一 落下

文字数 7,340文字





 二〇二七年、十一月十九日、金曜、二十三時。
 帝都近郊R市、
 帝都大学大学院工学研究科、化学工学系列、高分子物性工学系、第一研究室。

 谷底の霧の中から玄武岩の柱状節理がせまり、ゆっくり身体が回転した。玄武岩の先端に後頭部がぶつかった瞬間、
「わあっ!」
 と叫び声をあげた瞬間、気がついた。

 目を開けた。天井の白い石膏ボードが見える。シューと音をたてて赤々とガスストーブが燃え、コチコチと壁の時計が秒を刻んでいる。
 省吾は暖まったリノリュームの床から起きあがり、ソファーベッドに座った。
 床で後頭部を打った・・・。
 後頭部に手を触れる。外傷はない。
 谷底に落ちたのは夢だった。現実でなくて良かった・・・・。

 机の目覚し時計が鳴った。
 二十三時。二〇二七年、十一月十九日、金曜。
 卓上カレンダーも、二〇二七年、十一月十九日、金曜だ。記憶がはっきりしない。床で後頭部を打ったせいだ・・・。
 なんで、この時間に目覚し時計が鳴るんだ・・・。ああ、実験中か・・・。重要な事は記憶してるみたいだ・・・。
 何か探してたはずだ・・・。何だったろう・・・。

 実験管理室から大実験室を通って廊下へでた。
 廊下から教授室の隣の実験室へ入って、測定して実験装置を止め、照明を消して廊下へでる。実験室のドアをロックして、教授室のドアにある小さな穴(ドアの裏側にキイボックスがある)にキイを入れ、大実験室に隣接した実験管理室へもどった。ここには十脚の机と、専門書が並んだ書棚、徹夜実験に備えて、ちょっとした炊事ができるキッチンセットとソファーベッドがある。学生はここで実験結果を整理する。

 コツコツと廊下に靴音が響いた。大実験室のドアがノックされて、
「こんばんは、夜分すみません」
 女の声がする。

 実験管理室のドアを開けて見た。
 黒のタートルネックのセーターに、ダークグリーンのグレンチェックウールスーツを着たポニーテールの女が、大実験室のドアから顔をのぞかせて大実験室に入ってきた。女に見覚えがあるが思いだせない。

「ああ、よかった~。あなたがいて」
 女は黒の皮手袋の手で、黒のアタッシュケースと大きな紙の手提げ袋を持っている。省吾より頭ひとつ分背が低く、コートは着ていない。タイトなスカートから伸びた黒い厚手のストッキングの脚が寒そうだ。

「名刺ができたの!はい、これ!」
 女は親しそうに名刺を差しだした。紅が落ちた乾いた唇の間から、白い歯を見せてほほえんでいる。
 女の名は横山理恵。急成長している英会話教材機器販売のバイリンガル社社員だ。一定の営業成績を出せば昇進して管理職へ進む予定との事。今日も夜まで営業していたらしい。
 女のポニーテールの髪は、北関東特有の季節風に晒され、薄汚れて化粧が剥がれ落ちそうに見える。小顔の頬は寒さで強張り、血色を無くした乾いた唇は割れ、渇ききった口から口臭が漂うような気がする。

 省吾は一瞬、深夜の大学内の研究室で二人きりだから、女が襲われても誰も気づかない、
 あるいは、身体を張って営業成績を上げようなんて考えてるんじゃないかと思った。
 名刺を受けとらずに無愛想に追い返した方がいいと思ったが、なぜか、女のまなざしとほほえみに、安堵と懐かしさを感じ、
「田村です」
 名刺を受けとった。すると、女が妙な顔で省吾を見つめた。

 妙な顔で省吾を見つめる女に、
「寒いから中に入って・・・。
 二部の、ああ、工学部の夜間部の授業が終って暖房が切れたから冷える。お茶をいれる。
 トイレは廊下の先。エレベーターを降りて右に曲がってここに来ただろう。左へ曲がればトイレ。あそこに表札が見えるよ」
 省吾は大実験室のドアを開け、廊下の非常灯の先に薄ぼんやりと見える表札を示した。

