第120話、連れ去り

文字数 6,256文字

 その後も、蜀の文武官は、劉璋に諫めること度々であった。

「劉備に二心はないかもしれません。しかし劉備の幕下は皆、この蜀に虎視眈々(こしたんたん)です。何とか口実を設けて今のうちに荊州軍を引き揚げさせるご工夫をなされては如何ですか」

 劉璋は依然、うなずかない。


「さのみ疑うことはない。()ってのことばは、宗族の間に、()いて波瀾を起こさせようとする気か」


 そういわれてはもう衆臣も二の句がない。唯ひたすら家臣結束して、荊州軍のうごきに警戒の眼を払っているだけだった。

 かかるうちに国境の葭萌関(かぼうかん)から飛報が来た。

「漢中の張魯(ちょうろ)が、ついに大兵をあげて攻めよせて来た!」とある。


「それみよ、禍いはそこだ」


 劉璋はむしろ得意を感じたらしい。早速にこの由を劉備へ伝え、協力を乞うと、劉備はすこしも辞すところなく、直ちに、兵を率いて国境へ馳せ向った。

 蜀の諸将はほっとした。

「いざ、この間に、蜀は自国の守りを鉄壁になし給え。内外、万全のご用意を」

 と、劉璋へ再三再四、献言した。

 劉璋も、あまりに諸臣が憂えるので、さらばと彼らの意にしたがい、即ち、蜀の名将白水之都督(はくすいのととく)楊懐(ようかい)高沛(こうはい)のふたりに涪水関(ふすいかん)の守備を命じて、自分は成都へ立ちかえった。

 


 蜀境の戦乱は、まもなく、長江千里の南、呉へ聞えてきた。


「劉備はついに野心をあらわした。汝ら何と思うか」


 孫権は、呉の重臣を一堂に集めて、こう穏やかでない顔して云った。

 顧雍(こよう)が答えていう。


「彼はついに、火中の栗を拾いに出たものです。自ら手を焼くにちがいありません。情報なおつまびらかでありませんが、荊州の兵力を二分して、その一をもって蜀に入り、長途のつかれを持つ兵をして、強いて国境の嶮岨(けんそ)()らしめ、今や漢中の張魯(ちょうろ)と、血みどろの戦をなしていると聞こえまする。思うに、呉の無事なる兵をもって、荊州の留守を突かば、一鼓して、彼の地盤はくつがえりましょう」

「予もそう考えていたところだ。諸卿よろしく出師(すいし)の準備にかかれ」


 すると、議堂の屏風(びょうぶ)の蔭から、誰かひとり進み出て、甲高い声していった。


「誰じゃ、わが(むすめ)に、危害を加えようとするものは」


 おどろいて、その人を見れば、これは孫権の母公の妹、呉夫人であった。

 母公は(たけ)りたって、


「そちたちは、江東八十一州の遺領を、いながらにうけて、父祖の恩に、今日を豊かに送りながら、なお荊州を望んで、どうするというのじゃ。荊州には、可愛い娘を嫁がせてある。劉備はこの老母が婿(むこ)ではないか」


 孫権は沈黙して、ただ老母のまえに、叱りをうけているだけだったために、評議は、一決せずに終ってしまった。

 ――今、荊州を収めなければまたいつの日機会があろうと、孫権は爪をかみながら、一室に沈吟していた。

 張昭が、そっと来て彼の前にささやいた。


「べつに(はかりごと)をおたてになればよいでしょう。母公のお叱りは、ただただ、遠国におわすあなたの妹君をいじらしき者、可愛いものと、情にひかれておいでになるだけのことですから」


「では、どうやって母をなだめるか」


「一人の大将に五百騎ほどをさずけ、急遽、荊州へさし向けられ、劉備の御内方たる妹君へ、そっと密書を送って、母公の病篤し、(めい)旦夕(たんせき)にあり、すぐかえり給えとうながすのです」


