紹の配下

沮授《そじゅ》

袁紹配下

郭図《かくと》

袁紹配下


高覧《こうらん》

袁紹の配下

淳于瓊《じゅんうけい》

袁紹の配下

酒が好き

袁術

袁胤《えんいん》

袁術の甥

紀霊《きれい》

袁術の配下

荀正

袁術の配下

楊大将《ようたいしょう》

袁術の配下

韓胤《かんいん》

袁術の配下

閻象《えんしょう》

袁術配下

韓馥

冀州の牧

耿武

袁紹を国に迎え入れることを反対した人物。

鄭泰

張譲

陳留王

董卓により献帝となる。

献帝

献帝

伏皇后《ふくこうごう》

伏完《ふくかん》

伏皇后の父

楊琦《ようき》

侍中郎《じちゅうろう》

皇甫酈《こうほれき》

董昭《とうしょう》

董貴妃

献帝の妻、董昭の娘

王子服《おうじふく》

董承《とうじょう》の親友

馬騰《ばとう》

西涼の太守

崔毅

閔貢

鮑信

鮑忠

丁原

呂布


呂布

呂布

呂布

厳氏

呂布の正妻

陳宮

高順

呂布の配下

郝萌《かくほう》

呂布配下

曹性

呂布の配下

夏侯惇の目を射った人

宋憲

呂布の配下

侯成《こうせい》

呂布の配下


魏続《ぎぞく》

呂布の配下

王允

貂蝉《ちょうせん》

孫瑞《そんずい》

王允の仲間、董卓の暗殺を謀る

皇甫嵩《こうほすう》

丁管

越騎校尉の伍俘

橋玄

許子将

呂伯奢

衛弘

公孫瓉

北平の太守

公孫越

王匡

方悦

劉表

蔡夫人

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

蒯良

劉表配下

蒯越《かいえつ》

劉表配下、蒯良の弟

黄祖

劉表配下

黄祖

陳生

劉表配下

張虎

劉表配下


蔡瑁《さいぼう》

劉表配下

呂公《りょこう》

劉表の配下

韓嵩《かんすう》

劉表の配下

牛輔

金を持って逃げようとして胡赤児《こせきじ》に殺される

胡赤児《こせきじ》

牛輔を殺し金を奪い、呂布に降伏するも呂布に殺される。

韓遂《かんすい》

并州《へいしゅう》の刺史《しし》

西涼の太守|馬騰《ばとう》と共に長安をせめる。

陶謙《とうけん》

徐州《じょしゅう》の太守

張闓《ちょうがい》

元黄巾族の陶謙の配下

何曼《かまん》

截天夜叉《せってんやしゃ》

黄巾の残党

何儀《かぎ》

黄巾の残党

田氏

濮陽《ぼくよう》の富豪

劉繇《りゅうよう》

楊州の刺史

張英

劉繇《りゅうよう》の配下


王朗《おうろう》

厳白虎《げんぱくこ》

東呉《とうご》の徳王《とくおう》と称す

厳与《げんよ》

厳白虎の弟

華陀《かだ》

医者

鄒氏《すうし》

未亡人

徐璆《じょきゅう》

袁術の甥、袁胤《えんいん》をとらえ、玉璽を曹操に送った

鄭玄《ていげん》

禰衡《ねいこう》

吉平

医者

慶童《けいどう》

董承の元で働く奴隷

陳震《ちんしん》

袁紹配下

龔都《きょうと》

郭常《かくじょう》

郭常《かくじょう》の、のら息子

裴元紹《はいげんしょう》

黄巾の残党

関定《かんてい》

許攸《きょゆう》

袁紹の配下であったが、曹操の配下へ

辛評《しんひょう》

辛毘《しんび》の兄

辛毘《しんび》

辛評《しんひょう》の弟

袁譚《えんたん》の配下、後、曹操の配下

呂曠《りょこう》

呂翔《りょしょう》の兄

呂翔《りょしょう》

呂曠《りょこう》の弟


李孚《りふ》

袁尚配下

王修

田疇《でんちゅう》

元袁紹の部下

公孫康《こうそんこう》

文聘《ぶんぺい》

劉表配下

王威

劉表配下

司馬徽《しばき》

道号を水鏡《すいきょう》先生

徐庶《じょしょ》

単福と名乗る

劉泌《りゅうひつ》

徐庶の母

崔州平《さいしゅうへい》

孔明の友人

諸葛均《しょかつきん》

石広元《せきこうげん》

孟公威《もうこうい》

媯覧《ぎらん》

戴員《たいいん》

孫翊《そんよく》

徐氏《じょし》

辺洪

陳就《ちんじゅ》

郄慮《げきりょ》

劉琮《りゅうそう》

劉表次男

李珪《りけい》

王粲《おうさん》

宋忠

淳于導《じゅんうどう》

曹仁《そうじん》の旗下《きか》

晏明

曹操配下

鍾縉《しょうしん》、鍾紳《しょうしん》

兄弟

夏侯覇《かこうは》

歩隲《ほしつ》

孫権配下

薛綜《せっそう》

孫権配下

厳畯《げんしゅん》

孫権配下


陸績《りくせき》

孫権の配下

程秉《ていへい》

孫権の配下

顧雍《こよう》

