第32話、孫堅、玉璽を得る

文字数 5,478文字

 ――一方。

 洛陽の焦土に残った諸侯たちの動静はどうかというに。

 ここはまだ濛々(もうもう)余燼(よじん)のけむりに満ちている。

 七日七夜も焼けつづけたが、なお大地は()めなかった。

 諸侯の兵は、思い思いに陣取って消火に努めていたが、総帥袁紹(えんしょう)の本営でも、旧朝廷の建章殿の(ほと)りを本陣として、内裏(だいり)の灰を掻かせたり、掘りちらされた宗廟(そうびょう)に、早速、仮小屋にひとしい宮を建てさせたりして、日夜、戦後の始末に忙殺されていた。


「仮宮も出来あがったから、とりあえず、太牢(たいろう)を供えて、宗廟の祭を(いとな)もう」


 袁紹は、諸侯の陣へ、使いを派して、参列を求めた。

 いと粗末ではあったが、形ばかりの祭事を行った後、諸侯は連れ立って、今は面影もなくなり果てた禁門の遠方此方(おちこち)を、感慨に打たれながら見廻った。

 そこへ、


熒陽(けいよう)の山地で、曹操の軍は、敵のため殲滅的な敗北をとげ、曹操はわずかな旗下に守られて河内(かだい)へ落ちて行った――」

 という報らせが入った。

 諸侯は、顔見合わせて、


「あの曹操が……」とのみで、多くを語らなかったが、袁紹は、


「それ見たことか」

 と、聞えよがしにいった。

 そしてまた、

「董卓が洛陽を捨てたのは、李儒の献策で、余力をもちながら、自ら先んじて、都府を抛擲(ほうてき)したものだ。――それを一万やそこらの小勢で、追討ちをかけるなど、曹操もまだ若い」


 と、その(せつ)を嘲笑った。

 半焼となっている内裏の鴛鴦殿(えんおうでん)で、一同は小盞(しょうさん)を酌み交わしてわかれた。

 折ふし黄昏(たそが)れかけてきたので、池泉の(ほとり)には芙蓉の花がほの白く、多恨な夕風に揺れていた。

 諸侯はみな帰ったが、孫堅は二、三の従者をつれて、なお去りがてに、逍遥(しょうよう)していた。


「ああ……そこらの花陰や泉の(なぎさ)で、後宮の美人たちがすすり泣きしているようだ。兵馬の使命は、新しい世紀を興すにあるが、創造のまえに破壊がともなう。……ああいかん、多情多恨にとらわれては」


 ひとり建章殿の(きざはし)に坐って、星天を仰ぎ、じっと黙思していた。

 (ぼう)――と、白い一脈の白気が、星の光群をかすめていた。孫堅は、天文を占って、


帝星(ていせい)明らかならず、星座星環(せいかん)みな乱る。――ああ乱世はつづく。焦土はここのみには、(とど)まるまい」

 と、思わず嘆声をあげた。

 すると、階下にいた彼の郎党のひとりが、

「殿。……なんでしょう?」


 怪しんで指さした。


「なにが?」


 孫堅も、(ひとみ)をこらした。


「さっきから見ていますと、この御殿の南の井戸から、時々、五色の光が()しては消え、映しては消え、暗闇で宝石でも見ているようです。……どうも眼のせいとも思われませんが」


「ムム、なるほど。……そういわれてみれば、そんな気もする。炬火(たいまつ)をともして、井戸の中を調べてみろ」


「はっ」

 郎党たちは馳けて行った。

 程なく、井戸のまわりでかざし合う炬火が彼方にうごいていた。そのうちに、郎党たちが、なにか、大声あげて騒ぎだした様子に孫堅も近づいてそこを覗いて見ると、水びたしになった若い女官の死体が引揚げられてあった。――すでに日も経ているらしいが、その装束も尋常(よのつね)女性(にょしょう)とは思われないように美しかった。

