第28話、関羽、酒前の首

文字数 5,058文字

 悲痛なる夜は明けた。

 敗れた者の傷魂のように、その晩、残月のみが白かった。

「先鋒の味方は全滅したぞ」

「敵の大軍は、勝ちに乗って刻々迫って来つつある――」

 後方の本陣は大動揺を起した。

 総帥の袁紹(えんしょう)唯幕(いばく)の曹操、みな色を変えた。

 (さき)には。

 (ほう)将軍の弟の鮑忠が、抜けがけをして、かなりの味方を損じたという不利な報告があったし、今また、先鋒の孫堅が、木ッ端微塵(みじん)な大敗をこうむったという知らせに、幕営の諸将も、全軍の兵気も、

「いかがすべき?」と、いわんばかり、すっかり意気沮喪(そそう)(てい)であった。

 それか、あらぬか。

 袁紹、曹操を始めとして、十七鎮の諸侯は、その日、本営の一堂に会して、頽勢(たいせい)挽回の大作戦会議をこらしていた。けれど、敵軍の(さかん)なことや、敵将華雄の万夫不当(ばんぷふとう)の勇名に圧しられてか、なんとなく会も萎縮していた。

 総帥の袁紹も、はなはだ冴えない顔をしていた。

 そもそもである。袁紹自身が、孫堅の成功を警戒し、兵糧を送るのを妨げたことが此度の敗戦の原因である。とはいえそれを言うわけにもいかなかった。


 華雄軍は先頃からの勝ちに誇って、


「十八ヵ国十七鎮の大兵と誇称するも、反逆軍は烏合(うごう)(せい)とみえたり。何ほどのこともないぞ」


 と、その(よう)する洛陽の精兵を挙げて、孫堅の一陣を踏みちらし、勢いに乗って汜水関(しすいかん)を出たものであった。

 すでに数十里を、風が木の葉を捲くごとく殺到し、鼓は雲にひびき、(とき)の声は、山川をゆるがし、早くも、ここ革新軍の首脳部たる本陣の間近まで迫って来ていた。


「味方の二陣は、ついに、突破されました」

「三陣も!」

「中軍もかき乱され、危うく見えます」


 刻々の敗報である。

 そして、敵の華雄軍は、長い竿(さお)の先に孫堅の朱い兜をさしあげ、罵詈(ばり)悪口をついて、大河の如くこれへ()せてくる――という伝令のことばだった。

 ひきもきらぬ伝令が、みな味方の危機を告げるばかりなので総大将袁紹をはじめ、満堂の諸将軍もさすがに色を失って、

「いかがせん!」と、浮腰(うきごし)になった。

 曹操は、さすがに、

「狼狽してもしかたがない。こんな時は、よけい胆気(たんき)をすえるに限る」


 と、侍立の部下をかえりみて、


「酒を持ってこい」

 と、命じた。

 酒杯は、各将軍の卓にも、一ツずつ置かれた。曹操は、杯をもつと、ぐびぐび飲んでいた。

 わあっッ……

 うわあっ

 百雷の鳴るような(とき)の声だ。大地が、ぐわうぐわうと地鳴りしている。

 また、血まみれの斥候が一名、堂の階下へ来て、

「だっ、だめですっ」

 絶叫してこときれてしまった。

 すぐまた、次の二、三騎が、


「味方の中軍は、敵の鉄兵に蹂躙(じゅうりん)され、ために、四散して、もはやここの備えも、手薄となりました」

「本陣を、至急、ほかへ移さぬと危ないと思われます。包囲されます」

「あれあれ、あの辺りに、もはや敵の先駆が――」


 告げ来り、告げ去り、もはやここの本陣も、さながら暴風の中心に立つ一木の如く、枝々(しし)みな震い樹葉みなふるえた。


 曹操は、部下に酒をつがせ、なお腰をすえていたが、酔うほどに蒼白となった。

「包囲されては」と、早くも、本陣の退却を、ひそひそ議する者さえある。

 酒どころか、諸将軍の顔の半分以上は、土気色だった。

 万丈の黄塵は天をおおい、山川草木みな血に(うそぶ)く。

 ――時に、突如席を立って、


「云いがいなき味方かな。このうえは、それがしが参って、敵勢をけちらし、味方の頽勢(たいせい)を一気にもり返してお目にかけん」

