第32話:体育館裏の惨劇

文字数 3,523文字

<2年生 9月某日・月曜放課後>

図書室での時間つぶしは、いつものかすみとの待ち合わせの時とは違い、落ち着かないものだった。
適当につかんできた本を開きながらも活字を追うことはなく、涼子に何て切り出そうかと、そればかり考えていた。

頭の中で想定問答をやってみるが、自分に都合のいい考えしか浮かばず、予期せぬ反応をされた場合は一体どうなるのか、考えれば考えるほど不安になってくる。
これがもし、ある程度の準備期間を経て今日に至ったのなら、まだ落ち着いていられたのかもしれないが、全く予期せぬ形で「この日」が訪れてしまったのだから仕方ない。
しかも、考えているうちに美砂への怒りみたいなものもこみ上げてきて、ますます考えがまとまらなくなってしまった。

16時になった。

そろそろ体育館裏へ向かおう。
16時過ぎという、やや曖昧な時間設定だが今行けばちょうどいいかもしれない。
こんなとき、先に行って待っているのと先に待っていてもらうのと、どちらが気が楽なのだろうか。

体育館の前を通ると、相も変わらず中からはボールの跳ねる音が聞こえてくる。
いつもはバレー部の連中が気になるが、今日はどうでもいい。
建物の角を回り、いつもの裏手に足を踏み入れた。

そこには、東城と春菜がいた。

「!」

草を分け入る音に気付き、はっとした表情で2人ともこちらを向いたが、気まずそうに横を向いてしまった。
それはこちらも同じだ。
2人は、俺が自分たちに会うためにここに来たと思っているに違いない。
俺は奥に進むこともできず、立ち往生してしまった。
涼子はまだ来ていない。
来てさえいれば、手招きして呼び、さっさと別の場所にでも移れるのだが…

春菜は俺の方に向き直ると、こちらに進んできた。
俺はどうしていいか分からず立ち尽くした。
目の前3メートルぐらいのところで立ち止まると、春菜は両手を腰に当て、黙って俺の目を見据えた。
まるで、これ以上前には行かせないというような表情をしている。

「謝ってよ」

突然、春菜が口を開いた。

「私、全部薫から教えてもらったよ。大雨の日に何があったか。それと、この前の土曜の晩に薫と美砂ちゃんが公園で会って、薫が美砂ちゃんに断ったって話も」
「公園で?」
「そう。美砂ちゃんに呼ばれて、薫、あの日、公園で告られたんだよ」
「……」
「でも、薫、私がいるからって、美砂ちゃんに断ったんだよ」
「…そうだったのか」
「それなのに、薫に何も聞かずに殴ったんだよ、山葉は。だから、謝ってよ」
「……うう」

こんなことは俺の想定問答集にはなかった。
まさか、涼子ではなく、東城と春菜が現れ、しかもこの前のことを詰問されるとは。
頭の中が混乱してきて、どう返事をしていいものか分からない。

「ねえ、山葉。私、こんなのヤだよ。前のような3人に戻ろうよ。でも、謝るだけは謝って…ほしい」

ぽん。
いつの間にか立ち上がった東城が春菜の後ろに歩いてきて、彼女の肩に手を置いた。

「え?」

東城は口が開けないため、春菜の顔を見て2度3度、頷いているだけだ。
やがて、こちらを向くと、片目をつぶって右手で丸をつくった。

「と、東城さ」

俺は何か言おうとした。
それを制して、東城はノートを取り出すと、ボールペンで字を書いてこちらに向けた。

「気にするな」

そう書いてある。

「もう、甘いよ薫わぁ。あんた、悪くないのに殴られたんだよ」

春菜は口を尖らせて東城を睨んでいる。
東城は、そんな春菜の肩をまた、ぽんぽんと叩くと微笑んだ。

俺は、東城と春菜に頭を下げ、ごめん!と謝った。
一歩前に出ると、東城に「俺も殴ってくれ」と頼んだが、ニヤニヤしながら顔を左右に振って断られた。

「もう、しょうがないなぁ」

それを見て、春菜がこちらを向いて続けた。

「じゃあ、代わりに私が殴ってもいい、山葉ぁ?」

春菜の目が妙に輝いている。

「え? ああ、そうしてくれ」

東城は笑いながら、頬を押さえている。
笑いたいのに、傷口が開きそうで痛いのだろう。

「じゃあ、いくよ」

春菜は握り拳をつくると、東城と同じ左の頬に殴りかかってきた。

俺は、こういうのは軽く殴るだけの、一種のセレモニーみたいなものだと思っていた。
しかし、甘かった。
春菜のパンチは本気だった。
相手が女の子とはいえ、ノーガードで食らったため、思わず地べたに腰から崩れ落ちてしまった。
口の中は切れなかったので血は出なかったが、結構効いた。
「大丈夫?」とも言わず、春菜は腰に手を当て、こちらを真顔で見下ろしている。
短いスカートの中に、ぱんつがちらりと見えた。


「ちょっと、春菜さん、何するの!」


何たるタイミングだろう。
涼子が現れた。

涼子は駆け寄ると俺を助け起こし、そのまま春菜に迫った。

「なんで、わたしの山葉くんのこと殴ったのよ!」

わたしの山葉くん?