 いや、そればかりではない。

 死美人の(かばね)には、もっと麗わしい物が添っていた。それは襟頸にかけて抱いている紫金襴(しきんらん)(ふくろ)だった。

 (ろう)より真白い指が、しっかとそれを抱いている。――死んでも離すまいとする死者の一念が見えた。

 孫堅は、そばへ寄って、近々と死体をながめていたが、


「なんだろう。はて、この嚢を取りあげてみろ」


 郎党に命じて身を退いた。

 彼の従者は、すぐ死美人の頸からそれをはずし取って、孫堅の手へ捧げた。


「おい、炬火(たいまつ)を出せ」


「はっ」

 従者は、彼の左右から、炬火をかざした。


「……?」

 孫堅の眼は、なにか、非常な驚きに輝きだしていた。紫金襴の嚢には、金糸銀糸で瑞鳳彩雲(ずいほうさいうん)刺繍(ぬい)がしてあった。打紐(うちひも)を解いてみると、中から朱い(はこ)があらわれた。その朱さといったらない。おそらく珊瑚朱(さんごしゅ)堆朱(ついしゅ)の類であろう。

 可愛らしい黄金の錠がついている。鍵は見当らない。孫堅は、歯で()んでそれをねじ切った。

 中から出てきたのは、一()の印章であった。とろけるような名石で方円四寸ばかり、石の上部には五龍を彫り、下部の(かど)のすこし欠けた箇所には、黄金の(つくろ)いがほどこしてある。


「おい、程普(ていふ)を呼んで来い。――大急ぎで、ひそかに」


 孫堅は、あわてて云った。

 そしてなおも、


「はてな? ……これは尋常の印顆(いんか)ではないが」


 と、掌中の名石を、恍惚(こうこつ)として凝視していた。

 程普が来た。

 息をきって、使いの者と共に、ここへ近づいて来るなり、


「なんぞ御用ですか」

 と、訊ねた。

 孫堅は、印顆を示して、

「程普。これをなんだと思う?」

 程普は、学識のある者だった。手に取って、一見するなり驚倒せんばかり驚いた。


「太守。あなたはこれを一体、どうなされたのですか」


「いや、いまここを通りかかると井戸のうちから怪しい光を放つので、調べさせてみたところ、この美人の死体が揚ってきた。それはこの死美人が頸にかけていた錦の嚢から出てきた物だ」


「ああもったいない……」
 と程普は自分の掌に礼拝して、

「――これは伝国(でんこく)玉璽(ぎょくじ)です。まぎれもなく、朝廷の玉璽でございます」


「えっ、玉璽だと」

「ごらんなさい。(とく)と――」


 程普は、炬火のそばへ、玉璽を持って行って、それに彫ってある篆字(てんじ)の印文を読んで聞かせた。


受命于天(めいをてんにうく)

既寿永昌(きじゅえいしょう)


「……とございましょうが」


「むむ」


「これはむかし荊山(けいざん)のもとで、鳳凰(ほうおう)が石に棲むのを見て、時の人が、石の心部を切って、()国の文王に献じ、文王は、稀世の璞玉(あらたま)なりと、宝としていましたが、後、(しん)始皇(しこう)の二十六年に、良工を選んでみがかせ、方円四寸の玉璽に作りあげ、李斯(りし)に命じて、この八字を彫らせたものであります」


「ウーム……。なるほど」


「二十八年始皇帝が洞庭湖(どうていこ)をお渡りの折、暴風のために、一時この玉璽も、湖底に沈んだことなどもありましたが、ふしぎにもこの玉璽を持つ者は、一身つつがなく栄え、玉璽もいつか世に現れて、累世(るいせい)朝廷の奥に伝国の宝として、漢の高祖より今日まで、伝え伝えて参った物ですが……どうしてこれが今日の兵火に無事を得たのでしょうか。思えば、実に奇瑞(きずい)の多い玉璽ではあります」


 玉璽を()にしたまま孫堅は、茫然と、程普の物語る由来に聞き()れていた。

 そしてひそかに、思うらく、


(どうして、こんな名宝が、おれの掌に授かったのだろうか?)