「む、む」


「その折、劉備の一子、阿斗(あと)をも連れて、呉へ下ってこられたなら、あとはもう此方のものです。それを人質(ひとじち)に、荊州を返せと迫れば」


「その策は実に妙計だ。して誰をやろうか」


「周善なれば、仕損じますまい。彼は、胆斗(たんと)の如き大将で、しかも忠烈ならびなき大将です」


「すぐ、ここへ呼べ」


 孫権は、はや、筆墨をよせて、妹に送る密書をしたため出した。



 その日、孫権に召された周善は、張昭にも会って、(つぶ)さに密計を授けられ、勇躍して、夜のうちに揚子江を出帆した。

 五百の兵はみな商人(あきゅうど)に仕立て、上流へ交易に行く商船に偽装し、船底には武具をかくしていた。

 やがて目的地の荊州に着く。

 周善は伝手(つて)を求めて、首尾よく荊州城の大奥へ入りこんだ。そして多くの賄賂(わいろ)をつかい、ようやく劉備の夫人に会うことができた。

 夫人は、寝耳に水の(おどろ)きに打たれ、

「えっ。母公が、明日も知れぬご危篤ですって?」


 兄孫権の手紙を読むうちに、もう紅涙(こうるい)潸々(さんさん)、手もわななかせ、顔も象牙彫(ぞうげぼり)のように血の色を失ってしまった。


「一刻もお早く、呉へお下りください。せめて息のあるうちに、ひと目なと、お姿を見たいと、御母公におかせられては、苦しき御息(おんいき)のひまにも、夜となく昼となく、うわ言にまで御名を呼んでおられまする」


 周善のことばを聞くと、劉備夫人は、いよいよ身をもんで、


「会いたい、行きたい、周善、どうしようぞ……」

 と、泣き沈んだ。

 ここぞと、周善は、

「翼ある御身なれば、すぐにもご対面はかないましょうが、いかにせん長江の水速しといえども、船旅では幾日もかかります。すぐご用意あって、それへお召し遊ばさねば、ついにご臨終には間にあいますまい」


「……というて、いまは良人劉備は蜀へ入って、この城においで遊ばさず」


「それは御兄上の孫将軍から後にお(わび)をして貰えばよいでしょう。親への大孝。よもお叱りはありますまい」

「でも、孔明が何というかしれない。留守の出入りは孔明がきびしく守っているのですから」


「あの人に告げたら、断じて、呉へ下ることなど、許すはずはありません。自身の責任のみ大事に思いましょうから」


「飛んでも行きたい思いがする……。周善、よい智慧をかして()も」


「されば、いずれこのことは尋常ではかなわじと考え、張昭のさしずにより帆足(ほあし)速き一(そう)を江岸へ着けておきました。ご決意だにあらば、すぐご案内いたしましょう」


 なにものも要らない気になった。ついに彼女は身支度した。周善は諸方の口を見張りながら、その間に早口に告げた。


「そうそう、和子(わこ)様もお連れ遊ばせよ。御母公には、日頃から劉皇叔の家には、愛らしい一子ありとお聞きになって、一目見たいと口癖に仰っしゃっておられました。和子様は懐にでもお抱きになって――ようございますか和子様も」


 彼女の心はもう呉の空へ飛んでいる。なにをいわれても唯々(いい)としていわれるままにうごいていた。嬋娟(せんけん)にして男まさりな呉妹君(ごまいくん)といわれ、その窈窕(ようちょう)たる武技も有名な夫人であったが、国外遠く嫁いで、母の危篤と聞いて動揺していた。