「…そ、それは」

さしもの春菜も何と答えていいか分からず、狼狽し、後ずさりしようとしている。
東城は口が開かないため説明のしようがなく、首を激しく左右に振り誤解を解こうとしているが、涼子には分かるはずもない。

「春菜さん、説明してよ!」

涼子はなおも食って掛かる。

このままでは、混乱に拍車をかける恐れがあるため、俺は涼子の腕をつかむと、体育館裏から出ようとした。

「ちょっと山葉くん!」
「いいんだ、いいんだ。後で説明するから。とにかく、他の場所へ行こう」
「そんな、ここで説明してよ! ここじゃあ説明できないの?」
「いいから行こう」

涼子の腕を引っ張り戻ろうとした時、下草に足を滑らせ、涼子を上にして折り重なって転んでしまった。

どさっと音がして、青空を背景に涼子の顔が目の前に迫っている。
脚を開いた涼子の下腹部が俺の下腹部に密着し、何とも言えない体温が伝わってくるのが分かった。
俺はとりあえず涼子にどくよう伝えたが、


「山葉くん。何…してる、の?」


倒れたまま、声のする方向を見ると、そこにはかすみが佇んでいた。

「きゃ、きゃすみ! 部活じゃないのか?」
「教室に忘れ物を取りに行って、戻ってきたら体育館裏から声がするから…それで、気になって、見に…来たの。そしたら、山葉くん、紅村さんと」
「ち、違う! かすみ、これは違うぞ!」

俺はもがいた。
しかし、上に重なっている涼子はどく気配を見せない。

「ちょっと、紅村、離れろって!」
「山葉くん、大丈夫?」

全く聞いちゃいませんね。

「東城くん、春菜、これ、どういうことなの?」

かすみは、2人にも意見を求めた。

「え、こ、これは…いろいろ、あって…え、わ、私に聞かれても困るよぉ」

春菜に聞いたところで要領を得るはずもない。
左手を弱々しく顔の前にかかげると、後ずさりを始めた。
それどころかむしろ、「いろいろ」などという曖昧な答え方が、かすみの疑念をさらに増幅させてしまった。

「山葉…くん。紅村さんと…付き合ってる…の?」

かすみが悲しげな表情で俺の方を見た。

「ち、違う、って、おい、だから紅村、離れろ」
「わたし、山葉くんのこと好きなの、一ノ瀬さん」

この野郎!

涼子を押しのけようと両手を伸ばしたら、あろうことか両胸をむんずとつかんでしまった。

「ああああ! 胸を触った!」

かすみの後方で悲鳴に近い声が上がった。

見ると、バレー部の連中だった。

「げええええ! ば、バレー部っ」

「先輩! 御山先輩! みんなー! 山葉が体育館裏で女生徒を襲ってます!」

山葉っておい、呼び捨てかよ!お前1年生だろがっ!
だいたい襲ってるなんて人聞きの悪い!
襲われてるのは、この俺だぁ。
て、そんなこたぁ、どうだっていい。
この状況を何とかせねば。

しかし、その声に御山を初めとするバレー部の連中がわらわらと集まってきてしまった。

「ちょっと! 神聖な体育館の裏で、何やってるのよ!」
「こんなところで白昼堂々、女の子を犯そうとするなんて!」
「サイテー! 変態性欲男! バイアグラ!」
「すけべ! 強姦野郎!」
「インポ野郎!」(意味分かってんのか?)

バレー部員が口々に叫んだ。
中にはスマホで撮影してる奴までいやがる。
「拡散~♪」

こいつらぁ!

騒ぎに気付き、部室棟からも生徒が飛び出してきた。
その中には美砂の姿も、あった。

「あ、兄……貴」
「み……さ」

もうダメだ。
これは、洗いざらい、東城と春菜に説明してもらわないと、この窮地を脱することはできない。
俺は、2人の方を見て、声をかけようとした。
しかし、東城と春菜はさっさとフェンスをよじ登り、とっくの昔に外へ脱出した後だった。

す、捨てられた!?