 なにか恐ろしい気持さえした。

 程普は、語りつづけて。


「――今、思い合せれば、先年、十常侍(じょうじ)らの乱をかもした折、幼帝には北鄭山(ほくぼうざん)へお遁れ遊ばしましたが、その頃、にわかに玉璽が紛失したという噂が一時立ちました。――今、その玉璽が計らずも、井泉(せいせん)の底より拾い上げられて、太守のお掌に授かるというのは、ただ事ではありません」


「ウーム、自分もそう思う。……まったくこれはただ事ではない」


 孫堅も(うめ)いた。

 程普は、主君の耳へ口をよせて、


「――天が授けたのです。天が、あなた様をして、九五(きゅうご)御位(みくらい)にのぼせ、子孫にわたって、伝国の大統を指命せられた祥瑞(しょうずい)と思われます。……はやく本国へお帰りあって、遠大の計をめぐらすべきではありませんか」

 と、ささやいた。

 孫堅は、大きくうなずいて、


「そうだな」
 と、深く期すもののように、眼を輝かして、居合わせた郎党たちへ云い渡した。

「こよいのことは、断じて、他言は相成らぬぞ。もしほかへ洩らした者あらば、必ず首を刎ねるからそう心得よ」


 やがて、夜も更けて。

 孫堅は、自分の陣へこっそり帰って寝たが、程普は味方の者へ、

「ご主君には、急病を発しられたゆえ、陣を払って、急に本国へお帰りになることになった」


 と、虚病(けびょう)を触れて、その夜からにわかに行旅の支度にかからせた。

 ところが。

 その混雑中に、孫堅についていた郎党のひとりが、袁紹(えんしょう)の陣へ行って、内通した。一部始終を袁紹に告げて、わずかな褒美をもらって姿をくらましていた。


 夜が明けると、孫堅は、何喰わぬ顔して、暇乞いにやって来た。孫堅はわざと、憔悴(しょうすい)した態をよそおって、


「実は」
 ふと、袁紹の顔を見ると笑みを浮かべている。孫堅はいやなものを感じた。
「先頃の汜水関において、袁術殿が我が軍に兵糧を送らなかった件についてお伺いしたい」
 病を理由に本国に帰る話をするつもりだったが、孫堅はとっさに話を変えた。
「オ、なんの話を」
 袁紹は途端に慌てたようすをみせた。
「兵糧を預かっていた袁術殿の判断で行われたという話ですが、それは間違いありませんか」
「アア、下の者に、そそのかされたとか。そのものの首をはね貴殿に許しを請うたと聞いているが」
「本当に遠術殿だけの判断でしょうか」
「何を言いたい」
「袁紹殿もご存じだったのでは」
「なんのことか」
「袁紹殿の指示で、袁術殿が我が軍に兵糧を送らなかったのではないですか」
「わしはそのような指示をだしとらん。遠術が勝手にやったことだ」
 袁紹はしらを切り、すべての責任を遠術になすりつけた。
「兵糧の要請は袁紹殿にしましたよ。総大将である、あなたが知らぬと言うのはおかしいのでは」
 兵糧を預かっているのは、遠術だが、総大将の許しもなくこのようなことをするだろうか。孫堅はそのことが引っかかっていた。それを、この機会にぶつけてみたのである。
「知らぬといったら知らぬ」
「なんとも、白々しい」
 孫堅は吐き捨てるように言った。
「なんだと、わしを嘘つき呼ばわりする気か!」
 袁紹は顔を赤らめ立ち上がった。

「まぁまぁ、そこまでおっしゃるなら、信用いたしましょうか」

「なにを、上から目線で」
「そういうことにしておきましょう。もう終わった話ですし、では、失礼します」
 孫堅は席を立った。
「おい、待て、まだわしの話が」
 袁紹の声を無視して、孫堅は足早に袁紹の陣を去って行った。
「玉璽の件、どうやら、袁紹に漏れているようだ。今夜にでも立つぞ」
「はっ」
 孫堅はその日の夜の内に、陣をたたみ江東へ向かった。
「逃げられたか」
 それを知った袁紹は、怒り、玉璽を盗みだし逃げたと、追討令を出し、孫堅の軍を追わせた。

