第75話:3人の心

文字数 3,996文字

<3年生 4月26日:東城>

ぶーん、ぶーん

スマホが振動している。
唇を重ね、夢中になっている2人の間に割り込んでくる日常。
電話の向こうにいる相手は、今、2人が息も荒く愛し合っていることも知らず、どこかの部屋の中で、街角で、あるいは人ごみの中で、相手に思いを馳せているのだろう。
秘め事の最中、2人のそんな関係も知らずに送られてくるメッセージが逆に欲情を触発するのか、ますます激しく絡みあい、求めあう、舌と舌。

人目を忍ぶように重ねられていく美砂と東城との逢瀬。


「美砂さ、連休どっか遊びに行かないか」
「え、いくいく! 服とか買いたいんだけど、渋谷とか行こうよ」

うつ伏せになり、ふとんから出た両足を交互にぱたぱたさせながら嬉しそうだ。

「買い物かぁ」
「ねえダメかなぁ? でも、連休長いし。ほかの日には遊園地とか」
「そだな」
「どっか誰にも会わないとこがいいな。そしたら腕組んだりして歩けるし」

美砂の頭を撫でてやる。

「あ~ん、ぐしゃぐしゃになっちゃう」

本当は春菜のような公然の彼女になりたい、という気持ちはある。
だが兄のてまえ、学校や家の近所ではそれは不可能。
彩ケ崎の駅から一緒に帰ることがあっても、手もつなげない。
美砂にはそれが何とも、もどかしいのだ。

「そういえばさっき電話鳴ってなかった?」
「ああ、御山。学祭のことで連絡」

東城はスマホの画面を美砂に向けながら手渡す。
そこには沙貴子らしい丁寧な書き方で、連休中は時間があるので記念祭のことなどを打ち合わせないかという誘いが綴られていた。

美砂は東城が御山と「付き合っている」ことは知っている。
兄がそのことを知っているし、3年生から漏れ伝わってくることを部活仲間を経由して知ることもできるからだ。
だがそれ以前に、聞き出そうとしたわけでもないのに東城自身の口からもそれは伝えられていた。

「運動会で怪我して、運んでやったらそれ以来一方的に惚れられちゃって」
「なんか可哀想だったから手伝ってやったんだよ」
「この前も勝手に手とか握られたし」
「帰りとかもすぐついてくるんだ」
「何か勘違いしてるんだよね、あいつ」

「オレの彼女はお前しかいないから。心配すんな」

少しでも不安そうな顔をすると必ず使われる、締めくくりの言葉。
幼いときから知っている東城は嘘をつくはずはない。
春菜とも別れ、現に自分をとても愛してくれている彼。

東城さんを疑ったりするなんて、なんてダメなんだろ、わたし。
毎日のように会って、他の女が入り込む隙間もないのに。

美砂に落ちた東城だったが、美砂自身も東城という深みに落ちていたのである。完全に。

東城は、あの日沙貴子を愛した。
だが、その1回だけ。
その24時間後には美砂の虜になった。
今や沙貴子は、その美砂との関係をカモフラージュするためだけに存在する都合のいい女ということだ。
それは美砂にとっても同じだ。

「行かなくていいんですか」

一応は聞いてみる。
答えは分かっている。

「なんで? 必要ねーじゃん」

メッセを見終えホーム画面に切り替わる。
背景画像は東城と美砂とのツーショット。

「じゃあ、買い物29日でどうですか」
「ん、分かった。遊園地はどうする?」
「1日と2日は学校あるから…3日にしましょうよ、ねっ!」
「いいよ、分かった」
「で、4日は、」
「え? まだあるの?」
「当たり前ですよぉ。4日はお弁当作ってお台場。5日はそうですね、横濱行きたいな。そして6日は…」