「これは小錦理事長に報告するしかあるまい」

いつの間にかフェンシング部の穐山まで現れ、腕を組みながら、そこらへんの下級生に指示を飛ばしている。

「私が知らせてきます!」

バレー部の1年生が目を輝かせ、校舎の方に走ってゆく。

俺の学校生活は、ここで終わるの…か
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登場人物紹介

山葉譲二

・やまは/じょうじ

・2年N組

・出席番号:36

・1月16日生まれ

・16歳

・彩ケ崎中学出身

・電車通学

・本作の主役

・山葉美砂の兄

・部活は性に合わないのでやってない

・父親は樺太に赴任中で母親もたまに不在。こちらでは美砂と2人暮らしになるタイミングもある

・1年時はクラスの文化祭実行委員

・創立記念祭の実行委員

東城薫

・とうじょう/かおる

・2年N組

・出席番号:21

・2月10日生まれ

・16歳

・彩ケ崎中学出身

・電車通学

・本作の主役

・佐伯春菜の彼氏

・山葉譲二の親友

佐伯春菜

・さえき/はるな

・2年N組

・出席番号:15

・3月22日生まれ

・16歳

・帰宅部

・彩ケ崎中学出身

・電車通学

・東城の彼女。中学から付き合っている。小学校も同じだった

・東城、山葉の3人でつるんでいる

・父親が大手商社員

・東城の呼び方は「薫」。一人称は「わたし」

・中学時代はバレーが得意だったらしい

・山葉的には「バカそうに見えるが意思のはっきりした娘で、相手を立てるべきときはちゃんと立てる」良いやつ

・チャーミングで、ちょっとおバカで、スタイルもそこそこ

※アイコンは自作です

山葉美砂

・やまは/みさ

・1年B組

・1月22日生まれ

・15歳

・彩ケ崎中学出身

・家庭部

・電車通学

・山葉譲二の1歳違いの妹

・父の転勤の関係で1年の半分は譲二と2人だけで暮らしている

※アイコンは自作です

紅村涼子

・べにむら/りょうこ

・2年N組

・出席番号:30

・5月3日生まれ

・16歳

・彩ケ崎東中出身

・電車通学

・初期の主人公級キャラ

・ひょんなことから山葉に告って付き合うことになるが、山葉は何とか別れたいと思っている

・なんだかんだで結構可哀想な立ち位置のキャラ

・小5のときに家族の転勤で関西方面からやってきた

・メガネっ娘

※アイコンは自作です

一ノ瀬かすみ

・いちのせ/かすみ

・2年N組

・出席番号:5

・5月15日生まれ

・16歳

・茶道部

・彩ケ崎中学出身

・電車通学

・山葉譲二の幼稚園からの幼馴染。小学校で同級だった最後は6年生で、中学3年間はクラスが同じになることはなかった。譲二の妹・美砂のことも知っている

・おとなしく、相手を慮る気持ちが強い

・自宅は彩ケ崎駅南商店街の蕎麦屋「香澄庵」

・呼びかけ方は「山葉くん」。一人称は「わたし」

※アイコンは自作です

紫村かえで

・しむら/かえで

・2年N組担任(1~3年まで同じ)

・12月6日生まれ

・25歳

・中高大とも美咲女子

・国語担当

・紫村かなでの妹

・面倒見が良く生徒みんなから好かれている

・姉のかなでと一緒に伏木教頭の伯母が経営しているアパートに住んでいる

・軽自動車のコニーに乗っている

※アイコンは自作です

紫村かなで

・しむら/かなで

・2年K組担任

・10月9日生まれ

・26歳

・中高大とも美咲女子

・英語担当

・紫村かえでの姉

・妹かえでよりは性格がきつめ

※アイコンは自作です

穐山冴子

・あきやま/さえこ

・2年N組

・出席番号:1

・7月3日生まれ

・16歳

・フェンシング部

・内部生

・電車通学

・東京市赤坂区

・一応は電車通学

・1人娘で父親は軍人上がりの華族で会社経営者。金持ち

・同じく内部生の紀伊國蓮花と中学からとても親密

・穐山と紀伊國の父親同士は実は仕事での縁が深く旧知。そのため穐山も紀伊國も子供時代からお互いを知っていた

・紀伊國のことは「蓮花」。それ以外も男女問わず呼び捨て。一人称は「わたくし」

・いろんなシーンで登場する準メーンキャラ

※アイコンは自作です

鶯谷ミドリ

・うぐいすだに/みどり

・2年N組

・出席番号:6

・8月25日生まれ

・たぶん16歳

・出身中学設定なし(内部生ではない)