 孫堅は、ひた走りに本国へ向かって逃げ帰った。

 途中。

 袁紹の追討令で、追手の軍に追われたり、荊州(けいしゅう)劉表(りゅうひょう)に遮られたり、さんざんな憂き目に遭ったが、ついに黄河のほとりまで逃げのびて、一(しゅう)を拾い、からくも江東へ逃げ渡った。

 舟中の身辺をかえりみると、幕下の将兵わずか数名しかいなかった。けれど、彼のふところには伝国の玉璽がまだ失われずにあった。


 洛陽は荒れ果てたままだった。

 掠奪はやまない。酒は盗む。喧嘩はいつも女や賭博のことから始まった。――軍律はあれど威令が添わないのである。洛陽の飢民は、夜ごと悲しげに、廃墟の星空を仰いで、

(こんなことなら、まだ前の董相国(とうしょうこく)の暴政のほうがましと、(つぶや)き合った。

 夜となれば人通りもなく、たまたま闇に聞えるのは、人肉を喰って野生に返った野良犬のさけびか、女の悲鳴ばかりだった。


「太守、お呼びですか」

 劉備玄徳(りゅうびげんとく)は、一夜ひそかに、公孫瓉(こうそんさん)の前に立っていた。

 公孫瓉は、彼に告げた。


「ほかではないが、このごろ、つくづく諸侯の心やまた、総帥(そうすい)袁紹(えんしょう)の胸を察するに、どうも面白くないことばかりだ。袁紹には、この後を処理してゆく力がない。要するに彼は無能だ。きっと今に、収拾できない混乱が起ると思う」


「はい……」

「君もそう思うだろう。君を始め、関羽、張飛などにも、抜群な働きをさせて、なんの酬いるところもなくて気の毒だが、ひとまず洛陽を去って、ご辺も平原へ帰ってはどうか。――自分も陣を引払って去ろうと考える」


「そうですか。――いやまた、時節がありましょう。ではお(いとま)いたします」


 玄徳は、別れを告げた。

 かくて彼は、関羽、張飛のふたりにも、事態をつげて、手勢と共に平原に向かった。

 洛陽には入ったが、ついに、何物も得るところはなく――である。従兵馬装、依然として貧しき元の木阿弥(もくあみ)だった。

 けれど、関羽も張飛も、相かわらず朗らかなものだった。馬上談笑して、村へ着けば、時折に酒など買い、


「まだおれ達の祝杯は、前途いつのことだか分らないが、生命だけはたしかに持って帰れるんだから――少しくらいは祝ってもよかろう。馬上で飲み廻しの旅なんて、洒落(しゃれ)ているぞ」