楽しそうに語る美砂。
断る理由はどこにもなかった。

「うん、分かったよ。そうしよう」

にっこり頷き、再び頭を撫でた。

「ああっ、だから、ぐしゃぐしゃに…」

◇    ◇    ◇

<3年生 4月27日:山葉>

さてと、あさってからはゴールデンウィーク。
途中の2日間は平日なので学校はあるが、その後は4連休。
春休み以来のまとまった休みだ。

「山葉くんは何か予定あるの?」

昼休みの屋上。
かすみと東城、それに御山の4人で昼飯中。
話題はやっぱり、連休のことになる。

「俺は、たぶん親んとこ。昨日の夜電話あってさ、航空券とれたって言ってた、2人分」
「樺太かぁ、いいわねぇ。内地から出たことないのよね私のところ」

俺の家は父親が転勤で3年ほど前から樺太に行っている。
母親もダンナ一人じゃ不便だろうということで1カ月おきぐらいのペースで彩ケ崎と樺太を行ったり来たりしているため、年間の半分は兄妹2人で暮らしているということは周知のとおりだ。

「かすみは?」
「うちは連休中もお店やってるから。パートの人が休みで、代わりが、わ・た・し」
「なんか大変だね」
「奮発してもらうけどね」

食堂ダッシュに出遅れ、パンとパックの牛乳だけってのは育ち盛りには厳しい。
幸い2人分の弁当を作ってきた御山が、かすみにも声をかけてくれたので、こうして俺もご相伴(しょうばん)に預かることができ、わびしい昼飯に彩が添えられている。
その弁当はもちろん、東城と一緒に食べようと持ってきたものだ。

「やまふぁ、くぁらふほ~いつ行くんら」

おかずを口の中に入れたまま、フィルターのかかったような声で聞いてくる。

「2日の夜。授業終わってから羽根田。帰りは6日の晩だな」
「そうか…」
「あの、東城さん」
「ん? おいひいよ」

御山が困ったような、けど少し嬉しいような複雑な顔をしている。
味のことを聞きたかったわけではないようだ。

「樺太っていえば、春…ぁ」

珍しく、かすみが拙った。
もちろんこのキーワードが何を指すかは、みんなも分かっている。
春菜だ。
ちらっと東城の方を見るかすみ。

「山葉、春菜に会ってきたら」
「え?」
「アカウント教えるぜ。なんなら連絡しとくし」

玉子焼きを食べながら平然と言う。

「メッセとか、来てるの?」

かすみが驚いた表情だ。
そういえば連絡が来るようになったのを知ってるのは、本人以外は俺だけだったか。

「うん。毎日来る。元気にしてるってさ」
「そうなんだ」

御山は聞こえないふりでもしてるのか、2個目のおにぎりに取り掛かっている。
東城の態度はともかく、今は自分が彼女だという余裕でもあるのだろうか。

「まあ、会えればな。ところで、東城は連休何してんの?」

この話題を長引かせてもアレだと思い切り替えた。

「どこ行っても込みまくりだろ。休みで親父もうちにいてウゼーし。そのへんブラブラしてんじゃねーかな」
「そうか。ま、土産買ってくっから楽しみにしててくれ」
「山葉くん、私はロイドのチョコで許してあげるから」
「かすみは木彫りのクマだよ」
「え~、むかしよくあった、あれでしょ。うちのお店にもあるのよ、あれぇ」
「そうそう、あのシャケくわえてるやつ。山葉、ぜひ買ってやれ」
「わはははは」

結局、ほとんど話題に加わらなかった御山だが、何だか納得したようなホッとした表情を浮かべ3人のやりとりを見つめていた。

「て、あと5分か」

時計を見ると午後の授業まであとわずか。
俺たちは弁当を片付け、教室に戻る準備をする。
そこらへんで同じように昼休みを過ごしていた生徒も引き揚げ始める。
立ち上がり、ぱんぱんとズボンについた塵を払うと心地よい風。
ふと、思い出す。
1年前、2年前、そしてもっと前、春菜と東城の3人でふざけあっていた日々のこと。

春菜か。
   ◇
   ◇
   ◇
東城は謹慎で、さよならも言えなかった彼女の旅立ち。
両親と別れを告げに来た教室で、彼女はうつむいたままだった。
か細い声で「今までありがとう」というのが精一杯で、床には涙がしみをつくっていた。

