第19話:妹のホクロ

文字数 4,015文字

<2年生 7月14日>

かすみを家まで送り、どこにも寄らずに家に帰った。
きょうは美砂が食事当番なので、買い物もなし。
しかも金曜日なので、あす、あさっては休みだ!
姫高は学校五日制を採用していないので土曜も授業があるが、それも隔週。
あすは、休める土曜日なのだ。
試験も風邪や荒天の影響で少しだけ先に延びた。
美砂は部活をしてからスーパーに寄り、19時ぐらいに帰ってくるから静かだ。
ま、今夜ぐらい、のんびり過ごそう。

カギを開け、玄関を入る。
しかしそこには美砂のこげ茶色のローファーがきちんと並んでいた。

帰ってるのか?

ま、いいや。
それならそれでメシが早くなるってもんで大歓迎だ。

大雨は体が冷えるほどの体感だったが、まだ7月。
これが9月なら台風一過の秋晴れみたいに少しは涼しくもなるんだろうが、夏は始まったばかりで蒸し暑い。
俺はカバンを居間のソファーに投げると、自室には向かわず風呂場に直行した。
こんな日にはシャワーを浴びてさっぱりするに限る。
さっさと制服を脱ぎ捨て、ドアの取っ手に手をかけた瞬間、自分が制服や下着を投げ込んだ脱衣かごのバスタオルの下に、美砂の制服が畳んで入れられているのに気がついた。

「げっ!?」

俺は声にならない声でうめいた。

普段、誰が先に風呂に入るのかは決めていない。
なので、入るときにはお互い部屋をノックして入浴することを告げてから入るようにしていたのだが、ウカツだった。
美砂が帰っていたことは分かっていたが、部屋にいるものだと勝手に思い込んでいたのだ。

これはヤバい。

こんなところでハダカのまんま鉢合わせしたら、殺されてしまう。
そりゃ、幼稚園のころはお互い特に何も意識せず一緒に風呂に入ってもいたさ。
でも、ヨソの家はどうか知らないが、美砂が小学生になって半年もたたないうちに、一緒に入ることを断られた。
「お兄ちゃんと一緒に入るの、もうヤだ」と言ってきたのだ。
結構ショックだったのを覚えている。
それからほぼ10年。
あいつは高校1年。
俺は高校2年。
どこをどう考えたって拙い。
美砂の胸は少しは膨らんだろうか、ヘソの右下にホクロがあったな、なんてことを考えてる場合じゃない!

俺は、直ちに脱出すべく、しかしゆっくりと、気配を感じ取られぬよう、脱いだばかりの制服に手を伸ばした。
が、その瞬間、すりガラスの折りたたみドアの向こうに、いきなり肌色のかたまりが現れた。

美砂だ! ハダカだ! 当たり前だ!

急に風呂から出る気になったのか、あるいは脱衣所にある何かを取るためなのか、そんなことはどうでもいい。
美砂が出てくる!

ど、どうする?
このまま逃げるか?
でも、俺の服は?
しかもこっちだってハダカだ。
前を隠す葉っぱすらないぜ!

「み…!」

「さ」という言葉は出てこなかった。
いや、出てこなかったのではなく、発する間もなかったというのが正解だろう。

ガラっという、折りたたみサッシ特有の音を立て、ドアは開いた。
俺はカゴの中の制服に手を伸ばした状態で止まっていた。
美砂は状況が飲み込めていないのか、完全に無防備な裸体を実の兄の前に晒している。
時間が動かない。
1秒が長い。
お互いの目が合った。

あとは、アニメやコミックであるのと全く同じ修羅場が訪れた。


その日、晩飯はなかった。


これはフカコーリョクであり、どっちが悪いという問題じゃない。

当然、覗こうとしてあの場にいたわけじゃないってことは、こっちがハダカだったってことで、美砂も分かっているだろう。
つーか、妹のハダカなんて興味ねーって。
まあ、どうしても善悪をつけなきゃならないとしたら、不注意だった俺ってことになるだろう。
でもそれだって100対0で俺が悪いんじゃないぞ。
せいぜい55対45だと思うんだが…な。
俺だってハダカ見られた被害者なんだし。