 などと、いつも日々(これ)好日の(てい)だった。


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登場人物紹介

劉備玄徳

劉備玄徳

ひげ

劉備玄徳

劉備玄徳

諸葛孔明《しょかつこうめい》

張飛

張飛

髭あり

張飛

関羽

関羽


関平《かんぺい》

関羽の養子

趙雲

趙雲

張雲

黄忠《こうちゅう》

魏延《ぎえん》

馬超

厳顔《げんがん》

劉璋配下から劉備配下

龐統《ほうとう》

糜竺《びじく》

陶謙配下

後劉備の配下

糜芳《びほう》

糜竺《びじく》の弟

孫乾《そんけん》

陶謙配下

後劉備の配下

陳珪《ちんけい》

陳登の父親

陳登《ちんとう》

陶謙の配下から劉備の配下へ、

曹豹《そうひょう》

劉備の配下だったが、酒に酔った張飛に殴られ裏切る

周倉《しゅうそう》

もと黄巾の張宝《ちょうほう》の配下

関羽に仕える

劉辟《りゅうへき》

簡雍《かんよう》

劉備の配下

馬良《ばりょう》

劉備の配下

伊籍《いせき》

法正

劉璋配下

のち劉備配下

劉封

劉備の養子

孟達

劉璋配下

のち劉備配下

商人

宿屋の主人

馬元義

甘洪

李朱氾

黄巾族

老僧

芙蓉

芙蓉

糜夫人《びふじん》

甘夫人


劉備の母

劉備の母

役人


劉焉

幽州太守

張世平

商人

義軍

部下

黄巾族

程遠志

鄒靖

青州太守タイシュ龔景キョウケイ

盧植

朱雋

曹操

曹操

やけど

曹操

曹操


若い頃の曹操

曹丕《そうひ》

曹丕《そうひ》

曹嵩

曹操の父

曹洪


曹洪


曹徳

曹操の弟

曹仁

曹純

曹洪の弟

司馬懿《しばい》仲達《ちゅうたつ》

曹操配下


楽進

楽進

夏侯惇

夏侯惇《かこうじゅん》

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

夏侯惇

曹操の配下

左目を曹性に射られる。

韓浩《かんこう》

曹操配下

夏侯淵

夏侯淵《かこうえん》

典韋《てんい》

曹操の配下

悪来と言うあだ名で呼ばれる

劉曄《りゅうよう》

曹操配下

李典

曹操の配下

荀彧《じゅんいく》

曹操の配下

荀攸《じゅんゆう》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

許褚《きょちょ》

曹操の配下

徐晃《じょこう》

楊奉の配下、後曹操に仕える

史渙《しかん》

徐晃《じょこう》の部下

満寵《まんちょう》

曹操の配下

郭嘉《かくか》

曹操の配下

曹安民《そうあんみん》

曹操の甥

曹昂《そうこう》

曹操の長男

于禁《うきん》

曹操の配下

王垢《おうこう》

曹操の配下、糧米総官

程昱《ていいく》

曹操の配下

呂虔《りょけん》

曹操の配下

王必《おうひつ》

曹操の配下

車冑《しゃちゅう》

曹操の配下、一時的に徐州の太守

孔融《こうゆう》

曹操配下

劉岱《りゅうたい》

曹操配下

王忠《おうちゅう》

曹操配下

張遼

呂布の配下から曹操の配下へ

張遼

蒋幹《しょうかん》

曹操配下、周瑜と学友

張郃《ちょうこう》

袁紹の配下

賈詡

賈詡《かく》

董卓

李儒

董卓の懐刀

李粛

呂布を裏切らせる

華雄

胡軫

周毖

李傕

李別《りべつ》

李傕の甥

楊奉

李傕の配下、反乱を企むが失敗し逃走

韓暹《かんせん》

宋果《そうか》

李傕の配下、反乱を企むが失敗

郭汜《かくし》

郭汜夫人

樊稠《はんちゅう》

張済

張繍《ちょうしゅう》

張済《ちょうさい》の甥

