第56話:けがをした妹

文字数 3,955文字

<2年生 11月13日>

「しかし、酷いことする人いるわね」

文化祭の後片付け。
教室に集まった生徒の間では、朝だというのにすでに話は伝わっているようだ。
   ◇
   ◇
   ◇
昨夜、家に逃げ帰ってそれほど時間のたっていないころ、一本の電話がかかってきた。

盗み聞きと、逃げるときに女生徒を地面に叩きつけてしまった罪悪感から、電話に出るのが何となく怖かった。
一度はスルーしたものの、5分と待たず、またかかってくる電話。
普段、東城たち友人との間ではトークやスマホ通話でのやり取りだ。
それは樺太に行っている両親との間でもそう。
だから、こんな夜に家電にかけてくるのは、違う事情のある人物からに違いないと思ったからだ。
セールスの電話なら昼間だろう。
受話器に手を伸ばすが、取り上げる勇気が出ない。
スマホは落としたまま。
ひょっとして、スマホに出ないことを不審に思った親か、あるいは、事情を知っているかすみとか東城が、結果がどうだったのか知りたくて連絡でもくれているのか。

家に帰ってきたのは、まだ11時前。
最初に帰ろうとしたとき、坂の途中で東城に時間を聞かれたのが9時半だったから、その後学校に戻り、体育館での一件があったにせよ、猛スピードで帰宅したので、電車の待ち時間なんかも考えると、驚異的なスピードといえる。

美砂はまだ帰ってきていないようだ。
部活で出し物をやった生徒は打ち上げみたいなことをするとも聞く。
そういった催しにでも顔を出しているんだろうか。
メッセか何か入ったにしても、スマホがここにない以上、確認はできない。

2度目の電話も切れたが、間髪いれず、三度(みたび)鳴り始めた。
さすがにこれは出ないと拙いか。
どうせ「なぜ出ない」となじられるだろうが、今帰ったところだと言えばいいだろう。
こんなときナンバーディスプレーだったら、などと思っても仕方ない。
クリーム色のプッシュホンの受話器を上げる。

「おい、山葉か!」

声を聞いたとたん、俺は震え上がった。
それは、予想した中では最悪の相手、穐山からの電話だったからだ。

「お、おう。ど、どうしたんだいったい」

努めて平静を装うが、手に汗が滲んでいるのが分かる。

「どうしたんだではない」

穐山は酷く怒っているようで、俺は半ば観念した。
これは、盗み聞きがバレたに違いない。
後姿で分かる筈はないとタカをくくっていたが、クラスメートなんだし、観察眼の鋭い穐山のことだ、俺だと確信する何かを掴んだんだろう。

「貴様、なぜスマホに出んのだ」
「いや、落としちまってさ」

何を隠しても無駄だろう。
スマホをなくしたことも正直に言う。
ひょっとして体育館の近くででも、スマホが拾われているということも考えられるからだ。

「まあ、それはよい。それよりだな、」

いよいよか。

「貴様の妹が暴漢に襲われ、救急車で病院に運ばれたぞ」
「な!」

穐山の説明によるとこうだった。

穐山と紀伊國は文化祭での部のイベントの後始末で、体育館に残っていたのだという。
まあ、これは理由としてはウソだが、体育館にいたのは事実だ。
すると、体育館の外で不審な気配がする。
外に出てみるとちょうど男が走って逃げるところで、穐山も追いかけた。
しかし、その男は猛烈なスピードで走ったまま、ちょうど部室棟近くにいた美砂に背後から激突。
地面に叩きつけられた美砂は脳震盪を起こしてしまったのだという。
穐山は追うのを諦め、救急車を呼んでくれたんだそうだ。
今は美砂に付き添って、病院にいるのだという。

ああ、何てことだ。
俺があの時ぶつかった女の子は美砂だったのだ。
人の秘密を盗み聞きし、あまつさえ自分の妹を病院送りにしちまうなんて。
くそっ、何て人間なんだ俺は!
しかもこんなこと、死ぬまで誰にも言えやしない。