 黄昏(たそが)れごろ。

 ことし五歳の阿斗をふところに、夫人は、車にかくれて、城中から忍び出た。

 呉以来、そば近く、かしずいている三十余人の侍女は、みな小剣を腰に()き、弓をたずさえて夜道をいそいだ。

 沙頭鎮(さとうちん)埠頭(ふとう)に、車はつく。船の()は暗く波間にゆれていた。

 ざわめく蘆荻(ろてき)のあいだから船は早くも離れかけた。帆車がきしる。怪鳥(けちょう)のつばさのように帆は風をはらむ。

「待てっ。その船待てっ」

 岸の暗がりに、馬のいななきやら剣槍のひびきが聞えた。

 周善は(とも)に立って、

「いそげ、振り向くな」


 と、水夫(かこ)たちを叱咤した。

 江頭の人影は、刻々、多くなって、騒ぎ立っている。中にひとり目立っているのは、常山の趙雲(ちょうん)、即ち江辺(こうへん)守備の大将であった。


「おういっッ。待て」


 船の影を追いながら、趙雲(ちょううん)は岸に沿って馬を飛ばした。部下の兵も口々に、

「のがすな。あの船を」と、十里も駆けた。

 一漁村へかかった。

 趙雲は馬をすてて、漁夫の一舟へ飛び乗り、


「あの船へ漕ぎ寄せろ」

 と、先に廻っていた。

 呉の船は帆うなりをあげながら下ってきた。趙雲の小舟がそれへ近づこうとすると、船上の周善は、長い(ほこ)を持って、

射殺(いころ)せ、突き殺せ」

 と、必死の下知に声をからした。

 (ふなべり)に並んだ呉の兵は、弓を引きしぼり、(ほこ)を伸ばして、小舟を寄せつけまいと防ぎながら、その船脚はなお颯々と大江(たいこう)の水を切って走ってゆく。


「やわか。通すべき」


 趙雲は、槍をなげすてた。

 腰なる青釭(せいこう)の剣は、たちまち雨と降る矢を切り払う。そして小舟のへさきが、敵船の横へ勢いよくぶつかった瞬間に、


「おおうッ。おのれ」


 (わめ)きながら、身をもって、舷へ飛びつき、無二無三、よじのぼって、ついに船中へ躍りこんで来た。

 呉の兵は、彼の形相に怖れて、わっと逃げかくれる。趙雲はあたりを睥睨(へいげい)しながら、大股(おおまた)に船屋形の内へ入って、

「夫人っ、何処へおいでになるのですっ」


 と、鏡のような眼をいからせて(とが)めた。

 その声に、夫人のふところに眠っていた幼君の阿斗(あと)が泣きだした。侍女たちは怖れてみな片隅に打ち慄えている。しかし、さすがに夫人は気位(きぐらい)が高い。


「無礼でしょう趙雲。なんですかその血相は」


「お留守をあずかる孔明にも何のお断りすらなく、城中を出られるのみか、呉船に召されて江を下るなど、あなたこそ劉皇叔のご夫人として穏やかならぬご行動ではありますまいか」


「呉にいます母公が、あすも知れぬご重態との知らせに、軍師へ相談している(いとま)もなく、急いで便船に乗ったのです。わが母の危篤に駈けつけるのがなぜいけないか」
「しからば、何故、阿斗の君をおつれ遊ばすか。皇叔にとっても、わが国にとっても、たったお一方の大事な珠玉。かつて当陽(とうよう)の戦には、趙雲が、命にかけて、長坂(ちょうはん)にむらがる敵大軍の中より救いまいらせたこともある。――さ、お返しなさい、阿斗の君を」

