第28話 意地を張らず年相応に生きる

文字数 600文字

家族から人間ドックを受けたほうがいいと言われます。
歯が痛いとか転んで骨を折った時等は病院に行きます。
それ以外は病院には行きたくないですね。

人間ドックは最新機器で体や脳をチェックします。
小さな兆候から病気を未然に防ぐ事はわかっているのです。

昔は人間ドックなんてなかった。
年老いて体が弱るのは自然だし死ぬ事は寿命と思っていた。
親父の時代はみんな動けなくなるまで働いていた。
それでもけっこう長寿だった。
毎日の食事はいい物を食べていなかった。
冷暖房のついたようないい所に住んでいなかった。
着るものは暑さ寒さが凌げればそれでよかった。
それが当たり前だった。

自然のままに生きていた。分相応の生活だった。
働く事は「体の健康」のため。
考える事は「頭の健康」のため。
感動し共感することは「心の健康」のため。
あまり欲をかこうとしなければ、いつまでも健康でいられる。
我欲がストレスになって体を壊すような気がする。
お互いがストレスもなく気楽に生きていた。
近所付き合いも今ほど神経を使っていなかった。
みんなで助け合って暮らしていた。

今は新しい悩みで新しい病気が増えていく。
あくせく悩まないで1日を自然に生きる事が一番健康ではないかなと思っています。

いよいよ暑い夏の到来ですね。
春夏秋冬、生老病死、誰だって平等です。
人間だって自然の中の動物の一種なんだから仲間同士が助けあいましょう。
そのほうがみんなで幸せに暮らせると思います。


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