とは言うものの、兄にあられもない姿を見られた美砂がシャンプーやトリートメントのボトルだけでなく、洗面器や、でっかい風呂のフタまで投げつけてきた怒りは分かる。
こっちもハダカという恥ずかしさから思うようによけられず、全弾命中してしまい、あちこち痛い。

その後、美砂は無言で思い切りドアを閉めて部屋にこもり、俺は空腹だ。

台所に行けば美砂が買ってきた材料があるだろうから何か作ろうか。
あるいはデリバリーのピザでも取るか、外メシにでも出るか、コンビニ弁当にするか、それともジャンクで済ますか…

いろいろ考えたが、結局は俺がしばらく外出してホトボリを冷ますのが一番だということに思い至った。
まあ、お互いその方が思いっきり呼吸もできるってもんで、なんか俺が出てくってことに微妙に納得できない思いはあったが、まあいいだろう。

しかし、出かけるっていっても、一人じゃな。
本当はかすみに会いたいが、もう夜も9時を回り、いくらなんでも拙い。
こういうときに便利なのは東城だ。
スマホであからさまにしゃべるのも隣の部屋の美砂に聞こえそうなので、トークアプリで連絡を入れた。
都合が悪いなら、すぐに返事は来ないだろう。
だが、ものの1分で反応があった。
休み前なので駅前のカラオケボックスに春菜といるという。

「俺、ちょっち出かけてくっから」

この前の行方不明騒ぎもあったので、一応美砂の部屋のドアに向かって声をかけ、出かけた。

◇    ◇    ◇

彩ケ崎の駅は電車が折り返せるぐらいだから、元町の駅よりでかい。
市内電車も4方向から集まっており、小さいがデパートもあるし、ファミレスやゲーセンもそれなりに充実している。
東城と春菜はかすみの実家の蕎麦屋「香澄庵」にほど近いツタックスの中にいた。
そしてもう一人、レナーテがいたのは驚きだった。

「うい~っす」

3人は夜7時ぐらいから歌い続けていたそうで、半分脱力している。

「ま、駆けつけ3曲ってことで」
「山葉ぁ、いつものアレ、聞かせてよ」
「ヤマハの歌聞くの初めてね」

それぞれに歌の催促をされ、入店と同時に3曲といわず、10曲近くを一人で歌わされてしまった。

レナーテ・バックマンはアメリカ人だ。
本当なら自分の国のハイスクールにでも行ってるはずだったのだが、父親が軍人で太刀川の北にある横里基地に勤務しており、母と妹とともに日本にやってきた。
本国には大学に通う兄がいるという。
せっかくだから基地内のスクールではなく日本の学校に通いたいということで、留学生や海外帰国子女も積極的に受け入れている姫高に入学したのだ。
同じアメリカ人のジェシカ・ライジングサンという日本かぶれの子もN組にいるが、犬猿の仲だ。

レナーテは日本のことや分からないことは何でも自分で調べる主義らしいが、おせっかいなジェシカがいろいろ口出しし、しかもその情報が全くのデタラメあるいはレナーテを貶める内容だったことが何度かあったそうだ。
たとえば、コミックを読んでいる女の人には「フジョシデスカ?」と話しかければ喜ばれるとか、男2人組を見たら「ヤオイ」と挨拶するといいとか滅茶苦茶で、それが元でケンカになったというのがもっぱらのウワサだ。
俺はそのとき現場にはいなかったが、見たヤツの話によると、当然英語でやりあっていて「シエット」とか「ファ○ク」という言葉以外、何がなんだか分からなかったが「とにかくすごかった」そうだ。

22時半近くになり、いよいよ追い出されることになった。
融通の効く店だが、高校生がこんな時間にいるのが警察にバレたりするのは拙いってことだろう。
最後に4人でなぜか「君が代」を歌って、店を出た。