「おだまりなさい」


 夫人は、蘭花(らんか)(まなじり)をあげて、


「そちは唯これ陣中の一武士。劉家の家事に立入るなど僭越(せんえつ)であろう」


「いやいや、あなたが呉へお還りあるのを止めはいたさぬ。ただ幼君の御身は、誰がなんといおうが、国外へやるわけには参りませぬ」


「国外とは何事ぞ。呉と荊州とは境こそあれ、この身と皇叔とによって(ちぎ)られている間ではないか」


「なんと仰せあろうと、幼君はおあずけできません。お渡しなさい」


「あ。何をしますかっ」


 夫人は、悲鳴をあげながら、侍女たちを振り向いて、


「この無礼者を、追い出して()も」


 と、さけんだ。

 だが、趙雲は苦もなく、夫人の膝から、阿斗(あと)を取返して、自分の腕に抱えてしまった。

 そしてさっと、船上を走って、(とも)まで出たが、小舟はすでに流されているし、夫人や侍女は、船中の兵を呼びたてながら悲鳴を浴びせて、すぐ後ろへ迫っている。

 かかる間も、大船(たいせん)の帆はいっぱいな風をうけて風の速さと速力を競っている。


「近づく者は、一刀両断にするぞ。生命(いのち)の要らぬ者は寄ってこい」


 青釭(せいこう)の剣を片手にふりかぶり、片手に阿斗の身を抱えたまま趙雲はそこに立往生していた。

 弓と槍と(ほこ)と、あらゆる武器はみな彼の身一つに向って、遠巻きに取囲んでいたが、そのすさまじい姿には敢て誰ひとり近づく者もなかった。

 すると、いつのまにか近づいていた田舎町の河港の口から、十数艘の早舟の群れが扇なりに展開しながら近づいてきた。

 近づくに従って、その早舟の群れからは、鼓の音や(とき)の声が聞えた。


「さては、呉の水軍」


 趙雲は愕然(がくぜん)、色を失った。

 この上は、幼君を(いだ)きまいらせたまま、水中に身を投ぜんか。斬って斬って斬り死せんかと、さいごの肚をきめていた。

 ところが、水中から声があって、


「その船待てっ。わが君の留守をうかがって、幼君阿斗をいずこへ伴い参らすぞ。燕人張飛これにあり、船を止めろっ」
 と、龍神が吼えるかと疑われるばかり聞えた。

「おお、張飛か」


 呼びかけると、一舟の中から、


「趙雲そこにいたか」


 と、下からも呼び返しながら、はやその張飛をはじめ、荊州の味方は、たちまち、八方から鈎縄(かぎなわ)を飛ばして、呉船のまわりに手繰(たぐ)りついた。

 張飛が船上へとび上がると、出合い頭に、周善が(ほこ)をもって斬りかけてきた。龍車に向う蟷螂(とうろう)の斧にひとしい。張飛が、

「くわっ」

 と云ったとたんに、彼の一振した一丈八尺の蛇矛(じゃぼこ)は、周善の首を遠くへ飛ばしていた。


「虫けらめ」


 張飛の眼にふれたらさいご、その者の命はない。呉の兵は人の跫音(あしおと)を聞いた(いなご)のように船じゅうを逃げまわった。


「一匹も生かすか」


 殺伐するに仮借のない張飛は、歩むところに(あけ)をのこしながら胴の間を濶歩(かっぽ)した。

 すると一隅に、侍女たちに囲まれたまま、立ちすくんでいた劉備夫人のすがたがあった。



「……」

 夫人は必死な気位を持って彼を見下ろそうとした。

 しかし張飛のらんらんと燃える眼は、決して、夫人の眸を避けなかった。

 やがて、彼がいう。

「妻たる御方は、良人の留守を守るのが道であるのに、いま荊州を去るとは何事か。それが呉の婦道か」


「……家臣たるものが、主にたいして、そのようなことばを()いてよいものか。それがそち達の士道か」


「……君家を護るは、いうまでもなく、士道のひとつ。たとえ主君の夫人であろうと、それがしはあえていう。お帰んなさい。帰らなければ、引っ吊るしても、荊州城の奥へほうりこみますぞ」


 夫人は白くわなないた。


「……ゆ、ゆるしておくれ。ゆえなく城を出たのではない。母公のご危篤に前後もなくお枕もとへゆくのですから。……もしそち達が、()ってわたくしを荊州へ連れもどるというならば、長江へ身を投げて、この悲しみからのがれるばかりです」

「なに、入水(じゅすい)する?」


 これには張飛も(おびや)かされた。


「おうい、趙雲、ちょっと来てくれ」


「なんだ」


「こういう次第だが、どう処置したらいいか。もし夫人が入水して死んだら、やはりわれらは、臣道にそむくだろうか」
「もちろん、かりそめにも、主君の夫人、また皇叔のお嘆きを考えてもむざむざ、夫人の死を見ているわけにもゆくまい」

「では、幼君だけ取りかえして、夫人はこのまま呉へやるとするか」


「そうするしかあるまい」


「よし、もう一言、いい分をいっておこう」


 張飛は、夫人の前へ戻って、


「あなたの良人は、いやしくも大漢の皇叔。ゆえに、われわれは、臣節を尊んで、あえてあなたを(はずかし)めず、ここでお別れ申すとする。しかし、御用がおすみになったら、早々、ふたたび良人の国へお立ち帰りあれよ」