 また、女が懐かしいほほえみを浮かべた。
「じゃあ、トイレに行ってくる。荷物、預かってね」
 女はアタッシュケースと手提げ袋を床に置いた。
「ああ、いいよ」
 省吾は廊下へでて照明を点けた。
 女は明るくなった廊下を歩いていった。


 女がトイレからもどった。
 女を実験管理室に入れて、
「そこに座って。コーヒーをいれる」
 ソファーを勧めて、ガスストーブを女の近くへ引いた。
 女の気分を害さぬよう、省吾は笑顔で話した。
「最初にこれだけは忘れないでほしい。どんなに説明されても、今は、英会話を勉強する気はないんだ」

 カップにインスタントコーヒーをいれ、窓際の電気ポットから湯を注ぐ。
「いくつ?砂糖は・・・」
 ポットの隣の角砂糖を示した。
「二十三・・・」
 女はガスストーブに手をかざしたままいった。
「砂糖だよ」
 ふりかえって女を見た。
「ああ、二つだよ」
 女は顔を赤くしている。

 省吾はカップに角砂糖を二個入れてスプーンでかきまわし、ソファーテーブルの女の傍に置いた。省吾自身のカップに湯を注ぎながら笑顔でいう。
「冷めないうちに飲んで・・・。今、修士課程の一年だけど、修士論文の実験で、英会話を勉強する余裕がないんだ」
 過去の自分なら、笑顔の会話などしない。相手を無視し、『携帯電話に翻訳ソフトが搭載されるから、英会話は必要ない』と主張し、容赦なく断ってる・・・。
 妙だ。過去なんていうのは、現在の自分が別人みたいだ・・・。
 省吾は苦笑した。

「余裕がなければできないよ・・・。兄が、今夜は実験してるって話してたから来たんだけど、いなくって・・・。
 友人の研究室を聞いてたから、あなたに会えると思ってきたの」
 女はカップを手にとって口へ運び、一口飲んで、
「あ~ぁ、暖まる・・・」
 ほ~っと溜息をついている。

 女の名、横山から、省吾は、この研究室の大学院修士課程二年の山岸大を訪ねてくる、合成化学工学系修士課程二年の横山讓を思いだした。
「合成化学工学系の、読書好きで、初版本マニアの眼鏡の横山さん・・・」
 山岸大と横山讓は二人とも気さくで聡明、優秀だ。だが、この女の記憶がないため、女の事はわからない。
「うん・・・」
 女は手を暖めるようにカップを両手で持っている。足をストーブに近づけているが、冷えた足が暖まらないらしい。

「靴を脱いで、ストーブの前に脚を伸せば暖まるよ」
 女が靴を脱いでストーブの前に脚を伸ばせるよう、椅子をストーブの前に引いた。
「脚を伸ばして、足をよくマッサージしたほうがいい。ずっと歩いてたんだろう。暖めて血行を良くしないと、疲れが取れない・・・」
 省吾は当然のように女の左足に手を伸ばした。
 女が一瞬身構えたが、省吾は靴を脱がせて足をストーブの前の椅子に乗せてあげた。
 何事もなく冷えた脚が伸びると、安心したのか、省吾か右足から靴を脱がせても、緊張した様子を見せなかった。
「誰にも優しいの?こんなに?」
 女はカップを口へ運びながら省吾を見つめた。
 まだ警戒しているのか・・・。
「優しくない・・・。初めてだ」
 省吾の言葉に、女がほっと溜息をついて肩の力を抜いた。
 省吾は机のカップを取り、コーヒーを一口飲んでカップを机に置いた。本当に初めてだろうか・・・。
 省吾は女の足に手を触れた。冷たい。
 女は、一瞬、足を引こうとしたが、そのままにしている。省吾の手を暖かく感じたようだ。
 省吾は、女の脛と脹脛から指先まで、動脈と静脈の拡張と良好な血液循環をイメージし、血液が循環するのを祈って優しくマッサージした。
 過去にも女をマッサージした事がある・・・。だが、この女より年上だ・・・。誰だろう・・・。