孫権配下

丁奉《ていほう》

孫権配下

徐盛《じょせい》

孫権配下

闞沢《かんたく》

孫権配下

蔡薫《さいくん》

蔡和《さいか》

蔡瑁の甥

蔡仲《さいちゅう》

蔡瑁の甥

毛玠《もうかい》

曹操配下

焦触《しょうしょく》

曹操配下

張南《ちょうなん》

曹操配下

馬延《ばえん》

曹操配下

張顗《ちょうぎ》

曹操配下

牛金《ぎゅうきん》

曹操配下


陳矯《ちんきょう》

曹操配下

劉度《りゅうど》

零陵の太守

劉延《りゅうえん》

劉度《りゅうど》の嫡子《ちゃくし》

邢道栄《けいどうえい》

劉度《りゅうど》配下

趙範《ちょうはん》

鮑龍《ほうりゅう》

陳応《ちんおう》

金旋《きんせん》

武陵城太守

鞏志《きょうし》

韓玄《かんげん》

長沙の太守

宋謙《そうけん》

孫権の配下

戈定《かてい》

戈定《かてい》の弟

張遼の馬飼《うまかい》

喬国老《きょうこくろう》

二喬の父

呉夫人

馬騰

献帝

韓遂《かんすい》

黄奎

曹操の配下


李春香《りしゅんこう》

黄奎《こうけい》の姪

陳群《ちんぐん》

曹操の配下

龐徳《ほうとく》

馬岱《ばたい》

鍾繇《しょうよう》

曹操配下

鍾進《しょうしん》

鍾繇《しょうよう》の弟

曹操配下

丁斐《ていひ》

夢梅《むばい》

許褚

楊秋

侯選

李湛

楊阜《ようふ》

張魯《ちょうろ》

張衛《ちょうえい》

閻圃《えんほ》

劉璋《りゅうしょう》

張松《ちょうしょう》

劉璋配下

黄権《こうけん》

劉璋配下

のち劉備配下

王累《おうるい》

王累《おうるい》

李恢《りかい》

劉璋配下

のち劉備配下

鄧賢《とうけん》

劉璋配下

張任《ちょうじん》

劉璋配下

周善

孫権配下


呉妹君《ごまいくん》

董昭《とうしょう》

曹操配下

楊懐《ようかい》

劉璋配下

高沛《こうはい》

劉璋配下

劉巴《りゅうは》

劉璋配下

劉璝《りゅうかい》

劉璋配下

張粛《ちょうしゅく》

張松の兄


冷苞

劉璋配下

呉懿《ごい》

劉璋の舅

彭義《ほうぎ》

鄭度《ていど》

劉璋配下

韋康《いこう》

姜叙《きょうじょ》

夏侯淵《かこうえん》

趙昂《ちょうこう》

楊柏《ようはく》

張魯配下

楊松

楊柏《ようはく》の兄

張魯配下

費観《ひかん》

劉璋配下

穆順《ぼくじゅん》

楊昂《ようこう》

楊任

崔琰《さいえん》

曹操配下


雷同

郭淮《かくわい》

曹操配下

霍峻《かくしゅん》

劉備配下

夏侯尚《かこうしょう》

曹操配下

夏侯徳

曹操配下

夏侯尚《かこうしょう》の兄

陳式《ちんしき》

劉備配下

杜襲《としゅう》

曹操配下

慕容烈《ぼようれつ》

曹操配下

焦炳《しょうへい》

曹操配下

張翼

劉備配下

王平

曹操配下であったが、劉備配下へ。

曹彰《そうしょう》

楊修《ようしゅう》

曹操配下

夏侯惇

費詩《ひし》

劉備配下

王甫《おうほ》

劉備配下

呂常《りょじょう》

曹操配下

董衡《とうこう》

曹操配下

李氏《りし》

龐徳の妻

成何《せいか》

曹操配下

蒋済《しょうさい》

曹操配下

傅士仁《ふしじん》

劉備配下

徐商

曹操配下


廖化

劉備配下

趙累《ちょうるい》

劉備配下

朱然《しゅぜん》

孫権配下


潘璋

孫権配下

左咸《さかん》

孫権配下

馬忠

孫権配下

許靖《きょせい》

劉備配下

華歆《かきん》

曹操配下

呉押獄《ごおうごく》

典獄

司馬孚《しばふ》

司馬懿《しばい》の弟

賈逵《かき》


曹植


卞氏《べんし》

申耽《しんたん》

孟達の部下

范疆《はんきょう》

張飛の配下

張達

張飛の配下


関興《かんこう》

関羽の息子

張苞《ちょうほう》

張飛の息子

趙咨《ちょうし》

孫権配下

邢貞《けいてい》

孫桓《そんかん》

孫権の甥

呉班

張飛の配下

崔禹《さいう》

孫権配下

張南

劉備配下

淳于丹《じゅんうたん》

孫権配下

馮習

劉備配下


丁奉

孫権配下

傅彤《ふとう》

劉備配下

程畿《ていき》

劉備配下

趙融《ちょうゆう》

劉備配下

朱桓《しゅかん》

孫権配下


常雕《じょうちょう》

曹丕配下

吉川英治


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