きょうレナーテは春菜の家にお泊まりだという。
日本の一般家庭を体験してみたいということで、社宅住まいで普段から仲のいい春菜に頼んだらしい。
俺は俺で、それなら国防軍官舎に住んでいる御山が適任じゃないかとも思ったが。
ま、どうでもいいや。

駅前で春菜とレナーテと別れた。

東城は俺が何か言いたそうにしてるのを察したのか、ファミレスで茶でも飲もうと誘ってくれた。
カラオケで何も食えなかったので渡りに船で快諾し、新しくできたばかりの「すかいあ~く彩ケ崎店」に行ってみた。

店に入ると一番奥の席に座った。
窓際でもいいんだが、通りがかった巡査や補導員に目をつけられたりするのも不快だったからだ。

ほどなくして、小柄で髪を金色に染めた女の子がオーダーを取りにきた。
胸の名札には「東城」と書いてあり、それを目ざとく見つけた東城が「きみも東城って名字なの? オレもだよ」「え~、そうなんですか、親戚じゃないですよね」「とうじょうって、じょうの字が城なのって珍しいから遠い親戚かも」などとちょっとだけ盛り上がったが、彼女も仕事だ。適当なタイミングでオーダーを取り、厨房に下がっていった。


「でよ、来栖のヤツがドジでさぁ。巻き添えってやつよ!」
「でも、あいつのメシを残さず食ってよく死ななかったな」

メシを食いながら、クラスの話や去年の夏合宿の話題で盛り上がった。
食器も下げられ、テーブルの上にはコーヒーが並んでいる。

「で、お前どうしたの今夜? メシって美砂ちゃんとかお前が作ってるんじゃなかったっけ」
「いや、それがよ…」

東城が理由を聞いてきたので、例のハダカの一件を話し始めた。
まあ、こいつとはこういう内容の話もよくするんで、何ら恥ずかしいこともない。
春菜に筒抜けになる可能性もあるが、それもまあ織り込み済みだ。