 告げ終ると、


「おい、趙雲。行こうか」


 と、早舟へ跳び移った。

 趙雲も阿斗(あと)を抱いて、一艘のうちへ跳び下りる。

 そしてその余の早舟十数艘を漕ぎ連れて、近くの油江口(ゆこうこう)へ上陸し、馬に乗って荊州へ帰った。

「よかった。――実によかった。阿斗の君の無事を得たのは、真に二人の働きである」


 孔明は、仔細の報告を、そのまま詳しく書簡にしたため、すぐ蜀の葭萌関(かぼうかん)にある劉備のもとへ早馬をたてて報告しておいた。


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登場人物紹介

劉備玄徳

劉備玄徳

ひげ

劉備玄徳

劉備玄徳

諸葛孔明《しょかつこうめい》

張飛

張飛

髭あり

張飛

関羽

関羽


関平《かんぺい》

関羽の養子

趙雲

趙雲

張雲

黄忠《こうちゅう》

魏延《ぎえん》

馬超

厳顔《げんがん》

劉璋配下から劉備配下

龐統《ほうとう》

糜竺《びじく》

陶謙配下

後劉備の配下

糜芳《びほう》

糜竺《びじく》の弟

孫乾《そんけん》

陶謙配下

後劉備の配下

陳珪《ちんけい》

陳登の父親

陳登《ちんとう》

陶謙の配下から劉備の配下へ、

曹豹《そうひょう》

劉備の配下だったが、酒に酔った張飛に殴られ裏切る

周倉《しゅうそう》

もと黄巾の張宝《ちょうほう》の配下

関羽に仕える

劉辟《りゅうへき》

簡雍《かんよう》

劉備の配下

馬良《ばりょう》

劉備の配下

伊籍《いせき》

法正

劉璋配下

のち劉備配下

劉封

劉備の養子

孟達

劉璋配下

のち劉備配下

商人

宿屋の主人

馬元義

甘洪

李朱氾

黄巾族

老僧

芙蓉

芙蓉

糜夫人《びふじん》

甘夫人


劉備の母

劉備の母

役人


劉焉

幽州太守

張世平

商人

義軍

部下

黄巾族

程遠志

鄒靖

青州太守タイシュ龔景キョウケイ

盧植

朱雋

曹操

曹操

やけど

曹操

曹操


若い頃の曹操

曹丕《そうひ》

曹丕《そうひ》

曹嵩

曹操の父

曹洪


曹洪


曹徳

曹操の弟

曹仁

曹純

曹洪の弟

司馬懿《しばい》仲達《ちゅうたつ》

曹操配下


楽進

楽進

夏侯惇

夏侯惇《かこうじゅん》

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

韓浩《かんこう》

曹操配下

夏侯淵

夏侯淵《かこうえん》

典韋《てんい》

曹操の配下

悪来と言うあだ名で呼ばれる

劉曄《りゅうよう》

曹操配下

李典

曹操の配下

荀彧《じゅんいく》

曹操の配下

荀攸《じゅんゆう》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

徐晃《じょこう》

楊奉の配下、後曹操に仕える

史渙《しかん》

徐晃《じょこう》の部下

満寵《まんちょう》

曹操の配下

郭嘉《かくか》

曹操の配下

曹安民《そうあんみん》

曹操の甥

曹昂《そうこう》

曹操の長男

于禁《うきん》

曹操の配下

王垢《おうこう》

曹操の配下、糧米総官

程昱《ていいく》

曹操の配下

呂虔《りょけん》

曹操の配下

王必《おうひつ》

曹操の配下

車冑《しゃちゅう》

曹操の配下、一時的に徐州の太守

孔融《こうゆう》

曹操配下

劉岱《りゅうたい》

曹操配下

王忠《おうちゅう》

曹操配下

張遼

呂布の配下から曹操の配下へ

張遼

蒋幹《しょうかん》

曹操配下、周瑜と学友

張郃《ちょうこう》

袁紹の配下

賈詡