胡車児《こしゃじ》

張繍《ちょうしゅう》配下

楊彪

董卓の長安遷都に反対

楊彪《ようひょう》の妻

黄琬

董卓の長安遷都に反対

荀爽

董卓の長安遷都に反対

伍瓊

董卓の長安遷都に反対

趙岑

長安までの殿軍を指揮

徐栄

張温

張宝

孫堅

呉郡富春(浙江省・富陽市)の出で、孫子の子孫

孫静

孫堅の弟

孫策

孫堅の長男

孫権《そんけん》

孫権

孫権

孫堅の次男

朱治《しゅち》

孫堅の配下

呂範《りょはん》

袁術の配下、孫策に力を貸し配下になる

周瑜《しゅうゆ》

孫策の配下

周瑜《しゅうゆ》

周瑜

張紘

孫策の配下

二張の一人

張昭

孫策の配下

二張の一人

蒋欽《しょうきん》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

湖賊だったが孫策の配下へ

周泰《しゅうたい》

孫権を守って傷を負った

陳武《ちんぶ》

孫策の部下

太史慈《たいしじ》

劉繇《りゅうよう》配下、後、孫策配下


元代

孫策の配下

祖茂

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

程普

孫堅の配下

韓当

孫堅の配下

黄蓋

孫堅の部下

黄蓋《こうがい》

桓楷《かんかい》

孫堅の部下


魯粛《ろしゅく》

孫権配下

諸葛瑾《しょかつきん》

諸葛孔明《しょかつこうめい》の兄

孫権の配下


呂蒙《りょもう》

孫権配下

虞翻《ぐほん》

王朗の配下、後、孫策の配下

甘寧《かんねい》

劉表の元にいたが、重く用いられず、孫権の元へ

甘寧《かんねい》

凌統《りょうとう》

凌統《りょうとう》

孫権配下


陸遜《りくそん》

孫権配下

張均

督郵

霊帝

劉恢

何進

何后

潘隠

何進に通じている禁門の武官

袁紹

袁紹

劉《りゅう》夫人

袁譚《えんたん》

袁紹の嫡男

袁尚《えんしょう》

袁紹の三男

高幹

袁紹の甥

顔良

顔良

文醜

兪渉

逢紀

冀州を狙い策をねる。

麹義

田豊

審配

袁紹の配下

沮授《そじゅ》

袁紹配下

郭図《かくと》

袁紹配下


高覧《こうらん》

袁紹の配下

淳于瓊《じゅんうけい》

袁紹の配下

酒が好き

袁術

袁胤《えんいん》

袁術の甥

紀霊《きれい》

袁術の配下

荀正

袁術の配下

楊大将《ようたいしょう》

袁術の配下

韓胤《かんいん》

袁術の配下

閻象《えんしょう》

袁術配下

韓馥

冀州の牧

耿武

袁紹を国に迎え入れることを反対した人物。

鄭泰

張譲

陳留王

董卓により献帝となる。

献帝

献帝

伏皇后《ふくこうごう》

伏完《ふくかん》

伏皇后の父

楊琦《ようき》

侍中郎《じちゅうろう》

皇甫酈《こうほれき》

董昭《とうしょう》

董貴妃

献帝の妻、董昭の娘

王子服《おうじふく》

董承《とうじょう》の親友

馬騰《ばとう》

西涼の太守

崔毅

閔貢

鮑信

鮑忠

丁原

呂布


呂布

呂布

呂布

厳氏

呂布の正妻

陳宮

高順

呂布の配下

郝萌《かくほう》

呂布配下

曹性

呂布の配下

夏侯惇の目を射った人

宋憲

呂布の配下

侯成《こうせい》

呂布の配下


魏続《ぎぞく》

呂布の配下

王允

貂蝉《ちょうせん》

孫瑞《そんずい》

王允の仲間、董卓の暗殺を謀る

皇甫嵩《こうほすう》

丁管

越騎校尉の伍俘

橋玄

許子将

呂伯奢

衛弘

公孫瓉

北平の太守

公孫越

王匡

方悦

劉表

蔡夫人

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

