31 『無花果』チューターによる添削原稿   

文字数 390文字


 Sチューターが添削してくれた原稿が、今日になって見つかった。
 というよりは、気づいたというのが正確なんだけどね。

 A4用紙に12.5ポイントの文字を2段で埋め尽くしているのは、20人近くいるクラス全員に配ので、なるべくプリント枚数を少なくするためなんだ。
 400字詰めの原稿、30枚『無花果』が7枚ですんだ。

『無花果』を書く前は、200枚ぐらいの作品を描いていたから、プリント用紙と黒インクの消費量が物凄かったよ。
 
 忙しくて自分でプリントアウトが出来ない人は、専門の業者さんに頼むので、組会に提出するために2万円ぐらいの費用がかかるとこぼしていたな。




 
 狭い空白部分を更にSチューターの文字が埋め尽くす。





 迸(ほとばし)る感情を伝えてくれる文字と文章だ。





 いまは読むことが出来なくなってしまったんだけど、記憶の中にはしっかりと残っている。








 ぼくをいまも支えてくれているんだ。






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