賈詡《かく》

董卓

李儒

董卓の懐刀

李粛

呂布を裏切らせる

華雄

胡軫

周毖

李傕

李別《りべつ》

李傕の甥

楊奉

李傕の配下、反乱を企むが失敗し逃走

韓暹《かんせん》

宋果《そうか》

李傕の配下、反乱を企むが失敗

郭汜《かくし》

郭汜夫人

樊稠《はんちゅう》

張済

張繍《ちょうしゅう》

張済《ちょうさい》の甥

胡車児《こしゃじ》

張繍《ちょうしゅう》配下

楊彪

董卓の長安遷都に反対

楊彪《ようひょう》の妻

黄琬

董卓の長安遷都に反対

荀爽

董卓の長安遷都に反対

伍瓊

董卓の長安遷都に反対

趙岑

長安までの殿軍を指揮

徐栄

張温

張宝

孫堅

呉郡富春(浙江省・富陽市)の出で、孫子の子孫

孫静

孫堅の弟

孫策

孫堅の長男

孫権《そんけん》

孫権

孫権

孫堅の次男

朱治《しゅち》

孫堅の配下

呂範《りょはん》

袁術の配下、孫策に力を貸し配下になる

周瑜《しゅうゆ》

孫策の配下

周瑜《しゅうゆ》

周瑜

張紘

孫策の配下

二張の一人

張昭

孫策の配下

二張の一人

蒋欽《しょうきん》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

孫権を守って傷を負った

陳武《ちんぶ》

孫策の部下

太史慈《たいしじ》

劉繇《りゅうよう》配下、後、孫策配下


元代

孫策の配下

祖茂

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

韓当

孫堅の配下

黄蓋

孫堅の部下

黄蓋《こうがい》

桓楷《かんかい》

孫堅の部下


魯粛《ろしゅく》

孫権配下

諸葛瑾《しょかつきん》

諸葛孔明《しょかつこうめい》の兄

孫権の配下


呂蒙《りょもう》

孫権配下

虞翻《ぐほん》

王朗の配下、後、孫策の配下

甘寧《かんねい》

劉表の元にいたが、重く用いられず、孫権の元へ

甘寧《かんねい》

凌統《りょうとう》

凌統《りょうとう》

孫権配下


陸遜《りくそん》

孫権配下

張均

督郵

霊帝

劉恢

何進

何后

潘隠

何進に通じている禁門の武官

袁紹

袁紹

劉《りゅう》夫人

袁譚《えんたん》

袁紹の嫡男

袁尚《えんしょう》

袁紹の三男

高幹

袁紹の甥

顔良

顔良

文醜

兪渉

逢紀

冀州を狙い策をねる。

麹義

田豊

審配

袁紹の配下

沮授《そじゅ》

袁紹配下

郭図《かくと》

袁紹配下


高覧《こうらん》

袁紹の配下

淳于瓊《じゅんうけい》

袁紹の配下

酒が好き

袁術

袁胤《えんいん》

袁術の甥

紀霊《きれい》

袁術の配下

荀正

袁術の配下

楊大将《ようたいしょう》

袁術の配下

韓胤《かんいん》

袁術の配下

閻象《えんしょう》

袁術配下

韓馥

冀州の牧

耿武

袁紹を国に迎え入れることを反対した人物。

鄭泰

張譲

陳留王

董卓により献帝となる。

献帝

献帝

伏皇后《ふくこうごう》

伏完《ふくかん》

伏皇后の父

楊琦《ようき》

侍中郎《じちゅうろう》

皇甫酈《こうほれき》

董昭《とうしょう》

董貴妃

献帝の妻、董昭の娘

王子服《おうじふく》

董承《とうじょう》の親友

馬騰《ばとう》

西涼の太守

崔毅

閔貢

鮑信

鮑忠

丁原

呂布


呂布

呂布

呂布

厳氏

呂布の正妻

陳宮

高順

呂布の配下

郝萌《かくほう》

呂布配下

曹性

呂布の配下

夏侯惇の目を射った人

宋憲

呂布の配下

侯成《こうせい》

呂布の配下


魏続《ぎぞく》