 と、()ゆるが如くいって、はや剣を鳴らした者がある。

 袁紹(えんしょう)将軍の寵将(ちょうしょう)で、武勇の誉れ高い兪渉(ゆしょう)という大将であった。


「行け」

 袁紹は、壮なりとして、彼に杯を与えた。

 兪渉は、ひと息に飲んで、兵を引いて、敵軍のまっただ中へ駆け入ったが、またたく間に、彼の手勢は敗走して来て、


「兪渉将軍は、乱軍の中に、敵将華雄と出会って、戦うこと、六、七合、たちまち彼の刀に斬って落された」


 とのことに、満堂の諸侯は、驚いていよいよ肌に(あわ)を覚えた。

 すると、太守韓馥(かんふく)が、


「さわぎ給うな。われに一人の勇将あり。いまだかつて、百戦におくれをとったことを知らない潘鳳(はんほう)という者である。彼なれば、たやすく華雄を討ち取ってくるにちがいありません」
 袁紹は、よろこんで、

「どこにおるか、その者は」


「たぶん、後陣の右翼におりましょう」


「すぐこれへ呼べ」
「はっ」

 潘鳳は、召しに応じて手に大きな火焔斧(かえんふ)をひっさげ、黒馬をおどらして、本陣へ馳けて来た。


「いかさま、頼もしげなる豪傑だ。すぐ馳け入って、敵の華雄を討ち取ってこい」


 袁紹の命に潘鳳はかしこまって、直ちに乱軍の中へはいって行ったが、間もなく潘鳳もまた、華雄のために討ち取られ、その首は、敵の凱歌の中に、手玉にとられて、敵を歓ばしめているという報らせに、満堂ふたたび興をさまし、戦意も失ってしまったかに見えた。


 袁紹(えんしょう)は、(もも)を打って嘆声を発した。


「ああ、惜しいかな。こんなことになるならば、わが臣下の、顔良(がんりょう)文醜(ぶんしゅう)の二大将をつれて来るのだったに」


 席を立って、地だんだを踏んだり、また席に返って、嗟嘆(さたん)をつづけた。


「その顔良、文醜の両名は、後詰めの人数を催すために、わざと、国もとへのこして来てしまったが、もしそのうちの一人でもここにいたら敵の華雄を打つことは、手のうちにあったものを! ……」


 と、一座は黙然。

 袁紹の叱咤ばかり高かった。


「ここには、国々の諸侯もかくおりながら、その臣下に、華雄を討つほどの大将一人持っていないとあっては、天下のあざけりではあるまいか。後代までの恥辱ではあるまいか」


 とはいえ、総帥の彼自身が、すでに及ばぬ悔いばかり呶鳴って、焦躁に駆られているので、満座の諸侯とて言葉もなく、皆さしうつ向いているばかりだった。

 すると、その沈痛を破って、


「ここに人なしとは誰かいう。それがし願わくば、命ぜられん。またたく間に、華雄が首をとって、諸侯の台下に献じ奉らん」

 と、叫んだ者があった。

 諸人、驚いて、

「誰か」

 と、見ると、その人、身の丈は長幹の松の如く、髯の長さ剣把(けんぱ)に到り、臥蚕(がさん)の眉、丹鳳(たんほう)(まなこ)、さながら天来の戦鬼が、(こつ)として地に降りたかと疑われた。


「彼は、何者か。いったい誰の手に属している大将か」


 袁紹が訊ねると、公孫瓉(こうそんさん)、それに答えて、


「ここにおる劉備玄徳の弟で、関羽という者です」


「劉備玄徳? はて、誰であったかのう」


 袁紹は首をかしげた。

「これは 涿県楼桑村(たくけんろうそうそん)の生れで、劉備(りゅうび)(あざな)玄徳(げんとく)といって、つい先頃までは、平原県(へいげんけん)(れい)を勤めていた者です」


「オオ、ではかつて、黄巾の乱の折、広宗(こうそう)の野や潁川(えいせん)地方にあって、武名を鳴らした無名の義軍を率いていた人か」

 曹操が思い出した様子で言った。


「そうです」


「道理で――どこかで見たことがあるような気がしていた。……そうそう潁川の合戦で、賊を曠野につつんで焼打ちした時、陣頭でちょっと会釈を交わしたことがある。だいぶ前になるので、とんと見忘れていた」