劉琦《りゅうき》

劉表の長男

蒯良

劉表配下

蒯越《かいえつ》

劉表配下、蒯良の弟

黄祖

劉表配下

黄祖

陳生

劉表配下

張虎

劉表配下


蔡瑁《さいぼう》

劉表配下

呂公《りょこう》

劉表の配下

韓嵩《かんすう》

劉表の配下

牛輔

金を持って逃げようとして胡赤児《こせきじ》に殺される

胡赤児《こせきじ》

牛輔を殺し金を奪い、呂布に降伏するも呂布に殺される。

韓遂《かんすい》

并州《へいしゅう》の刺史《しし》

西涼の太守|馬騰《ばとう》と共に長安をせめる。

陶謙《とうけん》

徐州《じょしゅう》の太守

張闓《ちょうがい》

元黄巾族の陶謙の配下

何曼《かまん》

截天夜叉《せってんやしゃ》

黄巾の残党

何儀《かぎ》

黄巾の残党

田氏

濮陽《ぼくよう》の富豪

劉繇《りゅうよう》

楊州の刺史

張英

劉繇《りゅうよう》の配下


王朗《おうろう》

厳白虎《げんぱくこ》

東呉《とうご》の徳王《とくおう》と称す

厳与《げんよ》

厳白虎の弟

華陀《かだ》

医者

鄒氏《すうし》

未亡人

徐璆《じょきゅう》

袁術の甥、袁胤《えんいん》をとらえ、玉璽を曹操に送った

鄭玄《ていげん》

禰衡《ねいこう》

吉平

医者

慶童《けいどう》

董承の元で働く奴隷

陳震《ちんしん》

袁紹配下

龔都《きょうと》

郭常《かくじょう》

郭常《かくじょう》の、のら息子

裴元紹《はいげんしょう》

黄巾の残党

関定《かんてい》

許攸《きょゆう》

袁紹の配下であったが、曹操の配下へ

辛評《しんひょう》

辛毘《しんび》の兄

辛毘《しんび》

辛評《しんひょう》の弟

袁譚《えんたん》の配下、後、曹操の配下

呂曠《りょこう》

呂翔《りょしょう》の兄

呂翔《りょしょう》

呂曠《りょこう》の弟


李孚《りふ》

袁尚配下

王修

田疇《でんちゅう》

元袁紹の部下

公孫康《こうそんこう》

文聘《ぶんぺい》

劉表配下

王威

劉表配下

司馬徽《しばき》

道号を水鏡《すいきょう》先生

徐庶《じょしょ》

単福と名乗る

劉泌《りゅうひつ》

徐庶の母

崔州平《さいしゅうへい》

孔明の友人

諸葛均《しょかつきん》

石広元《せきこうげん》

孟公威《もうこうい》

媯覧《ぎらん》

戴員《たいいん》

孫翊《そんよく》

徐氏《じょし》

辺洪

陳就《ちんじゅ》

郄慮《げきりょ》

劉琮《りゅうそう》

劉表次男

李珪《りけい》

王粲《おうさん》

宋忠

淳于導《じゅんうどう》

曹仁《そうじん》の旗下《きか》

晏明

曹操配下

鍾縉《しょうしん》、鍾紳《しょうしん》

兄弟

夏侯覇《かこうは》

歩隲《ほしつ》

孫権配下

薛綜《せっそう》

孫権配下

厳畯《げんしゅん》

孫権配下


陸績《りくせき》

孫権の配下

程秉《ていへい》

孫権の配下

顧雍《こよう》

孫権配下

丁奉《ていほう》

孫権配下

徐盛《じょせい》

孫権配下

闞沢《かんたく》

孫権配下

蔡薫《さいくん》

蔡和《さいか》

蔡瑁の甥

蔡仲《さいちゅう》

蔡瑁の甥

毛玠《もうかい》

曹操配下

焦触《しょうしょく》

曹操配下

張南《ちょうなん》

曹操配下

馬延《ばえん》

曹操配下

張顗《ちょうぎ》

曹操配下

牛金《ぎゅうきん》

曹操配下


陳矯《ちんきょう》

曹操配下

劉度《りゅうど》

零陵の太守

劉延《りゅうえん》

劉度《りゅうど》の嫡子《ちゃくし》

邢道栄《けいどうえい》

劉度《りゅうど》配下

趙範《ちょうはん》

鮑龍《ほうりゅう》

陳応《ちんおう》

金旋《きんせん》