呂布の配下

王允

貂蝉《ちょうせん》

孫瑞《そんずい》

王允の仲間、董卓の暗殺を謀る

皇甫嵩《こうほすう》

丁管

越騎校尉の伍俘

橋玄

許子将

呂伯奢

衛弘

公孫瓉

北平の太守

公孫越

王匡

方悦

劉表

蔡夫人

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

蒯良

劉表配下

蒯越《かいえつ》

劉表配下、蒯良の弟

黄祖

劉表配下

黄祖

陳生

劉表配下

張虎

劉表配下


蔡瑁《さいぼう》

劉表配下

呂公《りょこう》

劉表の配下

韓嵩《かんすう》

劉表の配下

牛輔

金を持って逃げようとして胡赤児《こせきじ》に殺される

胡赤児《こせきじ》

牛輔を殺し金を奪い、呂布に降伏するも呂布に殺される。

韓遂《かんすい》

并州《へいしゅう》の刺史《しし》

西涼の太守|馬騰《ばとう》と共に長安をせめる。

陶謙《とうけん》

徐州《じょしゅう》の太守

張闓《ちょうがい》

元黄巾族の陶謙の配下

何曼《かまん》

截天夜叉《せってんやしゃ》

黄巾の残党

何儀《かぎ》

黄巾の残党

田氏

濮陽《ぼくよう》の富豪

劉繇《りゅうよう》

楊州の刺史

張英

劉繇《りゅうよう》の配下


王朗《おうろう》

厳白虎《げんぱくこ》

東呉《とうご》の徳王《とくおう》と称す

厳与《げんよ》

厳白虎の弟

華陀《かだ》

医者

鄒氏《すうし》

未亡人

徐璆《じょきゅう》

袁術の甥、袁胤《えんいん》をとらえ、玉璽を曹操に送った

鄭玄《ていげん》

禰衡《ねいこう》

吉平

医者

慶童《けいどう》

董承の元で働く奴隷

陳震《ちんしん》

袁紹配下

龔都《きょうと》

郭常《かくじょう》

郭常《かくじょう》の、のら息子

裴元紹《はいげんしょう》

黄巾の残党

関定《かんてい》

許攸《きょゆう》

袁紹の配下であったが、曹操の配下へ

辛評《しんひょう》

辛毘《しんび》の兄

辛毘《しんび》

辛評《しんひょう》の弟

袁譚《えんたん》の配下、後、曹操の配下

呂曠《りょこう》

呂翔《りょしょう》の兄

呂翔《りょしょう》

呂曠《りょこう》の弟


李孚《りふ》

袁尚配下

王修

田疇《でんちゅう》

元袁紹の部下

公孫康《こうそんこう》

文聘《ぶんぺい》

劉表配下

王威

劉表配下

司馬徽《しばき》

道号を水鏡《すいきょう》先生

徐庶《じょしょ》

単福と名乗る

劉泌《りゅうひつ》

徐庶の母

崔州平《さいしゅうへい》

孔明の友人

諸葛均《しょかつきん》

石広元《せきこうげん》

孟公威《もうこうい》

媯覧《ぎらん》

戴員《たいいん》

孫翊《そんよく》

徐氏《じょし》

辺洪

陳就《ちんじゅ》

郄慮《げきりょ》

劉琮《りゅうそう》

劉表次男

李珪《りけい》

王粲《おうさん》

宋忠

淳于導《じゅんうどう》

曹仁《そうじん》の旗下《きか》

晏明

曹操配下

鍾縉《しょうしん》、鍾紳《しょうしん》

兄弟

夏侯覇《かこうは》

歩隲《ほしつ》

孫権配下

薛綜《せっそう》

孫権配下

厳畯《げんしゅん》

孫権配下


陸績《りくせき》

孫権の配下

程秉《ていへい》

孫権の配下

顧雍《こよう》

孫権配下

丁奉《ていほう》

孫権配下

徐盛《じょせい》

孫権配下

闞沢《かんたく》

孫権配下

蔡薫《さいくん》

蔡和《さいか》

蔡瑁の甥

蔡仲《さいちゅう》

蔡瑁の甥

毛玠《もうかい》

曹操配下

焦触《しょうしょく》

曹操配下

張南《ちょうなん》

曹操配下

馬延《ばえん》

曹操配下

張顗《ちょうぎ》