翌日、彩ケ崎の駅まで見送りに行った数人のクラスメート。
俺たちが着いたときには、もう改札を通った後だった。

「あ、あそこ! 春菜さーーーーーん!」

エスカレーターに乗ろうとしている後姿を見つけ、来栖が手を振る。

「春菜っ!」「佐伯さん!」「佐伯ーーーーっ!」「春菜さんっ」

柏木が叫ぶ。
かすみも、慈乗院も、吉村も。

「春菜」

そして、俺も。

走り寄ってきた春菜は、「うん、うん」と何度も頷くだけで、言葉が出てこない。

「忘れないから」
「連絡ちょうだいね」
「また絶対会おうね」

改札機の横。
冷たいステンレスの柵のところで、手を握り合い、それぞれに声をかける。
俺と目が合ったときは、もうこらえきれなくなったのか、ぐしゃぐしゃになった顔で腕をつかみ、

「薫のこと・・・・うう、頼むね」

それだけ、しぼり出した。

「ああ、任せろ。ほかの女、ぜってー寄せ付けねーから安心しろ。だから、必ず戻って来いよ」
「うう、山葉ぁ」

つられて来栖や吉村も鼻をすする。

改札を通るほかの客は何事かという顔で俺たちの方を見ているが、お構いなしだ。
だが、タイムリミットは近く、残酷なほど残り少ない時間。

「春菜、もう電車来るわよ。みなさん、今まで娘によくして下さって、本当にありがとう」

「間もなく、1番線に特急羽根田エクスプレス17号、羽根田空港行きが参ります。黄色い線の内側まで…」

母親の声にかぶさるように、列車接近のアナウンスが流れる。
黙ってお辞儀する慈乗院や吉村たち。

諦めきれぬ表情で、何度も何度も振り向きながら去っていく春菜。
彼女の視線は俺たちだけでなく、その向こう、ここにはいない東城の姿に向けられていたのだろう。
来るはずのない、来たくても来れない東城に。

「春菜さん」「春菜ぁー!」

もう一度、精一杯彼女の名を呼ぶ来栖や柏木。
銀色の天井の上からは列車の到着した鈍い振動が伝わってくる。
振り返りながらホームに消えていった春菜。
もう姿は見えないのに、立ち尽くしている、かすみや吉村たち。
聞きなれた出発合図のメロディーも、きょうはどこか物悲しい。
鳴り終わり、やがて、線路の継ぎ目を渡る車輪の音。
ごっ・・とん・・・・・ごとん・・・ごとん・・ごとん、ごとん。
その音もだんだんと間隔が短くなっていき、
ごと・・・・・・・

聞こえなくなった。
 ◇
 ◇
 ◇
あの日以来か。

でも、俺は春菜にどんな顔をすればいいんだろうか。
なんて説明したらいいんだろうか。
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登場人物紹介