「なぜ、脚をさすってくれるの?」
 女がカップをテーブルに置いた。上着を脱いで膝にかけている。女からかすかな香りが漂った。懐かしい香りだ・・・。
 女がふたたびカップを手に取った。何か話してほしいらしい。
「ここから、家庭教師してる家まで歩くんだ・・・」
 女は靴の中で蒸れた足を気にしているが臭いはない。
「・・・この時期から春まで北風が強いから自転車は使えない。たいていバスの時間が合わなくて歩く。ストーブだけの部屋で家庭教師してると、身体は暖まるが、冷えた足はなかなか暖まらない。炬燵ならすぐ暖まるのに・・・」
 省吾は女の足の指先から甲、脛へ、そして、指先から土踏まず、踵、脹脛へ、左右の足から脚へ血行が回復して足が暖まるまで何度もマッサージした。
「これで、体調も良くなるよ」
「・・・」
 女はソファーの肘掛にもたれている。眠ったようだ。
 女の手から、ほぼ空になったカップを取って、テーブルに置いた。


 女が目を開けた。
「あ~、ありがとう。気持ち、良かった~」
 脚をさすっている。
「もうじき日付が変る。今日はどこへ泊る?」
 省吾はそろそろ家に帰りたかった。

 帝都大学大学院工学研究科は、修士課程と博士課程が帝都大学工学部に併設している。
 帝都大学工学部に入学して帝都大学本部があるB市の教養部で一年を過し、二年からここR市の工学部課程に移り、大学院工学研究科修士課程一年まで、大学から歩いて十分ほどの距離にある平屋の一戸建てに住んでいる。同じ敷地に大家の家と、七戸の貸家と、貸家を改築した文字焼きの店がある。

 省吾は女に聞いた。
「もしかして、横山さんの所に泊めてもらう予定だった?」
「予定だった・・・。そう、予定だった・・・」
 女はあわてた様子で省吾を見て、何かいいたいそうに苦笑いした。
「兄さんと、連絡はできた?」
「携帯に電話したけど、電源、切ってた・・・」
 女は恥ずかしそうに薄笑いして脚をさすった。

 女の態度から、
「もう深夜だ、今さら今夜の宿泊先を探せないから、あんたの所に泊めてくれないか?」
 といいだせずにいるのを省吾は感じた。そして、
「泊まれば、何かされるだろうなあ」
 とである。かなり気の強い、それでいて投げやりな性格に思えるが、俺といたいのが本音らしい。さびしがり屋なのだろう・・・。

「深夜で下宿の大家に電話できないから、直接、兄の下宿に行ってみる」
 横山譲が留守なら、女は漫画喫茶や深夜喫茶のような所で一夜を過すつもりらしかった。
「横山さんの下宿はどこ?」
「境田」
 女はすぐ近くだと思っている。
「家庭教師してる家のはるかに先だ。ちょっと待ってて・・・」
 境田はここから十キロ以上離れているはずだ・・・。

 大実験室の書棚から住宅地図を持ってきて机に拡げた。やはり、境田はこの市の外れだ。十キロ以上離れている。目的の住所はさらに国道からそれた寂れた地域にあった。
 女がいう。
「タクシーで行くしかないか・・・」
 目的の住所の周囲に、日常生活に必要な商店街もマーケットもない。もちろん繁華街も病院も役所もない。農地が広がっている。
 横山讓の下宿から帝都大学工学部に来る途中、境田地域の大学寄りに、山岸大の家があり、他にも修士課程の学生が何人か農家に下宿している、と山岸大から聞いたことがある。
 横山讓が、なぜ、こんな所に住んでいるのか理解できなかったが、車で通学する横山讓や山岸大には、友人関係と勉学面で都合が良いのかも知れない。