「して、玄徳殿の弟は、いかなる官職にある者か」


馬弓手(ばきゅうしゅ)をやっています」


 劉備玄徳は答えた。

 聞くなり袁紹は非常に怒って関羽を見下し、


「たかが、下っ端の馬弓手(ばきゅうしゅ)の分際で何を諸侯の前もはばからず、この(せわ)しない軍中で、人もなげなる広言、ひかえろ!」


馬弓手(ばきゅうしゅ)だから、なんだというのです。華雄を討てる者をお望みなのでは」


 劉備玄徳は平然と答えた。身分で人を見下す人間には、もはや慣れきっていた。


「なんだと」


 袁紹は青筋を立てた。

 すると、曹操が(いさ)めて、


「待ち給え。味方同士、怒り合っている場合でない。この人物も、かく諸侯列座のまえで、大言をはくからには、よもいたずらのたわ(ごと)とは思えん。試みに、駆け向わせてみたら如何でしょう。もし敗れて逃げ帰って来たら、その上で罰をただし給え」


「いや、曹操の仰せも、一理あるが如しとはいえ、足軽者の馬弓手などを出して駆け向わせたら、敵の華雄に笑われて、よい土産ばなしと、洛陽までもいい伝えられようが」


「笑わば笑え。曹操が見るところでは、この男、一馬弓手とはいえ、世の常ならぬ面だましいを備えおる。――はや敵も間近、時おくれては、この本陣も蹂躙されん。是非の軍法は後にして執り行えばよし。――関羽。関羽。この酒をひと息のんで、すぐ駆け向え。はや戦え」


 曹操が、酒をついで与えると、関羽は、杯を眺めただけで、再拝しながら、


「ありがたい御意(ぎょい)ですが、そこにお預かりおき下さい。ひと走り行って、華雄の首を引ッさげ帰り、お後で頂戴いたしますから」


 と、八十二斤と称する大青龍刀を横ざまに擁し、そこにあった一頭の馬をひきよせ、ぱっと腰を鞍上へ移すや否、漆黒(しっこく)の髯は面から二つに分かれて風を起し、連れてきた手勢三百をつれ、たちまち戦塵のなかへ姿を没してしまった。


 関羽の(ふる)う青龍刀の向うところ、万丈の血けむりと、碧血(へきけつ)の虹が走った。

 はるかに、味方の陣を捨て、むらがる敵軍の中へ馳け入るなり、


「華雄やある。敵将華雄はいずれにあるぞ。わが雄姿に恐れをなして潜んだるか。出合えっ」


 と、呼ばわった。猛虎が羊の群れを追うように、数万の敵は浪打って散った。

 (とき)の声は、天地をつつみ、鼓声(こせい)はみだれ、山川もうごくかと思われた。

 此方(こなた)――敗色にみなぎっていた味方の本陣では、彼の働きに、一()ののぞみをかけて、


「戦況いかに?」


 と、袁紹、曹操をはじめ、国々の諸侯みな総立ちとなって、帷幕(いばく)のうちから、戦いの空を見まもっていた。

 すると、やがて。

 敵も味方も、鳴りを忘れて、ひそとなった一瞬――まるで血の池を渡って来たような黒馬にまたがって、関羽は静々と、数万の敵兵をしり目に、袁紹、曹操たちの眼のまえに帰ってきた。

 ひらと、馬を降りるや、

「いざ、諸侯のご実検に」

 と、中央の卓の上に、まだ生々しい一個の首級を置いた。

 それは、敵の大将、華雄の首であったから、満堂の諸侯も、階下の兵も、われをわすれて、


「おお、華雄だ」

「華雄の首をうった」


 と、期せずして、万歳をさけぶと、その動揺(どよ)めきに和して、味方の全軍も、いちどに勝鬨(かちどき)をあげた。

 関羽は、数歩すすんで、曹操の前に立ち、血まみれな手のまま、先に預けておいた酒杯(さかずき)を取りあげて、


「――では、このご酒を、頂戴いたします」


 と、胸を張って、ひと息に飲みほした。

 酒は、まだあたたかだった。


「万歳を三唱しよう」

 酒杯(さかずき)を持って、曹操が起立すると、ふたたび破れんばかりな勝鬨の嵐が起った。

 すると、玄徳のうしろから、


「あいや、勝利に酔うのはまだ早い。義兄関羽が、華雄を()ち取ったからには、此方とても、ひと手柄してみせる。この機をはずさず、全軍をすすめ、此方、先鋒に立ってまたたくまに洛陽へ攻め入り、董相国(とうしょうこく)生擒(いけど)って、諸侯の階下にひきすえてお見せ申さん」
 と張飛が叫んだ。