「貴様、聞いているのか!」

憔悴し、返事もできない。
脳震盪なんてよく聞く名前だが、頭だよな。
なんか他に悪いことでも起きなければいいが。
ああ、美砂ごめん! ごめん!
自分の頭をすぐそこの柱に叩きつける。

「…ということだから、貴様も早く病院に来い!」

朦朧とし、まとまりのない頭で何とか病院名と場所を聞き、俺はタクシーで向かった。
   ◇
   ◇
   ◇
「なんにせよ、軽くてよかったわよね」

ホウキを手にしたままのかすみに慰められる。
美砂は一晩だけ入院し、午後には退院だ。
きょうは文化祭の後片付けだけなので、これが終われば迎えに行く。
どの面さげて、とも思うが、こんなこと言えるわけはない。
胸の奥底に突き刺さった、決して抜くことのできないトゲ。
大事には至らなかったとはいえ、これから一生、美砂の顔を見るたびに、このトゲはうずくはずだ。

「山葉、俺も行くわ」

真顔の東城に話しかけられる。
奴も一緒に病院へ迎えに行く気なのだろう。
いろいろなことはあるにせよ、東城が美砂のことを心配しているのは、純粋に俺の妹で、その妹が正体不明の男に蹴り倒されて怪我をしたことを気遣ってだろう。
それも校内で。

学校では夜間の警備を強化することになり、警備会社とも相談しているらしい。
それまでの間は教職員や体育会系の男子生徒を中心に、パトロールもするという。
校内の駐車場にはパトカーが止まり、昨晩に続き現場を調べているようだ。

「美砂ちゃん、かわいそうだね。怖かったろうね」

文化祭で嫌なことがあったにせよ、春菜だって心配している。
学校の中で不審者に襲われたんだ。
同じ女生徒として他人事ではあるまい。

ああ、しかし、これはそんな大層な事件じゃないんだ。
俺だけがすべてを知っている。
実に単純で下らない、クソみたいな理由で起きたことなのに…
なんでだ、なんでこうなる。

気まずそうに返事をする俺は、クラスの連中からは憔悴しきった兄に見えたことだろう。

美砂、そしてみんな、本当にごめん。




美砂が運びこまれたのは隣町・太刀川市にある救急指定病院だった。
あの時間、美咲や彩ケ崎の病院はどこも満床だったらしく、近場で空いているのはここだけだったのだそうだ。

病室に着くと美砂は既に身支度を整え、いつでも退院できる様子だ。
夜のうちに警官がやってきて、あれこれ事情を聴かれたらしいが、あとは病院の手続きが済めば終わりらしい。
美砂の担任である佃先生や部の顧問、上級生ら関係者は午前中に見舞いに来たという。

「美砂のこと、しっかり支えててよ。私もすぐ行くから」

先日樺太に戻ったばかりの母は午前の直行便が満席だったため、千歳経由で夕方には戻ってくるという。

病院の出迎えは俺と東城のほか、かすみ、春菜、穐山、紀伊國の6人でやってきた。

「美砂ちゃん」

病室に入ると、真っ先に東城が声を掛けた。
その瞬間、美砂は目に涙をためて「怖かったです」と東城にしがみついた。

美砂にしてみれば本当に不審者に襲われたわけだから、今でも恐怖を引きずり震えている。
地面に叩きつけられたときについた手や脚の傷はかすり傷程度だったとはいえ、膝や両手に巻かれたガーゼが痛々しい。
事情が事情だけに、しがみついている美砂を見ても俺は何も言えない。
それは春菜も同じだろうに、かすみと2人で肩や背中を抱いて沈痛な表情で慰めている。