「朝までここにいたら、いけないかな・・・。明日、土曜は休みでしょう?」
 女が確かめるように省吾を見ている。
「土曜でも研究員や学生は実験してる。夜通し部外者がいると問題になるんだ。
 炬燵で雑魚寝でよければ、俺の家に泊ればいい。狭い一戸建ての借家だ・・・。
 手なんかださないよ」
 省吾は女に何かしようなどと考えていなかった。なぜ泊めてくれるのか問われても、理由はない。それに、女は横山讓の妹にまちがいなさそうだ。女が省吾の家で何かしても、家にあるのは学術専門書とモーザのノートパソコンと携帯電話、趣味の絵画具、スキー、TVとオーディオ機器だけだ。失って困るのは専門書とモーザだけだ。どれも女が持ってゆく代物ではない・・・。
 モーザのノートパソコン?メーカーはどこだ・・・。思いだせない・・・。

「わかった・・・」
 女は靴を履いて上着を着た。
「お願いします。泊めてください」
 改めてソファーに座りなおし、ぺこりと頭を下げた。
「八畳一間と台所にトイレと風呂がついた一戸建ての狭い平屋だ。布団が二組あるから、炬燵のそばに布団を敷いて脚を入れて寝る。炬燵をはさんで俺がいてもいいな?」
 省吾は炬燵と二組の布団の位置関係を説明した。
「いいよ、あなたなら。兄なら嫌だけど」
 女はシンクを示し、
「カップ、ここで洗うよ」
 使ったカップを洗いはじめた。
「誰にも気になることはあるさ」
 女は横山讓のニキビ跡のあばた顔を気にしているらしかったが、横山讓の記憶も定かではない。やはり、ソファーベットから落ちて頭を打ったせいらしい・・・。
 省吾はガスストーブを消して元栓を閉め、換気用にわずかに開けていた窓を閉めて施錠し、電気ポットのコンセントを抜いてシンクに湯を流した。
 女は手馴れた様子でカップを洗い、シンクの食器籠に入れた。

 ショルダーバッグに専門書を詰めた。女は、隣の机にある省吾のブレザーコートを取って渡してくれた。
「ありがとう」
 女に礼をいってタートルネックのセーターの上に着た。受話器を取って、これから実験室をでます、と守衛所へ伝えた。
「さあ、でようか」
 省吾はショルダーバッグを肩にかけた。
「はい」
 女はアタッシュケースと紙の手提げ袋を持って実験管理室をでた。
 省吾は実験管理室を消灯した。

 女とともに大実験室からいったん廊下にでて廊下の照明を点けた。女を廊下で待たせ、大実験室にもどって照明を消して廊下へでてドアを施錠し、キイを事務室のドアの、キイボックスにつづく穴へ投下し、
「さあ、行くよ」
 エレベーターホールへ歩いた。
 廊下を消灯して、待機しているエレベーターに乗り、十階から一階へ降りる。
 女からかすかに、あの懐かしい香りが漂った。
 これは、大好きな匂いだ・・・。女の優しいまなざしを感じる・・・。

 一階の玄関ドアは開いていた。高分子物性工学科二部(夜間部)の事務室と研究室に照明が灯り、まだ実験しているらしい。
 高分子物性棟の南側の正面玄関をでると、通路は広い庭を抜け、帝都大学工学部の正門へ通じている。大学構内から見ると、正門右手に守衛所、右手手前に大学創設当時の木造の記念館、正門左側に学生会館、左手前に、工学部と大学院工学研究科の管理部門を兼る中央管理棟がある。