「そっか、で食いっぱぐれたってワケか」
「まあよ、そういうこった」

コーヒーをすすりながら、俺は面白おかしく説明した。
東城は肘をついた右手の拳に顎を乗せニコニコ聞いている。

「しかしよ、この歳になって妹の素っ裸を見ることになるとはね」
「あはははは、ヘソのとこにホクロがあってかわいいよな」

「……!」

一瞬にして気まずい空気が流れ、凍りついた。

東城が美砂のヘソの右下にあるホクロをなんで知ってるんだ。
こいつ、この前の大雨の晩、ずっと美砂と一緒にいたと言っていたな。

ま…さか

俺は一気に険しい表情になったのが自分でも分かった。

「おい、東城」
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

山葉譲二

・やまは/じょうじ

・2年N組

・出席番号:36

・1月16日生まれ

・16歳

・彩ケ崎中学出身

・電車通学

・本作の主役

・山葉美砂の兄

・部活は性に合わないのでやってない

・父親は樺太に赴任中で母親もたまに不在。こちらでは美砂と2人暮らしになるタイミングもある

・1年時はクラスの文化祭実行委員

・創立記念祭の実行委員

東城薫

・とうじょう/かおる

・2年N組

・出席番号:21

・2月10日生まれ

・16歳

・彩ケ崎中学出身

・電車通学

・本作の主役

・佐伯春菜の彼氏

・山葉譲二の親友

佐伯春菜

・さえき/はるな

・2年N組

・出席番号:15

・3月22日生まれ

・16歳

・帰宅部

・彩ケ崎中学出身

・電車通学

・東城の彼女。中学から付き合っている。小学校も同じだった

・東城、山葉の3人でつるんでいる

・父親が大手商社員

・東城の呼び方は「薫」。一人称は「わたし」

・中学時代はバレーが得意だったらしい

・山葉的には「バカそうに見えるが意思のはっきりした娘で、相手を立てるべきときはちゃんと立てる」良いやつ

・チャーミングで、ちょっとおバカで、スタイルもそこそこ

※アイコンは自作です

山葉美砂

・やまは/みさ

・1年B組

・1月22日生まれ

・15歳

・彩ケ崎中学出身

・家庭部

・電車通学

・山葉譲二の1歳違いの妹

・父の転勤の関係で1年の半分は譲二と2人だけで暮らしている

※アイコンは自作です

紅村涼子

・べにむら/りょうこ

・2年N組

・出席番号:30

・5月3日生まれ

・16歳

・彩ケ崎東中出身

・電車通学

・初期の主人公級キャラ

・ひょんなことから山葉に告って付き合うことになるが、山葉は何とか別れたいと思っている

・なんだかんだで結構可哀想な立ち位置のキャラ

・小5のときに家族の転勤で関西方面からやってきた

・メガネっ娘

※アイコンは自作です

一ノ瀬かすみ

・いちのせ/かすみ

・2年N組

・出席番号:5

・5月15日生まれ

・16歳

・茶道部

・彩ケ崎中学出身

・電車通学

・山葉譲二の幼稚園からの幼馴染。小学校で同級だった最後は6年生で、中学3年間はクラスが同じになることはなかった。譲二の妹・美砂のことも知っている

・おとなしく、相手を慮る気持ちが強い

・自宅は彩ケ崎駅南商店街の蕎麦屋「香澄庵」

・呼びかけ方は「山葉くん」。一人称は「わたし」

※アイコンは自作です

紫村かえで

・しむら/かえで

・2年N組担任(1~3年まで同じ)

・12月6日生まれ

・25歳

・中高大とも美咲女子

・国語担当

・紫村かなでの妹

・面倒見が良く生徒みんなから好かれている

・姉のかなでと一緒に伏木教頭の伯母が経営しているアパートに住んでいる

・軽自動車のコニーに乗っている

※アイコンは自作です

紫村かなで

・しむら/かなで

・2年K組担任

・10月9日生まれ

・26歳

・中高大とも美咲女子

・英語担当

・紫村かえでの姉

・妹かえでよりは性格がきつめ

※アイコンは自作です

穐山冴子

・あきやま/さえこ

・2年N組

・出席番号:1

・7月3日生まれ

・16歳

・フェンシング部

・内部生

・電車通学

・東京市赤坂区

・一応は電車通学

・1人娘で父親は軍人上がりの華族で会社経営者。金持ち

・同じく内部生の紀伊國蓮花と中学からとても親密

・穐山と紀伊國の父親同士は実は仕事での縁が深く旧知。そのため穐山も紀伊國も子供時代からお互いを知っていた

・紀伊國のことは「蓮花」。それ以外も男女問わず呼び捨て。一人称は「わたくし」

・いろんなシーンで登場する準メーンキャラ

※アイコンは自作です

鶯谷ミドリ

・うぐいすだに/みどり

・2年N組

・出席番号:6

・8月25日生まれ

・たぶん16歳

・出身中学設定なし(内部生ではない)