山葉譲二

・やまは/じょうじ

・2年N組

・出席番号:36

・1月16日生まれ

・16歳

・彩ケ崎中学出身

・電車通学

・本作の主役

・山葉美砂の兄

・部活は性に合わないのでやってない

・父親は樺太に赴任中で母親もたまに不在。こちらでは美砂と2人暮らしになるタイミングもある

・1年時はクラスの文化祭実行委員

・創立記念祭の実行委員

東城薫

・とうじょう/かおる

・2年N組

・出席番号:21

・2月10日生まれ

・16歳

・彩ケ崎中学出身

・電車通学

・本作の主役

・佐伯春菜の彼氏

・山葉譲二の親友

佐伯春菜

・さえき/はるな

・2年N組

・出席番号:15

・3月22日生まれ

・16歳

・帰宅部

・彩ケ崎中学出身

・電車通学

・東城の彼女。中学から付き合っている。小学校も同じだった

・東城、山葉の3人でつるんでいる

・父親が大手商社員

・東城の呼び方は「薫」。一人称は「わたし」

・中学時代はバレーが得意だったらしい

・山葉的には「バカそうに見えるが意思のはっきりした娘で、相手を立てるべきときはちゃんと立てる」良いやつ

・チャーミングで、ちょっとおバカで、スタイルもそこそこ

※アイコンは自作です

山葉美砂

・やまは/みさ

・1年B組

・1月22日生まれ

・15歳

・彩ケ崎中学出身

・家庭部

・電車通学

・山葉譲二の1歳違いの妹

・父の転勤の関係で1年の半分は譲二と2人だけで暮らしている

※アイコンは自作です

紅村涼子

・べにむら/りょうこ

・2年N組

・出席番号:30

・5月3日生まれ

・16歳

・彩ケ崎東中出身

・電車通学

・初期の主人公級キャラ

・ひょんなことから山葉に告って付き合うことになるが、山葉は何とか別れたいと思っている

・なんだかんだで結構可哀想な立ち位置のキャラ

・小5のときに家族の転勤で関西方面からやってきた

・メガネっ娘

※アイコンは自作です

一ノ瀬かすみ

・いちのせ/かすみ

・2年N組

・出席番号:5

・5月15日生まれ

・16歳

・茶道部

・彩ケ崎中学出身

・電車通学

・山葉譲二の幼稚園からの幼馴染。小学校で同級だった最後は6年生で、中学3年間はクラスが同じになることはなかった。譲二の妹・美砂のことも知っている

・おとなしく、相手を慮る気持ちが強い

・自宅は彩ケ崎駅南商店街の蕎麦屋「香澄庵」

・呼びかけ方は「山葉くん」。一人称は「わたし」

※アイコンは自作です

紫村かえで

・しむら/かえで

・2年N組担任(1~3年まで同じ)

・12月6日生まれ

・25歳

・中高大とも美咲女子

・国語担当

・紫村かなでの妹

・面倒見が良く生徒みんなから好かれている

・姉のかなでと一緒に伏木教頭の伯母が経営しているアパートに住んでいる

・軽自動車のコニーに乗っている

※アイコンは自作です

紫村かなで

・しむら/かなで

・2年K組担任

・10月9日生まれ

・26歳

・中高大とも美咲女子

・英語担当

・紫村かえでの姉

・妹かえでよりは性格がきつめ

※アイコンは自作です

穐山冴子

・あきやま/さえこ

・2年N組

・出席番号:1

・7月3日生まれ

・16歳

・フェンシング部

・内部生

・電車通学

・東京市赤坂区

・一応は電車通学

・1人娘で父親は軍人上がりの華族で会社経営者。金持ち

・同じく内部生の紀伊國蓮花と中学からとても親密

・穐山と紀伊國の父親同士は実は仕事での縁が深く旧知。そのため穐山も紀伊國も子供時代からお互いを知っていた

・紀伊國のことは「蓮花」。それ以外も男女問わず呼び捨て。一人称は「わたくし」

・いろんなシーンで登場する準メーンキャラ

※アイコンは自作です

鶯谷ミドリ

・うぐいすだに/みどり

・2年N組

・出席番号:6

・8月25日生まれ

・たぶん16歳

・出身中学設定なし(内部生ではない)