 袁紹の弟、袁術(えんじゅつ)は、にがにがしげに見やって、


「いらざる雑言を申すな。諸侯高官、国々の名将も、謙譲の口をとじて、さし控えておるに、汝、一県令の部下として、身のほどをわきまえんか。調子にのりおって、僭上なやつだ。だまれっ」


 と、叱った。

 曹操が、なだめると、袁術はなおつむじを曲げて、

「かような軽輩を用いて、吾々と同視するなら、自分は自分の兵をまとめて、本国へ帰る」


 と、憤然としていった。

 むずかしくなりそうなので、曹操は、公孫瓉(こうそんさん)に告げて、玄徳、関羽、張飛の三人を、席から退()かした。

 そして、夜になってから玄徳のところへ、ひそかに酒肴を贈って、悪く思わないようにと、三名の心事を慰めた。


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登場人物紹介

劉備玄徳

劉備玄徳

ひげ

劉備玄徳

劉備玄徳

諸葛孔明《しょかつこうめい》

張飛

張飛

髭あり

張飛

関羽

関羽


関平《かんぺい》

関羽の養子

趙雲

趙雲

張雲

黄忠《こうちゅう》

魏延《ぎえん》

馬超

厳顔《げんがん》

劉璋配下から劉備配下

龐統《ほうとう》

糜竺《びじく》

陶謙配下

後劉備の配下

糜芳《びほう》

糜竺《びじく》の弟

孫乾《そんけん》

陶謙配下

後劉備の配下

陳珪《ちんけい》

陳登の父親

陳登《ちんとう》

陶謙の配下から劉備の配下へ、

曹豹《そうひょう》

劉備の配下だったが、酒に酔った張飛に殴られ裏切る

周倉《しゅうそう》

もと黄巾の張宝《ちょうほう》の配下

関羽に仕える

劉辟《りゅうへき》

簡雍《かんよう》

劉備の配下

馬良《ばりょう》

劉備の配下

伊籍《いせき》

法正

劉璋配下

のち劉備配下

劉封

劉備の養子

孟達

劉璋配下

のち劉備配下

商人

宿屋の主人

馬元義

甘洪

李朱氾

黄巾族

老僧

芙蓉

芙蓉

糜夫人《びふじん》

甘夫人


劉備の母

劉備の母

役人


劉焉

幽州太守

張世平

商人

義軍

部下

黄巾族

程遠志

鄒靖

青州太守タイシュ龔景キョウケイ

盧植

朱雋

曹操

曹操

やけど

曹操

曹操


若い頃の曹操

曹丕《そうひ》

曹丕《そうひ》

曹嵩

曹操の父

曹洪


曹洪


曹徳

曹操の弟

曹仁

曹純

曹洪の弟

司馬懿《しばい》仲達《ちゅうたつ》

曹操配下


楽進

楽進

夏侯惇

夏侯惇《かこうじゅん》

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

韓浩《かんこう》

曹操配下

夏侯淵

夏侯淵《かこうえん》

典韋《てんい》

曹操の配下

悪来と言うあだ名で呼ばれる

劉曄《りゅうよう》

曹操配下

李典

曹操の配下

荀彧《じゅんいく》

曹操の配下

荀攸《じゅんゆう》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

徐晃《じょこう》

楊奉の配下、後曹操に仕える

史渙《しかん》

徐晃《じょこう》の部下

満寵《まんちょう》

曹操の配下

郭嘉《かくか》

曹操の配下

曹安民《そうあんみん》

曹操の甥

曹昂《そうこう》

曹操の長男

于禁《うきん》

曹操の配下

王垢《おうこう》

曹操の配下、糧米総官

程昱《ていいく》

曹操の配下

呂虔《りょけん》

曹操の配下

王必《おうひつ》

曹操の配下

車冑《しゃちゅう》

曹操の配下、一時的に徐州の太守

孔融《こうゆう》

曹操配下

劉岱《りゅうたい》

曹操配下

王忠《おうちゅう》

曹操配下

張遼

呂布の配下から曹操の配下へ

張遼

蒋幹《しょうかん》

曹操配下、周瑜と学友

