セリフ詳細

「これはむかし荊山(けいざん)のもとで、鳳凰(ほうおう)が石に棲むのを見て、時の人が、石の心部を切って、()国の文王に献じ、文王は、稀世の璞玉(あらたま)なりと、宝としていましたが、後、(しん)始皇(しこう)の二十六年に、良工を選んでみがかせ、方円四寸の玉璽に作りあげ、李斯(りし)に命じて、この八字を彫らせたものであります」


作品タイトル:三国志

エピソード名:第32話、孫堅、玉璽を得る

作者名:畑山  hatakeyama

125|歴史|完結|156話|1,238,935文字

三国志

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青空文庫より、吉川英治、三国志をチャットノベル化
幾分、内容文章を変えています。