武陵城太守

鞏志《きょうし》

韓玄《かんげん》

長沙の太守

宋謙《そうけん》

孫権の配下

戈定《かてい》

戈定《かてい》の弟

張遼の馬飼《うまかい》

喬国老《きょうこくろう》

二喬の父

呉夫人

馬騰

献帝

韓遂《かんすい》

黄奎

曹操の配下


李春香《りしゅんこう》

黄奎《こうけい》の姪

陳群《ちんぐん》

曹操の配下

龐徳《ほうとく》

馬岱《ばたい》

鍾繇《しょうよう》

曹操配下

鍾進《しょうしん》

鍾繇《しょうよう》の弟

曹操配下

丁斐《ていひ》

夢梅《むばい》

許褚

楊秋

侯選

李湛

楊阜《ようふ》

張魯《ちょうろ》

張衛《ちょうえい》

閻圃《えんほ》

劉璋《りゅうしょう》

張松《ちょうしょう》

劉璋配下

黄権《こうけん》

劉璋配下

のち劉備配下

王累《おうるい》

王累《おうるい》

李恢《りかい》

劉璋配下

のち劉備配下

鄧賢《とうけん》

劉璋配下

張任《ちょうじん》

劉璋配下

周善

孫権配下


呉妹君《ごまいくん》

董昭《とうしょう》

曹操配下

楊懐《ようかい》

劉璋配下

高沛《こうはい》

劉璋配下

劉巴《りゅうは》

劉璋配下

劉璝《りゅうかい》

劉璋配下

張粛《ちょうしゅく》

張松の兄


冷苞

劉璋配下

呉懿《ごい》

劉璋の舅

彭義《ほうぎ》

鄭度《ていど》

劉璋配下

韋康《いこう》

姜叙《きょうじょ》

夏侯淵《かこうえん》

趙昂《ちょうこう》

楊柏《ようはく》

張魯配下

楊松

楊柏《ようはく》の兄

張魯配下

費観《ひかん》

劉璋配下

穆順《ぼくじゅん》

楊昂《ようこう》

楊任

崔琰《さいえん》

曹操配下


雷同

郭淮《かくわい》

曹操配下

霍峻《かくしゅん》

劉備配下

夏侯尚《かこうしょう》

曹操配下

夏侯徳

曹操配下

夏侯尚《かこうしょう》の兄

陳式《ちんしき》

劉備配下

杜襲《としゅう》

曹操配下

慕容烈《ぼようれつ》

曹操配下

焦炳《しょうへい》

曹操配下

張翼

劉備配下

王平

曹操配下であったが、劉備配下へ。

曹彰《そうしょう》

楊修《ようしゅう》

曹操配下

夏侯惇

費詩《ひし》

劉備配下

王甫《おうほ》

劉備配下

呂常《りょじょう》

曹操配下

董衡《とうこう》

曹操配下

李氏《りし》

龐徳の妻

成何《せいか》

曹操配下

蒋済《しょうさい》

曹操配下

傅士仁《ふしじん》

劉備配下

徐商

曹操配下


廖化

劉備配下

趙累《ちょうるい》

劉備配下

朱然《しゅぜん》

孫権配下


潘璋

孫権配下

左咸《さかん》

孫権配下

馬忠

孫権配下

許靖《きょせい》

劉備配下

華歆《かきん》

曹操配下

呉押獄《ごおうごく》

典獄

司馬孚《しばふ》

司馬懿《しばい》の弟

賈逵《かき》


曹植


卞氏《べんし》

申耽《しんたん》

孟達の部下

范疆《はんきょう》

張飛の配下

張達

張飛の配下


関興《かんこう》

関羽の息子

張苞《ちょうほう》

張飛の息子

趙咨《ちょうし》

孫権配下

邢貞《けいてい》

孫桓《そんかん》

孫権の甥

呉班

張飛の配下

崔禹《さいう》

孫権配下

張南

劉備配下

淳于丹《じゅんうたん》

孫権配下

馮習

劉備配下


丁奉

孫権配下

傅彤《ふとう》

劉備配下

程畿《ていき》

劉備配下

趙融《ちょうゆう》

劉備配下

朱桓《しゅかん》

孫権配下


常雕《じょうちょう》

曹丕配下

吉川英治


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