張郃《ちょうこう》

袁紹の配下

賈詡

賈詡《かく》

董卓

李儒

董卓の懐刀

李粛

呂布を裏切らせる

華雄

胡軫

周毖

李傕

李別《りべつ》

李傕の甥

楊奉

李傕の配下、反乱を企むが失敗し逃走

韓暹《かんせん》

宋果《そうか》

李傕の配下、反乱を企むが失敗

郭汜《かくし》

郭汜夫人

樊稠《はんちゅう》

張済

張繍《ちょうしゅう》

張済《ちょうさい》の甥

胡車児《こしゃじ》

張繍《ちょうしゅう》配下

楊彪

董卓の長安遷都に反対

楊彪《ようひょう》の妻

黄琬

董卓の長安遷都に反対

荀爽

董卓の長安遷都に反対

伍瓊

董卓の長安遷都に反対

趙岑

長安までの殿軍を指揮

徐栄

張温

張宝

孫堅

呉郡富春(浙江省・富陽市)の出で、孫子の子孫

孫静

孫堅の弟

孫策

孫堅の長男

孫権《そんけん》

孫権

孫権

孫堅の次男

朱治《しゅち》

孫堅の配下

呂範《りょはん》

袁術の配下、孫策に力を貸し配下になる

周瑜《しゅうゆ》

孫策の配下

周瑜《しゅうゆ》

周瑜

張紘

孫策の配下

二張の一人

張昭

孫策の配下

二張の一人

蒋欽《しょうきん》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

孫権を守って傷を負った

陳武《ちんぶ》

孫策の部下

太史慈《たいしじ》

劉繇《りゅうよう》配下、後、孫策配下


元代

孫策の配下

祖茂

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

韓当

孫堅の配下

黄蓋

孫堅の部下

黄蓋《こうがい》

桓楷《かんかい》

孫堅の部下


魯粛《ろしゅく》

孫権配下

諸葛瑾《しょかつきん》

諸葛孔明《しょかつこうめい》の兄

孫権の配下


呂蒙《りょもう》

孫権配下

虞翻《ぐほん》

王朗の配下、後、孫策の配下

甘寧《かんねい》

劉表の元にいたが、重く用いられず、孫権の元へ

甘寧《かんねい》

凌統《りょうとう》

凌統《りょうとう》

孫権配下


陸遜《りくそん》

孫権配下

張均

督郵

霊帝

劉恢

何進

何后

潘隠

何進に通じている禁門の武官

袁紹

袁紹

劉《りゅう》夫人

袁譚《えんたん》

袁紹の嫡男

袁尚《えんしょう》

袁紹の三男

高幹

袁紹の甥

顔良

顔良

文醜

兪渉

逢紀

冀州を狙い策をねる。

麹義

田豊

審配

袁紹の配下

沮授《そじゅ》

袁紹配下

郭図《かくと》

袁紹配下


高覧《こうらん》

袁紹の配下

淳于瓊《じゅんうけい》

袁紹の配下

酒が好き

袁術

袁胤《えんいん》

袁術の甥

紀霊《きれい》

袁術の配下

荀正

袁術の配下

楊大将《ようたいしょう》

袁術の配下

韓胤《かんいん》

袁術の配下

閻象《えんしょう》

袁術配下

韓馥

冀州の牧

耿武

袁紹を国に迎え入れることを反対した人物。

鄭泰

張譲

陳留王

董卓により献帝となる。

献帝

献帝

伏皇后《ふくこうごう》

伏完《ふくかん》

伏皇后の父

楊琦《ようき》

侍中郎《じちゅうろう》

皇甫酈《こうほれき》

董昭《とうしょう》

董貴妃

献帝の妻、董昭の娘

王子服《おうじふく》

董承《とうじょう》の親友

馬騰《ばとう》

西涼の太守

崔毅

閔貢

鮑信

鮑忠

丁原

呂布


呂布

呂布

呂布

厳氏

呂布の正妻

陳宮

高順

呂布の配下

郝萌《かくほう》

呂布配下

曹性

呂布の配下

夏侯惇の目を射った人

宋憲

呂布の配下

侯成《こうせい》

呂布の配下


魏続《ぎぞく》

呂布の配下

王允

貂蝉《ちょうせん》

孫瑞《そんずい》

王允の仲間、董卓の暗殺を謀る