「家は、大学の裏から行くんだ」
 高分子物性棟の正面玄関でなく、裏手北側のガラス張りの玄関ドアを開けて外へでた。
「ここは一晩中、自由に出入りできるの?」
 女は、実験がつづいている不夜城のような各科の棟を不思議そうに見あげている。
「実験で居残る場合、キイを借りて中に入るから、所属研究室の許可が必要だ」
 省吾は女をともなって歩きだした。
「それに、玄関ドアを開けておいてもらうから、守衛所に連絡する。だから、部外者が宿泊すると、何かあった時、問題になるんだ」

 月はでていなかった。星空を宇宙ステーションらしい大きな輝点が南西から北東へ移動している。
 飛行体を見あげる女が、怯えたように震えた。身体がふらつき足どりがおぼつかない。
「だいじょうぶか?」
 省吾は歩道が見えていた。
「偵察艦が地上をのぞき見してる・・・。
 ぞっとするけど、いつものことだから・・・」
 女は想像で話しているらしい・・・。確かに、宇宙艦が高高度からあらゆる情報を収集し、人間の思考まで読みとっていれば、ぞっとする・・・。あり得るかもしれない・・・。
「道路が見えるか?」
「よく見えない・・・」
 女は暗がりが見えないようだ。
「ケースと紙袋を持つよ。それと、左手をかして」
 一瞬、女が身構えた。
「だいじょうぶ、重くないよ」
「大学の構内をでれば、国道のくたびれた歩道と県道を十分くらい歩くんだ。この暗がりで転んだら怪我する。さあ、重い方を持つからかして。それから左手も・・・。
 襲ったりしない・・・」
「わかった」
 女からアタッシュケースを受けとり、左手に持った。そして右手で、差しだされた女の左手を握った。最初に見た印象とちがい、しっとり湿った手だった。
「俺が左側を歩く。つまずかないようにする。安心していい」
「道路が見えるの?」
 不思議に思う女の顔が見えた。
「星明りなら道路に何があるかはわかる。あんたの顔もわかる。細かな表情はわからない」
「便利だね」
 女の警戒心が消えた。女の手から穏やかな感情が伝わってきた。記憶に残る懐かしい感情だ。誰だったか思いだせない・・・。

「聞いていい?」
「ああ、いいよ」
 省吾の声は、いっしょに散歩してる家族に答える声だ。
「なぜ、泊めてくれるの?」
 女から、手をださないなら、理由は何?それとも、だまして手をだすの?と思いが伝わってきた。省吾の顔が見えなくても、何かを感じとろうとしている。
 省吾は道路を見ながらいう。
「手はださないよ。確かめたい事があるんだ」
「何を確かめたいの?」
 女が手をふりほどくと思ったが、女は省吾の手を強く握りしめている。女の手が熱くなった。気持ちの全てを省吾に向けている。
「俺の事だ・・・」
「私が関係する?」
 のぞきこむような女の視線を感じる。
「あんたが訪ねてくる前、研究室のソファーをベッドにして仮眠した。そしたら、ベッドから落ちて頭を打った。記憶がはっきりしない。だから、関係するか、まだわからない」
「くくくっ・・・」
 女が笑いをこらえている。
「おかしいか?」
 そういった瞬間、この女と暮らした記憶と、そうしたい思いが湧いてきた。
 過去の俺は、あまりに警戒しすぎて、そのくせ、先を急いでへまをして最後に手を抜いた。結果が同じなら、周囲の提案に従って思いきって事を成すべきだ・・・。探していたのはこの女か?この思いは俺の思いか?それとも、どこかの文章や映像の記憶か?この女は何者だろう?

 高分子物性棟の北へでた。化学工学系列の各科がある四棟の横を北へ歩き、外灯が明るい図書館の正面をまわって機械工学系列の四棟の裏を抜け、電気電子工学系列の五棟と情報工学系列の四棟の裏手手前で、大学の敷地の北東から裏門の守衛所を抜けて構内をでた。
 情報工学系列の建物の先に建設工学系列の八棟があり、この工学部に隣接する敷地に、理学部がある。
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