・自宅は東京市淀橋区

・通学手段不明

・一人称は「あたし」「あたしゃ」

・校内の情報に精通しており、ヤバい情報や資料を多数持っている敵に回してはならない女

・たまにしか登場しない

※アイコンは自作です

織川姫子

・おりかわ/ひめこ

・2年N組

・出席番号:7

・2月11日生まれ

・16歳

・内部生

・電車通学

・自宅は横濱。ここからはるばる通っている

・ティーンズ雑誌の街角美少女に選ばれたことがある

・山葉を山葉と呼び捨てで呼ぶ数少ない女子

・一人称は「わたし」

・呼びかけるとき必ず「やあ」で始まる

・登場回数は少なめ

・アイコンは自作です

柏木踊子

・かしわぎ/ようこ

・2年N組

・出席番号:8

・6月13日生まれ

・16歳

・吹奏楽部

・彩ケ崎中学出身

・電車通学

・かすみの実家・香澄庵近くにある小料理屋の娘で、商売柄親同士も仲がいい。かすみとは幼馴染

・後半は比較的登場回数が多い

・山葉と東城に何度かぱんつを見られる

・アイコンは自作です

紀伊國蓮華

・きのくに/れんげ

・2年N組

・出席番号:10

・11月21日生まれ

・16歳

・フェンシング部

・内部生

・電車通学

・自宅は東京市麻布区

・絶えず穐山とともにいる

・穐山のことは「冴子さん」と呼んでいる

・紀伊國と穐山の父親同士は実は仕事の縁で旧知。そのため穐山も紀伊國も子供時代からお互いを知っていた

・非常に清楚な出で立ちでモテるはずだが、穐山がいつもそばにいるので男は寄りつけない

※アイコンは自作です

来栖マリ子

・くるす/まりこ

・2年N組

・出席番号:12

・12月24日生まれ

・16歳

・内部生

・電車通学

・天然。ドジ。料理がゲロマズ(らしい)。憎めない性格

・入学したての主人公たちを校内探検に誘ってくれた

・物語の至る所に出没する

※アイコンは自作です

ジェシカ・ライジングサン

・6月30日生まれ

・2年N組

・出席番号:18

・16歳

・Jessica Risingsun

・アメリカ人の留学生でオタクだが、日本全般の知識が豊富

・同じアメリカ人のレナーテに誤情報を吹き込むことがあり、それが元でレナーテと犬猿の仲

・銀行支店長の家にホームステイしていたが、支店長が不正融資で逮捕され紫村姉妹の家に転がり込む

・本編での登場は少ないが番外編「紫村姉妹の居候」と「ジェシーとレナ」では主役扱い(連載が終わったら公開します)

※アイコンは自作です

慈乗院和歌男

・じじょういん/わかお

・2年N組

・出席番号:19

・10月3日生まれ

・16歳

・太刀川第2中学出身(太刀川市)

・自転車通学

・かえで先生のことが大好きな男子生徒

・中学ではバスケ部だった

・モブだったが、なんだかんだで後半は重要な役割を持つ

・親が、生まれるのは女の子なので「和歌子」って名前にしようと決めていたが、男だったのでヤケクソで和歌男にしたらしい(ただし風説の類)

船橋弥生

・ふなばし/やよい

・2年N組

・出席番号:29

・1月28日生まれ

・16歳

・彩ケ崎南中学出身(御山、吉村と同じ)

・体型はちょっと太めらしい(山葉の見立て)

・物語後半での登場頻度が非常に高いキーキャラ

※アイコンは自作です

御山沙貴子

・みやま/さきこ

・2年N組

・出席番号:33

・8月15日生まれ

・16歳

・彩ケ崎南中学出身(船橋、吉村と同じ)

・バレー部(後に主将)

・電車通学

・物語のとても重要な人物

・1年のとき山葉に着替えを覗かれて以来、山葉のことを徹底的に敵視している

・とても執念深い性格

・同じ中学出身の船橋による中学時代の回想が恐ろしい

※アイコンは自作です

吉村莉緒

・よしむら/りお

・2年N組

・出席番号:38

・11月7日生まれ

・16歳

・彩ケ崎南中学出身(船橋、御山と同じ)

・母親は死んでおり父親が男手ひとつで育てた。学費免除の特待生で入学

・実は美形

・おとなしい性格でクラスでも仲の良さそうな同級生はいないようだが、後半から出番が増える

※アイコンは自作です

レナーテ・バックマン

・2年N組

・出席番号:40

・2月24日生まれ

・16歳

・Renate Bachmann

・セミロングの金髪で青い目。日焼け対策で夏でも白の中間服を着ている

・横里米軍基地の軍医である父親について母と妹とともに日本に来たので留学ではない

・中学までは基地内のスクールだったが高校から神姫に入った

・兄もいるが本国で大学生

・ジェシカにはめられ変な日本語で恥をかかされることが多い

・春菜と仲がよくお泊まりに来たこともある

・日本語で「小川麗菜」という当て字の名前を持っている。ジェシカと吉村が考案したもの

※アイコンは自作です

小錦厚子

・こにしき/あつこ

・理事長兼校長

・誕生日設定なし

・年齢不詳だが60歳は超えてるだろう(山葉の想像)

・かつては国語教員だった

・なぜだか男には「セニョール」と話しかける(が、スペイン系ではない)

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