皇甫嵩《こうほすう》

丁管

越騎校尉の伍俘

橋玄

許子将

呂伯奢

衛弘

公孫瓉

北平の太守

公孫越

王匡

方悦

劉表

蔡夫人

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

蒯良

劉表配下

蒯越《かいえつ》

劉表配下、蒯良の弟

黄祖

劉表配下

黄祖

陳生

劉表配下

張虎

劉表配下


蔡瑁《さいぼう》

劉表配下

呂公《りょこう》

劉表の配下

韓嵩《かんすう》

劉表の配下

牛輔

金を持って逃げようとして胡赤児《こせきじ》に殺される

胡赤児《こせきじ》

牛輔を殺し金を奪い、呂布に降伏するも呂布に殺される。

韓遂《かんすい》

并州《へいしゅう》の刺史《しし》

西涼の太守|馬騰《ばとう》と共に長安をせめる。

陶謙《とうけん》

徐州《じょしゅう》の太守

張闓《ちょうがい》

元黄巾族の陶謙の配下

何曼《かまん》

截天夜叉《せってんやしゃ》

黄巾の残党

何儀《かぎ》

黄巾の残党

田氏

濮陽《ぼくよう》の富豪

劉繇《りゅうよう》

楊州の刺史

張英

劉繇《りゅうよう》の配下


王朗《おうろう》

厳白虎《げんぱくこ》

東呉《とうご》の徳王《とくおう》と称す

厳与《げんよ》

厳白虎の弟

華陀《かだ》

医者

鄒氏《すうし》

未亡人

徐璆《じょきゅう》

袁術の甥、袁胤《えんいん》をとらえ、玉璽を曹操に送った

鄭玄《ていげん》

禰衡《ねいこう》

吉平

医者

慶童《けいどう》

董承の元で働く奴隷

陳震《ちんしん》

袁紹配下

龔都《きょうと》

郭常《かくじょう》

郭常《かくじょう》の、のら息子

裴元紹《はいげんしょう》

黄巾の残党

関定《かんてい》

許攸《きょゆう》

袁紹の配下であったが、曹操の配下へ

辛評《しんひょう》

辛毘《しんび》の兄

辛毘《しんび》

辛評《しんひょう》の弟

袁譚《えんたん》の配下、後、曹操の配下

呂曠《りょこう》

呂翔《りょしょう》の兄

呂翔《りょしょう》

呂曠《りょこう》の弟


李孚《りふ》

袁尚配下

王修

田疇《でんちゅう》

元袁紹の部下

公孫康《こうそんこう》

文聘《ぶんぺい》

劉表配下

王威

劉表配下

司馬徽《しばき》

道号を水鏡《すいきょう》先生

徐庶《じょしょ》

単福と名乗る

劉泌《りゅうひつ》

徐庶の母

崔州平《さいしゅうへい》

孔明の友人

諸葛均《しょかつきん》

石広元《せきこうげん》

孟公威《もうこうい》

媯覧《ぎらん》

戴員《たいいん》

孫翊《そんよく》

徐氏《じょし》

辺洪

陳就《ちんじゅ》

郄慮《げきりょ》

劉琮《りゅうそう》

劉表次男

李珪《りけい》

王粲《おうさん》

宋忠

淳于導《じゅんうどう》

曹仁《そうじん》の旗下《きか》

晏明

曹操配下

鍾縉《しょうしん》、鍾紳《しょうしん》

兄弟

夏侯覇《かこうは》

歩隲《ほしつ》

孫権配下

薛綜《せっそう》

孫権配下

厳畯《げんしゅん》

孫権配下


陸績《りくせき》

孫権の配下

程秉《ていへい》

孫権の配下

顧雍《こよう》

孫権配下

丁奉《ていほう》

孫権配下

徐盛《じょせい》

孫権配下

闞沢《かんたく》

孫権配下

蔡薫《さいくん》

蔡和《さいか》

蔡瑁の甥

蔡仲《さいちゅう》

蔡瑁の甥

毛玠《もうかい》

曹操配下

焦触《しょうしょく》

曹操配下

張南《ちょうなん》

曹操配下

馬延《ばえん》

曹操配下

張顗《ちょうぎ》

曹操配下

牛金《ぎゅうきん》

曹操配下


陳矯《ちんきょう》

曹操配下

劉度《りゅうど》

零陵の太守

劉延《りゅうえん》

劉度《りゅうど》の嫡子《ちゃくし》

邢道栄《けいどうえい》