・自宅は東京市淀橋区

・通学手段不明

・一人称は「あたし」「あたしゃ」

・校内の情報に精通しており、ヤバい情報や資料を多数持っている敵に回してはならない女

・たまにしか登場しない

※アイコンは自作です

織川姫子

・おりかわ/ひめこ

・2年N組

・出席番号:7

・2月11日生まれ

・16歳

・内部生

・電車通学

・自宅は横濱。ここからはるばる通っている

・ティーンズ雑誌の街角美少女に選ばれたことがある

・山葉を山葉と呼び捨てで呼ぶ数少ない女子

・一人称は「わたし」

・呼びかけるとき必ず「やあ」で始まる

・登場回数は少なめ

・アイコンは自作です

柏木踊子

・かしわぎ/ようこ

・2年N組

・出席番号:8

・6月13日生まれ

・16歳

・吹奏楽部

・彩ケ崎中学出身

・電車通学

・かすみの実家・香澄庵近くにある小料理屋の娘で、商売柄親同士も仲がいい。かすみとは幼馴染

・後半は比較的登場回数が多い

・山葉と東城に何度かぱんつを見られる

・アイコンは自作です

紀伊國蓮華

・きのくに/れんげ

・2年N組

・出席番号:10

・11月21日生まれ

・16歳

・フェンシング部

・内部生

・電車通学

・自宅は東京市麻布区

・絶えず穐山とともにいる

・穐山のことは「冴子さん」と呼んでいる

・紀伊國と穐山の父親同士は実は仕事の縁で旧知。そのため穐山も紀伊國も子供時代からお互いを知っていた

・非常に清楚な出で立ちでモテるはずだが、穐山がいつもそばにいるので男は寄りつけない

※アイコンは自作です

来栖マリ子

・くるす/まりこ

・2年N組

・出席番号:12

・12月24日生まれ

・16歳

・内部生

・電車通学

・天然。ドジ。料理がゲロマズ(らしい)。憎めない性格

・入学したての主人公たちを校内探検に誘ってくれた

・物語の至る所に出没する

※アイコンは自作です

ジェシカ・ライジングサン

・6月30日生まれ

・2年N組

・出席番号:18

・16歳

・Jessica Risingsun

・アメリカ人の留学生でオタクだが、日本全般の知識が豊富

・同じアメリカ人のレナーテに誤情報を吹き込むことがあり、それが元でレナーテと犬猿の仲

・銀行支店長の家にホームステイしていたが、支店長が不正融資で逮捕され紫村姉妹の家に転がり込む

・本編での登場は少ないが番外編「紫村姉妹の居候」と「ジェシーとレナ」では主役扱い(連載が終わったら公開します)

※アイコンは自作です

慈乗院和歌男

・じじょういん/わかお

・2年N組

・出席番号:19

・10月3日生まれ

・16歳

・太刀川第2中学出身(太刀川市)

・自転車通学

・かえで先生のことが大好きな男子生徒

・中学ではバスケ部だった

・モブだったが、なんだかんだで後半は重要な役割を持つ

・親が、生まれるのは女の子なので「和歌子」って名前にしようと決めていたが、男だったのでヤケクソで和歌男にしたらしい(ただし風説の類)

船橋弥生

・ふなばし/やよい

・2年N組

・出席番号:29

・1月28日生まれ

・16歳

・彩ケ崎南中学出身(御山、吉村と同じ)

・体型はちょっと太めらしい(山葉の見立て)

・物語後半での登場頻度が非常に高いキーキャラ

※アイコンは自作です

御山沙貴子

・みやま/さきこ

・2年N組

・出席番号:33

・8月15日生まれ

・16歳

・彩ケ崎南中学出身(船橋、吉村と同じ)

・バレー部(後に主将)

・電車通学

・物語のとても重要な人物

・1年のとき山葉に着替えを覗かれて以来、山葉のことを徹底的に敵視している

・とても執念深い性格

・同じ中学出身の船橋による中学時代の回想が恐ろしい

※アイコンは自作です

吉村莉緒

・よしむら/りお

・2年N組

・出席番号:38

・11月7日生まれ

・16歳

・彩ケ崎南中学出身(船橋、御山と同じ)

・母親は死んでおり父親が男手ひとつで育てた。学費免除の特待生で入学

・実は美形

・おとなしい性格でクラスでも仲の良さそうな同級生はいないようだが、後半から出番が増える

※アイコンは自作です

レナーテ・バックマン

・2年N組

・出席番号:40

・2月24日生まれ

・16歳

・Renate Bachmann

・セミロングの金髪で青い目。日焼け対策で夏でも白の中間服を着ている

・横里米軍基地の軍医である父親について母と妹とともに日本に来たので留学ではない

・中学までは基地内のスクールだったが高校から神姫に入った

・兄もいるが本国で大学生

・ジェシカにはめられ変な日本語で恥をかかされることが多い

・春菜と仲がよくお泊まりに来たこともある

・日本語で「小川麗菜」という当て字の名前を持っている。ジェシカと吉村が考案したもの

※アイコンは自作です

小錦厚子

・こにしき/あつこ

・理事長兼校長

・誕生日設定なし

・年齢不詳だが60歳は超えてるだろう(山葉の想像)

・かつては国語教員だった

・なぜだか男には「セニョール」と話しかける(が、スペイン系ではない)

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み