Ⅸ Parallel Universe① ノア計画 テレス連邦共和国の礎あらすじ

文字数 674文字

 ストーリーは、Jが、攻撃用球体型宇宙戦艦〈オリオン〉の提督にして、オリオン国家連邦共和国の総統と名乗って、オリオン渦状腕深淵部の惑星を、悪辣な獣脚類の支配から解放した時代より、八百年ほど溯る・・・。

 オリオン渦状腕ヘリオス星系の惑星ガイア歴二〇五六年。
 惑星ガイアの人類は人口増加と異常気象による食糧難に遭遇していた。
 ハワイ、マウナケア天文台のジョージ・ケプラー博士のもとに、テレス星団の惑星キトラのキトラ帝国から、帝国が用意した二つの惑星へ移住するよう、人類救済の手が差し伸べられた。しかし、これが人類を食糧にするためのキトラ帝国(獣脚類の帝国)がしかけた罠だと気づいた人類は、惑星移住計画・『ノア計画』を実行して、惑星移住者を乗せたアポロン艦隊を惑星キトラの静止軌道上にスキップ(時空間移動)し、惑星キトラを包囲した。
 首都スザーラ上空の巨大攻撃用球体型宇宙戦艦から惑星移住計画の責任者ケプラーが挨拶映像を送ると、キトラの検閲官の連絡艇が攻撃用球体型宇宙戦艦に飛行してきた。
 AIクラリスは検閲官から、キトラ人が人類を食糧にしようとしている証拠を発見し、アポロン艦隊のカスミ総司令官はキトラ帝国に証拠を突きつけて宣戦布告した。
 アポロン艦隊にキトラの宇宙戦艦と惑星キトラから攻撃が続くが、アポロン艦隊は強固な多重位相反転シールド張ってキトラの攻撃を退け、AIクラリスが開発した巨大エネルギーのヒッグス粒子弾を放って、惑星キトラ帝国をソドムとゴモラのごとく壊滅する。
 これを機にヒューマはテレス星団に入植し、テレス星団の惑星開発の礎を固める。
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