劉度《りゅうど》配下

趙範《ちょうはん》

鮑龍《ほうりゅう》

陳応《ちんおう》

金旋《きんせん》

武陵城太守

鞏志《きょうし》

韓玄《かんげん》

長沙の太守

宋謙《そうけん》

孫権の配下

戈定《かてい》

戈定《かてい》の弟

張遼の馬飼《うまかい》

喬国老《きょうこくろう》

二喬の父

呉夫人

馬騰

献帝

韓遂《かんすい》

黄奎

曹操の配下


李春香《りしゅんこう》

黄奎《こうけい》の姪

陳群《ちんぐん》

曹操の配下

龐徳《ほうとく》

馬岱《ばたい》

鍾繇《しょうよう》

曹操配下

鍾進《しょうしん》

鍾繇《しょうよう》の弟

曹操配下

丁斐《ていひ》

夢梅《むばい》

許褚

楊秋

侯選

李湛

楊阜《ようふ》

張魯《ちょうろ》

張衛《ちょうえい》

閻圃《えんほ》

劉璋《りゅうしょう》

張松《ちょうしょう》

劉璋配下

黄権《こうけん》

劉璋配下

のち劉備配下

王累《おうるい》

王累《おうるい》

李恢《りかい》

劉璋配下

のち劉備配下

鄧賢《とうけん》

劉璋配下

張任《ちょうじん》

劉璋配下

周善

孫権配下


呉妹君《ごまいくん》

董昭《とうしょう》

曹操配下

楊懐《ようかい》

劉璋配下

高沛《こうはい》

劉璋配下

劉巴《りゅうは》

劉璋配下

劉璝《りゅうかい》

劉璋配下

張粛《ちょうしゅく》

張松の兄


冷苞

劉璋配下

呉懿《ごい》

劉璋の舅

彭義《ほうぎ》

鄭度《ていど》

劉璋配下

韋康《いこう》

姜叙《きょうじょ》

夏侯淵《かこうえん》

趙昂《ちょうこう》

楊柏《ようはく》

張魯配下

楊松

楊柏《ようはく》の兄

張魯配下

費観《ひかん》

劉璋配下

穆順《ぼくじゅん》

楊昂《ようこう》

楊任

崔琰《さいえん》

曹操配下


雷同

郭淮《かくわい》

曹操配下

霍峻《かくしゅん》

劉備配下

夏侯尚《かこうしょう》

曹操配下

夏侯徳

曹操配下

夏侯尚《かこうしょう》の兄

陳式《ちんしき》

劉備配下

杜襲《としゅう》

曹操配下

慕容烈《ぼようれつ》

曹操配下

焦炳《しょうへい》

曹操配下

張翼

劉備配下

王平

曹操配下であったが、劉備配下へ。

曹彰《そうしょう》

楊修《ようしゅう》

曹操配下

夏侯惇

費詩《ひし》

劉備配下

王甫《おうほ》

劉備配下

呂常《りょじょう》

曹操配下

董衡《とうこう》

曹操配下

李氏《りし》

龐徳の妻

成何《せいか》

曹操配下

蒋済《しょうさい》

曹操配下

傅士仁《ふしじん》

劉備配下

徐商

曹操配下


廖化

劉備配下

趙累《ちょうるい》

劉備配下

朱然《しゅぜん》

孫権配下


潘璋

孫権配下

左咸《さかん》

孫権配下

馬忠

孫権配下

許靖《きょせい》

劉備配下

華歆《かきん》

曹操配下

呉押獄《ごおうごく》

典獄

司馬孚《しばふ》

司馬懿《しばい》の弟

賈逵《かき》


曹植


卞氏《べんし》

申耽《しんたん》

孟達の部下

范疆《はんきょう》

張飛の配下

張達

張飛の配下


関興《かんこう》

関羽の息子

張苞《ちょうほう》

張飛の息子

趙咨《ちょうし》

孫権配下

邢貞《けいてい》

孫桓《そんかん》

孫権の甥

呉班

張飛の配下

崔禹《さいう》

孫権配下

張南

劉備配下

淳于丹《じゅんうたん》

孫権配下

馮習

劉備配下


丁奉

孫権配下

傅彤《ふとう》

劉備配下

程畿《ていき》

劉備配下

趙融《ちょうゆう》

劉備配下

朱桓《しゅかん》

孫権配下


常雕《じょうちょう》

曹丕配下

吉川英治


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