「捕まえたら俺が叩きのめしてやる」

吐き捨てるように言う東城の顔は怒りの色に満ち、悔しそうに拳を握り締めた。

ひとしきり東城にしがみついたことで少しは落ち着いたのか、美砂の顔色も戻った感じだ。

「何にしても、怪我も軽くてよかった。不幸中の幸いだ」

それを見て取ったか、穐山が声を掛けると、美砂は東城から離れ、「ありがとうございました」と深々と頭を下げた。
それを見て俺も慌てて感謝の言葉をかける。

「それにしても、本当に逃げ足の速い奴だった」

穐山は昨晩のことを語り始めた。
彼女も午前中には警察の聴取を受けたそうで、その場でも同じ内容を話したという。

「でも、穐山がいて本当に良かったな」
「良くはない」

東城はフォローを入れた、が穐山にしてみれば不審者を取り逃がしたことがどうにも口惜しいはずだ。
俺が美砂にぶつからなければ、あるいは捕まっていたかもしれない。
それほどまでにあの追撃は鬼気迫るものがあった。

「月もなく、暗かったですから」

紀伊國も相槌を打つ。

「日が暮れるのも早いから、部活帰りの人は気をつけないとだね」

春菜は何の気なしに本当の思いを口に出したのだろう。
だが、これがある引き金を引くことになるとは思ってもいなかったに違いない。
それは俺だって同じだった。

「しばらく一緒に帰ってもらえませんか」

話がひと段落しかけたとき、うつむいたままの美砂が漏らした。

美砂はこんなこともあったため、しばらくは部活を休むという。
授業が終わる時間はまだ十分に明るいが、一人で帰るにはやはり不安。
部活もなく、すぐに帰れる東城と春菜に家まで送ってほしいというのだ。

俺はちらっと春菜の顔を窺った。

彼女は東城とも美砂とも視線は合わさず、そらしている。
春菜にしてみれば美砂の気持ちは分かるけれども、それとこれは違う。
やはり面白くないという思いはあるだろう。
しかも、反対なんかできるわけもなく。

東城も昨日の文化祭のとき、指輪を巡って春菜と美砂が険悪になったのを目の当たりにしているため、微妙な表情だ。

しかも「兄貴は、部活のあるかすみ先輩を送ってあげて」
と、断れない、あざとい理由を持ち出し、俺は遠ざけられる。

かすみも事情を知ってはいるが口を挟むこともできず、視線は宙を彷徨っている。

しかし、何も知らない穐山と紀伊國にとって、この提案は実に素晴らしい内容だったのだろう。

「それはいい考えだ」のひと言で、あっさり結論を出されてしまった。

「よろしくお願いします」

いつになく殊勝に頭を下げる美砂に、東城は「うん、そうしよう」と応じ、俺も、かすみも、春菜も、誰も反対できない雰囲気の中、2人の「契約」は成立してしまった。
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登場人物紹介

