第12話

文字数 806文字

私見では、政府は、宇宙人の存在に関して何かを隠していると思う。

少なくとも、UFOの技術に関してはすでに何かをつかんでおり、ただそのことを万民が知るのは望ましくないと考えるやつが、支配層の中で影響力を持っているのだろう。

有名人が死ぬ、殺される、という事に関しても、なにか釈然としないものがある。

ジョン・F・ケネディやジョン・レノンの死。あたかも、これ以上人類に有益な影響を与えられては困ると言わんばかりの、突然の、暴漢による殺人。

この事とUFOや宇宙時代のこととは何か関わりがあるように思うのだが。

宇宙時代が来る時、我々は孤独な星の住人として凍り付いた宇宙に出ていくのではない、と思う。神話の時代から、おそらく宇宙人と我々は、ごく限られた接触を持ってきた。その事に我々民があまりに意識的になりすぎては困ると考える人たちが、たぶん支配層の中には、いる。

その人たちが真の宇宙時代の到来を妨げているのではないだろうか?そして彼らはことさらに、『金で宇宙は買える』とでも言ったイメージを広めようとしているように思える。

浮遊する円盤のテクノロジーについては、すでに人類は何かをつかんでいる。ただ、それを実用化するのはいささか遠い未来になるかもしれない。にぎやかな宇宙、大宇宙連携に向けて人類が心を合わせて進むときには、科学はにんげんを追い詰める今の性質を祓い清めて、東洋思想をはじめとする、科学以前の思想たちとの融和を達成しているだろう。(大宇宙時代を迎えるに当たって、主役となるのはそれでも科学の進歩だろう)そしてその時には、南北問題、自由と貧困と平等の問題をも人々は解決しているに違いない。

その時こそ、真の意味で宇宙に乗り出す、大宇宙連携の条件は調うのである。そんな未来が考えられるか、それともこのまま環境の破壊と共に大量自殺によって滅んでいくのかは、

神ですら決められない、他ならぬぼくたち自身が自分の手で決めることだ。
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