第7話

文字数 614文字

神さま仏さま、そして読者のみなさまに、おねがい。

ぼくを見捨てないで!

なんて。昨日、ついに職場でやってしまいました。あいさつしてもなかなか返ってこない先輩がいるのですが、その人に、利用者さんたちが帰った後のミーティングで絡んでしまい、「俺を全否定している」と言わしめてしまいました。

その先輩の信条は、「面白おかしく」で、ぼくとは始めからなんとなく合わない。けれどもできうる限りその人に沿うようにこの三か月間というもの、おとなしくしていたのだけど、ついに我慢できなくて絡んでしまいました。絡んだというか、突っかかったというか。

それでぼく自身が怖くなって調子を崩してしまい、今日は会社を休むと言ってあります。

会社には、ニコサービスの方との三者面談の際、「爆発がある」ことを言っているので、「ついに来たか」って感じかもしれませんが、この後どう収めていくのか、お互いに考えねばなりません。

「面白おかしく」は確かにすぐれた方法だとは思うけれど、唯一無二の方法ではない。面白くもおかしくもなんともないけれども、でも是とせらるることが世の中にはあると思う。否、真の「面白おかしく」は、表面的な面白さを否定したところにしか咲き誇りえないのではないか?

ぼくもその先輩も、お互い独善的なところがある人間だけれども、今回のことをむしろ良き糧として、少しでも理解しあえたらなと思う。

そうは言いつつも、なかなかに苦しくて、今は、ちょっとした闇の中にいます。

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