山葉譲二

・やまは/じょうじ

・2年N組

・出席番号:36

・1月16日生まれ

・16歳

・彩ケ崎中学出身

・電車通学

・本作の主役

・山葉美砂の兄

・部活は性に合わないのでやってない

・父親は樺太に赴任中で母親もたまに不在。こちらでは美砂と2人暮らしになるタイミングもある

・1年時はクラスの文化祭実行委員

・創立記念祭の実行委員

東城薫

・とうじょう/かおる

・2年N組

・出席番号:21

・2月10日生まれ

・16歳

・彩ケ崎中学出身

・電車通学

・本作の主役

・佐伯春菜の彼氏

・山葉譲二の親友

佐伯春菜

・さえき/はるな

・2年N組

・出席番号:15

・3月22日生まれ

・16歳

・帰宅部

・彩ケ崎中学出身

・電車通学

・東城の彼女。中学から付き合っている。小学校も同じだった

・東城、山葉の3人でつるんでいる

・父親が大手商社員

・東城の呼び方は「薫」。一人称は「わたし」

・中学時代はバレーが得意だったらしい

・山葉的には「バカそうに見えるが意思のはっきりした娘で、相手を立てるべきときはちゃんと立てる」良いやつ

・チャーミングで、ちょっとおバカで、スタイルもそこそこ

※アイコンは自作です

山葉美砂

・やまは/みさ

・1年B組

・1月22日生まれ

・15歳

・彩ケ崎中学出身

・家庭部

・電車通学

・山葉譲二の1歳違いの妹

・父の転勤の関係で1年の半分は譲二と2人だけで暮らしている

※アイコンは自作です

紅村涼子

・べにむら/りょうこ

・2年N組

・出席番号:30

・5月3日生まれ

・16歳

・彩ケ崎東中出身

・電車通学

・初期の主人公級キャラ

・ひょんなことから山葉に告って付き合うことになるが、山葉は何とか別れたいと思っている

・なんだかんだで結構可哀想な立ち位置のキャラ

・小5のときに家族の転勤で関西方面からやってきた

・メガネっ娘

※アイコンは自作です

一ノ瀬かすみ

・いちのせ/かすみ

・2年N組

・出席番号:5

・5月15日生まれ

・16歳

・茶道部

・彩ケ崎中学出身

・電車通学

・山葉譲二の幼稚園からの幼馴染。小学校で同級だった最後は6年生で、中学3年間はクラスが同じになることはなかった。譲二の妹・美砂のことも知っている

・おとなしく、相手を慮る気持ちが強い

・自宅は彩ケ崎駅南商店街の蕎麦屋「香澄庵」

・呼びかけ方は「山葉くん」。一人称は「わたし」

※アイコンは自作です

紫村かえで

・しむら/かえで

・2年N組担任(1~3年まで同じ)

・12月6日生まれ

・25歳

・中高大とも美咲女子

・国語担当

・紫村かなでの妹

・面倒見が良く生徒みんなから好かれている

・姉のかなでと一緒に伏木教頭の伯母が経営しているアパートに住んでいる

・軽自動車のコニーに乗っている

※アイコンは自作です

紫村かなで

・しむら/かなで

・2年K組担任

・10月9日生まれ

・26歳

・中高大とも美咲女子

・英語担当

・紫村かえでの姉

・妹かえでよりは性格がきつめ

※アイコンは自作です

穐山冴子

・あきやま/さえこ

・2年N組

・出席番号:1

・7月3日生まれ

・16歳

・フェンシング部

・内部生

・電車通学

・東京市赤坂区

・一応は電車通学

・1人娘で父親は軍人上がりの華族で会社経営者。金持ち

・同じく内部生の紀伊國蓮花と中学からとても親密

・穐山と紀伊國の父親同士は実は仕事での縁が深く旧知。そのため穐山も紀伊國も子供時代からお互いを知っていた

・紀伊國のことは「蓮花」。それ以外も男女問わず呼び捨て。一人称は「わたくし」

・いろんなシーンで登場する準メーンキャラ

※アイコンは自作です

鶯谷ミドリ

・うぐいすだに/みどり

・2年N組

・出席番号:6

・8月25日生まれ

・たぶん16歳

・出身中学設定なし(内部生ではない)