曹操配下

牛金《ぎゅうきん》

曹操配下


陳矯《ちんきょう》

曹操配下

劉度《りゅうど》

零陵の太守

劉延《りゅうえん》

劉度《りゅうど》の嫡子《ちゃくし》

邢道栄《けいどうえい》

劉度《りゅうど》配下

趙範《ちょうはん》

鮑龍《ほうりゅう》

陳応《ちんおう》

金旋《きんせん》

武陵城太守

鞏志《きょうし》

韓玄《かんげん》

長沙の太守

宋謙《そうけん》

孫権の配下

戈定《かてい》

戈定《かてい》の弟

張遼の馬飼《うまかい》

喬国老《きょうこくろう》

二喬の父

呉夫人

馬騰

献帝

韓遂《かんすい》

黄奎

曹操の配下


李春香《りしゅんこう》

黄奎《こうけい》の姪

陳群《ちんぐん》

曹操の配下

龐徳《ほうとく》

馬岱《ばたい》

鍾繇《しょうよう》

曹操配下

鍾進《しょうしん》

鍾繇《しょうよう》の弟

曹操配下

丁斐《ていひ》

夢梅《むばい》

許褚

楊秋

侯選

李湛

楊阜《ようふ》

張魯《ちょうろ》

張衛《ちょうえい》

閻圃《えんほ》

劉璋《りゅうしょう》

張松《ちょうしょう》

劉璋配下

黄権《こうけん》

劉璋配下

のち劉備配下

王累《おうるい》

王累《おうるい》

李恢《りかい》

劉璋配下

のち劉備配下

鄧賢《とうけん》

劉璋配下

張任《ちょうじん》

劉璋配下

周善

孫権配下


呉妹君《ごまいくん》

董昭《とうしょう》

曹操配下

楊懐《ようかい》

劉璋配下

高沛《こうはい》

劉璋配下

劉巴《りゅうは》

劉璋配下

劉璝《りゅうかい》

劉璋配下

張粛《ちょうしゅく》

張松の兄


冷苞

劉璋配下

呉懿《ごい》

劉璋の舅

彭義《ほうぎ》

鄭度《ていど》

劉璋配下

韋康《いこう》

姜叙《きょうじょ》

夏侯淵《かこうえん》

趙昂《ちょうこう》

楊柏《ようはく》

張魯配下

楊松

楊柏《ようはく》の兄

張魯配下

費観《ひかん》

劉璋配下

穆順《ぼくじゅん》

楊昂《ようこう》

楊任

崔琰《さいえん》

曹操配下


雷同

郭淮《かくわい》

曹操配下

霍峻《かくしゅん》

劉備配下

夏侯尚《かこうしょう》

曹操配下

夏侯徳

曹操配下

夏侯尚《かこうしょう》の兄

陳式《ちんしき》

劉備配下

杜襲《としゅう》

曹操配下

慕容烈《ぼようれつ》

曹操配下

焦炳《しょうへい》

曹操配下

張翼

劉備配下

王平

曹操配下であったが、劉備配下へ。

曹彰《そうしょう》

楊修《ようしゅう》

曹操配下

夏侯惇

費詩《ひし》

劉備配下

王甫《おうほ》

劉備配下

呂常《りょじょう》

曹操配下

董衡《とうこう》

曹操配下

李氏《りし》

龐徳の妻

成何《せいか》

曹操配下

蒋済《しょうさい》

曹操配下

傅士仁《ふしじん》

劉備配下

徐商

曹操配下


廖化

劉備配下

趙累《ちょうるい》

劉備配下

朱然《しゅぜん》

孫権配下


潘璋

孫権配下

左咸《さかん》

孫権配下

馬忠

孫権配下

許靖《きょせい》

劉備配下

華歆《かきん》

曹操配下

呉押獄《ごおうごく》

典獄

司馬孚《しばふ》

司馬懿《しばい》の弟

賈逵《かき》


曹植


卞氏《べんし》

申耽《しんたん》

孟達の部下

范疆《はんきょう》

張飛の配下

張達

張飛の配下


関興《かんこう》

関羽の息子

張苞《ちょうほう》

張飛の息子

趙咨《ちょうし》

孫権配下

邢貞《けいてい》

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