・自宅は東京市淀橋区

・通学手段不明

・一人称は「あたし」「あたしゃ」

・校内の情報に精通しており、ヤバい情報や資料を多数持っている敵に回してはならない女

・たまにしか登場しない

※アイコンは自作です

織川姫子

・おりかわ/ひめこ

・2年N組

・出席番号:7

・2月11日生まれ

・16歳

・内部生

・電車通学

・自宅は横濱。ここからはるばる通っている

・ティーンズ雑誌の街角美少女に選ばれたことがある

・山葉を山葉と呼び捨てで呼ぶ数少ない女子

・一人称は「わたし」

・呼びかけるとき必ず「やあ」で始まる

・登場回数は少なめ

・アイコンは自作です

柏木踊子

・かしわぎ/ようこ

・2年N組

・出席番号:8

・6月13日生まれ

・16歳

・吹奏楽部

・彩ケ崎中学出身

・電車通学

・かすみの実家・香澄庵近くにある小料理屋の娘で、商売柄親同士も仲がいい。かすみとは幼馴染

・後半は比較的登場回数が多い

・山葉と東城に何度かぱんつを見られる

・アイコンは自作です

紀伊國蓮華

・きのくに/れんげ

・2年N組

・出席番号:10

・11月21日生まれ

・16歳

・フェンシング部

・内部生

・電車通学

・自宅は東京市麻布区

・絶えず穐山とともにいる

・穐山のことは「冴子さん」と呼んでいる

・紀伊國と穐山の父親同士は実は仕事の縁で旧知。そのため穐山も紀伊國も子供時代からお互いを知っていた

・非常に清楚な出で立ちでモテるはずだが、穐山がいつもそばにいるので男は寄りつけない

※アイコンは自作です

来栖マリ子

・くるす/まりこ

・2年N組

・出席番号:12

・12月24日生まれ

・16歳

・内部生

・電車通学

・天然。ドジ。料理がゲロマズ(らしい)。憎めない性格

・入学したての主人公たちを校内探検に誘ってくれた

・物語の至る所に出没する

※アイコンは自作です

ジェシカ・ライジングサン

・6月30日生まれ

・2年N組

・出席番号:18

・16歳

・Jessica Risingsun

・アメリカ人の留学生でオタクだが、日本全般の知識が豊富

・同じアメリカ人のレナーテに誤情報を吹き込むことがあり、それが元でレナーテと犬猿の仲

・銀行支店長の家にホームステイしていたが、支店長が不正融資で逮捕され紫村姉妹の家に転がり込む

・本編での登場は少ないが番外編「紫村姉妹の居候」と「ジェシーとレナ」では主役扱い(連載が終わったら公開します)

※アイコンは自作です

慈乗院和歌男

・じじょういん/わかお

・2年N組

・出席番号:19

・10月3日生まれ

・16歳

・太刀川第2中学出身(太刀川市)

・自転車通学

・かえで先生のことが大好きな男子生徒

・中学ではバスケ部だった

・モブだったが、なんだかんだで後半は重要な役割を持つ

・親が、生まれるのは女の子なので「和歌子」って名前にしようと決めていたが、男だったのでヤケクソで和歌男にしたらしい(ただし風説の類)

船橋弥生

・ふなばし/やよい

・2年N組

・出席番号:29

・1月28日生まれ

・16歳

・彩ケ崎南中学出身(御山、吉村と同じ)

・体型はちょっと太めらしい(山葉の見立て)

・物語後半での登場頻度が非常に高いキーキャラ

※アイコンは自作です

御山沙貴子

・みやま/さきこ

・2年N組

・出席番号:33

・8月15日生まれ

・16歳

・彩ケ崎南中学出身(船橋、吉村と同じ)

・バレー部(後に主将)

・電車通学

・物語のとても重要な人物

・1年のとき山葉に着替えを覗かれて以来、山葉のことを徹底的に敵視している

・とても執念深い性格

・同じ中学出身の船橋による中学時代の回想が恐ろしい

※アイコンは自作です

吉村莉緒

・よしむら/りお

・2年N組

・出席番号:38

・11月7日生まれ

・16歳

・彩ケ崎南中学出身(船橋、御山と同じ)

・母親は死んでおり父親が男手ひとつで育てた。学費免除の特待生で入学

・実は美形

・おとなしい性格でクラスでも仲の良さそうな同級生はいないようだが、後半から出番が増える

※アイコンは自作です

レナーテ・バックマン

・2年N組

・出席番号:40

・2月24日生まれ

・16歳

・Renate Bachmann

・セミロングの金髪で青い目。日焼け対策で夏でも白の中間服を着ている

・横里米軍基地の軍医である父親について母と妹とともに日本に来たので留学ではない

・中学までは基地内のスクールだったが高校から神姫に入った

・兄もいるが本国で大学生

・ジェシカにはめられ変な日本語で恥をかかされることが多い

・春菜と仲がよくお泊まりに来たこともある

・日本語で「小川麗菜」という当て字の名前を持っている。ジェシカと吉村が考案したもの

※アイコンは自作です

小錦厚子

・こにしき/あつこ

・理事長兼校長

・誕生日設定なし

・年齢不詳だが60歳は超えてるだろう(山葉の想像)

・かつては国語教員だった

・なぜだか男には「セニョール」と話しかける(が、スペイン系ではない)

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