・自宅は東京市淀橋区

・通学手段不明

・一人称は「あたし」「あたしゃ」

・校内の情報に精通しており、ヤバい情報や資料を多数持っている敵に回してはならない女

・たまにしか登場しない

※アイコンは自作です

織川姫子

・おりかわ/ひめこ

・2年N組

・出席番号:7

・2月11日生まれ

・16歳

・内部生

・電車通学

・自宅は横濱。ここからはるばる通っている

・ティーンズ雑誌の街角美少女に選ばれたことがある

・山葉を山葉と呼び捨てで呼ぶ数少ない女子

・一人称は「わたし」

・呼びかけるとき必ず「やあ」で始まる

・登場回数は少なめ

・アイコンは自作です

柏木踊子

・かしわぎ/ようこ

・2年N組

・出席番号:8

・6月13日生まれ

・16歳

・吹奏楽部

・彩ケ崎中学出身

・電車通学

・かすみの実家・香澄庵近くにある小料理屋の娘で、商売柄親同士も仲がいい。かすみとは幼馴染

・後半は比較的登場回数が多い

・山葉と東城に何度かぱんつを見られる

・アイコンは自作です

紀伊國蓮華

・きのくに/れんげ

・2年N組

・出席番号:10

・11月21日生まれ

・16歳

・フェンシング部

・内部生

・電車通学

・自宅は東京市麻布区

・絶えず穐山とともにいる

・穐山のことは「冴子さん」と呼んでいる

・紀伊國と穐山の父親同士は実は仕事の縁で旧知。そのため穐山も紀伊國も子供時代からお互いを知っていた

・非常に清楚な出で立ちでモテるはずだが、穐山がいつもそばにいるので男は寄りつけない

※アイコンは自作です

来栖マリ子

・くるす/まりこ

・2年N組

・出席番号:12

・12月24日生まれ

・16歳

・内部生

・電車通学

・天然。ドジ。料理がゲロマズ(らしい)。憎めない性格

・入学したての主人公たちを校内探検に誘ってくれた

・物語の至る所に出没する

※アイコンは自作です

ジェシカ・ライジングサン

・6月30日生まれ

・2年N組

・出席番号:18

・16歳

・Jessica Risingsun

・アメリカ人の留学生でオタクだが、日本全般の知識が豊富

・同じアメリカ人のレナーテに誤情報を吹き込むことがあり、それが元でレナーテと犬猿の仲

・銀行支店長の家にホームステイしていたが、支店長が不正融資で逮捕され紫村姉妹の家に転がり込む

・本編での登場は少ないが番外編「紫村姉妹の居候」と「ジェシーとレナ」では主役扱い(連載が終わったら公開します)

※アイコンは自作です

慈乗院和歌男

・じじょういん/わかお

・2年N組

・出席番号:19

・10月3日生まれ

・16歳

・太刀川第2中学出身(太刀川市)

・自転車通学

・かえで先生のことが大好きな男子生徒

・中学ではバスケ部だった

・モブだったが、なんだかんだで後半は重要な役割を持つ

・親が、生まれるのは女の子なので「和歌子」って名前にしようと決めていたが、男だったのでヤケクソで和歌男にしたらしい(ただし風説の類)

船橋弥生

・ふなばし/やよい

・2年N組

・出席番号:29

・1月28日生まれ

・16歳

・彩ケ崎南中学出身(御山、吉村と同じ)

・体型はちょっと太めらしい(山葉の見立て)

・物語後半での登場頻度が非常に高いキーキャラ

※アイコンは自作です

御山沙貴子

・みやま/さきこ

・2年N組

・出席番号:33

・8月15日生まれ

・16歳

・彩ケ崎南中学出身(船橋、吉村と同じ)

・バレー部(後に主将)

・電車通学

・物語のとても重要な人物

・1年のとき山葉に着替えを覗かれて以来、山葉のことを徹底的に敵視している

・とても執念深い性格

・同じ中学出身の船橋による中学時代の回想が恐ろしい

※アイコンは自作です

吉村莉緒

・よしむら/りお

・2年N組

・出席番号:38

・11月7日生まれ

・16歳

・彩ケ崎南中学出身(船橋、御山と同じ)

・母親は死んでおり父親が男手ひとつで育てた。学費免除の特待生で入学

・実は美形

・おとなしい性格でクラスでも仲の良さそうな同級生はいないようだが、後半から出番が増える

※アイコンは自作です

レナーテ・バックマン

・2年N組

・出席番号:40

・2月24日生まれ

・16歳

・Renate Bachmann

・セミロングの金髪で青い目。日焼け対策で夏でも白の中間服を着ている

・横里米軍基地の軍医である父親について母と妹とともに日本に来たので留学ではない

・中学までは基地内のスクールだったが高校から神姫に入った

・兄もいるが本国で大学生

・ジェシカにはめられ変な日本語で恥をかかされることが多い

・春菜と仲がよくお泊まりに来たこともある

・日本語で「小川麗菜」という当て字の名前を持っている。ジェシカと吉村が考案したもの

※アイコンは自作です

小錦厚子

・こにしき/あつこ

・理事長兼校長

・誕生日設定なし

・年齢不詳だが60歳は超えてるだろう(山葉の想像)

・かつては国語教員だった

・なぜだか男には「セニョール」と話しかける(が、スペイン系ではない)

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